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【発明の名称】 安眠用マフラー
【発明者】 【氏名】三浦 直子

【要約】 【課題】冬場の睡眠時において、襟元や手足が冷えて就寝できない時に襟元や手足を温めることにより心地よい睡眠ができると共に爽やかな気分で起床することができる、安眠用マフラーを得る。

【解決手段】軽量且つ保温性に優れた繊維地を幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状に縫製したマフラー本体と、該マフラー本体の一端側にいて他端側を保持して当該マフラー本体を襟元に密着させるための保持手段を設けて構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軽量且つ保温性に優れた繊維地を幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状に縫製したマフラー本体と、該マフラー本体の一端側において他端側を保持して当該マフラー本体を襟元に密着させるための保持手段を設けて成ることを特徴とする、安眠用マフラー。
【請求項2】
保持手段として、マフラー本体の一端側にスリットを開け、該スリットに他端側を挿入して保持する方法であることを特徴とする、請求項1に記載の安眠用マフラー。
【請求項3】
保持手段として、マフラー本体の一端側に当該マフラー本体の両側部を縫合して筒部を形成し、該筒部に他端側を挿入して保持する方法であることを特徴とする、請求項1に記載の安眠用マフラー。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、襟元を温めるためのマフラーに関し、特に冬場の睡眠時において襟元及び手足を温めて快適に安眠することができる、安眠用マフラーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、マフラーは冬場の戸外において襟元を温めるために使用している。該マフラーは、毛皮,ウールや化繊などの繊維紐を細長く編み上げたもの又は当該繊維地に起毛処理を施したもの等の種類があり、比較的短いものは首に掛けて使用し、ファッション性を重視した長めのものは首に幾重にも巻いて使用するものである。
【0003】
上記マフラーの使用目的は、主に冬場の戸外において襟元を温めるためであるが、同時に手足を温める効果もあることが近年分かってきた。手足の冷えを解消するためには血液の流れを良くする必要があるが、手足の皮下1mmのところにある動静脈吻合(AVA)と呼ばれる動脈と静脈のバイパス部を開くことにより血液の流れが良くなり、その結果として手足が温まることになる。該動静脈吻合(AVA)を開かせる要因として、人体の中で一番寒さに敏感な首の前後を温めるのが一番良く、マフラーをして襟元を温めることにより襟元のみならず手足をも温めることができるのである。
【0004】
冬場の睡眠時において、襟元が寒い時には毛布を首まで被ったりタオル等を宛がい、手足が冷える時には手袋をはめたり靴下を履くなどして対処しており(電気毛布や懐炉など自ら熱を放出する手段を除く)、睡眠時においてマフラーをすることはなかった。
【非特許文献1】 NHKためしてガッテン2003 VOL・3冬号 P34〜35 株式会社アスコム発行
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、就寝時に毛布を首まで被ったりタオル等を宛がって寝ても、寝返りを打つことにより当該毛布やタオル等がずれ、襟元が直接外気にさらされて冷えてしまうという問題点があった。このため、寒さに敏感な襟元はもとより手足が温まらないまま就寝することになり、心地よい睡眠をしたり爽やかな気分で起床することができないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解決するために成されたものであり、冬場の睡眠時において、襟元や手足が冷えて就寝できない時に襟元や手足を温めることにより心地よい睡眠ができると共に爽やかな気分で起床することができる、安眠用マフラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の安眠用マフラーは、軽量且つ保温性に優れた繊維地を幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状に縫製したマフラー本体と、該マフラー本体の一端側において他端側を保持して当該マフラー本体を襟元に密着させるための保持手段を設けて成る。
【発明の効果】
【0008】
本発明の安眠用マフラーを、襟元や手足が冷えて寝付けないような冬場の就寝時において使用すれば、人体の中で一番寒さに敏感な首の前後すなわち襟元を暖めることにより手足の皮下1mmのところにある動静脈吻合(AVA)を開かせることができるため血液の流れが良くなり、襟元は元より手足も温まるため心地よい睡眠ができると共に爽やかな気分で起床することができるという絶大なる効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明を実施するための最良の形態として、軽量且つ保温性に優れた繊維地例えばポリエステル繊維地に起毛処理を施したフリースを幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状に縫製したマフラー本体において、該マフラー本体の一端側において他端側を保持して当該マフラー本体を襟元に密着させるための保持手段を設けて構成する。該保持手段として、マフラー本体の一端側にスリットを開け、該スリットに他端側を挿入して保持する方法や、マフラー本体の一端側に当該マフラー本体の両側部を縫合して筒部を形成し、該筒部に他端側を挿入して保持する方法や、マフラー本体の一端側と他端側をボタン又は面ファスナーで保持する方法などがある。
【0010】
上記繊維地としてはフリースが好適であるが、軽量且つ保温性に優れた繊維地であれば特に限定するものではない。また、大きさや形状は幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状で先端部が丸みを帯びた形状が基本であるが特に限定するものではない。また、男性用と女性用又は大人用と子供用として、任意な大きさ形状に分けても構わない。
【実施例1】
【0011】
本発明の安眠用マフラーの第一実施例を図を用いて説明する。図1は本発明の安眠用マフラーの第一実施例における外形図であり、(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は平面図である。また、図3は本発明の安眠用マフラーの第一実施例における使用状態図である
【0012】
図1に示すように、マフラー本体2として軽量且つ保温性に優れた繊維地を幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状で先端部に丸みを持たせて縫製する。また、該マフラー本体2の一端側において他端側を保持して当該マフラー本体2を襟元に密着させるための保持手段として、マフラー本体2の一端側にスリット3を開け、該スリット3に他端側を先端部4より挿入して保持する方法の安眠用マフラー1を示している。
【0013】
図3においては、マフラー本体2を首の後側よりかけた後、首の前側において当該マフラー本体2の一端側にあるスリット3に他端側の先端部4を挿入し、適度に締めて保持した状態を示している。なお、マフラー本体2のスリット3を僅かに傾斜して開けることにより、首にかけた時において先端部4が自然に前に垂れるようになる。
【実施例2】
【0014】
本発明の安眠用マフラーの第二実施例を図を用いて説明する。図2は本発明の安眠用マフラーの第二実施例における外形図であり、(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は平面図である。また、図4は本発明の安眠用マフラーの第二実施例における使用状態図である。
【0015】
図2に示すように、マフラー本体2として軽量且つ保温性に優れた繊維地を幅10〜12cm程度,長さ60〜90cm程度の帯状で先端部に丸みを持たせて縫製する。また、該マフラー本体2の一端側において他端側を保持して当該マフラー本体2を襟元に密着させるための保持手段として、マフラー本体2の一端側に当該マフラー本体2の両側部を縫合して筒部6を形成し、該筒部6に他端側を先端部4より挿入して保持する方法の安眠用マフラー1を示している。
【0016】
図4においては、マフラー本体2を首の後側よりかけた後、首の前側において当該マフラー本体2の一端側にある筒部6に他端側の先端部4を挿入し、適度に締めて保持した状態を示している。なお、該先端部4の幅をマフラー本体2の幅より狭くすると、筒部6に挿入し易くなる。また、筒部6を形成するための縫合部5の幅は1cm程度が好適である。
【産業上の利用可能性】
【0017】
本発明の安眠用マフラーは、冬場の睡眠時において襟元や手足を温めることにより心地よい睡眠ができると共に爽やかな気分で起床するためのものとして発明されたが、一般のマフラーとして戸外において使用しても構わない。また、色や柄及び素材にファッション性を持たせることにより、オシャレ用のマフラーとして季節を問わずに使用しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の安眠用マフラーの第一実施例における外形図である。
【図2】本発明の安眠用マフラーの第二実施例における外形図である。
【図3】本発明の安眠用マフラーの第一実施例における使用状態図である。
【図4】本発明の安眠用マフラーの第二実施例における使用状態図である。
【符号の説明】
【0019】
1 安眠用マフラー
2 マフラー本体
3 スリット
4 先端部
5 縫合部
6 筒部
【出願人】 【識別番号】597158702
【氏名又は名称】三浦 直子
【識別番号】504220535
【氏名又は名称】勝間田 大子
【出願日】 平成16年5月12日(2004.5.12)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−323966(P2005−323966A)
【公開日】 平成17年11月24日(2005.11.24)
【出願番号】 特願2004−170572(P2004−170572)