| 【発明の名称】 |
多機能対応型シャワ |
| 【発明者】 |
【氏名】西岡 明 【住所又は居所】大阪府大阪市東成区玉津1丁目12番29号 株式会社三栄水栓製作所内
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| 【要約】 |
【課題】使用勝手の良い多機能対応型シャワを提供することである。
【解決手段】上シャワ3と、複数の吐出部4を有するシャワ群5と、シャワホース6aおよびシャワヘッド6bよりなるハンドシャワ6とを備えた中空の柱体2が、水栓本体10上に設置されるか、または、この水栓本体10から離れた位置に設置されるよう構成されている多機能対応型シャワ1であって、水栓本体供給流路Aに連通する上シャワ供給流路B、吐出部供給流路Cおよびハンドシャワ供給流路Dの少なくとも三つの供給流路を前記柱体2の内部に有するとともに、上シャワ供給流路Bおよび吐出部供給流路Cと水栓本体供給流路Aとを連通させる状態と、吐出部供給流路Cと水栓本体供給流路Aを連通させる状態と、ハンドシャワ供給流路Dと水栓本体供給流路Aを連通させる状態と、上シャワ供給流路Bと水栓本体供給流路Aを連通させる状態とに切換可能な流路切換手段7を備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上シャワと、複数の吐出部を有するシャワ群と、シャワホースおよびシャワヘッドよりなるハンドシャワとを備えた中空の柱体が、水栓本体上に設置されるか、または、この水栓本体から離れた位置に設置されるよう構成されている多機能対応型シャワであって、水栓本体供給流路に連通する上シャワ供給流路、吐出部供給流路およびハンドシャワ供給流路の少なくとも三つの供給流路を前記柱体の内部に有するとともに、上シャワ供給流路および吐出部供給流路と水栓本体供給流路とを連通させる状態と、吐出部供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態と、ハンドシャワ供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態と、上シャワ供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態とに切換可能な流路切換手段を備えていることを特徴とする多機能対応型シャワ。 【請求項2】 前記水栓本体供給流路は、前記水栓本体の吐出口と前記流路切替手段の上流側をつなぐ適宜長さの可撓性のホースによって形成されている請求項1に記載の多機能対応型シャワ。 【請求項3】 前記流路切換手段は、前記上シャワ供給流路、吐出部供給流路およびハンドシャワ供給流路の上流端にそれぞれ切換可能に連通する連通穴を有するシート部材と、前記三つの連通穴を流路切替に応じて閉塞する三つのボールを有する弁体とから構成されており、また、前記可撓性のホースの下流端は前記三つの連通穴の上流側に常時連通されている一方、前記可撓性のホースの上流端は、前記水栓本体の吐出口に着脱自在に接続されている請求項1または請求項2に記載の多機能対応型シャワ。 【請求項4】 前記柱体は、壁面に支持された状態で水栓本体上に設置される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多機能対応型シャワ。 【請求項5】 前記柱体は、床面に載置されたスタンドに支持された状態で水栓本体から離れた位置に設置される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多機能対応型シャワ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、多機能対応型シャワに関する。 【背景技術】 【0002】 本出願人は、切換ハンドルを操作してシャワホースおよびシャワヘッドよりなるハンドシャワから湯水を吐出させ、それによって通常のシャワ導出状態とする一方、切換ハンドルを操作して複数の吐出部から湯水を吐出させ、それによってボディシャワ状態にできる多機能対応型シャワを提案している(特願2002−147255号明細書・図面参照)。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、複数の吐出部を保持する柱体は、浴室など屋内の壁面に支持された状態で水栓本体上に設置されるだけで、例えば庭など屋外に水栓があっても設置することはできず、使用勝手が悪かった。 【0004】 この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、使用勝手の良い多機能対応型シャワを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記目的を達成するために、この発明の多機能対応型シャワは、上シャワと、複数の吐出部を有するシャワ群と、シャワホースおよびシャワヘッドよりなるハンドシャワとを備えた中空の柱体が、水栓本体上に設置されるか、または、この水栓本体から離れた位置に設置されるよう構成されている多機能対応型シャワであって、水栓本体供給流路に連通する上シャワ供給流路、吐出部供給流路およびハンドシャワ供給流路の少なくとも三つの供給流路を前記柱体の内部に有するとともに、上シャワ供給流路および吐出部供給流路と水栓本体供給流路とを連通させる状態と、吐出部供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態と、ハンドシャワ供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態と、上シャワ供給流路と水栓本体供給流路を連通させる状態とに切換可能な流路切換手段を備えていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0006】 この発明では、流路切換手段を介して、中空の柱体の内部に設けた上シャワ供給流路、吐出部供給流路、ハンドシャワ供給流路に水栓本体供給流路を連通するだけで、上シャワと、複数の吐出部を有するシャワ群と、シャワホースおよびシャワヘッドよりなるハンドシャワとを備えた前記柱体を水栓本体から離れた位置に設置でき、使用勝手の良い多機能対応型シャワを提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 以下、この発明の実施形態を、図を参照しながら説明する。なお、それによってこの発明は限定されるものではない。 【0008】 図1〜図6は、この発明の一実施形態を示す。図1〜図6において、多機能対応型シャワ1は、中空の柱体2と、この柱体2に上から順次設けられた上シャワ3、複数の吐出部4が縦一列に配列されてなるシャワ群5およびハンドシャワ6と、流路切換手段7とより主としてなる。前記柱体2は、図1に実線で示すように、上部が取り付け金具2aを介して例えば浴室の壁面Wに支持されるとともに、この壁面Wに湯用偏心管8、水用偏心管9を介して取り付けられた湯水混合栓本体(以下、水栓本体という)10上にスペーサ部材11を介して下面Mが支持されている。前記柱体2は、水栓本体供給流路Aに連通する上シャワ供給流路B、吐出部供給流路Cおよびハンドシャワ供給流路Dの三つの供給流路を内部に有するとともに、水栓本体供給流路Aの下流側を内部に有する。前記水栓本体供給流路Aは、適宜長さの可撓性のホース13によって形成されている。また、ハンドシャワ6は、シャワホース6aおよびシャワヘッド6bよりなり、ハンドシャワ供給流路Dはシャワホース6aによって形成されている。多機能対応型シャワ1は水栓本体10上に後付け設置されるものであり、設置前は、水栓本体10の背面側に設けたシャワ用吐出口部12にシャワホース6aの上流端に設けた継手を接続することでハンドシャワ6へ水栓本体10から湯水が供給される。そして、多機能対応型シャワ1の設置にあたっては、シャワホース6aをシャワ用吐出口部12から取り外し、代わりに、前記可撓性のホース13の上流端に設けた継手14をシャワ用吐出口部12に接続する。この可撓性のホース13は、適宜の長さのものを用いることができるので、図1に二点鎖線で示すように、水栓本体10から離れた位置に柱体2を移動させ、床面Fに載置されたスタンド14に多機能対応型シャワ1を支持させることもでき、使用勝手が良い。また、上シャワ供給流路B、吐出部供給流路Cもそれぞれ適宜長さの可撓性のホース15によって形成されている。 【0009】 前記流路切換手段7は、シート部材17と弁体18とから構成されている。シート部材17は、上シャワ供給流路B、吐出部供給流路Cおよびハンドシャワ供給流路Dの上流端にそれぞれ切換可能に連通する連通穴19,20,21を有する。弁体18は、シート状で、前記三つの連通穴19,20,21を流路切替に応じて閉塞する三つのボール22(図4において斜線で図示した)を有する。また、弁体18は、シート部材17側にボール22がそれぞれ嵌入する溝18aを有する。なお、28,29はボール22の一部が嵌入可能なダミーの凹みである。また、前記可撓性のホース13の下流端は前記三つの連通穴19,20,21の上流側に常時連通されている一方、前記可撓性のホース13の上流端は、上述したように前記水栓本体10のシャワ用吐出口部12に着脱自在に接続されている。更に、前記流路切換手段7は、上シャワ供給流路Bおよび吐出部供給流路Cと水栓本体供給流路Aとを連通させる状態〔図4(A)参照〕と、吐出部供給流路Cと水栓本体供給流路Aを連通させる状態〔図4(B)参照〕と、ハンドシャワ供給流路Dと水栓本体供給流路Aを連通させる状態〔図4(C)、図4(D)参照〕と、上シャワ供給流路Bと水栓本体供給流路Aを連通させる状態〔図4(E)参照〕とに切換可能に構成されている。30は、切換用の操作部材で、正面視十字形をなす。また、前記水栓本体10は、正面向かって中央に吐水管31を有するとともに、右側に吐水操作、止水操作、流量調整操作可能で、かつ、吐水管31からの供給状態とシャワ用吐出口部12からの供給状態に切り換え可能なハンドル32を有し、また、左側に温調ハンドル33を有する。したがって、ハンドル32を吐水および流量調整するとともに、温調ハンドル33を操作し、更に、ハンドル32をシャワ用吐出口部12からの供給状態に切り換えると湯水混合水が水栓本体供給流路Aを流れる。後は、流路切換手段7を操作するだけで、使用者は、上シャワ3・吐出部5からの同時供給状態と、吐出部5からの供給状態と、ハンドシャワ6からの供給状態と、上シャワ3からの供給状態とのいずれかを選択できる。 なお、図7は、水栓本体10の長手方向を上下の方向に沿わせた状態にして水栓本体10を壁面Wに取り付けた例を示す。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】この発明の一実施形態における二つの使用状態を同時に示す斜視図である。 【図2】上記実施形態における動作を示す構成説明図である。 【図3】(A)は、上記実施形態で用いた流路切換手段を示す正面図である。(B)は、上記実施形態で用いた流路切換手段の弁体を示す背面図である。(C)は、上記実施形態で用いた流路切換手段のシート部材を示す正面図である。 【図4】上記実施形態で用いた流路切換手段によって切換わる異なる供給状態を示す図である。 【図5】上記実施形態を示す構成説明図である。 【図6】上記実施形態を示す要部構成説明図である。 【図7】この発明の他の実施形態を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0011】 1 多機能対応型シャワ 2 中空の柱体 3 上シャワ 4 複数の吐出部 6 ハンドシャワ 7 流路切換手段 10 水栓本体 A 水栓本体供給流路 B 上シャワ供給流路 C 吐出部供給流路 D ハンドシャワ供給流路
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144072 【氏名又は名称】株式会社三栄水栓製作所 【住所又は居所】大阪府大阪市東成区玉津1丁目12番29号
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| 【出願日】 |
平成15年8月27日(2003.8.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074273 【弁理士】 【氏名又は名称】藤本 英夫
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| 【公開番号】 |
特開2005−66153(P2005−66153A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月17日(2005.3.17) |
| 【出願番号】 |
特願2003−302542(P2003−302542) |
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