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【発明の名称】 払拭布
【発明者】 【氏名】尾島 弘
【住所又は居所】東京都江東区冬木20番15号 株式会社パール内

【要約】 【課題】手から抜け落ちることがなく、使い勝手のよい払拭布を提供する。

【解決手段】本発明の払拭布1は、手を挿入することができるように袋状に成形された払拭布1である。この払拭布1は、挿入した手の親指を内側から外側に露出させるための親指露出孔12を有しており、この親指露出孔12から親指を露出させて、払拭作業を行う際に、露出させた親指が、払拭布1に対するひっかかりとなる構造を有する。この払拭布1によれば、払拭布1に手を挿入して使用する場合に、親指が払拭布1に対してひっかかりとなるため、払拭布1が手から脱け落ちにくくなり、より使いやすいものとなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手を挿入することができるように袋状に成形された払拭布であって、
挿入した手の親指を内側から外側に露出させるための親指露出孔を有しており、
この親指露出孔から親指を露出させて、払拭作業を行う際に、前記露出させた親指が、前記払拭布に対するひっかかりとなる構造を有する、
払拭布。
【請求項2】
前記親指露出孔は、払拭面を軸として対称となる部位に二つ設けられている、
請求項1記載の払拭布。
【請求項3】
手を挿入した場合の手のひら側の払拭面及び手の甲側の払拭面と、これを裏返して手を挿入した場合の手のひら側の払拭面及び手の甲側の払拭面との、四つの払拭面を有する、
請求項2記載の払拭布。
【請求項4】
前記四つの払拭面のうち、少なくとも一つの払拭面が、その太さが1デニール以下の極細繊維を使用して構成される、
請求項3記載の払拭布。
【請求項5】
前記極細繊維により構成されている前記一つの払拭面は、前記払拭布に手を挿入した際の手から近い位置の繊維の色と前記手から遠い位置の繊維の色が異なるように構成されており、前記一つの払拭面が使用によって摩耗するにつれて、その色が変わる、
請求項4記載の払拭布。
【請求項6】
前記払拭布は、伸縮性を有する編み地により成形されている、
請求項1ないし5記載の払拭布。
【請求項7】
前記払拭布は、一体縫製されている、
請求項1ないし6記載の払拭布。
【請求項8】
親指を除いた指の、少なくとも一本以上を挿入できるように袋状に成形された袋本体と、前記袋本体に前記指のいずれか一本以上を挿入した際に、前記袋本体が前記指から抜け落ちるのを防止するための係止帯とを有しており、
前記係止帯は、前記袋本体を親指に係止できるようになっている、
払拭布。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、顔や身体に付着した皮脂等の汚れを払拭するために使用する、払拭布に関する。
【背景技術】
【0002】
顔や身体に付着した皮脂等の付着物を払拭するための払拭布としては、従来よりタオルや手ぬぐい等が知られている。このタオル等はその払拭面が広いことから、顔や身体の全体的な汚れ等を落とすのに最適である。これに対して、顔や身体の一部分を重点的に払拭したい場合には、その一部分を指先でつまんで払拭したい部分を払拭する必要があり、顔等の一部のみの払拭には適していない。
このことから、顔や身体の一部を重点的に払拭すべく、袋状に成形されている払拭布が存在する。この払拭布は、この中に手を指先から挿入した状態で、手の指の内側または手のひら側の払拭面で顔等を払拭できるようになっている。このような払拭布の一例を、図6に示す。この払拭布100は、図に示すように、袋状に成形されており、挿入口101から手を挿入することができるようになっている。
図7は、この払拭布100に、ユーザの手を挿入した状態を示す図である。本払拭布100は、このように5本の指全てを挿入した状態で、その手のひら側の払拭面により払拭するようになっている。
このような払拭布100によれば、その一部分を指先でつまんで払拭するのではなく、手のひら側の払拭面を払拭したい部分に押し当て、指を挿入した方向または幅方向に動かすことにより払拭することができるため、払拭したい部分を的確に払拭することができ、顔等の一部の重点的な払拭に適している。
【0003】
しかし、このような形状の払拭布100は、払拭したい部分に払拭布100を押し当てた状態で指を挿入した方向と反対方向に動かす場合、払拭布を手に係止するひっかかりがないため、払拭布100が手から脱け落ち易いという不都合があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、手から抜け落ちることがなく、使い勝手のよい払拭布を提供することを、その課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決するための本発明の払拭布は、以下のようなものである。
すなわち、手を挿入することができるように袋状に成形された払拭布であって、挿入した手の親指を内側から外側に露出させるための親指露出孔を有しており、この親指露出孔から親指を露出させて、払拭作業を行う際に、前記露出させた親指が、前記払拭布に対するひっかかりとなる構造を有する払拭布である。
【0006】
このような親指露出孔を有する払拭布によれば、親指をこの親指露出孔から露出させて払拭作業を行う際に、露出させた親指が、前記払拭布に対するひっかかりとなるため、払拭布を手から脱け落ちにくくすることができる。
【0007】
この親指露出孔は、払拭面を軸として対称となる部位に二つ設けられていてもよい。
一般的に、袋状の払拭布は、これに利き手を挿入し、その手のひら側の払拭面で払拭するようにして使用するため、親指露出孔が一つ設けられている払拭布は、利き手を挿入した場合の手の甲側の払拭面が有効に使用されないことが考えられる。
これに対して、親指露出孔が払拭面を軸として対称となる部位に二つ設けられた払拭布によれば、一方の親指露出孔に親指を入れた場合の手のひら側の払拭面は、他方の親指露出孔に親指を入れた場合の手の甲側の払拭面に相当するため、片側の面だけでなく、両側の払拭面を有効に使用することができる。
【0008】
この袋状の払拭布は、手を挿入した場合の手のひら側の払拭面及び手の甲側の払拭面と、これを裏返して手を挿入した場合の手のひら側の払拭面及び手の甲側の払拭面との、四つの払拭面を有するように構成することもできる。こうすれば、裏側の両面も払拭面として使用することができるようになる。
【0009】
また、この払拭面となる前記四面のうち、少なくとも一面をその太さが1デニール以下の極細繊維により構成してもよい。
タオル等には綿素材のものが多いが、綿を使用した繊維は、繊維の断面形状が円形であり、繊度も太いため、皮脂や角質を除去する効果が充分であるとはいえない。皮脂や角質を除去する効果を高めるためには、繊度の細いシルクや極細繊維を使用することが有効であるため、払拭布に極細繊維を使用すれば、顔やひざ等の角質を効果的に除去することができる。
このことから、上述のように払拭面となる前記四面のうち、少なくとも一つの払拭面を極細繊維により構成すれば、顔等の角質を除去したい場合にこの払拭面を使用することにより、効果的に角質を除去することができる。
四つの払拭面をすべて極細繊維を用いて構成することもできるが、極細繊維を使用していない払拭面を有するように構成してもよい。こうすれば、通常は、極細繊維を使用していない払拭面で洗顔等を行い、角質を除去したい場合には、極細繊維を使用した払拭面で払拭することができ、目的に応じて払拭面を使い分けられるようになるため、使いやすさが向上する。
なお、この場合、極細繊維により構成される払拭面の色と、それ以外の繊維により構成される払拭面の色とがお互いに異なるように構成してもよい。こうすれば、ユーザが一目でどちらの払拭面か把握することができ、より使いやすいものとなる。
【0010】
また、前記極細繊維により構成されている前記一つの払拭面は、前記払拭布に手を挿入した際の手から近い位置の繊維の色と前記手から遠い位置の繊維の色が異なるように構成されており、前記一つの払拭面が使用によって摩耗するにつれて、その色が変わるようにしてもよい。
こうすれば、ユーザが極細繊維により構成されている払拭面の摩耗度合いを、視覚的に把握することができ、使いやすくなる。
より具体的には、例えば、払拭布に手を挿入した際の手から近い位置の色と前記手から遠い位置の色が異なるように編み目を構成してもよいし、異なる色の不織布または織物が積層してなる複合布を用いてもよい。
【0011】
以上のような払拭布は、伸縮性を有する編み地により成形することが好ましい。
伸縮性を有する編み地により成形すれば、手を挿入して使用する際、払拭布を手にフィットさせることができ、使い勝手を良くすることができる。
伸縮性は、少なくとも、挿入した人差し指ないし小指の幅方向にあればよい。
【0012】
また、前記払拭布は、一体縫製されていてもよい。一体縫製された払拭布を使用すれば、少なくとも払拭布の表側の払拭面に縫製箇所がないように成形することができるため、表側のどの箇所でも滑らかに払拭することができる。
一体縫製された払拭布としては、例えば、丸編み地により成形された払拭布がある。
【0013】
また、本発明の他の払拭布は、親指を除いた指の、少なくとも一本以上を挿入できるように袋状に成形された袋本体と、前記袋本体に前記指のいずれか一本以上を挿入した際に、前記袋本体が前記指から抜け落ちるのを防止するための係止帯とを有しており、前記係止帯は、前記袋本体を親指に係止できるようになっている。
このような係止帯を有する払拭布によれば、上述の親指露出孔を有する払拭布と同様に、袋本体が指から抜け落ちることを防止することができる。
この払拭布は、伸縮性を有する編み地によって成形されていてもよいし、一体縫製されていてもよい。
また、袋本体に指を挿入した場合の指の内側及び指の外側の払拭面と、これを裏返して指を挿入した場合の指の内側及び指の外側の払拭面との、四つの払拭面を有するようになっていてもよい。
さらに、この払拭布の払拭面の少なくとも一面を、極細繊維を使用して構成してもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の払拭布によれば、払拭布が手から抜け落ちることがなく、使いやすくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明の払拭布の実施形態について説明する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態の払拭布1を示した正面図であり、図2は、本実施形態の払拭布1を示した平面図である。
本実施形態の払拭布1は、手を指先から挿入できるように袋状に成形され、略長方形の二枚の布を張り合わせたような形状とされており、挿入口11と、親指露出孔12と、ストラップ13とを有している。
【0016】
挿入口11は、払拭布1に手を挿入する開口端であり、払拭布1の一方の短辺側が挿入口11となっている。なお、払拭布1の他方の短辺側は、本実施形態では、人差し指ないし小指のそれぞれの長さを考慮して、山形に突出した形状とされている。この挿入口11側となる一方の短辺側の幅は、他方の短辺側の幅よりもわずかに広くなっており、手を指先から挿入しやすくなっている。
親指露出孔12は、払拭布1に挿入した手の親指を、内側から外側に露出させるためのものであり、この親指露出孔12から親指を露出させて、払拭作業を行う際に、露出させた親指が、払拭布に対するひっかかりとなるようになっている。この親指露出孔12は、払拭布1の一方の長辺の、挿入口11寄りの位置に設けられている。この挿入口11及び親指露出孔12の周縁部は、レースまたはテープによって縁取りされている。
ストラップ13は、払拭布1を不使用時にフック等に係止しておくためのものであり、本実施形態ではレースまたはテープにより構成されている。このストラップ13は、ループ状に成形されており、親指露出孔12が設けられている長辺側の挿入口11の端部がループの始点と終点となるように成形されている。
払拭布1を使用する場所、例えば洗面所等の壁にフック等を設けておき、払拭布1を使用しない際には、フック等に、図2に示すストラップ13のループ孔13aを通し、払拭布1をフック等に係止することができるようになっている。
【0017】
この払拭布1は、伸縮性を有する丸編み地により一体縫製されており、挿入した人差し指ないし小指の幅方向に伸縮すると共に、長さ方向にも伸縮するようになっている。
払拭布1は、表側の二面と、裏側の二面の、合計四面が払拭面として使用できるようになっている。本実施形態の払拭布1は、表側の二つの払拭面が極細繊維を使用して構成されており、裏側の二つの払拭面が極細繊維ではない繊維により構成されている。より具体的には、本実施形態の表側の二つの払拭面は、ポリエステルとナイロンの割繊極細糸55%、ナイロン42%、ポリウレタン3%を使用して構成されており、裏側の二つの払拭面は、ポリエステル42%、ナイロン55%、ポリウレタン3%を使用して構成されている。
極細繊維としては、本実施形態では、ポリエステルとナイロンの割繊極細糸を使用するが、これに限られず、1デニール未満の繊維であればよい。
【0018】
なお、払拭布1の払拭面は、これに限られず、例えば、表側の一面を極細繊維を使用した払拭面、他面を極細繊維を使用しない払拭面、裏側の一面を極細繊維を使用した払拭面、他面を極細繊維を使用しない払拭面としてもよいし、全ての面を極細繊維を使用した払拭面または極細繊維を使用していない払拭面としてもよい。
【0019】
図3は、本実施形態の払拭布1の挿入口11からユーザの右手を挿入し、親指露出孔12に親指を内側から外側に露出させた状態を示す図である。この状態で、払拭布1の手のひら側の払拭面を洗浄したい部分に押し当て、挿入した人差し指ないし小指の長さ方向または幅方向に動かすことにより払拭する。
本実施形態の払拭布1によれば、払拭布1に手を挿入する際に、親指露出孔12から、挿入した手の親指を内側から外側に露出させて、露出させた親指が、払拭布1に対するひっかかりとなるため、払拭布1が手から脱け落ちにくくなり、より使いやすいものとなる。
顔や身体の角質除去等を行う場合には、払拭布1の表側の払拭面が外側になるようにして手を挿入し、極細繊維を用いた表側の払拭面を使用する。
一方、特に角質除去等を行わず、通常の洗顔、洗浄等を行う場合には、これを裏返して、裏側の払拭面が外側になるようにして手を挿入し、極細繊維を用いていない裏側の払拭面を使用する。
このように、本実施形態の払拭布1は、使用目的に応じて使い分けることができる。
【0020】
本実施形態の払拭布1は、以上のようなものとして構成したが、これに限られるものではなく、手を挿入することができるように袋状に成形されており、挿入した手の親指を内側から外側に露出させるための親指露出孔を有していればよい。
また、本実施形態の払拭布1は、極細繊維により構成される表側の払拭面の色と、それ以外の繊維により構成される裏側の払拭面の色とが、お互いに異なるように構成してもよい。こうすれば、ユーザが一目でどちらの払拭面か把握することができ、より使いやすいものとなる。
【0021】
また、極細繊維を使用して構成されている表側の払拭面は、払拭布1に手を挿入した際の手から近い位置の繊維の色と手から遠い位置の繊維の色が異なるように構成されており、この払拭面が使用によって摩耗するにつれて、その色が変わるようにしてもよい。
こうすれば、ユーザが視覚的に摩耗度合いを把握することができ、使いやすくなる。
具体的には、例えば、払拭布に手を挿入した際の手から近い位置の色と前記手から遠い位置の色が異なるように編み目を構成してもよいし、異なる色の不織布または織物が積層してなる複合布を用いてもよい。
【0022】
また、挿入口11または親指露出孔12の周縁部は、ゴム等の伸縮性を有する部材により、縁取りされていてもよい。こうすれば、挿入口11または親指露出孔12に手または親指を挿入した場合、手に払拭布1をよりフィットさせることができるため、払拭布1の抜け落ちを防止することができる。
【0023】
なお、極細繊維を用いた払拭面は、眼鏡のレンズ、カメラレンズ等のレンズ、テレビモニタ、パソコン、携帯電話等のディスプレイ、及び、鏡等に付着した汚れを払拭することもできる。
【0024】
<第二実施形態>
図4は、本実施形態の払拭布2を示す図である。なお、図4では、第一実施形態と同一の部分については図1と同一の符号を付してある。
【0025】
この図に示すように、本実施形態の払拭布2は、親指露出孔及びストラップを二つずつ有している点で第一実施形態と相違する。
一般的に、右手が利き手である人は、右手を払拭布に挿入した状態で使用し、左手が利き手である人は、左手を払拭布に挿入した状態で使用しがちである。このことから、上述の第一実施形態の払拭布1では、利き手を挿入した場合の手の甲側の払拭面が、裏表共に、有効に使用されないことが考えられる。
これに対し、本実施形態の払拭布2によれば、親指露出孔22が二つ設けられているため、利き手の親指を一方の親指露出孔22aから露出させた状態の使用、及び、利き手の親指を他方の親指露出孔22bから露出させた状態の使用ができる。ここで、一方の親指露出孔22aから親指を露出させた場合の手のひら側の払拭面は、他方の親指露出孔22bから親指を露出させた場合の手の甲側の払拭面に相当するため、表側及び裏側の両面の、合計4つの払拭面をすべて有効に使用することができる。
なお、本実施形態では、ストラップ23を二つ有するものとして成形したが、1つであっても構わない。
この払拭布2のユーザの手への取り付け方、使い方は、第一実施形態と同様である。
【0026】
<第三実施形態>
図5は、本実施形態の払拭布3の使用状態を示す図である。
【0027】
この図に示すように、本実施形態の払拭布3は、人差し指ないし薬指の三本を、指先から挿入できるように袋状に成形されている。このように成形されている袋本体31は、伸縮性を有する編み地により丸編みされ、一体縫製されており、挿入した人差し指ないし薬指の幅方向に伸縮すると共に、長さ方向にも伸縮するようになっている。
この払拭布3は、袋本体31が人差し指ないし薬指から抜け落ちるのを防止するための係止帯32を有する。
係止帯32は、ループ状に成形されており、本実施形態では挿入口33の一端部がループの始点と終点となるように成形されている。
この係止帯32は、本実施形態では、伸縮性を有するゴムにより成形されている。図のように、この係止帯32の孔32aに親指を通して、袋本体31を親指に係止できるようになっている。
なお、この係止帯32は、第一実施形態の払拭布1のストラップ13のように、フック等に孔32aを通し、払拭布3をフック等に係止できるようになっている。
このように、本実施形態の払拭布3によっても、袋本体31に指を挿入した状態で使用する際に、係止帯32の孔32aに親指を通すことにより、上述の実施形態と同様、袋本体31が親指に係止されるため、払拭布3が手から脱け落ちにくくなり、より使いやすいものとなる。
【0028】
本実施形態では、係止帯32は以上のようなものとして構成したが、袋本体31が挿入した人差し指ないし薬指から抜け落ちるのを防止することができるものであればどのような素材、形状のものであってもよい。例えば、伸縮性のない紐を使用してもよい。
また、挿入口33の他端部がそのループの始点と終点となるように成形された係止帯をさらに有し、この係止帯の孔に小指を通して、袋本体31を小指にも係止できるようにしてもよい。こうすれば、払拭布3がさらに手から抜け落ちにくくなると共に、その払拭面の位置が使用によってずれることを防止することができ、より使いやすいものとなる。
また、この払拭布3は、第一実施形態の払拭布1のように、表側の二つの払拭面と、裏側の二つの払拭面の、合計四つの払拭面を有するように構成してもよい。
また、これらの払拭面のうち、いずれかの払拭面を極細繊維を用いて構成してもよい。
さらに、袋本体31は、少なくとも挿入した人差し指ないし小指のいずれか一本以上を挿入できるようになっていればよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第一実施形態の払拭布の正面図。
【図2】本発明の第一実施形態の払拭布の平面図。
【図3】本発明の第一実施形態の払拭布の使用状態を示した図。
【図4】本発明の第二実施形態の払拭布を示した図。
【図5】本発明の第三実施形態の払拭布の使用状態を示した図。
【図6】従来の払拭布を示した図。
【図7】従来の払拭布の使用状態を示した図。
【符号の説明】
【0030】
1,2,3,100 払拭布
11,33,101 挿入口
12,22a,22b 親指露出孔
13,23 ストラップ
31 袋本体
32 係止帯
32a 孔

【出願人】 【識別番号】591166167
【氏名又は名称】株式会社パール
【住所又は居所】東京都江東区冬木20番15号
【出願日】 平成15年9月4日(2003.9.4)
【代理人】 【識別番号】100099324
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 正剛

【公開番号】 特開2005−80715(P2005−80715A)
【公開日】 平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願番号】 特願2003−313207(P2003−313207)