| 【発明の名称】 |
家具の壁固定構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】岸本 勝 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
【氏名】東原 輝明 【住所又は居所】香川県綾歌郡綾南町滝宮2841−1 株式会社南海内
|
| 【要約】 |
【課題】家具とスペーサ部材とのネジ固定が不要であり、しかもスペーサ部材の固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら、地震等によって家具に揺れが生じた場合でも壁に対する固定強度が十分に得られるようにすること。
【解決手段】両側板2,2の内面に取付孔6がそれぞれ形成され、この両側板2,2を天板3と底板4とにより連結すると共に後側に背板5を取り付けて構成される家具1を壁8に固定するにあたって、側板2の取付孔6に圧入される突起部7と、壁8に固定されるネジ孔部9とを有するスペーサ部材10を用いる。スペーサ部材10を背板5に形成した切欠部に嵌め込んだ状態で、突起部7を側板2の取付孔6に圧入すると共にネジ孔部9を壁固定ネジ11により壁8に固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 両側板の内面に取付孔がそれぞれ形成され、この両側板を天板と底板とにより連結すると共に後側に背板を取り付けて構成される家具を壁に固定する構造において、一方の側板の取付孔に圧入される突起部と、壁に固定されるネジ孔部とを有するスペーサ部材を備え、上記スペーサ部材を背板に形成された切欠部に嵌め込んだ状態で、突起部を側板の取付孔に圧入すると共にネジ孔部を壁固定ネジにより壁に固定してなることを特徴とする家具の壁固定構造。 【請求項2】 上記スペーサ部材の外周面に、背板の切欠部と対向する背板縁部が挿入される挿入溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の家具の壁固定構造。 【請求項3】 上記両側板、天板及び底板の各内面に設けた背板嵌入溝に背板の外周部が嵌入されると共に、背板嵌入溝と対向するスペーサ部材の外周面に背板嵌入溝に挿入される凸条部を突設させたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の家具の壁固定構造。 【請求項4】 両側板の内面に取付孔がそれぞれ形成され、この両側板を天板と底板とにより連結すると共に後側に背板を取り付けて構成される家具を壁に固定する構造において、壁に固定されるネジ孔部を有するスペーサ本体と、一方の側板の取付孔に圧入される突起部と上記スペーサ本体のネジ孔部と連通するネジ挿入孔とを有する側板アタッチメントとで構成されるセパレート型スペーサ部材を備え、上記スペーサ本体を背板と壁との間に配置し且つ側板アタッチメントを一方の側板の内面に対向配置した状態で、側板アタッチメントの突起部を側板の取付孔に圧入すると共に、壁面固定ネジを側板アタッチメントのネジ挿入孔から背板に形成された切欠部及びスペーサ本体のネジ孔部を通して壁に固定してなることを特徴とする家具の壁固定構造。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、家具の壁固定構造に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来より、左右の両側板を天板と底板とにより連結すると共に後側に背板を取り付けた家具を壁に固定するにあたって、背板に取付金具本体をネジ止めし、取付金具本体を壁にネジ固定する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 ところが、特許文献1に見られる従来例にあっては、薄い背板を壁に固定しているため、壁に対する家具の固定強度が十分に得られないという問題がある。 【0004】 また、他の従来例として、例えば図13に示すように、背板5の背面を枠状の芯材20で補強し、壁固定ネジ11を背板5から芯材20を貫通して壁8のパネル8aからパネル枠8bに打入する構造が知られている。 【0005】 ところが、図13に示される従来例では、背板5の背面に芯材20を貼着するという煩雑な作業が必要となり、コストが高くつき、しかも家具1の寸法毎に芯材20を貼り付けた背板5を用意しておく必要があるなど、特注品の対応にむかないといった問題がある。 【特許文献1】特開平8−228866号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、家具とスペーサ部材とのネジ固定が不要となり、しかもスペーサ部材の固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら、地震等によって家具に揺れが生じた場合でも壁に対する固定強度が十分に得られる家具の壁固定構造を提供することを課題とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記課題を解決するために本発明にあっては、両側板2,2の内面に取付孔6がそれぞれ形成され、この両側板2,2を天板3と底板4とにより連結すると共に後側に背板5を取り付けて構成される家具1を壁8に固定する構造において、一方の側板2の取付孔6に圧入される突起部7と、壁8に固定されるネジ孔部9とを有するスペーサ部材10を備え、上記スペーサ部材10を背板5に形成された切欠部12に嵌め込んだ状態で、突起部7を側板2の取付孔6に圧入すると共にネジ孔部9を壁固定ネジ11により壁8に固定してなることを特徴としている。 【0008】 このような構成とすることで、側板2の取付孔6に対して突起部7を圧入により取り付けることができ、家具1とスペーサ部材10間のネジ固定作業が不要となる。また、スペーサ部材10は背板5よりも肉厚で強度の高い側板2に取り付けられ且つ壁8に対してネジ固定されるため、スペーサ部材10の固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら、地震等によって家具1に揺れが生じた場合でも、家具1の固定強度が十分に得られる。そのうえ従来の背板5の背面に芯材を貼着するという煩雑な作業を省略できると共に、特注品の対応も迅速に行なえるようになる。 【0009】 また上記スペーサ部材10の外周面に、背板5の切欠部12と対向する背板縁部13が挿入される挿入溝14を形成するのが好ましく、この場合、スペーサ部材10を背板5の切欠部12に嵌め込んだ状態で、切欠部12と対向する背板縁部13をスペーサ部材10の外周面の挿入溝14に挿入することにより、背板5の切欠部12がスペーサ部材10で確実に塞がれて外部から目立たなくなり、そのうえ背板5とスペーサ部材10との連続した一体感が得られるので、見栄えが良好となる。 【0010】 また上記両側板2,2、天板3及び底板4の各内面に設けた背板嵌入溝40に背板5の外周部を嵌入すると共に、背板嵌入溝40と対向するスペーサ部材10の外周面に背板嵌入溝40に挿入される凸条部35を突設させるのが好ましく、この場合、凸条部35を背板嵌入溝40に挿入することによって、スペーサ部材10の外周面と背板嵌入溝40との隙間からの光漏れ等を確実に防止できるようになる。 【0011】 また本発明は、両側板2,2の内面に取付孔6がそれぞれ形成され、この両側板2,2を天板3と底板4とにより連結すると共に後側に背板5を取り付けて構成される家具1を壁8に固定する構造において、壁8に固定されるネジ孔部9を有するスペーサ本体15と、一方の側板2の取付孔6に圧入される突起部7と上記スペーサ本体15のネジ孔部9と連通するネジ挿入孔17とを有する側板アタッチメント16とで構成されるセパレート型スペーサ部材10Dを備え、上記スペーサ本体15を背板5と壁8との間に配置し且つ側板アタッチメント16を一方の側板2の内面に対向配置した状態で、側板アタッチメント16の突起部7を側板2の取付孔6に圧入すると共に、壁面固定ネジ11を側板アタッチメント16のネジ挿入孔17から背板5に形成された切欠部12B及びスペーサ本体15のネジ孔部9を通して壁8に固定してなることを特徴としている。 【0012】 このような構成とすることで、側板2の取付孔6に対して側板アタッチメント16の突起部7を圧入により取り付けることができるので、請求項1と同様、セパレート型スペーサ部材10Dと側板2とのネジ固定が不要になる効果、セパレート型スペーサ部材10Dの固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら地震対策を万全にして家具1の倒れを防止する効果、従来の背板5を芯材で補強する必要がない効果があり、そのうえ、スペーサ本体15と側板アタッチメント16とが分離されているため、家具1に対する固定と壁8に対する固定の作業手順にとらわれることもなくなる。 【発明の効果】 【0013】 本発明に係る家具の壁面固定構造にあっては、家具とスペーサ部材間のネジ固定作業が不要となり、しかもスペーサ部材の固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら、地震等によって家具に揺れが生じた場合でも壁に対する固定強度が十分に得られるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。本実施形態の家具1は、図3に示すように、両側板2,2を天板3と底板4とにより連結すると共に、両側板2,2、天板3及び底板4の各内面に形成された背板嵌入溝40(図5(b))に背板5の外周部が嵌入されて組み立てられる。なお、背板固定溝40は必ずしも必要ではなく、背板5をビス固定する構造であってもよい。 【0015】 上記両側板2,2の内面には、それぞれ、図1(a)に示すように、上下複数のダボ孔6が形成されている。ダボ孔6にダボ(図示せず)の一端側を挿入し、ダボの他端側の上に棚板(図示せず)を乗せて支持できるようになっている。 【0016】 側板2の材質は、例えば合板やパーティクルボード、単板積層材、繊維板などの木質材を基板とした強度の高いものが一般的に用いられている。なお、側板2がパーティクルボードの場合、ダボ孔6の強度が比較的弱くなるため、ダボ孔6内に金属リング等を埋め込んで補強するようにしてもよい。なお背板5は例えば図4に示すように、上下2つの板材5a,5bに分割して、板材5a,5b同士を断面エ字状の連結片5cにて互いに連結したものが好ましい。この場合、組み立て式の家具1を小さくでき、梱包性がよくなる。 【0017】 上記構成の家具1を壁8に固定するスペーサ部材10は、図2(a)に示すように、L字板部18の一片に、一方の側板2の取付孔(本例では上下2つのダボ孔6)に圧入される上下2つの突起部7が突設されている。これら2つの突起部7は上下に隣接する2つのダボ孔6に各々対応している。各突起部7の外周面には、それぞれ、楔状のネジ込み部7a(図1(a))が複数突設されており、これによりダボ孔6との間でガタが生じることなく、且つ、ダボ孔6に対して抜け止め状態で圧入可能とされている。L字板部18の他片には、ネジ孔部9を有する厚肉状の壁面固定部19が突設されており、この壁面固定部19を背板5の切欠部12に嵌め込んだ状態で、壁固定ネジ11をネジ孔部9を通して壁8にネジ固定できるようになっている。なお、壁面固定部19の厚みD(図1(b))は背板5と壁8との隙間に合わせて設定され、これにより、壁面固定部19を壁8に密着させた状態で強固にネジ止め可能となっている。 【0018】 また本例のスペーサ部材10は、図3に示すように、背板5のコーナー部以外の4箇所に嵌め込まれるものであり、背板5には図2(b)に示すように、スペーサ部材10の壁面固定部19を嵌め込むための切欠部12が形成されている。この切欠部12は例えば、図2(b)に示す湾曲状或いは図2(c)に示す湾曲しないコ字状に切欠形成されている。また、スペーサ部材10の外周面には、背板5の切欠部12と対向する背板縁部13を挿入するための挿入溝14が形成されている。本例ではL字板部18と壁面固定部19との境界が挿入溝14となっている。 【0019】 上記家具1を固定するにあたっては、先ず、一方の側板2の任意のダボ孔6にスペーサ部材10の突起部7をハンマー等で叩き込む。次いで両側板2,2と天板3と底板4と背板5とを組み立てて家具1を完成させる。最後に、家具1の内側から壁固定ネジ11をスペーサ部材10のネジ孔部9にネジ込んで壁面固定部19を壁8に固定する。 【0020】 ここで、側板2の任意のダボ孔6を利用してスペーサ部材10を側板2に取り付けることができるので、家具1とスペーサ部材10間のネジ固定作業が不要となる。しかも、スペーサ部材10は背板5より肉厚で強度の高い側板2に取り付けられ且つ壁8に対してネジ固定されるため、スペーサ部材10の固定作業を楽に且つ素早く行えるものでありながら、地震等によって家具1に揺れが生じた場合でも十分な固定強度が得られるものである。また従来の背板5に芯材を貼着するという煩雑な作業を省くことができ、これに伴いコストを安くでき、さらに家具1の寸法毎に芯材を貼り付けた背板5を容易しておく必要もなく、特注品の対応も迅速に行なえる。 【0021】 ところで、従来の図13(c)のように背板5を芯材20で補強した場合でも、地震による揺れが生じた場合、背板嵌入溝40から背板5が外れてしまい、背板5を残して家具1が倒れるおそれがある。これに対して、本発明のスペーサ部材10は側板2に対して固定されるため、従来のような問題はない。そのうえ、スペーサ部材10のネジ固定作業は壁8に対して1箇所で済むため、スペーサ部材10の固定を楽に且つ素早く行うことができ、固定作業が一層はかどるという利点がある。 【0022】 また本例では図1、図2(a)のように、側板2のダボ孔6に突起部7を嵌め込む方向イは、壁8にネジ止めする方向ロに対して直角向きとなっている。つまり、地震等によって家具1に揺れが生じた場合に、壁面固定部19が壁8から引き離される方向と突起部7がダボ孔6から引き抜かれる方向とは、同一方向ではなく、直角方向となるため、家具1の倒れをより確実に防止できる構造となる。さらに背板5の切欠部6にスペーサ部材10が隙間なく嵌め込まれているため、地震時に家具1の左右方向(壁面と平行な方向)の揺れが背板5を介してスペーサ部材10で受け止められることとなり、家具1の左右の揺れも確実に止めることができる。そのうえ、本例では突起部7を上下2つ設けているため、側板2に対するスペーサ部材10の取り付け強度が倍増すると共に、スペーサ部材10が側板2に対して回り止めされることで、より強固な固定状態が得られる利点がある。 【0023】 さらに本例では、スペーサ部材10の外周面に形成した挿入溝14に、背板5の切欠部12と対向する背板縁部13を挿入しているので、背板5の切欠部12がスペーサ部材10で隙間なく塞がれ、前方から見て背板5とスペーサ部材10との連続した一体感が得られ、見栄えが良くなるという利点もある。 【0024】 前記スペーサ部材10は家具1の側板2の任意の位置に取り付け可能であり、図1、図2の実施形態ではコーナー部以外に取り付ける場合を説明したが、例えば図5(a)(b)、図6のように、コーナー部に取り付けるコーナー用スペーサ部材10Aとすることも可能である。このコーナー用スペーサ部材10Aでは、L字板部18と壁面固定部19とが正面から見てほぼ同じ外形寸法をしており、壁面固定部19の大きさに合わせてコーナー切欠部12Aが切欠形成されている。このコーナー切欠部12Aの入隅部は図5(b)のような直角形状であってもよいが、図5(c)のように湾曲形状であってもよい。 【0025】 ここで、前記図2(a)のスペーサ部材10の背板嵌入溝40との対向面をフラット面とし、図5(a)のコーナー用スペーサ部材10Aの背板嵌入溝40,41(図10(b))との対向面をそれぞれフラット面としているが、背板嵌入溝40からの光漏れを防止することを目的として、図7(a)のスペーサ部材10から背板嵌入溝40に挿入される凸条部35を突設させたり、或いは図7(b)のコーナー用スペーサ部材10Aから背板嵌入溝40,41の双方に挿入される凸条部35a,35bを突設させるようにしてもよい。さらに他例として図9に示すように、凸条部35a,35bをコーナー用スペーサ部材10Aとは別体で構成し、着脱可能に取り付けるようにしてもよい。 【0026】 また、前記実施形態では、2つのダボ孔6に圧入される上下2つの突起部7を設けたスペーサ部材10(10A)を例示したが、突起部7の数は2つに限らず、例えば図8、図9に示すように、1つであってもよい。 【0027】 また、前記実施形態では、スペーサ部材10(コーナー用スペーサ部材10Aも同様)をL字板部18と壁面固定部19とを一体化した1パーツ型のものを例示したが、セパレート型スペーサ部材10Dとすることも可能である。その一例を図11、図12に示す。本例では、コーナー用としてのセパレート型スペーサ部材10Dを例示するが、もちろんコーナー用に限られるものではない。本例のセパレート型スペーサ部材10Dは、壁8に固定されるネジ孔部9を有するスペーサ本体15と、一方の側板2のダボ孔6に圧入される突起部7と上記スペーサ本体15のネジ孔部9と連通するネジ挿入孔17とを有する側板アタッチメント16とに分離されている。また本例ではスペーサ本体15の厚みD(図11(b))は、背板5と壁8との隙間に合わせて設定され、これにより、スペーサ本体15を背板5と壁8の双方に密着させた状態で強固にネジ止め可能となっている。またスペーサ本体15の中央から前方に向ってネジ孔部9を有する筒部32が突出しており、その筒部32の先端に爪状の係止部30が設けられている。一方、側板アタッチメント16のネジ挿入孔17の内部にはスペーサ本体15の係止部30が係止される凹溝状の被係止部31が形成されている。また背板5には、壁固定ネジ11を挿通可能とし且つスペーサ本体15の係止部30と側板アタッチメント16の被係止部31とを係止可能とする切欠部12Bが形成されている。 【0028】 しかして、側板アタッチメント16を一方の側板2の内面に対向配置した状態で、側板アタッチメント16の突起部7を側板2の任意のダボ孔6に圧入することができる。一方、スペーサ本体15を背板5と壁8との間に配置した状態で、背板5の切欠部12Aの背後からスペーサ本体15の係止部30を側板アタッチメント16のネジ孔部9に押し込んで、係止部30を被係止部31に対して係止させることにより、側板アタッチメント16に対してスペーサ本体15を仮保持でき、この状態で、壁面固定ネジ11を側板アタッチメント16のネジ挿入孔17からスペーサ本体15のネジ孔部9を通して壁8に固定することにより、前記図1、図2の実施形態と同様、側板アタッチメント16と家具1とのネジ固定が不要になる効果、地震対策を万全にできる効果、従来の背板5を芯材で補強する必要がない効果、セパレート型スペーサ部材10Dのネジ固定作業を楽に且つ素早く行える効果が得られる。そのうえ本例ではスペーサ本体15と側板アタッチメント16とが分離されているため、家具1に対する固定と壁8に対する固定の作業手順にとらわれることがなく、作業が一層はかどるという利点があり、また背板5の切欠部12Bはスペーサ本体15の係止部30が挿通できる程度の小さな孔で済むため、背板5の穴明け作業が簡単になる利点もある。 【0029】 前記各実施形態では、ダボ孔6をスペーサ部材10の取付孔として利用した場合を説明したが、必ずしもこれに限らず、スペーサ部材10を取り付けるための専用の取付孔をダボ孔とは別に形成してもよいものである。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は側板のダボ孔にスペーサ部材の突起部を取り付けた状態の正面図、(b)は壁にスペーサ部材の壁面固定部をネジ固定した状態の側面図である。 【図2】(a)は同上のスペーサ部材の斜視図、(b)は背板の切欠部の斜視図、(c)は背板の切欠部の他例の斜視図である。 【図3】同上のスペーサ部材が取り付けられた家具を背面からみた斜視図である。 【図4】(a)は同上の背板を上下に2分割して連結する場合の分解図、(b)は背板の連結状態の斜視図である。 【図5】他の実施形態であり、(a)はコーナー用スペーサ部材の斜視図、(b)はコーナー用スペーサ部材の取り付け状態を説明する分解斜視図、(c)は切欠部の他例の説明図である。 【図6】図5のコーナー用スペーサ部材が取り付けられた家具を背面からみた斜視図である。 【図7】(a)(b)は更に他の実施形態であり、光り漏れ防止用の凸条部をスペーサ部材に一体形成した場合の説明図である。 【図8】(a)(b)は更に他の実施形態であり、1つの突起部を備えたスペーサ部材に凸条部を一体形成した場合の説明図である。 【図9】(a)(b)は更に他の実施形態であり、1つの突起部を備えたスペーサ部材に凸条部を着脱可能に取り付ける場合の説明図である。 【図10】更に他の実施形態であり、セパレート型スペーサ部材の取り付け状態を説明する分解斜視図である。 【図11】(a)は図10のセパレート型スペーサ部材の取り付け状態の斜視図、(b)はセパレート型スペーサ部材を構成する側板アタッチメントとスペーサ本体の配置状態の説明図である。 【図12】図10の背板の背後から見たセパレート型スペーサ部材の取り付け状態の説明図である。 【図13】従来例を示し、(a)は家具を前方から見た斜視図、(b)は背板側から見た斜視図、(c)は背板を芯材を介して壁にネジ固定した状態の側面断面図である。 【符号の説明】 【0031】 1 家具 2 側板 3 天板 4 底板 5 背板 6 取付孔 7 突起部 8 壁 9 ネジ孔部 10 スペーサ部材 10A セパレート型スペーサ部材 11 壁面固定ネジ 12 切欠部 13 背板縁部 14 挿入溝 15 スペーサ本体 16 側板アタッチメント 17 ネジ挿通孔 30 係止部 31 被係止部 35 凸条部
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
|
| 【出願日】 |
平成16年3月26日(2004.3.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清
【識別番号】100085604 【弁理士】 【氏名又は名称】森 厚夫
|
| 【公開番号】 |
特開2005−278698(P2005−278698A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月13日(2005.10.13) |
| 【出願番号】 |
特願2004−93333(P2004−93333) |
|