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【発明の名称】 フライヤ用食用油供給装置
【発明者】 【氏名】渡辺 真人
【住所又は居所】東京都荒川区西尾久4丁目8番10号 株式会社富士工業所内

【要約】 【課題】簡単に食用油をフライヤに供給できるフライヤ用食用油供給装置を提供する。

【解決手段】ケース体3の天板部13の角部に供給ノズル15を設ける。ケース体3の下側に容器スペース9を設け、この容器スペース9に一斗缶17を収容する。一斗缶17に第1の吸油管部35を挿入して接続する。第1の吸油管部35を電磁弁39を介して電動油ポンプ47に接続する。電動ポンプ47の吐き出し側を供給ノズル15に連結しておく。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食用油をフライヤの油槽に供給するフライヤ用食用油供給装置であって、
食用油を収容する食用油容器の配置のための容器スペースが設けられている支持体と、前記支持体に取り付けられた、フライヤの油槽に食用油を供給するための供給ノズルと、前記食用油容器に取り外し可能に接続される吸油部と、前記支持体に取り付けられ、吸い込み口が前記吸油部に連結されるとともに、吐き出し口が前記供給ノズルに連結された電動油ポンプと、を備え、
前記電動油ポンプの作動により、前記吸油部から前記食用油容器内の食用油を吸い込み、前記供給ノズルからフライヤの油槽に食用油を供給する、ことを特徴とするフライヤ用食用油供給装置。
【請求項2】
食用油をフライヤの油槽に供給するフライヤ用食用油供給装置であって、
それぞれ別種類の食用油を収容する食用油容器の配置のための容器スペースが設けられている支持体と、前記支持体に取り付けられた、フライヤの油槽に食用油を供給するための供給ノズルと、それぞれの前記食用油容器に取り外し可能に接続される複数個の吸油部と、前記支持体に取り付けられて複数個の前記吸油部と接続された電磁弁と、前記支持体に取り付けられ、吸い込み口が前記電磁弁に連結されるとともに、吐き出し口が前記供給ノズルに連結された電動油ポンプと、を備え、
前記電磁弁を介して前記電動油ポンプと連通した前記吸油部から前記食用油容器内の食用油を吸い込み、前記供給ノズルからフライヤの油槽に食用油を供給する、ことを特徴とするフライヤ用食用油供給装置。
【請求項3】
前記食用油容器は一斗缶であり、前記吸油部は、前記一斗缶に取り外し可能に接続される、ことを特徴とする請求項1又は2記載のフライヤ用食用油供給装置。
【請求項4】
前記供給ノズルは、前記支持体の奥行方向後側に配置されている、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のフライヤ用食用油供給装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、天ぷらやトンカツ等を揚げ調理するフライヤの油槽内に食用油を供給するフライヤ用食用油供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
天ぷらやトンカツ等の揚げ物を提供する店舗では、厨房に業務用のフライヤが備え付けられている。このフライヤは、調理対象を揚げるための食用油が溜められた油槽を備えていて、この油槽内の食用油中に、調理対象を浸すことにより揚げ物を調理するものである(例えば特許文献1参照)。このような業務用のフライヤでは、大量の調理対象を揚げ調理することとなるので、油槽内の食用油の減り方が激しく、油槽内に頻繁に食用油を足さなければならない。
【0003】
【特許文献1】特開2003−250708
【0004】
フライヤの油槽内への食用油の補給は、例えばフライヤの近くに置いてある、食用油の入った一斗缶の口部を開放し、この口部から食用油を油槽内に流し込むことにより行われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、油槽の上端は、厨房のゆか面から例えば80cm程度と比較的高いので、補給時に、作業者は一斗缶を高く持ち上げなければ、補給作業がそれだけ重労働で大変である。
【0006】
そこで本発明は、簡単に食用油をフライヤに供給できるフライヤ用食用油供給装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するための本発明のフライヤ用食用油供給装置は、食用油をフライヤの油槽に供給するフライヤ用食用油供給装置であって、食用油を収容する食用油容器の配置のための容器スペースが、例えば下側に設けられている支持体と、前記支持体に、例えば前記支持体上に取り付けられた、フライヤの油槽に食用油を供給するための供給ノズルと、前記食用油容器に取り外し可能に接続される吸油部と、前記支持体に取り付けられ、吸い込み口が前記吸油部に連結(接続)されるとともに、吐き出し口が前記供給ノズルに連結(接続)された電動油ポンプと、を備え、前記電動油ポンプの作動により、前記吸油部から食用油を吸い込み(例えば、汲み上げ又は吸い上げ)、前記供給ノズルからフライヤの油槽に食用油を供給するものである。本発明では、電動油ポンプを作動させると、食用油容器内の食用油が、吸油部から吸い込まれ(例えば、汲み上げられ又は吸い上げられ)、供給ノズルからフライヤの油槽に自動的に供給される。したがって、例えば電動油ポンプ作動用のボタンを操作するだけで、適時に、食用油を補給することができる。吸油部は、食用油を吸い込むことができるように、あるいは食用油中に入れられるように食用油容器に接続されるが、食用油容器から取り外せるように構成されているので、空になった食用油容器に食用油を充填してから、簡単に、再び食用油容器を吸油部に接続し又は取り付けることができる。あるいは、空になった食用油容器に代えて、食用油が充填されている食用油容器を、簡単に、吸油部に接続し又は取り付けることができる。吸油部としては、食用油容器内の食用油中に入れられる吸油パイプ又は吸油ホースを備えた吸油管部を用いることができる。吸油部と電動油ポンプとの間に電磁弁を配置し、食用油の供給時に電磁弁を開き、供給を停止するときに電磁弁を閉じるように構成してもよい。また、支持体の横(横側)に、支持体と密着状態で、または支持体から距離をおかずに、あるいは支持体からあまり距離をおかずに食用油容器を配置できる場合には、支持体は容器スペースを有することとなる。
【0008】
ところで、揚げ物の種類などに応じて、随時、フライヤの油槽内に種類の異なる食用油を供給又は補給できれば、顧客の嗜好に合った揚げ物を調理することが可能となる。そこで、本発明のフライヤ用食用油供給装置は、食用油をフライヤの油槽に供給するフライヤ用食用油供給装置であって、それぞれ別種類の食用油を収容する食用油容器の配置のための容器スペースが、例えば下側に設けられている支持体と、前記支持体に、例えば前記支持体上に取り付けられた、フライヤの油槽に食用油を供給するための供給ノズルと、それぞれの前記食用油容器に取り外し可能に接続される複数個の吸油部と、前記支持体に取り付けられて複数個の前記吸油部と接続(連結)された電磁弁と、前記支持体に取り付けられ、吸い込み口が前記電磁弁に連結(接続)されるとともに、吐き出し口が前記供給ノズルに連結(接続)された電動油ポンプと、を備え、前記電磁弁を介して前記電動油ポンプと連通した前記吸油部から食用油を吸い込み(例えば、汲み上げ又は吸い上げ)、前記供給ノズルからフライヤの油槽に食用油を供給する、ものとすることができる。ここでは、電磁弁の作動により又は電磁弁を介して、例えば特定の吸油部と電動油ポンプ又は供給ノズルとが連通される。そして、電動油ポンプの作動により、特定の吸油部が接続され又は取り付けられている食用油容器内の食用油が供給ノズルからフライヤの油槽内に供給される。ここで、電磁弁を切り替えて別の吸油部と電動油ポンプ又は供給ノズルとを連通すれば、フライヤの油槽内に別の種類の食用油が供給される。ここでは、例えば電磁弁と吸油部とが一つずつ接続される。すなわち、電磁弁が吸油部の個数だけ設けられる。あるいは、一つの電磁弁に全ての吸油部が接続される場合もある。
【0009】
食用油容器が一斗缶であり、例えば18リットル缶、スチール製の18リットル缶又は食用油購入時の食用油容器であり、吸油部が一斗缶に取り外し可能に接続できるものであれば、フライヤの油槽に食用油を供給する際に、食用油を一斗缶から特別の食用油容器内に移し替える必要はなくなる。
【0010】
供給ノズルが調理者の調理作業の妨げとならないように、供給ノズルを支持体の奥行方向後側に配置することが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
以上述べたように、本発明のフライヤ用食用油供給装置を用いれば、電動油ポンプを作動させて、食用油を、簡単かつ適時に、フライヤの油槽内に補給することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の斜視図、図2は本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の正面図、図3は本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の側面図、図4は本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の平面図である。
【0014】
フライヤ用食用油供給装置1は、ほぼ直方体状のケース体3及びこのケース体3の4隅下面に設けられた4本の脚部5から構成された金属製の支持体7を有し、ケース体3の下側で4本の脚部5の内側に、容器スペース9を備えている。ケース体3は、上面開口の直方体状であるケース本体11と、このケース本体11の上面を塞ぐようにケース本体11に被せられて取り付けられた長方形状の天板部13と、を有していて、天板部13の角部の一つには、細長いパイプ状の供給ノズル15が取り付けられている。供給ノズル15は、フレキシブルに形成されていて、例えばU字状に湾曲させ、かつ、湾曲形状を保てるように構成されている。このようなフライヤ用食用油供給装置1は、天板部13の、供給ノズル15が取り付けられた側の短辺個所が、例えば厨房の壁側に位置し、天板部13の、供給ノズル15と反対側の短辺個所が、調理作業側に位置するように、厨房に設置される。したがって、供給ノズル15は、フライヤ用食用油供給装置1の奥行方向後側に設けられていることとなる。
【0015】
フライヤ用食用油供給装置1の容器スペース9内には、2つの一斗缶17、19が、金属製の台車21上に載置された状態で配置されている。台車21は、長方形状の浅い容器体23(底板部及び底板部の周縁に形成されているわずかな高さの側部から一体的に形成されている)と、この容器体23の4隅下面に設けられたキャスタ25と、から構成されていて、容器体23は、2つの一斗缶17、19を並べて載置するだけの広さを有している。
【0016】
一斗缶17、19の天井板部にはそれぞれ、口部27、29(一斗缶17、19に予め設けられている口部31、33ではない)が開放されて設けられていて、一斗缶17の口部27には、パイプ状の第1の吸油管部35(吸油パイプ)が挿入されて接続されている。第1の吸油管部35は、先端(下端)が底板近くまで延びるように、あるいは底板に当たるように、一斗缶17内に差し込まれている。また、一斗缶19の口部29にも、パイプ状の第2の吸油管部37(吸油パイプ)が挿入されて接続されている。第2の吸油管部37も、先端(下端)が底板近くまで延びるように、あるいは底板に当たるように、一斗缶19内に差し込まれている。一斗缶17内には第1の食用油、例えばごま油が収容され、一斗缶19内には第2の食用油(第1の食用油とは異なる食用油)、例えばサラダ油が収容されている。したがって、第1の吸油管部35は第1の食用油内深くまで入れられ、第2の吸油管部37も第2の食用油内深くまで入れられている。
【0017】
ケース本体11内には、第1のソレノイドバルブ39(電磁弁)及び第2のソレノイドバルブ41(電磁弁)が配置され、第1のソレノイドバルブ39の流入側は、ゴムホース43を介して、第1の吸油管部35の外端部(後端部)と接続されていて、第2のソレノイドバルブ41の流入側は、ゴムホース45を介して、第2の吸油管部37の外端部(後端部)と接続されている。また、ケース本体11内には、電動油ポンプ47が配置され、この電動油ポンプ47の吸い込み側又は吸い込み口は、ホース又はパイプ49を介して、第1のソレノイドバルブ39の流出側及び第2のソレノイドバルブ41の流出側と接続されていて、電動油ポンプ47の吐き出し側又は吐き出し口は、ホース又はパイプ51を介して、供給ノズル15の付け根部(下端部)と接続されている。なお、第1の吸油管部35とゴムホース43及び第2の吸油管部37とゴムホース45はそれぞれ、取り外すことができるように構成されている。
【0018】
ケース本体11の前面部(奥行方向前側の側面部)には、第1の押しボタンスイッチ53及び第2の押しボタンスイッチ55が設けられ、第1の押しボタンスイッチ53は、ケース本体11内に取り付けられた制御装置57を介して、第1のソレノイドバルブ39及び電動油ポンプ47を同時に又はほぼ同時に制御し、第2の押しボタンスイッチ55は、制御装置57を介して、第2のソレノイドバルブ41及び電動油ポンプ47を同時に又はほぼ同時に制御するように構成されている。
【0019】
第1の押しボタンスイッチ53を押すと、第1のソレノイドバルブ39が開き、電動油ポンプ47が作動する。ここでは、第2のソレノイドバルブ41は閉じたままである。したがって、第1の押しボタンスイッチ53が押されている間は、一斗缶17内の第1の食用油が、第1の吸油管部35、ゴムホース43、第1のソレノイドバルブ39、ホース又はパイプ49、電動油ポンプ47、ホース又はパイプ51そして給油ノズル15を通り、フライヤ用食用油供給装置1に並んで設置されているフライヤ59の油槽61内に供給され続ける。また、第2の押しボタンスイッチ55を押すと、第2のソレノイドバルブ41が開き、電動油ポンプ47が作動する。ここでは、第1のソレノイドバルブ39は閉じたままである。したがって、第2の押しボタンスイッチ55が押されている間は、一斗缶19内の第2の食用油が、第2の吸油管部37、ゴムホース45、第2のソレノイドバルブ41、ホース又はパイプ49、電動油ポンプ47、ホース又はパイプ51そして給油ノズル15を通り、フライヤ59の油槽61内に供給され続ける。なお、図3及び図4中、符号63は電源コードを示す。
【0020】
図5は本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の斜視図、図6は本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の正面図、図7は本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の側面図、図8は本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の平面図である。なお、図1乃至図4と同一の符号を付した部分は図1乃至図4の当該部分と同一の構造を有している。
【0021】
別のフライヤ用食用油供給装置65は、ほぼ正方形状の載置台67及びこの載置台67の一辺部に沿って一体的に形成された側壁部69と、載置台67の4隅下面に設けられた4本の脚部71と、から構成された金属製の支持体73を有し、載置台67の下側で4本の脚部71の内側に、容器スペース75を備えている。側壁部69の上面の長さ方向一端部には、細長いパイプ状の供給ノズル15が取り付けられている。このようなフライヤ用食用油供給装置65は、載置台67の、供給ノズル15が取り付けられた側の一辺個所が、例えば厨房の壁側に位置し、載置台67の、供給ノズル15と反対側の一辺個所が、調理作業側に位置するように、厨房に設置される。したがって、供給ノズル15は、フライヤ用食用油供給装置67の奥行方向後側に設けられていることとなる。
【0022】
フライヤ用食用油供給装置65の容器スペース75内には、2つの一斗缶17、19が台車21上に載置された状態で配置されている。
【0023】
一斗缶17の口部27には、第1の吸油管部35が挿入されて接続されている。また、一斗缶19の口部29にも、第2の吸油管部37が挿入されて接続されている。
【0024】
側壁部69に沿って設けられている2本の脚部71間には支持プレート76が取り付けられていて、この支持プレート76には、第1のソレノイドバルブ77(電磁弁)及び第2のソレノイドバルブ79(電磁弁)が配置され、第1のソレノイドバルブ77の流入側は、ゴムホース81を介して、第1の吸油管部35の外端部(後端部)と接続されていて、第2のソレノイドバルブ79の流入側は、ゴムホース83を介して、第2の吸油管部37の外端部(後端部)と接続されている。また、支持プレート76には、電動油ポンプ84が配置され、この電動油ポンプ84の吸い込み側又は吸い込み口は、ホース又はパイプ85を介して、第1のソレノイドバルブ77の流出側及び第2のソレノイドバルブ79の流出側と接続されていて、電動油ポンプ84の吐き出し側又は吐き出し口は、ホース又はパイプ87を介して、供給ノズル15の付け根部(下端部)と接続されている。なお、第1の吸油管部35とゴムホース81及び第2の吸油管部37とゴムホース83はそれぞれ、取り外すことができるように構成されている。
【0025】
側壁部69の前面部(奥行方向前側の側面部)には、第1の押しボタンスイッチ89及び第2の押しボタンスイッチ91が設けられ、第1の押しボタンスイッチ89は、側壁部69内に取り付けられた制御装置93を介して、第1のソレノイドバルブ77及び電動油ポンプ84を同時に又はほぼ同時に制御し、第2の押しボタンスイッチ91は、制御装置93を介して、第2のソレノイドバルブ79及び電動油ポンプ84を同時に又はほぼ同時に制御するよう構成されている。
【0026】
第1の押しボタンスイッチ89を押すと、第1のソレノイドバルブ77が開き、電動油ポンプ84が作動する。ここでは、第2のソレノイドバルブ79は閉じたままである。したがって、第1の押しボタンスイッチ89が押されている間は、一斗缶17内の第1の食用油が、第1の吸油管部35、ゴムホース81、第1のソレノイドバルブ77、ホース又はパイプ85、電動油ポンプ84、ホース又はパイプ87そして給油ノズル15を通り、フライヤ用食用油供給装置65の載置台67上に載せられているフライヤ95の油槽97内に供給され続ける。また、第2の押しボタンスイッチ91を押すと、第2のソレノイドバルブ79が開き、電動油ポンプ84が作動する。ここでは、第1のソレノイドバルブ77は閉じたままである。したがって、第2の押しボタンスイッチ91が押されている間は、一斗缶19内の第2の食用油が、第2の吸油管部37、ゴムホース83、第2のソレノイドバルブ79、ホース又はパイプ85、電動油ポンプ84、ホース又はパイプ87そして給油ノズル15を通り、フライヤ95の油槽97内に供給され続ける。なお、図6及び図8中、符号99は電源コードを示す。
【0027】
図9は一斗缶17に口部27を構成する場合を説明する図、図10は一斗缶17の口部27に第1の吸油管部35を接続した状態を詳細に示す図である。
【0028】
一斗缶17の口部27は、一斗缶17の天井板部の隅部に口部材101を押し込むことにより構成されている。口部材101は、断面直角2等辺三角形状となるように配置された、例えば、折り曲げ形成された、一対の側壁プレート103、103と、この一対の側壁プレート103、103の上端に被せられて接合された天板プレート105と、この天板プレート105に形成された取り付け孔107に嵌められて接合されたガイドパイプ109と、から一体的に形成されていて、それぞれの側壁プレート103は、押し付けられることにより、天井板部の隅部の外縁に容易に切れ込みを入れることができるような薄さに形成されている。したがって、口部材101を、一対の側壁プレート103、103が天井板部の隅部の外縁と一致する状態で、天井板部に向かって押し付けると、側壁プレート103、103が天井板部の隅部の外縁を切り込み、口部材101は一斗缶17内に嵌り込んでいく。したがって、口部材101は、一斗缶17の天井板部に、引き抜き可能な状態で固定されることとなる。ガイドパイプ109の先端部内側は竹槍状に傾斜しているので(斜めに切断されているので)、天井板部の隅部を折り曲げ方向に押圧して隅部のスムーズな屈曲を補助する。口部材101の押し込みは、ガイドパイプ109の傾斜した先端開口全体又は先端開口ほぼ全体が、天井板部の隅部よりも下側に突出するまで行われるが、ここでは、天板プレート105が一斗缶17の天井板部とほぼ一致するまで口部材101は押し込まれている。
【0029】
このようにして構成された口部27のガイドパイプ109に、第1の吸油管部35を挿入して一斗缶17に接続する。ガイドパイプ109の内径は、第1の吸油管部35の外径よりも若干大きい程度が好ましい。なお、一斗缶19の口部29の構成及び口部29への第2の吸油管部37の接続は、一斗缶17の場合と同様である。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明のフライヤ用食用油供給装置は、揚げ物を提供する飲食店等で、揚げ調理作業の負担を有効に軽減する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の斜視図である。
【図2】本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の正面図である。
【図3】本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の側面図である。
【図4】本発明に係るフライヤ用食用油供給装置の平面図である。
【図5】本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の斜視図である。
【図6】本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の正面図である。
【図7】本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の供給装置の側面図である。
【図8】本発明に係る別のフライヤ用食用油供給装置の平面図である。
【図9】一斗缶に口部を構成する場合を説明する図である。
【図10】一斗缶の口部に第1の吸油管部を接続した状態を詳細に示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1、69 フライヤ用食用油供給装置
7、73 支持体
9、75 容器スペース
15 供給ノズル
17、19 一斗缶(食用油容器)
35、37 吸油管部
47、83 電動油ポンプ
59、95 フライヤ
61、97 油槽
【出願人】 【識別番号】595046986
【氏名又は名称】株式会社富士工業所
【住所又は居所】東京都荒川区西尾久4丁目8番10号
【出願日】 平成16年3月8日(2004.3.8)
【代理人】 【識別番号】100091410
【弁理士】
【氏名又は名称】澁谷 啓朗

【公開番号】 特開2005−253481(P2005−253481A)
【公開日】 平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願番号】 特願2004−64885(P2004−64885)