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【発明の名称】 シンチ機構付き寝袋
【発明者】 【氏名】マイケル ダブリュ. ピータースン

【氏名】スーザン エル. ミハエリス

【要約】 【課題】片手で巻かれた状態に保持するシンチ機構を有する寝袋を提供する。

【解決手段】シンチ機構は、例えば、寝袋の一端に取り付けられたループ30、コード32及び留め具34を含む。寝袋を巻いたとき、ループを一方向に引っ張り、コードを反対方向に引っ張る。次いで、コードをループに通し、引き戻して、それ自体に結合する。留め具34を使用してコードをそれ自体に結合する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
寝袋を巻かれた状態に保持するシンチ機構を有し、該シンチ機構は、ループ、コード、および、コードに結合された留め具を有しており、寝袋が巻かれた状態で、ループが寝袋に巻き付けられ、コードがループに通されて伸長し、留め具がコードの一部に取り付けられ、ループおよびコードを所定位置に保持できるように、前記ループ、コードおよび留め具が、配置および構成されていることを特徴とする寝袋。
【請求項2】
前記ループが、寝袋の足部に取り付けられている請求項1に記載の寝袋。
【請求項3】
前記コードが、寝袋の足部に取り付けられている請求項2に記載の寝袋。
【請求項4】
前記コードが、寝袋の足部に取り付けられている請求項1に記載の寝袋。
【請求項5】
前記ループが、長さ方向に折り畳まれた状態にある寝袋の下半分側を押さえるようになっている請求項1に記載の寝袋。
【請求項6】
前記コードが、長さ方向に折り畳まれた状態にある寝袋の上半分側を押さえるようになっている請求項5に記載の寝袋。
【請求項7】
前記留め具が、寝袋の外表面に対して伸長するコードの一部につなぐための開口部を有する請求項1に記載の寝袋。
【請求項8】
前記留め具が、寝袋の外表面に対して伸長するコードの一部につなぐための2つの開口部を有する請求項2に記載の寝袋。
【請求項9】
前記2つの開口部が前記留め具の両側にそれぞれ配置されている請求項8に記載の寝袋。
【請求項10】
前記2つの開口部が前記留め具の同じ側に配置されている請求項8に記載の寝袋。
【請求項11】
前記留め具が使用者の手に適合する形状となっている請求項7に記載の寝袋。
【請求項12】
前記留め具が、コードに取付けるための、および、手により把持されるための薄肉部と、前記開口部を有する厚肉部とを有する請求項11に記載の寝袋。
【請求項13】
前記ループが、寝袋が巻かれた状態で、該寝袋の外表部の近傍で位置合わせされている2つのアタッチメントを有する請求項1に記載の寝袋。
【請求項14】
ロールの周りを一方向に伸長するループ、および、ロールの周りを反対方向に伸長し、ロール状態にある寝袋を維持できるように、着脱可能に前記ループに取付けられるコードからなる、ロール状態にある寝袋。
【請求項15】
前記コードを前記ループに取り付けるために利用される留め具をさらに有する請求項14に記載の寝袋。
【請求項16】
前記留め具が前記コードに結合されている請求項15に記載の寝袋。
【請求項17】
前記コードが前記ループに通されて伸長し、前記留め具がロール状態にある寝袋の外側に沿って伸長するコードの一部に取り付けられている請求項16に記載の寝袋。
【請求項18】
前記留め具が、前記コードの一部につなぐための開口部を有する請求項17に記載の寝袋。
【請求項19】
前記留め具が、前記コードの一部につなぐための2つの開口部を有する請求項18に記載の寝袋。
【請求項20】
前記2つの開口部が、前記留め具の両側にそれぞれ配置されている請求項19に記載の寝袋。
【請求項21】
前記2つの開口部が、前記留め具の同じ側に配置されている請求項19に記載の寝袋。
【請求項22】
前記留め具が、使用者の手に適合する形状となっている請求項18に記載の寝袋。
【請求項23】
前記留め具が、コードに取付けるための、および、手により把持されるための薄肉部と、前記開口部を有する厚肉部とを有する請求項22に記載の寝袋。
【請求項24】
前記コードが前記ループを通って伸長し、コード自体に結合される請求項14に記載の寝袋。
【請求項25】
前記コードが前記ループ状態となっている寝袋の外側を伸長する前記コードの一部に結合される請求項24に記載の寝袋。
【請求項26】
前記コードが結び止めによりコード自身に結合される請求項24に記載の寝袋。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、寝袋、特に、収納および運搬のためにロール状にきつく巻かれる構造の寝袋を対象とする。
【背景技術】
【0002】
一般的に、寝袋は、野外で、例えば、キャンピングカーまたはテント内で眠るために、暖かく裏打ちされ、あるいはパッド入りの袋である。また、寝袋は、外泊時のように、屋内で床で眠るために、あるいは、旅行時に便利な寝具として使用できる。
【0003】
寝袋は、一般的に、人が寝袋内でその上に横たわる底部と、その人の上に延在して覆う頂部とを含む。多くの場合、頂部および底部は、単一で大きな矩形の断熱性の、あるいはパッド入りの布地から作られ、その底縁および側縁に沿って折り曲げ、結合して袋を形成する。結合は、一般的に、ジッパによって行なわれる。
【0004】
多くの場合、寝袋は、運搬および収納のために、長さ方向に半分に折り曲げられ、きつく丸くなった状態に巻かれる。巻かれた後、ほとんど巻かれた矩形の寝袋は、結び紐、圧縮ストラップ、または伸縮ストラップで縛られ、あるいは、それ以外の方法で、寝袋が運搬および収納中に広がってこないように、固定できる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
寝袋を巻くことに関連する問題として、寝袋が(例えば長さ方向に)折り畳まれた後、寝袋を巻く過程中に、寝袋の縁が離れてしまい、巻くことが往々にして難しくなることである。このため、多くの使用者は、運搬および収納のための閉合を確保しつつ、寝袋をきつく整然とした形状に巻くことに困難を感じる。さらに、たとえ使用者が寝袋を締まった形状に巻くことができても、紐を結ぶには両方の手が必要になり、寝袋をきつく巻かれた形状に保持するための手が残っていないので、使用者は寝袋を結ぶことに困難を感じることがある。多くの場合、寝袋を縛る時に、使用者は袋の上に座ったり、あるいはひざを寝袋に押し込んで、巻きが解けるのを防止しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の基本的な理解を図るために、以下に、本発明の幾つかの実施形態の簡単な概要を提示する。この概要は、本発明を広範囲に概観するものではない。また、本発明の主要な/決定的に重要な要素を明らかにしようとするものではなく、本発明の範囲を輪郭づけるものでもない。その唯一の目的は、後述する、さらに詳細な記述の前置きとして、本発明の幾つかの実施形態を簡単な形で提示することである。
【0007】
一実施形態では、片手で閉じることができるシンチ機構を有する寝袋が提供される。シンチ機構は、寝袋の端部に取り付けられた、例えば、ループおよびコードを含む。寝袋が巻かれたときに、ループが一方向に引かれる一方、コードは反対方向に引かれる。次いで、コードはループに通され、引き戻されてそれ自体に結合される。例えば、留め具を使用して、コードそれ自体に結合できる。
【0008】
ループは、折り曲げられた寝袋の周りに延在し、コードがそれ自体に結合された後、折り曲げられて巻かれた寝袋を所定の位置に保持する構造を提供する。組み合わされたコードとループのシステムは、寝袋用の迅速かつ簡単なシンチ機構を提供する。
【0009】
一実施形態によれば、コードをそれ自体に結合するための留め具は、コードの周りに延在し、摩擦によってコードに取り付けられた状態を維持するフックを含む。留め具が使用者の手に適合するように、カットアウト(切り欠き)を設けることができる。留め具の代替実施形態は、二つ以上のフックを含み、留め具をコードに取り付けるための多種多様な選択肢を提供する。
【0010】
本発明の他の特徴は、以下の詳細な説明と図面により明らかにされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下の説明では、本発明の様々な実施形態について説明する。説明を目的として、実施形態の完全な理解を図るために、特定の構成および細部について記載する。しかし、詳細な記述がなくても本発明を実施できることは、当業者には明らかである。さらに、記載の実施形態が曖昧とならないように、周知の機能については省略、あるいは簡略化する。
【0012】
図面の参照において、同様の参照番号は幾つかの図を通して同様の部品を表わしている。図1は、本発明の実施形態に係る寝袋10を示す。寝袋10は、頂部12および底部14を含む。左右縁16、18が寝袋10の側部に沿って延在する。寝袋10は、足部20および頭部22を含む。ジッパ24は、寝袋10の足部20および右縁18に沿って延在する。
【0013】
寝袋10は、標準的な構成であり、図示した実施形態では、頂部12を底部14に折り重ねて、頂部12と底部14がジッパ24によって接続されることによって形成される矩形の袋からなる。図面の寝袋10の構成では、折り重ね構造およびジッパによる接続を利用しているが、多くの他の構成を利用することができる。例えば、側縁に沿ってではなく、寝袋の頂部または底部において接続される寝袋を形成することができる。また、袋を折り曲げて縫合するか、あるいは他の方法で取り外せないように固定することができる。頂部12および底部14は二つの異なる部品から形成することができ、それらの縁に沿って接続して寝袋を形成することができる。さらに、矩形として図示されているが、寝袋として、マミー形、より方形に近い、あるいは「ダブル」形、または他の形状構成を含め、様々な形状を採用できる。
【0014】
本発明の一実施形態では、寝袋10は、図2に示すように折り畳まれ、次いで収納のために巻かれる(部分的に巻かれた状態を図2に示す)。図面に示した実施形態では、長さ方向に折り畳まれる寝袋10であるが、他の実施形態では、これらに限定されないが、対角線に沿って三つ折りまたは四つ折りにしたり、あるいは、幅および長さの両方に沿って折り曲げる方法を採ってもよい。
【0015】
一実施形態では、寝袋が折り曲げられた後で、寝袋10の部分または層をしっかりと保持するために、一つ以上の保持具26が設けられる。保持具26は、寝袋の折り畳まれた部分をしっかりと保持するための器具である。このために、保持具26は、寝袋10を折り目(すなわち、二つの部分または層を折り畳むことにより、形成された線)に沿って巻く間に、折り畳まれた部分の位置合わせを維持することを補助する。すなわち、保持具26は、折り畳まれた寝袋10の左右縁16、18が、巻く間に、横方向にずれることを制限する。このようにして、使用者が折り目に沿って巻き上げる際に、寝袋10の折り畳まれた層の位置合わせをやり直すことが要求されず、寝袋10を所望の均等な幅に巻くことが容易になる。図示した実施形態は保持具26を備えるが、本発明は、保持具26を寝袋にも適用できる。
【0016】
図示した実施形態では、寝袋10に二個の保持具26を使用しているが、一個またはなしを含む、任意の個数とすることができる。各保持具26は、図1に最もよく示されるように、トグル28およびループ30を含む。寝袋10が長さ方向に折り畳まれると、トグル28はループ30内に収められ、寝袋10の折り畳まれた部分の上層が寝袋10の折り畳まれた部分の下層に対して固定される。このようにして、図2に示すように、折り畳まれた部分の下層に対する折り畳まれた部分の上層の動きを制限して、寝袋10を折り目に沿って巻くことができる。代替的に、保持具26を使用しない場合、使用者は、寝袋10の巻きを注意深く制御することによって、折り畳まれた寝袋10の上部を下部に対して位置合わせした状態に維持する。
【0017】
本発明の一実施形態では、寝袋10を巻かれた位置で保持するために、シンチ機能を設ける。図1に示した実施形態では、シンチ機構はループ30およびコード32を含む。ループ30およびコード32は寝袋10の足部20に取り付けられているが、代替的に頭部22に、あるいは別の場所に、寝袋10が巻かれた後でループ30およびコード32が利用可能であるように取り付けることができる。ループ30およびコード32をそれぞれ同じ材料で形成してもよく、あるいは異なる材料で形成してもよい。ロープ、コード、繊維、または他の適切な材料のような、細長い可撓性材料で形成することが好ましい。また、必要に応じて、ループ30およびコード32の一方または両方に、弾性材料を使用することができる。
【0018】
一実施形態では、コード32の端部に留め具34(図1、図2、および図6)が設けられる。留め具34は、滑動することなくコード32に取り付けることができるように構成される。図6に示した留め具34の実施形態では、コード32に取り付けるための孔36が一端に設けられ、留め具34の中間点および遠端にそれぞれ第一および第二の開口部38、40が配置される。
【0019】
使用時に、使用者は、寝袋10を図3に示すように丸い形状に巻く。次いで、ループ30が寝袋10の外表面の周囲に、好ましくは寝袋10を巻く方向に(例えば図示した実施形態では、巻かれた寝袋10の足部20に続く方向に)引っ張られる。コード32はその反対方向に伸長し、ループ30に通される(図4)。留め具34が取り付けられたコード32の端部は次いで、巻かれた寝袋10の外表面に沿って延在するコード32の部分に結合される。
【0020】
コード32に留め具34を取り付ける前に、使用者は(例えば、留め具34を引っ張ることによって)コード32の端部を引っ張り、寝袋10の外表面に当てて、ループ30およびコード32を締め付け、こうして寝袋10を所定の状態に締め上げることができる。次いで、留め具34を使用して、コード32の端部を寝袋10の周囲にすでに延在しているコード32の一部に結合し、寝袋を締め上げられた状態に固定することができる。
【0021】
図5に示した留め具34の一実施形態では、第一および第二開口部38、40によって二つのフックが形成される。これらの開口部38、40のいずれか一方を、寝袋10に取り付けられたコード32の一部の周囲で拡張するようにしてもよい。代替的に、コード32は、開口38、40の両方に通すようにしてもよい。
【0022】
留め具34は、留め具34が取り付けられるときに、コード32の張力、コードと開口部38および/または開口部40の内側との接触による摩擦、および/または留め具34によって形成されるコードの屈曲が、コード32に対する留め具34のスリップを防止できる大きさおよび厚さとすることが好ましい。また、スリップは、寝袋10が図5に示す巻かれた形状のときに、寝袋10の外表面と留め具34の接触によっても防止される。
【0023】
寝袋10が、図3の状態になった後、使用者は片手で留め具34を掴み、ループ30に通して、図4の状態とし、留め具34を引き戻して図5の位置で結合させる。他方の手は、自由に寝袋10を所定の位置に保持することができる。
【0024】
図1に示した実施形態では、ループ30は左縁16寄りに取り付けられ、コード32は右縁18寄りに取り付けられる。したがって、寝袋10が半分に折り畳まれたときに(図2)、ループ30は寝袋10の下半分に取り付けられ、コード32は上半分に取り付けられている。一実施形態では、ループ30の両端は、折り畳まれた寝袋10のほぼ両外縁に伸長するように取り付けられるので、寝袋10が巻かれるときに、ループ30は寝袋10の外側部分を支持する。図1および2に示した実施形態では、コード32は、ループ30の両端のほぼ中間に位置するので、寝袋10の中心部分を支持する。
【0025】
必要に応じて、ループ30は、寝袋10のさらなる支持を達成できるように、寝袋10に3つ以上の取付部を含めることができる。代替的に、ループ30は、ループ構造を形成するために相互に取り付けられる、二本またはそれ以上の線から形成することができる。コード32はループ30として設けてもよく、あるいは、巻かれた寝袋10に対するさらなる支持が達成されるように、寝袋10に取り付けられた二つ以上の構造を含むようにしてもよい。
【0026】
必要に応じて、ループ30およびコード32は両方とも、図2で折り畳まれた寝袋10の下半分に、または上半分に取り付けてもよい。さらに、二つの位置は、ループ30が上半分に取り付けられ、コード32が下半分に取り付けられるように、入れ替えることもできる。しかし、図2に示した構成では、ループ30は、足部20が伸長するのと同じ方向に寝袋10の外側に沿って伸長し、巻かれた寝袋の下部(外側)に取り付けられる。したがって、所定の位置まで引っ張られたとき、ループ30は巻かれた形状の寝袋10を締め付け、寝袋の下部(外部)の内側にある寝袋の上部(内部)を捕捉する。したがって、ループをこのように配設することにより、寝袋10の構成要素が巻かれた形状を越えて広がることが防止される。
【0027】
留め具42の代替実施形態を図7に示す。この留め具42は、コード32の端に取り付けるための孔40ならびに第一および第二の開口部46、48も含む。しかし、第一および第二の開口部46、48は、留め具42の反対側の縁に開いており、寝袋10に対して巻き付けられたコード32の一部に留め具42を取り付ける際に、さらなる柔軟性を付与する。具体的には、開口部46を右にスライドさせることによって、あるいは開口部48を左にスライドさせることによって、寝袋10の外表面の周りに延在するコード32の一部に、開口部46、48を個別に取り付けることができる。代替的に、二つの開口部46、48をコード32に対して整列させ、回転させて、留め具42を所定の位置に固定するようにしてもよい。
【0028】
留め具50のさらなる実施形態を図8および図9に示す。この留め具50は、厚肉部52および薄肉部54を含む。孔56は、コード32の端に取り付けるために、薄肉部54に配置される。開口部58は、寝袋10の外表面の周りに延在するコード32の部分に取り付けるために、厚肉部52に延在する。
【0029】
厚肉部52により、寝袋10の外表面の周りに延在するコード32の一部と接触する留め具50の表面積をより大きくするという利点がもたらされる。このようにして、摩擦が増大し、コード32により大きい屈曲が形成され、留め具50がコード32をスリップする可能性が低減される。さらに、図8に示すように薄肉部54は親指Tと人差し指の腹Pとの間に把持できるので、厚肉部52および薄肉部54の構成により、留め具50は使用者の手Hによく適合する。この構成は、留め具50の使い方についてよく理解させることができるので、使用者が本発明のコード32およびループ30の結合を片手で操作するようにできる。
【0030】
他の留め具、例えば、紐、面ファスナー、ボタン、スナップ、クリップ、クランプ、または、コード32の端部をコード32の残りの部分に接続する他の装置も使用することができる。また、必要に応じて、留め具はループ30に直接取り付けて、コードをループに緩く取り付けるように設計することができる。しかし、この構成では、面ファスナーの使用などによって留め具の取付けに変更を加えない限り、締上げ機能は達成されない。したがって、このような実施形態の場合、使用者が、寝袋10を十分にきつく巻くことができなかったり、あるいは寝袋10の巻きをきつくしすぎて、留め具をうまく取り付けることができないことがある。必要に応じて、ループまたは他の構造をコードに沿って設けることで、そこにコードの自由端部を結びつけることができる。
【0031】
他の変形例についても本発明の思想の範囲内にある。このように、本発明は、様々な変形および代替的構成を許容することができ、その特定の例示的実施形態を図面に示し、詳述した。しかし、本発明を、開示した特定の単数または複数の形態に限定する意図はなく、本発明は、請求の範囲により定められる本発明の思想および範囲内に該当する全ての変形、代替的構成および均等物を包含するものである。
【0032】
本明細書で引用した出版物、特許出願、および特許をはじめとする全ての参考文献は、各文献が個別にかつ具体的に、参照によって組み込まれると指摘され、かつその全体が本明細書に記載されたかのように、その内容は本明細書に組み込まれる。
【0033】
本発明の記述において(特に請求の範囲について)、用語「一」および「該」、ならびに同様の指示は、本明細書で特に異なる指摘がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、単数および複数の両方を含むと解釈すべきである。用語「備える」、「有する」、「含む」および「含有する」は、特に異なる指示がない限り、制限のない用語(つまり、「含むが、それに限定されない」を意味する)と解釈すべきである。用語「接続された」、「結合された」は、部分的にまたは全体的に内部に含まれるか、取り付けられるか、たとえ何か介在するものがある場合でも、一つに結合されると解釈すべきである。本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書で特に異なる指摘がない限り、その範囲内に該当する各々の別個の値を個別に参照する簡単明瞭な方法として役立つように意図されているにすぎず、各々の別個の値が、本明細書に個別に列挙されているかのように、明細書に組み込まれる。本明細書に記載したすべての方法は、本明細書で特に異なる指摘がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、任意の適切な順序で実行することができる。本明細書に提示する全ての例、あるいは例示言語(例えば「のような」)の使用は、単に本発明の実施形態をよりよく明らかにすることを意図したものであって、特に言明しない限り、本発明の範囲に制限を課すものではない。明細書のいかなる言語も、請求の範囲に記載されていない要素を本発明の実施に必要不可欠なものと指摘していると解釈してはならない。
【0034】
発明者が知る本発明を実施するための最適な態様を含めて、本発明の好適な実施形態を本明細書に記載した。上記説明の読後に、これらの好適な実施形態の変形が通常の当業者には明らかになることもある。発明者は、当業者がそのような変形を適宜使用することを予想しており、発明者は、本発明が本明細書に具体的に記載した以外の方法で実施されることを意図している。したがって、本発明は、適用される法によって認められる限り、請求の範囲に記載する対象の全ての変形および均等物を含む。さらに、本明細書で特に異なる指摘がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、上述した要素の全ての可能な変形の任意の組合せが、本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】寝袋の一実施形態に係る斜視図である。
【図2】折り畳まれ、部分的に巻かれた状態の図1の寝袋を示す斜視図である。
【図3】寝袋が完全に巻かれた状態の図1および2の寝袋の側面図である。
【図4】ループとコードのシステムが寝袋の周りに延在する状態の図1から図3の寝袋の側面図である。
【図5】コードが留め具を介してそれ自体に結合された状態の図4の巻かれた寝袋の斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る留め具の一実施形態の斜視図である。
【図7】本発明の代替実施形態に係る留め具の斜視図である。
【図8】留め具が使用者の手に保持された状態にある、本発明のさらに別の代替実施形態に係る留め具の側面図である。
【図9】図8の留め具の斜視図である。
【出願人】 【識別番号】593107454
【氏名又は名称】ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】THE COLEMAN COMPANY, INC.
【出願日】 平成17年2月28日(2005.2.28)
【代理人】 【識別番号】100108877
【弁理士】
【氏名又は名称】鴨田 哲彰

【公開番号】 特開2005−253960(P2005−253960A)
【公開日】 平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願番号】 特願2005−53824(P2005−53824)