| 【発明の名称】 |
ストレッチリュック用背負いバンド |
| 【発明者】 |
【氏名】越智 克明
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| 【要約】 |
【課題】自然な状態で姿勢を良くしようとする意識が学習でき、軽度な肉体疲労を解消することができるストレッチリュック用背負いバンド。
【解決手段】(イ) ベルト環1・2を設けた板状のものをバンドプレート3・4とする。(ロ) 上部バンドプレート3のベルト環1に、根付け接合テープ8を接続しベルト環2に背負いバンド6の先端10を接続する。(ハ) 下部バンドプレート4のベルト環1に、本体下部ベルト9を有した調節金具7を接続し、ベルト環2に背負いバンド6の末端11を接続する。(ニ) 背負いバンド6上を自在に移動する肩パット12を設ける。(ホ) 背負いバンド6をリュック背面根付け部に左右2本取り付ける。本発明のリュックサックは以上の構成からなるものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 (イ) 肩甲帯の平均傾斜角度5を有した板状のものに、ベルト環1・2を設けたものをバンドプレートとし、上部接続のものをバンドプレート3下部接続のものをバンドプレート4とする。 (ロ) バンドプレート3・4のベルト環1は、本体根付け部8及び調節金具7を接続するためのものである。 (ハ) バンドプレート3・4のベルト環2は、背負いバンド6の先端10及び背負いバンド6の末端11を接続するためのである。 (ニ) バンドプレート3のベルト環1に、リュック本体上部根付け接合テープ8を接続し、ベルト環2に背負いバンド6の先端10を接続する。 (ホ) バンドプレート4のベルト環1に、リュック本体下部ベルト9を有した調節金具7を接続し、ベルト環2に背負いバンド6の末端11を接続する。 (ヘ) バンドプレート3・4に設けたベルト環1・2の環内側を、(ニ)・(ホ)の各接合部が自在に動くように接続する。 (ト) 背負いバンド6の帯上を自在に移動するクッション性のあるスライダーパット12を設ける。 以上の構成からなるストレッチリュック用背負いバンド。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、特別な訓練器具を必要とせず、日常生活場面で通常のリュックサックとして使用するだけで、骨盤の歪みの矯正や軽度の肩凝りや腰痛など肉体的な疲労を緩和しようとする、ストレッチ効果のあるリュックの背負いバンドに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来のリュックの概念は、荷物を入れて背中で背負い込んで運搬するための背負い袋であった。 従来リュックでは、身体に負担の少ない姿勢を保持しようとする意識を学習したり、軽度な肉体的疲労を解消しようとするストレッチ効果の目的で開発されたリュックはなかった。 背負い込んで運搬するという目的だけのリュックでは、肩にかかる荷重負担の大きさだけを重視するため、肩の負担を軽減する背負いバンドの開発が必要不可欠であった。 肩に荷重負担を軽減する従来リュックの背負いバンドの技術として、背負いバンドの根付け部が上下に移動するような装置や、左右の背負いバンドの着脱が自在にできる装置や背負いバンドのパットの技術などが知られてる。 【特許文献1】特許公開公報「特開平06−022817号」 【特許文献2】特許公開公報「特開平06−121704号」 【特許文献3】特許公開公報「特開平06−022817号」 【特許文献4】特許公開公報「特開2002−101953号」 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来の技術で述べたリュックにおいては、肩にかかる荷重負担を軽減するためだけに開発した背負いバンドであるため、背負い込むとリュックが身体から離れ重心が後下方に引かれるようになった。 その結果、荷重が背中全体で分散されず、肩や背中や腰や膝にかかる負担が大きくなり、背負い込むだけで肉体疲労が増大するという問題があった。 【0004】 本発明は、従来の技術の有する問題点を解決するために、背負いバンドが関節や筋肉などの働きにどのように適合するかという、生体工学に基づき開発したものである。 背負いバンドの先端及び末端にバンドプレートを用いることで、背負いバンドが左右の肩甲帯の傾斜角度に及び首幅に自在に対応するので、リュックの重心が後下方に引かれることなく、身体の重心位置である腰周辺にリュックの重心が引き寄せられて、背中全体で荷重が分散され、肩や背中や腰を支持する背筋や広背筋にかかる緊張が緩和しようとする、ストレッチ効果のあるリュックを提供するものである。 また、肩甲帯や肩こう骨などのにかかる背負いバンドの荷重圧迫を軽減し、上腕の振り上げや振り下ろしが楽になり、ストレッチ運動がより簡単に行なえるようになるように、背負いバンドに自在に移動できるスライダーパットを設ける。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記目的を達成するために、 (イ) 肩甲帯の平均傾斜角度5を有した板状のものに、ベルト環1・2を設けたものをバンドプレートとし、上部接続のものをバンドプレート3、下部接続のものをバンドプレート4とする。 (ロ) 上部バンドプレート3のベルト環1に、根付け接合テープ8を接続し、ベルト環2に背負いバンド6の先端10を接続する。 (ハ) 下部バンドプレート4のベルト環1に、リュック本体下部ベルト9を有した調節金具7を接続し、ベルト環2に背負いバンド6の末端11を接続する。 (ニ) 背負いバンド6上を自在に移動するスライダーパット12を設ける。 以上の構成からなるストレッチリュック用背負いバンドである。 【発明の効果】 【0006】 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 【0007】 本発明のストレッチリュック用背負いバンドは、特別なトレーニングを重ねる必要がなく通常のリュックとして背負い込むだけで、身体に負担の少ない自然な状態の姿勢で背筋や腹筋が強化され、背負いながらバランスの良い身体に負担の少ない自然な状態の姿勢を保持しようとする、姿勢意識が学習できるというものである。 姿勢意識を学習してくると、背筋や腹筋の筋緊張が和らぎ腰痛も緩和されるようになり、猫背が矯正されるので複式呼吸が容易にでき骨盤の歪みが矯正されるようになる。 また、スライダーパットにより肩甲帯や腋などにかかる圧迫が軽減され、上腕の自由な動きが保障されるので、上記効果をより確かなものにする。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 リュックを背負い込んでストレッチ効果を得ようとするとき、骨格、筋肉、間接、靱帯などが持つ働きを妨げないようにしなければならない。 バンドプレート3のベルト環1の作用としては、本体根付け部8が首幅に自在に適応できる。また、下部バンドプレート4のベルト環1の作用としては、背負いバンド6が腸骨陵周辺の動きに対応する。 そして、バンドプレート3のベルト環2の作用としては、個々の肩甲帯の傾斜角度5に対応する。また、バンドプレート4のベルト環2の作用としては背負いバンドが肋骨正面部周辺の動きに対応する。 本発明の背負いバンドの上下部のバンドプレートの作用により、個人個人の筋肉の発達状態の異なる左右の肩甲帯の傾斜角度に対応し、リュックが均等に肋骨背面部に引き上がり体に密着するため、各所の生体的機能が発揮しやすくなる。 また、スライダーパットの作用により、上腕の動きを妨げないのでストレッチ運動が楽にできる。 【実施例】 【0009】 実施例について説明する。 本発明の背負いバンドのバンドプレート3・4は、背負いバンドの先端と末端に取り付けたものであり、スライダーパットは背負いベルト上を自在に動くように設けたものでる。 最初に背負いバンドにスライダーパットを取り付ける。 スライダーパットは、肩甲帯や鎖骨や肋骨などにかかる荷重負担を軽減するためにクッション性のある素材を用いる。 バンドプレート3・4のベルト環1・2と各部材が環の内側を自在に移動できるようにし、接続する接合素材は強度のあるテープを用いる。 バンドプレート3のベルト環1への接続は、リュック本体の背面上部の根付け部分が自在に動くようにする。 また、バンドプレート3のベルト環2への接続は、背負いバンド6の先端10が自在に動くようにする。 バンドプレート4のベルト環1への接続は、本体ベルト9を有した調節金具4が自在に動くようにする。 また、下部バンドプレート4のベルト環2への接続は、背負いバンド6の末端11が自在に動くようにする。 そして、リュック背面上部根付け部に左右2本の背負いバンド6の間隔は、使用者の肩幅及び首幅などを考慮して取り付け、調節金具4にリュック本体下部ベルト9を接続する。 バンドプレートの基本的な形状は、左右の肩甲帯の傾斜角度に対応できる角度を設けた三角形であり、三角形の2辺にリュック本体と背負いバンドと調節金具とを接続するベルト環2・3を設けた板状のものである。 また、リュックの形状や用途により、バンドプレートをリュック本体下部に接続しても良い。 このバンドプレートは、大型の山岳用のリュック・ファッション性の高い女性専用小型のリュック・子供用のリュック・ランドセル等全般に適応可能である。 また、従来、ショルダーバッグと肩ベルトを接続する接合部材としては、Dカン丸カン三角カン等を使用していたが、バッグの重心の移動が大きく肩・腰などの疲労が大きいものであったが、バンドプレートをショルダーバッグと肩ベルトの接合部材として用いると、バッグが身体に引き寄せられるようになり、バッグの重心移動が低減され、身体が疲れにくくなる。 バンドプレートの形状は、個々の左右の肩甲帯の傾斜角度に対応するベルト環2・3を設けていれば、三角形の限りではない。 素材は、強化プラスチック樹脂を一体成型した板状のものや、アルミ・ニッケル銅・鉄等の金属板を成型加工したものも使用できる。 また、通常の小型リュックや女性専用リュック等に見られる上部の根付け接合部材及び背負いバンド接合部材としては、D環・〇環・三角環・角環等の環などがあるが、各環自体が動き傾斜角度に対応できないことがあり、ベルト環1・2上を均等に引き合う力の働きにくいので、根付け及び背負いバンドの接合部材であるバンドプレートは、環ではなく各部材が目的通りの働きが保障できるようにするためには板状にするのが最適である。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】本発明の要部斜視図 【符号の説明】 【0011】 1 ベルト環 2 ベルト環 3 上部バンドプレート 4 下部バンドプレート 5 肩甲帯の平均傾斜角度 6 背負いバンド 7 調節金具 8 根付け接合テープ 9 本体下部ベルト 10 背負いバンドの先端 11 背負いバンドの末端 12 スライダーパット
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| 【出願人】 |
【識別番号】392020107 【氏名又は名称】越智 克明
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| 【出願日】 |
平成15年10月27日(2003.10.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−124954(P2005−124954A) |
| 【公開日】 |
平成17年5月19日(2005.5.19) |
| 【出願番号】 |
特願2003−365489(P2003−365489) |
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