| 【発明の名称】 |
ティッシュボックス用取付部材 |
| 【発明者】 |
【氏名】表 光春 【住所又は居所】愛知県一宮市奥町字南目草46番1 株式会社新日本企画内
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| 【要約】 |
【課題】ベッドに寝たきりの状態でも、簡単にティシュペーパを取り出すことができると共にティッシュボックスが取付部材から容易に外れることのない簡易な構造で安価なティッシュボックス用取付部材を提供する。
【解決手段】ティッシュボックス用取付部材10は、弾性を有する薄板製であって、平坦な板状で互いに対向する一対の端縁部が平行である基部11と、基部の一方の端縁部12aで折り返されて基部と平行に延びると共に基部との間に隙間16を設けた挟持片15と、基部の他方の端縁部13aで挟持片と同一側に折り返されて基部に対して所定の鋭角で傾斜した傾斜板部17と、傾斜板部の折り返し方向先端側でさらに基部側に折り曲げられて傾斜板部からわずかに突出した係止片19とを一体で備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平坦な板状で互いに対向する一対の端縁部が平行である基部と、該基部の一方の端縁部で折り返されて該基部と平行に延びると共に該基部との間に隙間を設けた挟持片と、該基部の他方の端縁部で該挟持片と同一側に折り返されて該基部に対して所定の鋭角で傾斜した傾斜板部と、該傾斜板部の折り返し方向先端側でさらに基部側に折り曲げられて該傾斜板部からわずかに突出した係止片とを一体で備えてなり、弾性を有する薄板により形成されたことを特徴とするティッシュボックス用取付部材。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ティッシュボックスをベッドの側部に設けた手すり等に取り付けて、ティッシュペーパーの取出しができるティッシュボックス用取付部材に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、この種のティッシュボックス用取付部材としては、例えば特許文献1に示すように、一本の針金を折り曲げて2本に分け、2本の自由端側を折り曲げてティッシュボックスの長手方向両側を支持できるようにコの字状にしたハンガー底部とし、連結端側を逆方向にコの字状に曲げてベッドの手すりに引っ掛けるハンガー脊部としたティッシュケースホルダーハンガーが知られている。このホルダーハンガーは、ティッシュボックスの取出し口を下に向けた状態のティッシュボックスをハンガー底部で支持して、ハンガー脊部をベッドの手すりに引っ掛けることにより取り付けられる。 【特許文献1】特開平11−346904号(第2頁、図4) 【0003】 しかし、このホルダーハンガーの場合、針金が弾性を有して曲がり易いため、特に寝たきりで手の不自由な使用者がティシュペーパを取出す際に、ティッシュボックスがホルダハンガーから外れたりあるいはホルダーハンガーと一体で手すりから簡単に外れ易いという問題がある。また、取出し口が下向きなため、ティッシュボックスをベッドの手すりに引っ掛けた状態で、ティッシュボックスの下側からはティシュペーパが取り出し難く、特に寝たきりで手の不自由な使用者の場合は、非常に使い難いものである。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、ベッドに寝たきりの状態でも、簡単にティシュペーパを取り出すことができると共にティッシュボックスが取付部材から容易に外れることのない簡易な構造で安価なティッシュボックス用取付部材を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記目的を達成するために、平坦な板状で互いに対向する一対の端縁部が平行である基部と、基部の一方の端縁部で折り返されて基部と平行に延びると共に基部との間に隙間を設けた挟持片と、基部の他方の端縁部で挟持片と同一側に折り返されて基部に対して所定の鋭角で傾斜した傾斜板部と、傾斜板部の折り返し方向先端側でさらに基部側に折り曲げられて傾斜板部からわずかに突出した係止片とを一体で備えてなり、弾性を有する薄板により形成されたことにある。 【0006】 上記のように構成した本発明においては、基部の一方の端縁部で折り返された挟持片を、ティッシュボックスの表面側の設けられた長孔である取出し口の一方の長辺側に挿入して基部と挟持片の間の隙間に嵌め合わせることによりティッシュボックスが基部と挟持片によって緊密に支持される。そして、取付部材が弾性を有する薄板で形成されていることにより、基部の他方の端縁部から延びた傾斜板部を外側に広げて基部と傾斜板部の間にベッドの手すりを嵌め合わせることができる。さらに、傾斜板部をその弾性反力により元に戻すことにより、傾斜板部によって手すりが基部及び基部と挟持片によって緊密に支持されたティッシュボックスに押し付けられ、さらに傾斜板部の先端に折り曲げられてわずかに突出した係止片によって挟まれることにより、取付部材が手すりに強固に固定される。 【0007】 これにより、ティッシュボックスが取出し口を上に向けた状態で取付部材によってベッドの手すりに強固に固定される。そのため、ベッドで寝たきりで手の不自由な使用者でも、簡単にティッシュボックスからティッシュペーパーを取り出すことができる。また、ティッシュボックスが取付部材によって手すりに押し付けられた状態で強固に固定されているため、使用者が多少力をいれてティッシュボックスを押しても、取付部材から脱落するおそれはほとんどない。 【0008】 また、傾斜板部が、基部に対して所定の鋭角で傾斜していることにより、基部の他方の端縁部から延びた傾斜板部を外側に広げて基部と傾斜板部の間にベッドの手すりを嵌め合わせ、さらに、傾斜板部がその弾性反力により強力に元に戻される。そのため、手すりが基部及び基部と挟持片によって緊密に支持されたティッシュボックスに強力に押し付けられ、取付部材が手すりに強固に固定される。 【発明の効果】 【0009】 本発明によれば、ティッシュボックスが取出し口を上に向けた状態で取付部材によってベッドの手すりに強固に固定されるため、ベッドで寝たきりで手の不自由な使用者でも、簡単にティッシュボックスからティッシュペーパーを取り出すことができ、また多少力をいれてティッシュボックスを押しても、取付部材から脱落するおそれはほとんどない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、図1〜図4は、同実施例であるティッシュボックス用取付部材の概略構成を平面図、正面図,側面図及び底面図により示したものである。ティッシュボックス用取付部材10(以下、単に取付部材と記す)は、弾性を有するプラスチックの薄板製であって、平坦な板状で互いに対向する一対の端縁部が平行である基部11と、基部11の一方の端縁部12aで折り返されて基部11と平行に延びると共に基部11との間に隙間16を設けた挟持片15と、基部11の他方の端縁部13aで挟持片15と同一側に折り返されて基部11に対して所定の鋭角で傾斜した傾斜板部17と、傾斜板部17の折り返し方向先端側でさらに基部11側に折り曲げられて傾斜板部17からわずかに突出した係止片19とを一体で備えている。なお、取付部材10は、プラスチック製の代りに、弾性変形が容易な金属薄板であってもよい。 【0011】 基部11は、平坦な板であり、等脚台形になっている第1板部12と、第1板部12の短辺側から延びた長方形の第2板部13とからなる。したがって、第1板部12の長辺である一方の端縁部12aと、第2板部13の反対側片である他方の端縁部13aとが互いに対向すると共に平行になっている。一方の端縁部12aの長さは、後述するティッシュボックス21の取出し口23の長辺側の長さと略同一になっている。他方の端縁部13aの長さは,一方の端縁部12aの長さの2/3程度となっている。 【0012】 挟持片15は、一方の端縁部12aで折り返されて基部11の第1板部12の長辺及び短辺間の略中間位置まで基部11に平行に延びている。挟持片15は、第1板部12より底角が小さい等脚台形状であって、延出した先端縁が長手方向の中間位置を中心として対称形状で円弧状に凹んだ凹部15aとなっている。挟持片15は、基部11との間にティッシュボックス21の紙の厚さよりわずかに厚い1〜2mm程度の隙間16を設けている。 【0013】 傾斜板部17は、基部11の他方の端縁部13aで挟持片15と同一側に折り返されて基部11に対して略75°で傾斜しており、基部11の他方の端縁部13aである境界は円弧状の折返し曲面になっている。なお、傾斜板部17の傾斜角度は、45°以上であることが望ましく、略75°程度であることがさらに望ましい。45°以下であると、傾斜板部17と基部11とで後述するベッドの手すり25を挟む空間が少ないため、手すりを嵌め合わせる作業が困難になると共に、取付部材10が無理な折り曲げにより損傷を受けるおそれがある。傾斜板部17の突出先端縁の長手方向中央には円弧状に凹んだ凹部17aが設けられている。傾斜板部17の折り返し方向先端縁には、凹部17aを挟んだ両側にて、一対の係止片19が、傾斜板部17に対して略90°になるように基部11側に折り曲げられて傾斜板部17からわずかに突出して設けられている。これにより、傾斜板部17に対する係止片19の弾性曲げ変形が容易に行われる。 【0014】 取付部材10は、図5に示すように、挟持片15をティッシュペーパ24が収容されたティッシュボックス21の上面部22に設けた取出し口23の一方の長辺側に差しこんで上面部22を隙間16内に挿入することにより、上面部22が基部11と挟持片15に挟まれる。これにより、取付部材10はティッシュボックス21に緊密に取り付けられる。ティッシュボックス21に取り付けられた取付部材10の傾斜板部17は、取付部材10が弾性を有する薄板で形成されていることにより、基部11から離れるように広げられ、両者の間にベッドの側部に設けられた手すり25が嵌め合わせ、さらに傾斜板部17を弾性反力によって元に戻す。これにより、傾斜板部17によって手すり25が基部11と第1板部12と挟持片15によって緊密に支持されたティッシュボックス21に押し付けられ、さらに傾斜板部17の先端に折り曲げられてわずかに突出した係止片19によって挟まれることにより、取付部材10が手すり25に強固に固定される。 【0015】 上記のように構成した実施例においては、ティッシュボックス21が取出し口23を上に向けた状態で取付部材10によってベッドの手すり25に強固に固定される。そのため、ベッドで寝たきりで手の不自由な使用者でも、簡単にティッシュボックス21からティッシュペーパー24を取り出すことができる。また、ティッシュボックス21が取付部材10によって手すり25に押し付けられた状態で強固に固定されているため、使用者が多少力をいれてティッシュボックス21を押しても、取付部材10から外れて脱落するおそれはほとんどない。 【0016】 また、傾斜板部17の基部11に対する角度が、略75°の鋭角にされていることにより、基部11の他方の端縁部13aから延びた傾斜板部17を容易に外側に広げて基部11と傾斜板部17の間にベッドの手すり25を容易に嵌め合わせることができる。さらに、傾斜板部17をその弾性反力により元に戻すことにより、傾斜板部17によって手すり25が基部11とその第1板部12と挟持片15によって緊密に支持されたティッシュボックス21に強力に押し付けられ、さらに傾斜板部17の先端に折り曲げられてわずかに突出した係止片19によって挟まれることにより、取付部材10が手すり25に強固に固定される。 【0017】 その結果、本実施例によれば、ティッシュボックス21が取出し口23を上に向けた状態で取付部材10によってベッドの手すり25に強固に固定されるため、ベッドで寝たきりで手の不自由な使用者でも、簡単にティッシュボックス21からティッシュペーパーを取り出すことができる。また、多少力をいれてティッシュボックス21を押しても、ティッシュボックス21が取付部材10から外れて脱落するおそれはほとんどない。なお、上記実施例に示した取付部材については一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。 【産業上の利用可能性】 【0018】 本発明のティッシュボックス用取付部材は、ベッドに寝たきりの状態でも、簡単にティシュペーパを取り出すことができると共にティッシュボックスを簡単には外れないように保持できるため、ベッドでティシュペーパーを使用する場合に有用である。 【図面の簡単な説明】 【0019】 【図1】本発明の一実施例であるティッシュボックス用取付部材を概略的に示す平面図である。 【図2】取付部材を概略的に示す正面図である。 【図3】取付部材を概略的に示す側面図である。 【図4】取付部材を概略的に示す底面図である。 【図5】取付部材の使用状態を概略的に示す一部破断側面図である。 【符号の説明】 【0020】 10…ティッシュボックス用取付部材、11…基部、12a…一方の端縁部、13a…他方の端縁部、15…挟持片、16…隙間、17…傾斜板部、18…紐リール部材、19…係止片、21…ティッシュボックス、23…取出し口、24…ティッシュペーパー、25…手すり。
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| 【出願人】 |
【識別番号】503361499 【氏名又は名称】株式会社新日本企画 【住所又は居所】愛知県一宮市奥町字南目草46番1
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| 【出願日】 |
平成15年10月2日(2003.10.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097353 【弁理士】 【氏名又は名称】渡邊 功二
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| 【公開番号】 |
特開2005−110720(P2005−110720A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月28日(2005.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願2003−344846(P2003−344846) |
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