| 【発明の名称】 |
封止されたデータキャリアの固定枠 |
| 【発明者】 |
【氏名】内田 栄時
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| 【要約】 |
【課題】耐熱耐水性に優れた、封止された無線タグによるデータキャリアが、どのような材質の食器に対しても、固定枠と共に接着する事により簡単に食器本体に設置でき、製造工程途中において、熱や圧力で無線タグによるデータキャリアを痛める心配がない、また、また段差が少ないので汚れもたまりにくく剥がれにくいものである。
【解決手段】木や陶器、磁器、ガラス、樹脂どのような素材の食器1でも食器表面に、封止された無線タグによるデータキャリア3と、その外縁形状と形を同じくする固定枠を用意し、枠の中に封止されたデータキャリア3を接着剤などを使って接着収容し1体になったものを更に接着する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 封止された無線タグによるデータキャリアを、簡単に食器本体に設置できる事を特徴とする封止されたデータキャリアの固定枠。 【請求項2】 封止された無線タグによるデータキャリアが、食器本体に強力に設置できる事を特徴とする封止されたデータキャリアの固定枠。 【請求項3】 封止された無線タグによるデータキャリアと、食器本体との貼りつけ面に出来た段差を無くし、汚れをたまりにくくした事を特徴とする封止されたデータキャリアの固定枠。 【請求項4】 製造工程途中において、熱や圧力で無線タグによるデータキャリアを痛める心配がない事を特徴とする封止されたデータキャリアの固定枠。 【請求項5】 封止された無線タグによるデータキャリアを貼りつける食器 の種類を皿または椀または碗または鉢または湯飲みまたは銚子またはカップまたはグラスとし、また材質を陶器、磁器、木、樹脂、ガラス、石としたことを特徴とする請求項1,2,3,4記載の封止されたデータキャリアの固定枠。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、飲食店や食堂で用いて好適なデータキャリア付き食器と、封止された無線タグを食器へ設置するための形成方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、食器 のコスト・品番等を識別し生産管理または販売管理する手段として、データキャリア付き食器を利用することがある、一例として、各席ごとに配置された質問装置によって、各席に着席した顧客が飲食した皿のデータキャリアから送信される無線信号を受信して、この無線信号に含まれるIDデータを再生し、各質問装置によって得られた各席ごとのIDデータにもとづき、飲食代金計算装置によって、各席ごとに顧客が飲食した食品の種類を特定して、飲食代金を計算することにより、顧客が飲食した時に使用した皿を各席に置いておくだけで、各顧客が飲食した食品の飲食代金を自動的に計算し、これにより飲食代金を計算する再の計算ミスを無くすと共に、従業員数を少なくして、店の営業コストを低減させる。 【0003】 このようなデータキャリアにより、無線応答機能をもたせた食器として、下記の特許文献のものが知られている。 【0004】 【特許文献1】特開平8−56799号公報「食器類及びその製造方法」 【0005】 この特許文献1には、食器類の本体にデータキャリアを取りつけるにあたって、皿等の食器類本体を樹脂で成形する際に、データキャリアを食器類本体に成型の際に埋め込むなどして一体化するか、あるいは食器類本体にデータキャリアを収納するための収納用凹所を成型しここに配設するかして行う事が示されている。 【0006】 食器類本体を樹脂で成型する際にデータキャリアを食器類本体に埋めこむなどして一体化する事の利点は、データキャリアを食器類本体の表面から露出させない様に埋設させる事によって、食器本体内にデータキャリアを保護する事が出来、食器を洗浄する際に洗浄剤や水等がデータキャリアに作用する事を防ぐ事が出来ると言う点に有る。 【0007】 しかし、成型金型その他の関係で面倒な工程を必要とし、また、データキャリアに熱と圧力が作用して傷めるおそれも有る。 【0008】 また、食器類本体にデータキャリアを収納するための収納用凹所を成型しここに配設する場合も、使用で湯を使う場合データキャリアに熱と圧力が作用して傷める事となる。 【0009】 そのため、食器類に封止されたデータキャリアを、接着剤を付けて直接貼りつけたりする場合も有る。封止とは、露出したデータキャリアを別途に成型したPPS樹脂などの樹脂等で封じこめたもので、耐水性や耐熱性を高めた主にコインや、四角状のものである。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 しかしながら食器類本体を樹脂で成型する際にデータキャリアを食器類本体に埋めこむなどして一体化するような従来方法に於いては、製造に高温高圧が伴う場合は、データキャリアに熱と圧力が作用して傷めるため、製造する事ができない。 【0011】 また洗浄に湯を使用する場合が多く、熱に対するデータキャリアの保護にかけている 【0012】 また、食器類に封止されたデータキャリアを、接着剤を付けて直接貼りつけたりする場合もあるが、接着剤の接着力が不足していて、使っている間にすぐに剥がれてしまう、そして、表面に単に付けただけなので、食器本体との間に段差ができ、汚れがたまりやすい。 【0013】 そして、製造工程が複雑であったり、それぞれの食器にすべての部品を、金型を作って用意したりしてコストが高くなっていた 【0014】 この発明の目的は、前記従来例の不都合を解消し、封止された無線タグによるデータキャリアを、その外径と形を同じくする枠を一緒に接着することにより簡単に食器本体に設置すると同時に、さまざまな種類の食器に1つ1つ専用の機構や蓋を作らなくても1つの枠を使いまわしでき、製造工程途中において、熱や圧力で無線タグによるデータキャリアを痛めることなく、食器表面にデータキャリアが接着されると同時に側面を固定枠で接着固定されているため、簡単に剥がれることなく、食器本体との貼りつけ面に出来た段差を無くし、汚れをたまりにくくした食器を提供する事に有る 【課題を解決するための手段】 【0015】 上記課題を解決するために本発明の固定枠は、封止された無線タグによるデータキャリアの外縁形状と、形を同じくする枠で、厚みは封止されたデータキャリアの厚みと同程度の物である、この枠の中に封止されたデータキャリアを収容し、それを食器糸底内の表面に貼り付けることで簡単に封止されたデータキャリアを設置できて汚れもたまらず、剥がれにくいデータキャリア付き食器をつくるための固定枠を提供する事を要旨としたものである。 【0016】 この発明によれば、木や陶器、磁器、ガラス、樹脂どのような素材の食器でもデータキャリアを取りつける事が可能で、市販に流通している、封止された無線タグによるデータキャリアを固定枠の中に設置することで、それぞれの食器の糸底の形状に関わらず、封止された無線タグの形状にあった固定枠を大量安価に作っておくことで、それをデータキャリアと一緒に上から貼り付けることでどんな食器にでも安価で簡単に配置可能である。 【0017】 しかも、封止されたデータキャリアは、食器本体に対し凸部としての段差を形成するが周りをなだらかに枠で埋め段差を無くすため、外からの外圧が横から加わりにくく、上からしか加わらない、接着面に無理がかからず簡単に剥がれないし、段差が少ないため汚れもたまりにくい 【0018】 また、蓋の素材も食器の色や素材と同じ様なもので作れば、外観上も食器本体と同色で体裁の良いものとなる 【0019】 また製造工程においても、耐熱耐水性のある封止されたデータキャリアを配置し、周りから固定枠で保護し接着剤で接着しているだけなので、データキャリアに熱や圧力が加わらず、製造工程上でデータキャリアが痛まない。 【発明の効果】 【0020】 以上述べたようにこの発明の、封止されたデータキャリアの固定枠は、封止された無線タグによるデータキャリアを、枠で固定接着することにより簡単に食器本体に設置できると同時に、さまざまな種類の食器の糸底に1つ1つ専用の機構や蓋を作らなくても1つの固定枠を使いまわしでき、製造工程途中において、熱や圧力で無線タグによるデータキャリアを痛めることなく、食器表面に段差を形成する事なく接着されているため、簡単に剥がれることなく、汚れもたまりにくい、また外観上も体裁の良いデータキャリア付き食器を提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 以下本発明の実施例について説明する。図1はこの発明の封止されたデータキャリアの固定枠の1実施形態を示す縦断正面図で、食器としては、食堂で使われる直径15cm程度の陶器または磁器等のセラミックス部材またはバルクの樹脂部材または透明なガラス部材などの円形の皿の場合で、図中1は食器本体としての皿本体、2はデータキャリア、3は封止カバー、4は固定枠を示す。 【0022】 PPS樹脂などで出来たカバー3でデータキャリアを覆うことによって、まず耐熱耐水性のある封止されたデータキャリアとする。この封止された状態のものは一般に、各電機メーカーが市販しているものをそのまま使う事も出来る。 【0023】 皿本体1の収容糸底に、封止されたデータキャリア2を接着剤を塗り接着させ、周りを固定枠4で嵌め込むように再度接着する。 【0024】 本発明で使用するデータキャリアとしての無線タグであるが、これは無線自動認識ICタグ、RFIDタグ、ICタグ、コンタクトレスIDカード、リモートIDカード、リモートIDタグなどと称されるものであり、中にはコイル、コンデンサー、水晶発信器などが組み合わされた情報記憶用の素子が入っており、質問器の指定された番地の情報を読み取る事が出来ると共に質問器から送信される情報を指定メモリー内の番地に書きこんで格納される様になっている。 【0025】 また、封止されたデータキャリアが内蔵された食器 の種類についても任意で皿以外に椀または碗または鉢または湯飲みまたは銚子またはカップまたはグラスとし、また材質を陶器、磁器、木、樹脂、ガラス、石とする事が出来る。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】この発明の固定枠をつけた食器の実施形態を示す縦断正面図である。(丸皿の例) 【符号の説明】 【0027】 1…食器類本体 2…データキャリア 3…封止カバー 4…固定枠
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| 【出願人】 |
【識別番号】599109847 【氏名又は名称】有限会社 内田プラスチック
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| 【出願日】 |
平成16年4月20日(2004.4.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−304672(P2005−304672A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−123916(P2004−123916) |
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