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【発明の名称】 ウェットティッシュ容器の取付ホルダ
【発明者】 【氏名】山中 伸夫
【住所又は居所】東京都江東区大島3の2の6 株式会社吉野工業所内

【要約】 【課題】ウェットティシュ容器2を室内の有効位置、例えばトイレットペーパー保持具 の上方等に簡単に設置することができ、しかも、使用時には安定した装着状態の維持を行え、また、構造が簡単で安価に製造できるウェットティッシュ容器の取付ホルダを提案する。

【解決手段】ウェットティシュ容器2を、その取出口3を外方に露出して挿入嵌合させる嵌合筒4を備え、該嵌合筒4外面に室内固定部Aに固定が可能な固定板5を延設した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェットティシュ容器1を、その取出口3を外方に露出して挿入嵌合させる嵌合筒4を備え、該嵌合筒4外面より室内固定部Aに固定が可能な固定板5を延設してなることを特徴とするウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【請求項2】
上記固定部Aが、取付板15両側より突設した一対の側板17間に回転可能にロールペーパー16を保持し、且つ、その上方に揺動可能に蓋板18を支持したロールペーパー保持具に於ける上記取付板15と上記蓋板18との間の差込口19であり、上記固定板5を上記差込口19を差し込んで上記ウェットティッシュ容器2をロールペーパー保持具14上方に固定可能に構成してなる請求項1記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【請求項3】
上記ロールペーパー保持具14で保持するロールペーパー16がトイレットペーパーである請求項2に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【請求項4】
上記ロールペーパー保持具14で保持するロールペーパー16がペーパータオルである請求項2に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【請求項5】
上記ウェットティッシュ容器2が取出口形成面周縁部より外方へ、上記嵌合筒4端面に当接係止するフランジ10を突設してなるウェットティッシュ容器である請求項1に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【請求項6】
上記ウェットティッシュ容器2の取出口形成面周縁部より外方へフランジ10を突設するとともに、該フランジ10と当接するフランジ11を上記嵌合筒4の端部より外方へ突設し、両フランジ10,11の対向面間に係合孔12及び係合突起13とからなる係合手段を設けてなる請求項1に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はウェットティッシュ容器の取付ホルダに関し、詳しくは、ウェットティッシュ容器を室内の有効位置、例えばトイレットペーパー保持具或いはペーパータオル保持具等の上方に簡単に設置することができ、しかも安価に製造できるウェットティッシュ容器の取付ホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
ウェットティッシュ容器としては、内部に多数のウェットティッシュ葉を折り畳み収納し,又は破断部で連結した長尺のウェットティッシュを収納し、取出口より一葉ずつ或いは破断部で破断して一片ずつそれぞれ取り出す如く構成したものが使用されている。
【0003】
この種容器は室内の種々の場所に於いて使用され、通常は取出口を上方にした状態で載置して使用される。また、水溶性材質のウェットティッシュの開発に伴いトイレに設置するものも提案されている。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
上記したトイレ内への設置方法の一例として、ウェットティッシュ収納容器を取付ホルダに装着し、そのホルダをトイレットペーパー収納体の差込口に差し込んむことによりウェットティッシュをトイレットペーパー収納体の上方に設置する如く構成している。上記取付ホルダは、ウェットティッシュ収納容器の背面に当接する背板にウェットティッシュ収納容器背面の周縁を収納するL字状部材を設けて容器をスライド嵌合させ、また、背板から一体に延設した取付板を上記差込口に差し込む如く構成している。
【特許文献1】特開2001−145583号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記した従来のこの種の取付ホルダの利点を備えしかも更に改良加えたもので、ウェットティシュの簡単な着脱が行えるとともに、使用時には安定した装着状態の維持を行え、また、台所でのペーパータオルとの併用による調理時の利便さの向上を図れ、しかも、構造が簡単て安価に製造できる優れたウェットティッシュ容器の取付ホルダを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1発明の取付ホルダは、上記課題を解決するため、ウェットティシュ容器1を、その取出口3を外方に露出して挿入嵌合させる嵌合筒4を備え、該嵌合筒4外面より室内固定部Aに固定が可能な固定板5を延設してなることを特徴とするウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【0007】
また、請求項2発明の取付ホルダは、上記固定部Aが、取付板15両側より突設した一対の側板17間に回転可能にロールペーパー16を保持し、且つ、その上方に揺動可能に蓋板18を支持したロールペーパー保持具に於ける上記取付板15と上記蓋板18との間の差込口19であり、上記固定板5を上記差込口19を差し込んで上記ウェットティッシュ容器2をロールペーパー保持具14上方に固定可能に構成してなる請求項1記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【0008】
また、請求項3発明の取付ホルダは、上記ロールペーパー保持具14で保持するロールペーパー16がトイレットペーパーである請求項2に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【0009】
また、請求項4発明の取付ホルダは、上記ロールペーパー保持具14で保持するロールペーパー16がペーパータオルである請求項2に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【0010】
また、請求項5発明の取付ホルダは、上記ウェットティッシュ容器2が取出口形成面周縁部より外方へ、上記嵌合筒4端面に当接係止するフランジ10を突設してなるウェットティッシュ容器である請求項1に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【0011】
また、請求項6発明の取付ホルダは、上記ウェットティッシュ容器2の取出口形成面周縁部より外方へフランジ10を突設するとともに、該フランジ10と当接するフランジ11を上記嵌合筒4の端部より外方へ突設し、両フランジ10,11の対向面間に係合孔12及び係合突起13とからなる係合手段を設けてなる請求項1に記載のウェットティッシュ容器の取付ホルダとして構成した。
【発明の効果】
【0012】
本発明のウェットティッシュ容器の取付ホルダは、室内固定部Aへ簡単に装着することが出来、ウェットティッシュ容器2の交換も簡単であり、また、上記固定部Aがロールペーパー保持具としてのトイレットペーパー保持具14の差込口19であり、上記ウェットティッシュ容器2をトイレットペーパー保持具14上方に固定可能に構成してなる場合には、水溶性のウェットティッシュを採用すればトイレでの使用後にウェットティッシュをそのままトイレに流すことができる。更に、上記固定部Aがロールペーパー保持具としてのペーパータオル保持具の差込口であり、上記ウェットティッシュ容器2をペーパータオル保持具上に固定可能に構成した場合には、台所での調理作業のより円滑化を図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明のウェットティッシュ容器の取付ホルダ1は、ウェットティッシュ容器2を保持して室内固定部Aに固定するものであり、ウェットティッシュ容器2の取出口3を外方へ露出して収納嵌合させる嵌合筒4を備え、また、嵌合筒4外面より室内固定部Aに固定可能な固定板5を延設している。
【0014】
ウェットティッシュ容器2は、上記取出口3を備え、内部に例えば多数のウェットティッシュ葉を公知の折り込み手段により収納し、取出口3より一葉づつ取り出す如く構成したものであり、或いは、内部に多数の破断部を所定間隔に設けた長尺のウェットティッシュを収納し、破断部において切断して一片づつを取り出す如く構成したものである。
【0015】
図示例に於いてウェットティッシュ容器2は、前面に取出口3を備えた函型をなし、取出口3をシート状蓋体6により被覆している。このシート状蓋体6は剥離後再び粘着が可能に構成した公知シートを所定の形状に切断して形成することができる。更に具体的には、前壁7の周縁部より後方へ周壁部8を延設するとともに、周壁部8後端縁より後壁9を延設した函型をなし、また、前壁7中央部には上記取出口3を開口している。この取出口3の形成面である前壁7の周縁部より外方へフランジ10を延設している。この様なウェットティッシュ容器2を形成する方法の一例として、シート成形等により、周壁部8及び後壁9及びフランジ形成部を備えた本体を形成し、この本体の前面にシートを所定形状に切断して前壁7として融着,接着等の適宜固着手段により固着し、シートの周縁部と上記フランジ形成部とでフランジ10を形成している。更にその上から上記シート状蓋体6を貼着することにより形成することができる。尚、上記フランジ10がない場合でも本発明の取付ホルダには充分対応できるが、フランジ10が存在すると、嵌合筒4端面にフランジ10が当接するまで押し込むことにより、簡単に所定位置への嵌合が可能となる。
【0016】
取付ホルダ1は例えば射出成形等の成形方法により合成樹脂により形成することができ、上記ウェットティッシュ容器2の上記取出口3形成面周囲より延設した周壁部8を嵌合させる嵌合筒4を備え、該嵌合筒4の外面より室内固定部Aに固定が可能な上記固定板5を延設している。嵌合筒4の形状は図示例の如く四角筒状のものに限らず、装着するウェットティッシュ容器2の形状に併せて種々の筒形状を採用できる。また、本発明では、装着したウェットティッシュ容器2の上記フランジ10と当接するフランジ11を嵌合筒4の端部より外方へ突設し、両フランジ10,11の対向面間に係合孔12と係合突起13とからなる係合手段を設けてもよい。図示例では、嵌合筒4のフランジ11外面四隅に円柱形状の係合突起13をそれぞれ突設し、ウェットティッシュ容器のフランジ10の四隅の対応位置に円形の係合孔12を穿設して相互に係合可能に構成している。これらの係合手段を設けることにより、装着したウェットティッシュ容器2をより安定して固定しておくことができ、振動等の外力により前方へズレ出す等の不都合を確実に防止できるものである。
【0017】
上記室内固定部Aは種々の形態を採用できるが、特にロールペーパー保持具の差込口を好ましく採用できる。上記ロールペーパー保持具としては、例えば、トイレットペーパー保持具やペーパータオル保持具などが挙げられる。上記ロールペーパー保持具14の一例としては、壁面等の取付面に固定した取付板15の両側よりロールペーパー16を回転可能に保持する一対の側板17を突設し、その上方の各側板17間に揺動可能に蓋板18を枢着したものが挙げられる。そして、上記取付板15と蓋板18の基端縁との間の隙間を固定部Aとしての上記差込口19として構成する。尚、固定部Aとして上記の外に室内の壁面,家具表面そのを採用でき、その固定手段としても、固定板5をビス止めや、接着剤,粘着剤,接着テープ等の種々の手段を採用できる。
【0018】
上記の如く構成した取付ホルダ1を使用する際には、まず、嵌合筒4の前方よりウェットティッシュ容器2を嵌合させ、その係合孔12に嵌合筒4の係合突起13を係合させて装着する。次いで、固定板5をロールペーパー保持具14の上記差込口19より差し込み、取り付けることができる。
【0019】
ウェットティッシュを使用する場合にはシート状蓋体6を開き取出口3より取り出し使用することができる。ウェットティッシュがなくなった場合にはウェットティッシュ容器2を取り外し、新たなウェットティッシュ容器2を同様に装着すれば良い。ウェットティッシュ容器2を取り外す際には、例えば、後方よりウェットティッシュ容器2の後壁9を前方へ押し込めば容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の取付ホルダ及びウェットティッシュ容器を示す斜視図である。(実施例1)
【図2】同実施例の容器付きホルダをトイレットペーパー保持具に装着した状態の縦断面図である。(実施例1)
【符号の説明】
【0021】
2…ウェットティッシュ容器,3…取出口,4…嵌合筒,5…固定板,
10…フランジ,11…フランジ,12…係合孔,13…係合突起,
14…ロールペーパー保持具,15…取付板,16…ロールペーパー,17…側板,
18…蓋板,19…差込口,A…室内固定部
【出願人】 【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
【住所又は居所】東京都江東区大島3丁目2番6号
【出願日】 平成15年8月26日(2003.8.26)
【代理人】 【識別番号】100068157
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 良夫

【識別番号】100113169
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 憲

【公開番号】 特開2005−66076(P2005−66076A)
【公開日】 平成17年3月17日(2005.3.17)
【出願番号】 特願2003−301063(P2003−301063)