| 【発明の名称】 |
便座シート |
| 【発明者】 |
【氏名】杉山 哲也
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| 【要約】 |
【課題】折り畳まれた便座シートにはシートを一枚ずつ摘んで取り出すことが容易な段違い部が形成され、多数重ねた折り畳みシートに一括して排便口を打ち抜き形成した場合でも中心部に排便口が形成された便座シートを提供する。
【解決手段】縦中心基線X1と平行な縦シート縁辺2a,2aと、横中心基線Yと平行な横シート縁辺3a,3bをもつ実質的に矩形なシートから成り、一方の前記横シート縁辺に中間凹部縁辺4を形成し、他方の前記横シート縁辺に中間凸部縁辺8を形成し、このシートに前記縦中心基線と横中心基線を基準にしてそれぞれ対称で両基線の交点を開口中心とする排便口12を形成し、前記縦中心基線を縦折れ線L1として二つ折り前記横中心基線を横折れ線L2として四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記中間凹部縁辺4が背後にある前記中間凸部縁辺8に対して低い段違い構造に成る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成ることを特徴とする便座シート。 【請求項2】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成ることを特徴とする便座シート。 【請求項3】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凸部(9)の横幅方向の両端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える外側位置まで延設され、前記段違い部形成用中間凹み部(5)の横幅方向の両端は2本の前記第2縦中心基線を超える外側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用中間凸部(9)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シート。 【請求項4】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凸部(9)の横幅方向の両端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える外側位置まで延設され、前記段違い部形成用中間凹み部(5)の横幅方向の両端は2本の前記第2縦中心基線を超える外側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する横幅方向に離間させた複数の吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用中間凸部(9)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シート。 【請求項5】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の横幅方向の両内側端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える内側位置まで延設され、前記段違い部形成用両端凹み部(11,11)の横幅方向の両内側端は2本の前記第2縦中心基線を超える内側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シート。 【請求項6】 便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の横幅方向の両内側端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える内側位置まで延設され、前記段違い部形成用両端凹み部(11,11)の横幅方向の両内側端は2本の前記第2縦中心基線を超える内側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する横幅方向に離間させた複数の吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シート。 【請求項7】 便座に敷かれる展開状態において、前記中間凸部縁辺(8)の両側部辺(8b,8b)をハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凸部(9)を台形状に形成すると共に、前記中間凹部縁辺(4)の両側部辺(4b,4b)をハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凹み部(5)を前記段違い部形成用中間凸部と同形な台形状の凹みに形成したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の便座シート。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、洋式便器の便座上に敷設する紙製の便座シートに関するものである。 【背景技術】 【0002】 縦長楕円状の便座開口部と縦長のほぼ楕円形状の便座外縁部を有する便座に敷いて使用される便座シートは、一般的には縦長の矩形状に形成されている。この縦長矩形状の便座シートは便座に敷かれる展開状態では広いシート面を有していることから、便座に敷かれる前には二つ折り好ましくは四つ折り状態に折り畳まれ、この折り畳まれた便座シートを多数重ねてトイレ内の壁に縦置き状態に取り付けられた取出し容器内に吊り下げて収容し、この取出し容器の前面に形成された取出し口から一枚ずつ取り出して使用している。折り畳まれた便座シートは、容器の取出し口から一枚ずつ取り出し易くするために、縦長矩形状の横中心線からズラした横折れ線に沿って縦方向に段違い折りし、段違いに折り畳まれた短いほうのシート縁辺を手前に配列し且つ短いほうのシート縁辺を容器の取り出し口に臨ませて収容し、取出し口に臨ませた短いほうのシート縁辺を摘んで一枚ずつ容易に取り出せるようにしている。 【0003】 また、縦長矩形のシート面を有する便座シートの中心部には縦長楕円状の便座開口部に合う縦長楕円状の排便口が形成されている。この縦長楕円状の排便口は縦長矩形状の便座シートの中心部に形成されているが、これは便座開口部が便座外縁部の中心位置すなわち便座の中心位置に形成されていることから、この便座全体に敷かれる便座シートも排便口を便座シートの中心位置に設けることが自然であり、便座シートを便座全体に敷く際に便座シートの排便口を便座開口部に一致させ易いという経験的な理由によるものである。 【0004】 図6.1に便座に敷かれる展開状態を、図6.2に便座に敷かれる前の四つ折り状態を示した従来の便座シートは、取出し容器内に収容された便座シートを取出し口から一枚ずつ取り出し易くするために段違いに折り畳み、且つ便座シートの中心部に排便口を形成したもので、今日まで広く使用されているものである。この便座シートは、縦中心基線Xを縦折れ線L1として二つ折りされたシートを横中心基線Yから縦方向にズラした横折れ線L2に沿って二つ折りして四つ折りにしているがこの四つ折りにする際に横中心基線Yからズラした横折れ線L2で折り畳むため、便座シートの中心部に形成された排便口12が四つ折り状態において実線と破線で示したように一致しない。このため、この便座シートでは、排便口12を形成してから段違いに折り畳まなければならず、段違いに折り畳んでから排便口12を打ち抜き形成することができない。したがって、この便座シートでは、四つ折り状態に折り畳まれた多数のシートを重ね、これら重ねられた折り畳みシートに一括して排便口を打ち抜き形成することができない。 【0005】 図7.1に便座に敷かれる展開状態を、図7.2に便座に敷かれる前の四つ折り状態を示した便座シートは、取出し容器内に収容された便座シートを取出し口から一枚ずつ取り出し易くするために段違いに折り畳み、且つ段違い折りされた折り畳みシートを多数重ねてこれらに一括して排便口を打ち抜き形成したものである。しかし、このタイプの便座シートは、横中心基線Yから縦方向にズレた横折れ線L2を基準にして対称な排便口12が形成されるため、この排便口12が便座シートの中心位置から縦長方向にズレてしまい、排便口12を便座シートの中心部に形成するという目的を達成できない。 【特許文献1】特許第3420111号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明は、便座に敷かれる展開状態では実質的に縦長矩形状のシート面を有し、このシート面の中心部に排便口を形成してあり、便座に敷かれる前には二つ折り又は四つ折りに折り畳まれた便座シートであって、この折り畳み便座シートには取出し容器の取出し口から便座シートを一枚ずつ摘んで取り出すことが容易な段違い部が形成され、しかも、多数重ねた折り畳みシートに一括して排便口を打ち抜き形成して便座シートを形成した場合であっても、この便座シートの中心部に排便口が形成された便座シートを提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成ることをとする便座シートを提供する。 【0008】 また、本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成ることを特徴とする便座シートを提供する。 【0009】 また、本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凸部(9)の横幅方向の両端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える外側位置まで延設され、前記段違い部形成用中間凹み部(5)の横幅方向の両端は2本の前記第2縦中心基線を超える外側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用中間凸部(9)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シートを提供する。 【0010】 また、本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用中間凸部(9)の横幅方向の両端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える外側位置まで延設され、前記段違い部形成用中間凹み部(5)の横幅方向の両端は2本の前記第2縦中心基線を超える外側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する横幅方向に離間させた複数の吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用中間凸部(9)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シートを提供する。 【0011】 また、本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の横幅方向の両内側端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える内側位置まで延設され、前記段違い部形成用両端凹み部(11,11)の横幅方向の両内側端は2本の前記第2縦中心基線を超える内側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線(X1)を縦折れ線(L1)として二つ折りされ更に前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折りされて四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シートを提供する。 【0012】 また、本発明は上記の課題を解決するため、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製の便座シート(1)であり、この便座シートは、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線(X1)と平行で且つこの縦中心基線から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺(2a,2a)と、前記縦中心基線と直交する横中心基線(Y)と平行で且つこの横中心基線から同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺(3a,3b)をもつ実質的に矩形なシート面を有するシートから成り、一方の前記横シート縁辺(3a)の中間部にこの横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした中間凹部縁辺(4)の底部辺(4a)をもつ段違い部形成用中間凹み部(5)を形成すると共に該中間凹部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺を両端凸部縁辺(6,6)の頂部辺(6a,6a)とした段違い部形成用両端凸部(7,7)を形成し、他方の前記横シート縁辺(3b)の中間部にこの横シート縁辺を中間凸部縁辺(8)の頂部辺(8a)とした段違い部形成用中間凸部(9)を形成すると共に該中間凸部縁辺に連続する両端側に該横シート縁辺より前記横中心基線からの縦幅長さを短くした両端凹部縁辺(10,10)の底部辺(10a,10a)をもつ段違い部形成用両端凹み部(11,11)を形成してあり、前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の横幅方向の両内側端は前記縦中心基線(X1)と前記両縦シート縁辺(2a,2a)との各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線(X2,X2)を超える内側位置まで延設され、前記段違い部形成用両端凹み部(11,11)の横幅方向の両内側端は2本の前記第2縦中心基線を超える内側位置まで凹まされており、前記段違い部形成用中間凹み部と段違い部形成用両端凸部をもつ一方の前記横シート縁辺(3a)と前記段違い部形成用中間凸部と段違い部形成用両端凹み部をもつ他方の前記横シート縁辺(3b)とは両辺が同じカット線形状に形成されていて、前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称に形成されており、このシートに前記縦中心基線と横中心基線との交点を開口中心とする排便口(12)を形成してあり、この排便口は前記縦中心基線(X1)を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線(Y)を基準にして上下対称に形成したものであって、この便座シートは便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記横中心基線(Y)を横折れ線(L2)として二つ折り状態に折り畳まれており、この二つ折り状態に折り畳まれた便座シートは、前記横シート縁辺(3a,3b)側を上方に前記横折れ線(L2)側を下方にした配列状態で配列された場合に、前記中間凹部縁辺(4)が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺(8)に対して低い段違い構造に成り、又は前記両端凹部縁辺(10,10)が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺(6,6)に対して低い段違い構造に成り、且つこの配列状態で便座シートを吊り下げる場合に機能する横幅方向に離間させた複数の吊り下げ用貫通孔(13)を前記段違い部形成用両端凸部(7,7)の前記第2縦中心基線(X2)上又はその付近に形成したことを特徴とする便座シートを提供する。 【0013】 また、本発明は上記解決手段で提供された便座シートを、便座に敷かれる展開状態において、前記中間凸部縁辺(8)の両側部辺(8b,8b)をハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凸部(9)を台形状に形成すると共に、前記中間凹部縁辺(4)の両側部辺(4b,4b)をハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凹み部(5)を前記段違い部形成用中間凸部と同形な台形状の凹みに形成したことを特徴とする便座シートを提供するものである。 【発明の効果】 【0014】 本発明の便座シートは、便座に敷かれる展開状態では、実質的に縦長矩形状のシート面を有し、この実質的に縦長矩形状のシート面の中心部に排便口が形成され、便座に敷かれる前には二つ折り又は四つ折りの折り畳み状態に折り畳まれていて、この折り畳み状態の便座シートには段違い部が形成され、この段違い部が形成された折り畳み状態の便座シートを取出し容器の取出し口から一枚ずつ摘んで取り出すことが容易であり、しかも、二つ折り又は四つ折りの折り畳み状態に折り畳まれた折り畳みシートを多数枚重ねてこれらに一括して排便口を打ち抜き形成して便座シートを形成する場合であっても、中心部に排便口が形成された便座シートと成るものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 先ず、発明を実施するための最良の形態を示す図1から図2の便座シートに従って本発明を説明する。図1は便座に敷かれる展開状態の便座シートを示し、図2.1及び図2.2は図1の便座シートの便座敷設前の四つ折り折り畳み状態をそれぞれ他面側から看た状態を示している。 【0016】 この便座シート1は、便座に敷設する広さのシート面を有する紙製のシートであり、この便座シート1は、便座に敷かれる展開状態において、縦中心基線X1と平行で且つこの縦中心基線X1から同じ横幅長さとしたシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺2a,2aと、前記縦中心基線X1と直交する横中心基線Yと平行で且つこの横中心基線Yから同じ縦幅長さとしたシートの縦幅長さを画成する横シート縁辺3a,3bをもつ実質的に矩形なシート面を有している。ちなみに、図に示した便座シート1は、このシートの横幅長さを画成する縦シート縁辺2a,2aで画成されたシートの横幅長さを37cm、シートの縦幅長さを画成する横シート縁辺3a,3bで画成されたシートの縦幅長さを44cmとしているが、本発明の便座シートがこの寸法に限定されないことはもちろんである。 【0017】 前記横シート縁辺3a,3bのうち、一方の前記横シート縁辺3aの中間部にこの横シート縁辺3aより前記横中心基線Yからの縦幅長さを約4cm短くした中間凹部縁辺4の底部辺4aをもつ段違い部形成用中間凹み部5を形成すると共に該中間凹部縁辺4に連続する両端側に該横シート縁辺3aを両端凸部縁辺6,6の頂部辺6a,6aとした段違い部形成用両端凸部7,7を形成し、他方の前記横シート縁辺3bの中間部にこの横シート縁辺3bを中間凸部縁辺8の頂部辺8aとした段違い部形成用中間凸部9を形成すると共に該中間凸部縁辺8に連続する両端側に該横シート縁辺3bより前記横中心基線Yからの縦幅長さを約4cm短くした両端凹部縁辺10,10の底部辺10a,10aをもつ段違い部形成用両端凹み部11,11を形成してある。前記した約4cmの寸法差は段違い部の段差寸法となるものであり、特にこの寸法差に限定されるものではないが、この程度の寸法差を与えることが摘んで取り出す目的からみて好ましいものである。 【0018】 前記段違い部形成用中間凸部9の横幅方向の両端は前記縦中心基線X1と前記両縦シート縁辺2a,2aとの各中心でこれらの両辺と平行な2本の第2縦中心基線X2,X2を超える外側位置まで延設され、前記段違い部形成用中間凹み部5の横幅方向の両端は2本の前記第2縦中心基線X2,X2を超える外側位置まで凹まされている。 【0019】 また、前記中間凸部縁辺8の両側部辺8b,8bをハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凸部9を台形状に形成すると共に、前記中間凹部縁辺4の両側部辺4b,4bをハ字状に傾斜させて前記段違い部形成用中間凹み部5を前記段違い部形成用中間凸部9と同形な台形状の凹みに形成してある。 【0020】 前記段違い部形成用中間凹み部5と段違い部形成用両端凸部7,7をもつ一方の前記横シート縁辺3aと前記段違い部形成用中間凸部9と段違い部形成用両端凹み部11,11をもつ他方の前記横シート縁辺3bとは両辺が同じカット線形状に形成されていて、便座シートのシート形状は前記縦中心基線X1を基準にして左右対称に形成されている。 【0021】 このシートに前記縦中心基線X1と横中心基線Yとの交点を開口中心とする縦長楕円状の排便口12を打ち抜き形成してあり、この排便口12は前記縦中心基線X1を基準にして左右対称で且つ前記横中心基線Yを基準にして上下対称に形成してある。 【0022】 図1に示した便座シート1は、便座に敷かれる前の折り畳み状態においては、前記縦中心基線X1を縦折れ線L1として二つ折りされ更に前記横中心基線Yを横折れ線L2として二つ折りされて図2.1又は図2.2に示すように四つ折り状態に折り畳まれており、この四つ折り状態に折り畳まれた便座シート1は、前記横シート縁辺3a,3b側を上方に前記横折れ線L2側を下方にした配列状態で且つ前記段違い部形成用中間凹み部5側を手前に前記段違い部形成用中間凸部9側を奥にした配列状態(図2.1の配列状態)で配列された場合には、前記中間凹部縁辺4が該中間凹部縁辺の背後にある前記中間凸部縁辺8に対して低い段違い構造と成り、また、前記横シート縁辺3a,3b側を上方に前記横折れ線L2側を下方にした配列状態で且つ前記段違い部形成用中間凸部9側を手前に前記段違い部形成用中間凹み部5側を奥にした配列状態(図2.2の配列状態)で配列された場合には、前記両端凹部縁辺10が該両端凹部縁辺の背後にある前記両端凸部縁辺6に対して低い段違い構造と成る。そして、この配列状態で便座シート1を吊り下げる場合に機能する吊り下げ用貫通孔13を前記段違い部形成用中間凸部9の前記第2縦中心基線X2上の前記中間凸部縁辺8の頂部辺8aの近くに形成してある。 【0023】 図3.1及び図3.2は図2.1及び図2.2に示した折り畳み便座シートを取出し容器14にそれぞれ収容した状態を示している。この取出し容器14は、背景技術で述べた公知のもので、多数重ねられた四つ折りされた折り畳み便座シートを容器14内に設けた吊り下げ用ピン(図示せず)に前記吊り下げ用貫通孔13を通して容器14内に吊り下げで収容し、この容器の前面上部に形成された横長の取出し口15から便座シートを一枚ずつ取り出して使用できるようにしている。この容器14内に吊り下げ収容された折り畳み便座シートは、前記中間凹部縁辺4を容器の取り出し口15に臨ませて収容(図3.1の収容状態)され、又は前記両端凹部縁辺10を容器の取り出し口15に臨ませて収容(図3.2の収容状態)され、取出し口15に臨ませた前記中間凹部縁辺4又は前記両端凹部縁辺10を摘んで一枚ずつ容易に取り出せるようにしている。 【0024】 また、図4.1及び図4.2は図1の便座シートの便座敷設前の二つ折り折り畳み状態をそれぞれ他面側から看た状態を示し、図5.1及び図5.2は二つ折りされた図4.1及び図4.2の折り畳み便座シートを横幅の長い取出し容器にそれぞれ収容した状態を示している。この二つ折りの便座シートは、図1の前記横中心基線Yを横折れ線L2として二つ折り状態に折り畳んだもので、前記段違い部形成用中間凸部9の前記第2縦中心基線X2上に形成した前記吊り下げ用貫通孔13は、前記縦中心基線X1に沿って二つ折りされないため横幅方向に離間されて形成される。その他の構成の説明は図1から図3で説明した構成と実質的に同じであるため省略する。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明の便座シートの展開状態を示す正面図である。 【図2.1】図1の便座シートの四つ折り状態を示す正面図である。 【図2.2】図1の便座シートの四つ折り状態を他面側から看た正面図である。 【図3.1】図2.1の便座シートを容器内に収容した状態を示す正面図である。 【図3.2】図2.2の便座シートを容器内に収容した状態を示す正面図である。 【図4.1】図1の便座シートの二つ折り状態を示す正面図である。 【図4.2】図1の便座シートの二つ折り状態を他面側から看た正面図である。 【図5.1】図4.1の便座シートを容器内に収容した状態を示す正面図である。 【図5.2】図4.2の便座シートを容器内に収容した状態を示す正面図である。 【図6.1】従来の便座シートの展開状態を示す正面図である。 【図6.2】図6.1の便座シートの四つ折り状態を示す正面図である。 【図7.1】従来の便座シートの展開状態を示す正面図である。 【図7.2】図7.1の便座シートの四つ折り状態を示す正面図である。 【符号の説明】 【0026】 1 便座シート X1 縦中心基線 L1 縦折れ線 X2 第2縦中心基線 Y 横中心基線 L2 横折れ線 2a,2a 縦シート縁辺 3a,3b 横シート縁辺 4 中間凹部縁辺 4a 中間凹部縁辺の底部辺 4b 中間凹部縁辺の両側部辺 5 段違い部形成用中間凹み部 6 両端凸部縁辺 6a 両端凸部縁辺の頂部辺 7 段違い部形成用両端凸部 8 中間凸部縁辺 8a 中間凸部縁辺の頂部辺 8b 中間凸部縁辺の両側部辺 9 段違い部形成用中間凸部 10 両端凹部縁辺 10a 両端凹部縁辺の底部辺 11 段違い部形成用両端凹み部 12 排便口 13 吊り下げ用貫通孔 14 取出し容器 15 取出し口
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| 【出願人】 |
【識別番号】000147110 【氏名又は名称】株式会社杉山
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| 【出願日】 |
平成15年9月11日(2003.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079511 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 利明
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| 【公開番号】 |
特開2005−81063(P2005−81063A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月31日(2005.3.31) |
| 【出願番号】 |
特願2003−319774(P2003−319774) |
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