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【発明の名称】 浴室用パーテーション
【発明者】 【氏名】長瀬 秀明
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノーリツ内

【氏名】松居 伸明
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノーリツ内

【氏名】鹿田 久喜
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノーリツ内

【氏名】松尾 憲彦
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノーリツ内

【氏名】高根 豪
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノーリツ内

【要約】 【課題】仕切り部材を簡単且つ安定的に設置でき、浴室の一部を仕切ることができ、保管等が容易で、且つ仕切り部材の着脱操作に支障を及ぼすことなく、仕切り部材を堅固に取り付けできるようにする。

【解決手段】仕切り部材3とホルダー部材5とで形成する。ホルダー部材5が、横桟8を備える。枠部9に仕切り部材3を嵌合させて横桟8を介して仕切り部材3を縦に積み重ねる。この仕切り部材3の垂直状の板面3cを押圧して仕切り部材3をホルダー部材5に止め付ける止め具6をホルダー部材5に設ける。止め具6を、板面3cと直交する方向に沿って移動する作動軸6aと、この作動軸6aの外端に設けている操作摘み6bと、この操作摘み6bの外方への牽引操作で変形し、復元力で作動軸6aを内方に移動させてその内端6cを仕切り部材3の板面3cに当圧させるバネ6dとで形成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽側と洗い場側の境に設けられる浴室用パーテーションであって、浴槽の洗い場側のフランジ上面に、起立状態で上下方向に積み重ねられる略四角形の板状の仕切り部材と、上記のフランジ上面が突き当たる壁面に垂直に設けられて上記の仕切り部材の側端が嵌め込まれるホルダー部材とで形成され、上記のホルダー部材がフランジ上面の上方に略水平に配置される横桟を備え、この横桟とホルダー部材とが作る鉤括弧形の枠部に仕切り部材が嵌合されて横桟を介して仕切り部材が縦に積み重ねられ、この仕切り部材の垂直状の板面を押圧して仕切り部材をホルダー部材に止め付ける止め具がホルダー部材に設けられ、この止め具が、上記の板面と直交する方向に沿って移動する作動軸と、この作動軸の外端に設けられている操作摘みと、この操作摘みの外方への牽引操作で変形し、復元力で作動軸を内方に移動させてその内端を仕切り部材の板面に当圧させるバネとで形成されていることを特徴とする浴室用パーテーション。
【請求項2】
請求項1記載の浴室用パーテーションであって、バネは操作摘みの外方への牽引操作で圧縮されるコイルバネで形成され、このコイルバネが作動軸に外装されていることを特徴とする浴室用パーテーション。
【請求項3】
請求項1又は2記載の浴室用パーテーションであって、仕切り部材が、2分割された風呂蓋の各分割片で形成され、止め具が、ホルダー部材の上部と下部に設けられていることを特徴とする浴室用パーテーション。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室用パーテーションに関し、更に詳しくは浴槽側と洗い場側の境に設け、例えばシャワーの飛散を防止できるよう形成した浴室用パーテーションに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種のパーテーションとしては、浴室の浴槽短辺に接する両壁面に水飛散防止部材の取付部材を設け、この取付部材間に水飛散防止部材を架け渡すよう形成しているものがある(例えば特許文献1参照)。
また従来、浴槽側と洗い場側の境の上方にレールを横架し、このレールに防水カーテンを吊るし、このカーテンでシャワーの飛散を防止することも、一般的に行なわれている。
また従来、例えば風呂蓋の収納装置としては、風呂蓋を跨がせて垂下状に収納する蓋保持具を、壁面から少し離して縦軸を中心に水平回転するよう形成しているものがある(例えば特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2002−17597号公報
【特許文献2】実開昭61−136981号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで従来品は、上記の通り、浴室の対向する壁面に取付部材を夫々設け、この取付部材に水飛散防止部材を架け渡す構造であったから、これによると水飛散防止部材を取り付けるとき、入浴者は先ず一方の取付部材に水飛散防止部材の一方側を挿し嵌め、次に他方の取付部材の位置まで移動して水飛散防止部材の他方側を取り付ける必要があった。従って従来品によると、仕切り作業が不便で使い勝手が悪かっただけではなく、従来品はこのように浴槽の長手方向の浴室空間の全長を仕切る構造であったから、一旦、水飛散防止部材を取り付けると、浴槽への出入りがしにくくなる、という問題点があった。
【0004】
また浴槽側と洗い場側をカーテンで仕切る場合は、不使用時にもカーテンが垂らされ、カーテンが、常時、浴室内に露出して配置されるものであったから、浴室内が雑然化し易かった。またカーテンによる場合は、浴槽に出入りするときやシャワーを浴びるとき、カーテンに身体が触れたり、カーテンが身体にまとわり付き易かったから、快適に入浴できない、という問題点があった。
従ってこの種のパーテーションは、入浴の快適性を阻害することがないよう、シャワーを使用するときだけ、簡単、迅速にセットでき、保管や取り扱いも容易になるよう形成されているのが望ましい。しかし取り扱いの容易性等のため、仕切り部材を複数に形成し、例えば上側と下側に分けると、下側の仕切り部材は浴槽のフランジ上面と浴室壁面である程度安定的に取り付けできても、上側の仕切り部材が不安定化するのを避けられない。
【0005】
そこで出願人は、このような問題に鑑み、仕切り部材を浴槽のフランジ上面に載せ、この仕切り部材の側端を、壁面に設けるホルダー部材に挿し込み、このホルダー部材の横桟を介して仕切り部材を縦積みできるよう形成した浴室用パーテーションを既に提案済みである(特願2004−4718号)。
而してこのパーテーションの場合、縦積みした仕切り部材の取付状態が不安定だと、僅かな振動や衝撃でも仕切り部材がホルダー部材から外れて脱落するため、安心して入浴することができないことになる。従ってこの種のパーテーションは、仕切り部材の取付状態が堅固になるよう、仕切り部材をホルダー部材に止め付ける手段が講じられているのが良い。
但しこの場合、止め付け手段の操作に手間取ると、仕切り部材をホルダー部材に取り付けたり取り外しするのに手間暇がかかり、使い勝手が悪くなる。従ってこの種の手段は、操作を簡単、迅速にできるよう形成されているのが望ましい。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、簡単に且つ安定した状態で仕切り部材を設置でき、浴槽の長手方向の浴室空間の全長を仕切ることなく、例えばシャワーが一番飛散する範囲だけ、部分的に仕切ることができ、また保管や取り扱いを容易にでき、しかも仕切り部材の取り付け取り外し操作に支障を及ぼすことなく、仕切り部材をホルダー部材に堅固に取り付けできるよう形成した浴室用パーテーションを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴槽1側と洗い場2側の境に設けられる浴室用パーテーションであって、浴槽1の洗い場2側のフランジ上面1aに、起立状態で上下方向に積み重ねられる略四角形の板状の仕切り部材3と、上記のフランジ上面1aが突き当たる壁面4に垂直に設けられて上記の仕切り部材3の側端3aが嵌め込まれるホルダー部材5とで形成され、上記のホルダー部材5がフランジ上面1aの上方に略水平に配置される横桟8を備え、この横桟8とホルダー部材5とが作る鉤括弧形の枠部9に仕切り部材3が嵌合されて横桟8を介して仕切り部材3が縦に積み重ねられ、この仕切り部材3の垂直状の板面3cを押圧して仕切り部材3をホルダー部材5に止め付ける止め具6がホルダー部材5に設けられ、この止め具6が、上記の板面3cと直交する方向に沿って移動する作動軸6aと、この作動軸6aの外端に設けられている操作摘み6bと、この操作摘み6bの外方への牽引操作で変形し、復元力で作動軸6aを内方に移動させてその内端6cを仕切り部材3の板面3cに当圧させるバネ6dとで形成されていることを特徴とする(請求項1)。
【0008】
本発明の場合、仕切り部材3の枚数は、横桟8の個数に合わせて決定される。即ち横桟8が1本の場合は、仕切り部材3は上側と下側の2枚であり、横桟8が2本の場合は、上、中、下の計3枚になる。従ってここで、鉤括弧形とは、」の形や、]の形を意味する。本発明は、仕切り部材3の枚数を増やしても横桟8によって安定した姿勢で積み重ねることができるから、高さを高くでき、また仕切り部材3の枚数を増減することで高さを自由に変更することができる。なお横桟8は、ホルダー部材5に、例えば横軸10を中心に回動自在に設けられたり、ネジ止め等により設けられる。而して仕切り部材3の大きさは、同一には限定されず、上側、下側で違えられるのでも良い。また本発明の場合、仕切り部材3の嵌合は、通常、ホルダー部材5を断面コの字形、横桟8を断面H字形に形成することで実現されるが、これに限定されるものではない。即ち嵌合構造は、仕切り部材3やホルダー部材5等の嵌合面に、突条や凹溝等の凹凸を形成することで実現されるのでも良い。なおここで、略四角形とは、完全な長方形や正方形には限られず、仕切り部材3は、例えば将棋の駒の形や、或いは周辺に多少の凹凸形や波形等が形成されたり、また角部が丸くとられているのでも良い、ということを意味する。またここで、略水平とは、仕切り部材3を縦積みできる範囲であれば、完全な水平姿勢には限られない、ということを意味する。またバネ6dとしては、ホルダー部材5内の適宜位置に設けられる板バネやコイルバネがある。
【0009】
而して本発明の場合、バネ6dは操作摘み6bの外方への牽引操作で圧縮されるコイルバネで形成され、このコイルバネが作動軸6aに外装されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、簡単な構成で確実に且つ安定した状態で作動軸6aを内方に移動させることができるからである。
【0010】
また本発明は、図1Aに示されるように、仕切り部材3が、2分割された風呂蓋の各分割片で形成され、止め具6が、ホルダー部材5の上部と下部に設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、浴槽1のフランジ上面1aを仕切り部材3の置き場所として利用でき、また蓋を仕切り部材3として有効利用するため、本発明品を安価に提供できるからである。またこの場合は、ホルダー部材5の上部と下部の位置で、仕切り部材3としての風呂蓋を止め具6で夫々固定する構造であるから、止め具6が横桟8と協働して仕切り部材3の止め付け状態を堅固にできるからである。なお仕切り部材3としての風呂蓋は、仕切り時に入浴者に圧迫感を与えることがないよう、浴槽1側、洗い場2側の双方から透かして見ることができるよう、透明、或いは半透明に形成されているのが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、このように仕切り部材とホルダー部材とで形成され、仕切り部材を浴槽のフランジ上面に横桟を介して縦積みし、止め具で仕切り部材を横から押圧してホルダー部材に止め付け可能に形成しているものである。
従って本発明の場合は、簡単に且つ安定した状態で堅固に仕切り部材を設置でき、また浴槽の長手方向の浴室空間の全長を仕切ることなく、例えばシャワーが一番飛散する範囲だけを仕切ることができ、仕切り部材を設置しても浴槽に出入りできる。またこれによると、仕切り部材が分割されているから、保管や取り扱いが容易になり、使い勝手が良い。
また本発明は、止め具の操作摘みをバネの弾発力に抗して牽引し、仕切り部材をホルダー部材に嵌め付けた後、操作摘みから手指を離すことで仕切り部材をホルダー部材に簡単に止め付けることができる。また仕切り部材をホルダー部材から取り外すときも、操作摘みをバネの弾発力に抗して牽引することで、仕切り部材の止め付け状態を簡単に解除できる。
従ってこれによると、仕切り部材の取り付け取り外し操作に支障を及ぼすことなく、仕切り部材をホルダー部材に堅固に止め付けることができ、仕切り部材の不用意な脱落を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面に従って説明する。
本発明は、図1に示されるように、浴槽1側と洗い場2側の境に設けられるものである。1aは、浴槽1の洗い場2側のフランジ上面である。本発明は、このフランジ上面1aに起立状態で上下方向に積み重ねられる略四角形の板状の仕切り部材3と、フランジ上面1aが突き当たる壁面4に垂直に設けられて仕切り部材3の側端3aが嵌め込まれるホルダー部材5とで形成されている。
【0013】
上記の仕切り部材3は、この実施形態では同じ大きさに2分割された風呂蓋の各分割片で形成されている。この仕切り部材3としての風呂蓋は、透明状に形成されると共に、周縁に全周にわたって軟質性の保護材3bが取り付けられている。また上記のホルダー部材5は、仕切り部材3の側端3aが挿し入れられる溝状金具51と、仕切り部材3の側端3aを嵌め付ける嵌め込み部52とを備えて形成されている。
【0014】
溝状金具51は、例えば金属板が断面コの字形に折り曲げられ、スリット状の開口51aを浴室内に向けてベース材53に固定されている。このベース材53は、形状は自由であり、例えば溝状金具51の側面を覆って溝状金具51を内包するよう形成されているのでも良い。また嵌め込み部52は、先端を対向させた左右一対の突出し部52aを有して形成され、この突出し部52aの間に仕切り部材3の側端3aが嵌め込まれると、側端3aを覆う軟質性の保護材3bの復元作用で側端3aがぴったりと嵌め付けられるものである。なおこの嵌め込み部52は、溝状金具51に連ねてベース材53の上下位置に形成されている。54は、止め具6を設けるためのコの字形金具である。このコの字形金具54は、溝状金具51内に、洗い場2側の一方の片54aが溝状金具51の前端より前方に突き出されて螺子7で固定されている。
【0015】
またホルダー部材5は、浴槽1のフランジ上面1aの上方に水平に配置される横桟8を備えて形成されている。仕切り部材3は、この横桟8とホルダー部材5とが作る鉤括弧形の枠部9に嵌合され、横桟8を介して縦に積み重ねられるものである。
横桟8は、この実施形態ではホルダー部材5の中程に、断面円形の丸棒状の横軸10を中心に上下回動自在に設けられている。またこの横桟8は、断面H字形に形成され、収納時は横軸10を中心にして上方或は下方に回動し、上記の溝状金具51内に垂直姿勢で格納可能に形成されている。
【0016】
また止め具6は、仕切り部材3の垂直状の板面3cを押圧して仕切り部材3をホルダー部材5に止め付けるためのものである。この止め具6は、この実施形態ではホルダー部材5の上部と下部に夫々設けられている。而してこの止め具6は、仕切り部材3の垂直状の板面3cと直交する方向に沿って移動する作動軸6aと、この作動軸6aの外端に設けられている操作摘み6bと、この操作摘み6bの外方への牽引操作で変形し、復元力で作動軸6aを内方に移動させてその内端6cを仕切り部材3の板面3cに当接させるバネ6dとで形成されている。このバネ6dは、操作摘み6bの外方への牽引操作で圧縮されるコイルバネで形成され、作動軸6aに外装されている。作動軸6aの内端6cは、径が拡大され、仕切り部材3の板面3cを傷付けないよう、パッド状に形成されている。
【0017】
次にこの実施形態に係る本発明品の使用例を説明する。
先ず入浴者は、下側の仕切り部材3を浴槽1のフランジ上面1aに載せ、止め具6の操作摘み6bをバネ6dの弾発力に抗して外方に目一杯、牽引する。次に入浴者は、仕切り部材3の側端3aを、横軸10の下側にあたる溝状金具51の開口51aに挿し入れ、ホルダー部材5の下部の嵌め込み部52に側端3aの対応位置を嵌め込み、操作摘み6bから手指を離す。するとバネ6dの復元力により作動軸6aが、例えば図3において左方向に移動し、内端6cが仕切り部材3の垂直状の板面3cに当たり、嵌め込み部52の一方の突出し部52aを介して仕切り部材3をホルダー部材5に押し付ける。次に入浴者は、溝状金具51に例えば起立状に格納されている横桟8を下方に回動させ、図1Aに示されるように、下側の仕切り部材3の上端に、横桟8の下側の溝を嵌合させる。これにより下側の仕切り部材3が、横桟8とホルダー部材5とで形作られる下側の鉤括弧形の枠部9に嵌合される。
【0018】
次に入浴者は、上側の仕切り部材3の下端を、横桟8の上側の溝に係合させ、またホルダー部材5の上部に設けられている止め具6の操作摘み6bを、バネ6dの弾発力に抗して目一杯、外方に牽引する。そして仕切り部材3の側端3aを、横軸10の上側にあたる溝状金具51の開口51aに挿し入れ、ホルダー部材5の上部の嵌め込み部52に側端3aの対応位置を嵌め込み、操作摘み6bから手指を離す。すると上記と同様、バネ6dの復元力で作動軸6aが図面上左方向に移動し、作動軸6aの内端6cが上側の仕切り部材3の垂直状の板面3cに当たり、仕切り部材3をホルダー部材5に押圧して固定する。このようにして上下の仕切り部材3は、横桟8を介して堅固に縦積みされ、この仕切り部材3によって浴槽1側と洗い場2側が仕切られる。従って例えばシャワー装置のノズル(図1参照)から出る湯水は、上下の仕切り部材3によって飛散が防止される。
【0019】
また本発明品を片付けるときは、先ず入浴者は、ホルダー部材5の上部に設けられている止め具6の操作摘み6bをバネ6dの弾発力に抗して牽引する。これにより作動軸6aの内端6cが、仕切り部材3を板面3cから離され、仕切り部材3の止め付け状態が解除される。従ってこの状態で入浴者は、上側の仕切り部材3を鉤括弧形の枠部9から抜き取って取り外す。次に入浴者は、横桟8を持ち上げ、横軸10を中心にして上方或は下方に回動させて横桟8を溝状金具51内に垂直状に格納する。この場合、横桟8は、例えば溝状金具51の内側面に形成されている幅狭状の挟着箇所に挿し込まれて垂直姿勢が維持される。入浴者は、その後(横桟8を下方に回動させる場合は水平より幾らか上側に横桟8を持ち上げたまま)、ホルダー部材5の下部の操作摘み6bをバネ6dの弾発力に抗して牽引し、仕切り部材3の止め付け状態を解除して下側の仕切り部材3を溝状金具51及び下側の嵌め込み部52から抜き取って取り外す。
【0020】
以上の処において、上記の仕切り部材3の着脱操作は、通常、洗い場2側から行なうため、止め具6は操作摘み6bが洗い場2側に配置されるよう、ホルダー部材5に設けられるのが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。また操作摘み6bは、手指をかけ易くなるよう、環状や、コの字の引き手状に形成されるのでも良い。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明のパーテーションの好適な一実施形態を示し、Aは使用状態時の斜視図、Bはホルダー部材の一部を切欠した要部正面図である。
【図2】同上パーテーションの作用を説明するための一部を切欠した要部斜視図である。
【図3】同上パーテーションの使用状態時の一部を切欠したホルダー部材の要部正面図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】ホルダー部材の一部を切欠した要部正面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 浴槽
1a フランジ上面
2 洗い場
3 仕切り部材
3a 側端
3c 板面
4 壁面
5 ホルダー部材
6 止め具
6a 作動軸
6b 操作摘み
6c 内端
6d バネ
8 横桟
9 鉤括弧形の枠部
【出願人】 【識別番号】000004709
【氏名又は名称】株式会社ノーリツ
【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区江戸町93番地
【出願日】 平成16年3月30日(2004.3.30)
【代理人】 【識別番号】100084571
【弁理士】
【氏名又は名称】平野 玄陽

【公開番号】 特開2005−279073(P2005−279073A)
【公開日】 平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願番号】 特願2004−100717(P2004−100717)