| 【発明の名称】 |
香気等発生体 |
| 【発明者】 |
【氏名】小仲 正克 【住所又は居所】東京都中央区銀座三丁目5番8号 株式会社日本香堂内
【氏名】下原 弘士 【住所又は居所】東京都中央区銀座三丁目5番8号 株式会社日本香堂内
|
| 【要約】 |
【課題】安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きることができるようになした香気等発生体を提供する。
【解決手段】燃焼材1を台シート2の表面に一体的に付着せしめる。燃焼材1は、火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、所要の有効成分を含有したものである。また、燃焼材1は、その有効成分を香の成分やアロマテラピーに有効な香料、更には殺虫又は害虫忌避成分等とし、台シート2に付着せしめるときには適宜の平面形状とする。また、台シート2は不燃性の材料を用いることが望ましい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、所要の有効成分を含有した燃焼材と、該燃焼材を表面に一体的に付着せしめた台シートとからなる香気等発生体。 【請求項2】 台シートが、不燃性の台シートである請求項1記載の香気等発生体。 【請求項3】 燃焼材が、香の成分を有効成分として含有した燃焼材である請求項1又は2記載の香気等発生体。 【請求項4】 燃焼材が、アロマテラピーに有効な香料を有効成分として含有した燃焼材である請求項1又は2記載の香気等発生体。 【請求項5】 燃焼材が、殺虫又は害虫忌避成分を有効成分として含有した燃焼材である請求項1又は2記載の香気等発生体。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は香気等発生体に関し、更に詳細には線香やお香と同様に火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する燃焼材と、これを表面に付着せしめた台シートとからなり、燃焼材の燃焼によって香気等が揮散するようになした香気等発生体に係わる。 【背景技術】 【0002】 火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、例えば線香やお香は、これを焚くときには香立てに立てたりして行うが、不安定な状態であり、燃焼の途中で倒れて火災を起こす虞がある。また、着火もしづらく、その上火種が飛び散る虞もある。 【0003】 また一方、殺虫用の成分を揮散するものとして使用されている従来の蚊取り線香は、これをブリキ製の支持台上に支持した状態で燃焼させるが、空中に支持されているから不安定であると共に、支持台に接触している最後の部分が熱を奪われて燃え残ることが多い。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、香気を揮散する線香やお香或いは殺虫成分を揮散する蚊取り線香と同様なものであって、安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きることができるようになした香気等発生体を提供せんとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 而して、本発明の要旨とするところは、火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、所要の有効成分を含有した燃焼材と、該燃焼材を表面に一体的に付着せしめた台シートとからなる香気等発生体にある。 【0006】 また、上記台シートとして不燃性の台シートであれば、台シートを受皿等を用いないで直接テーブル等の上に置くことができ、余分な手間が要らず、見栄えもよい。 【0007】 また、上記燃焼材として香の成分を有効成分として含有したものであれば、上記の如く安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きる線香やお香として提供することができるものである。また、この場合には香立てと香炉灰も不要となるものである。 【0008】 また、上記燃焼材としてアロマテラピーに有効な香料を有効成分として含有したものであれば、アロマテラピーに有効な香りを立たせることができるものである。 【0009】 また、上記燃焼材として殺虫又は害虫忌避成分を有効成分として含有したものであれば、上記の如く安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きる、従来の蚊取り線香と同様なものとして提供することができるものである。 【発明の効果】 【0010】 本発明は上記の如き構成であるから、安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きる香気等発生体を提供することができるものである。また、本発明は燃焼材を台シートの表面に一体的に付着せしめたものであるから、テーブル等の上に水平状態に置いて使用する場合の他に、立てたり、或いは壁に掛けたり、吊り下げたりして使用することも可能となるものである。更に、燃焼材の形状や色彩を変えたり、台シートの形状や色彩を変えることにより、見た目を面白くすることができると共に用途に合わせた雰囲気のものにすることも可能である。 【0011】 また、台シートとして不燃性の台シートであれば台シートを受皿等を用いないで直接テーブル等の上に置くことができ、余分な手間が要らず、見栄えもよい。 【0012】 また、燃焼材として香の成分を有効成分として含有したものであれば、安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きる線香やお香として提供することができるものである。また、この場合には香立てと香炉灰も不要となるものである。 【0013】 また、燃焼材としてアロマテラピーに有効な香料を有効成分として含有したものであれば、アロマテラピーに有効な香りを立たせることができるものである。 【0014】 また、燃焼材として殺虫又は害虫忌避成分を有効成分として含有したものであれば、安定した状態で燃焼させることができると共に着火が楽で而も火種が飛び散らず、加えて最後まで完全に燃え尽きる、従来の蚊取り線香と同様なものとして提供することができるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 本発明を実施するための最良の形態は、火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、香の成分やアロマテラピーに有効な香料、殺虫又は害虫忌避成分等の所要の有効成分を含有した燃焼材と、台シートとをもって構成し、該燃焼材を台シートの表面に一体的に付着せしめたことにある。 【実施例】 【0016】 以下、本発明の実施例について説明する。 図1は本発明の一実施例の平面図、図2は図1中A部分の拡大断面図である。 【0017】 図中、1は燃焼材である。該燃焼材1は、火炎を生ずることなく徐々に燃え移り且つ燃焼時の熱により含有成分を揮散する、所要の有効成分を含有したものであり、本実施例においては含有有効成分として香の成分を用いている。尚、燃焼材1に含有させる有効成分としては、この他にアロマテラピーに有効な香料や殺虫又は害虫忌避成分等を用いるようにしてもよい。 【0018】 また、該燃焼材1は、本実施例においては平面形状を角張った渦巻き形とし、外部に突出する一方側の端部に着火すると徐々に渦巻き状に内側に燃え移り、中心部に至った後、再び外側に向けて燃え移るようになしている。尚、該燃焼材1の形状としては、本実施例に限らず、あらゆる任意の形状とすることが可能である。また、本実施例においては色を灰色としているが、適宜の色を採用可能である。 【0019】 また、該燃焼材1は、後記台シートの表面に一体的に付着せしめるが、その手法としては、燃焼材が適度の湿度と柔らかさを有している状態においてディスペンサーによって絞り出し、線による図柄を描くようにすることが考えられ、そしてこの場合においては付着の確実性を高めるために、絞り出して台シートの表面に付着させた後、適宜の圧力で上部から台シートに押しつけるようにすることが望ましい。尚、この図柄も渦巻き状の他、あらゆる図柄が考えられ、丸形、半円形、三角形、四角形、六角形、八角形等の他、各種キャラクター、草花の絵、更にはスティック状に1本、2本、3本というように現すことも可能である。更には、木の葉の葉脈に沿って燃えていく等その強弱をも楽しめる構成とすることも可能である。 【0020】 また、燃焼材1を台シートの表面に一体的に付着せしめる手法の他の例としては、シリコンゴムの凹版に燃焼材を吸着させ、台シートに反転して移す凹版印刷を応用する場合等が考えられる。尚、以上の例は一例に過ぎず、この他にも適宜の手法を採用可能である。 【0021】 2は台シートであり、前記燃焼材1をその表面に一体的に付着せしめるものである。また、該台シート2としては、グラスウール、不燃紙、カーボン繊維、グラスファイバー、石英、四フッ化エチレンを重合した合成樹脂等を材料として採用することができ、不燃性の材料を用いることが望ましい。 【0022】 また、該台シート2は、本実施例においては平面形状を四角形としているが、この他円形やハート形等のあらゆる任意の形状とすることが可能である。また本実施例においては色を黒色としているが、適宜の色を採用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0023】 【図1】本発明の一実施例の平面図である。 【図2】図1中A部分の拡大断面図である。 【符号の説明】 【0024】 1 燃焼材 2 台シート
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591094343 【氏名又は名称】株式会社日本香堂 【住所又は居所】東京都中央区銀座3丁目5番8号
|
| 【出願日】 |
平成16年3月10日(2004.3.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073324 【弁理士】 【氏名又は名称】杉山 一夫
|
| 【公開番号】 |
特開2005−253595(P2005−253595A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月22日(2005.9.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−67511(P2004−67511) |
|