| 【発明の名称】 |
石鹸ホルダー |
| 【発明者】 |
【氏名】大日向 和弘
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| 【要約】 |
【課題】バスルームや洗面所等の壁面に取着され、水切れが良くて無駄な消耗が少なく、いつまでも綺麗に石鹸を保持でき、しかも、片手で簡単に掌に滑り落とすことのできる石鹸ホルダーを提供すること。
【解決手段】平面視逆凹状のホルダー本体1と、該ホルダー本体1の前方から下方に渡って設けた開口部11に被蓋される前蓋2と、ホルダー本体1の背面にその上部が係着され、上部の中間部に湾曲部33を伴って形成された押出し片34がホルダー本体1に欠設した長孔15に遊嵌され、押出し片34の下方で傾斜板35の前面には側面視逆L状の受け座36をホルダー本体1の傾斜面の左右に開口した挿通穴14に出入自在に案内し、前記傾斜板35の下端には舌片37を一体にせり出した開放レバー3とによって構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前方に開口部を設けて背板の左右にそれぞれ側板を突設した平面視逆凹状のホルダー本体と、該ホルダー本体の両側板に左右を回動自在に軸支され、下端に前記背板に向けて開放座を突設し、前記開口部に被蓋される側面視L字状の前蓋と、背板の背面にその上部が係着され、該背板に欠設された長孔より弾発力を介在させた押出し片を出入自在に配設するとともに、その下方で背板より前方へ前記開放座の位相に相応して受け座を突設し、該受け座の下方に舌片をせり出した開放レバーと、前記ホルダー本体に配設される取着手段とから成る石鹸ホルダー。 【請求項2】 前記ホルダー本体の背面に、前記開放レバーの押込み空間を確保する張出し部を設けて成る請求項1記載の石鹸ホルダー。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はバスルームや化粧室、洗面所等の壁面に取着して使用される石鹸ホルダーに関する。 【背景技術】 【0002】 従来から提供されている石鹸入れは、容器に水切り用のスリットの入った目皿を設けて水切りを図ったものや、特開2004−008758号公報に開示された石鹸を立てて入れる石鹸入れなどであるが、両者共床置きであるため、使用中知らぬ間に容器に水が溜まり、石鹸が無駄になることが多いのである。このほか、特開平11−009487号公報及び特開平11−009488号公報では、石鹸に突き刺した金属板などを保持具に設けた磁石で吸着することによって、水切れよく保持しようとする石鹸ホルダーも提案されているが、両石鹸ホルダー共、石鹸を使用することによって小さくなると、磁石に吸着させるための金属板などが脱落し易くなることと、安全上から金属板などを外して使用しなければならない煩わしい面などの問題を内在するものである。 【特許文献1】特開2004−008758号公報 【特許文献2】特開平11−009487号公報 【特許文献3】特開平11−009488号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明は、バスルームや洗面所等の壁面に取着され、水切れが良くて無駄な消耗が少なく、いつまでも綺麗に石鹸を保持でき、しかも、片手で簡単に掌に滑り落とすことのできる石鹸ホルダーの提供をその目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 すなわち、本発明の請求項1に記載した石鹸ホルダーは、前方に開口部を設けて背板の左右にそれぞれ側板を突設して平面視逆凹状のホルダー本体と、該ホルダー本体の両側板に左右を回動自在に軸支され、下端に前記背板に向けて開放座を突設し、前記開口部に被蓋される側面視L字状の前蓋と、背板の背面にその上部が係着され、該背板に欠設された長孔より弾発力を介在させた押出し片を出入自在に配設するとともに、その下方で背板より前方へ前記開放座の位相に相応して受け座を突設し、該受け座の下方に舌片をせり出した開放レバーと、前記ホルダー本体に配設される取着手段とから成る。 また、請求項2に記載した石鹸ホルダーは、請求項1に記載した石鹸ホルダーにおいて、前記ホルダー本体の背板に、前記開放レバーの押し込み空間を確保できる張出し部を設けて成る。 【発明の効果】 【0005】 本発明の石鹸ホルダーによれば、バスルームや洗面所等での壁面に取着されて、その下方に渡る開口部からワンタッチで石鹸を取り出しできる上、水がかけられてもその水が滞留しないから、水切れが良くて無駄な消耗が少なく、いつまでも綺麗に保持できる効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 ホルダー本体の背板の背面に開放レバーの上部を係着するには、弾発力の介在の仕方が、開放レバーの材質の特性としての弾性によるものの場合にはビス止めでもよいが、バネなどの弾発力を付勢する場合では、開放レバーの上部をホルダー本体に対して回動自在に軸支するものなどが選択される。また、前蓋はホルダー本体の前方から下方に渡る開口部を塞いで石鹸が前方から倒れ落ちるのを防ぐためと、その下端の開放座を介して開放レバーの受け座の拘束が解消した時点で、石鹸の自重により開口部を開口することであるから、開放座の位相に相応して開放レバーの受け座を突設しとは、前蓋の開放座の下面を拘束して単独では前蓋が開口部の下方(石鹸の落下通路)を開口できない状態で受け座を設けるか、或は受け座を左右に分割してその中央に形成される間隙に前蓋の開放座を挟み入れ、石鹸の自重を両受け座で支持できる構造で受け座を設けるなどである。さらに、取着手段とは、吸盤や両面接着テープなどの壁面を傷めない手段が選択されるものである。 【実施例】 【0007】 本発明の石鹸ホルダーAを一実施例により具体的に説明すると、このものは図2に示すように、分図(a)に示すホルダー本体1と、分図(b)に示す前蓋2と、分図(c)に示す開放レバー3とから成り、ホルダー本体1は前方に開口部11を設けて背板12の左右にそれぞれ側板13を突設した平面視逆凹状に形成され、背板12は側面視くの字状で下方の傾斜面の左右には所要口径の四角に打ち抜かれた挿通穴14が開口され、傾斜面の上部中央から垂直面に及んで所要幅、所要長さの長孔15を欠設し、長孔15の上端部の左右には小ネジ孔16が螺設され、背面の上部中央には取着手段としての吸盤17が接合され、その下方で左右には先端に円盤状の係着座18を一体にした棒体から成る張出し部19が設けられ、両側板13にはその前端部に軸受け孔131が貫設されて成り、前蓋2は垂直板21の上端より前方へせり出す案内板22が一体にされ、下端の中央には後方(ホルダー本体1の背板12に向けて)に向け小幅の開放座23が突設され、前記垂直板21の上端の左右には、ホルダー本体1の両側板13の間に遊嵌する幅で軸受板24が後方へ折曲突設され、各軸受板24の外側面には前記軸受け孔131に嵌入する軸25が横設されて成る。そして、開放レバー3は両端部に垂直に立ち上げ、上端部にビス挿通孔31を開口した取付け板32と、両取付け板32の間に、前記長孔15に遊嵌されて前方に湾曲された湾曲部33を有する押出し片34を設け、上方に前記した取付け板32と押出し片34を設けた傾斜板35の前面所要位置には、前記両挿通穴14に挿通される逆L状の受け座36が接合され、該傾斜板35の下端には前方へさらにせり出した舌片37を一体にして成る。 【0008】 このようにして成るホルダー本体1と、前蓋2と、開放レバー3とは図1に示すように、ホルダー本体1の両側板13に貫設された軸受け孔131に前蓋2の軸受板24に横設された軸25が嵌着され、ホルダー本体1の背板12の背面には適度な剛直性と弾性とを有する開放レバー3の取付け板32がその小ネジ孔16においてビス止めされ、押出し片34が長孔15に遊嵌されるとともに、その湾曲部33が背板12の前面より僅かに突出する状態で待機され、その下方の両受け座36はそれぞれ挿通穴14より傾斜面の前面側へ突出され、その間に前蓋2の開放座23を挟み入れて取り付けられる。 このように組み立てられた石鹸ホルダーAは、図1の仮想線で示すように、背板12と前蓋2との間に石鹸4がその幅方向を前後に向けて収納され、その下端は両受け座36に支持されるものである。 【0009】 このようにして成る石鹸ホルダーAは、バスルームや洗面所等の壁面(図外)に吸盤17や両面接着テープ(図外)等を介して取着され、石鹸4を取り出すときは、図3に示すように手5の人差し指51で舌片37を押圧すれば開放レバー3は図1の仮想線で示すように、両取付け板32の折曲部321で弾性変形し、両受け座36がホルダー本体1のそれぞれの挿通穴14から脱却されるとともに、押出し片34の湾曲部33が石鹸4の背面を押し出すこととなる。 したがって、石鹸4の背面がホルダー本体1の背板12に粘着することがあっても押出し片34の押出し動作によって剥離され、石鹸4はその下端の拘束が解除され、自重によって落下するが、このとき、前蓋2の開放座23が石鹸4の下端によって前方へ押し出され、両側板13の軸受け孔131に嵌入する軸25を中心に前蓋2は前方に回動され、開口部11が開口して石鹸4は掌52に握られることになる。このように、片手のワンタッチ動作でホルダー本体1から石鹸4を取り出しできるから、何ら煩わしいこともなく極めて便利である。また、石鹸4をホルダー本体1に収納するときは、前蓋2の案内板22から滑り落とされ、その下端は両受け座36で支持されるから、その周囲の開口部11から水切りされ、水を被ったときでも水は滞留することなく、石鹸4も無駄に消耗されることがなく長持ちされ、しかも、床置の場合に比べて洗い湯などを被ることが少なく、綺麗に保持されるのである。なお、ホルダー本体1の背面に設けられる張出し部19は、石鹸ホルダーAが取着される壁面とホルダー本体1の背面間に開放レバー3の押圧空間を形成し、開放レバー3の動作に支障のないようにしているものである。 【産業上の利用可能性】 【0010】 本発明は、各種のバスルームに使用されるホルダーや、洗面所、化粧室等の付属品として利用され、合成樹脂の射出成形業界に貢献できるものである。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】 本発明の石鹸ホルダーAの要部縦断面図である。 【図2】 石鹸ホルダーAの分解斜視図である。 【図3】 石鹸ホルダーAの正面図である。 【符号の説明】 【0012】 1 ホルダー本体 11 開口部 12 背板 13 側板 131 軸受け孔 14 挿通穴 15 長孔 16 小ネジ孔 17 吸盤 18 係着座 19 張出し部 2 前蓋 21 垂直板 22 案内板 23 開放座 24 軸受板 25 軸 3 開放レバー 31 ビス挿通孔 32 取付け板 321 折曲部 33 湾曲部 34 押出し片 35 傾斜板 36 受け座 37 舌片 4 石鹸 5 手 51 人差し指 52 掌 A 石鹸ホルダー
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| 【出願人】 |
【識別番号】593225688 【氏名又は名称】大日向 和弘
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| 【出願日】 |
平成16年2月24日(2004.2.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−237912(P2005−237912A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月8日(2005.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願2004−83499(P2004−83499) |
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