| 【発明の名称】 |
計測機能を備えたブラジャー及び該ブラジャーを用いての計測方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】若月 正臣 【住所又は居所】東京都文京区白山5丁目36番9号 株式会社スプランドゥール内
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| 【要約】 |
【課題】ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認することが出来る計測機能を備えたブラジャーであって、複数の部位の組合せで構成し、あらゆる体形の計測を可能とし、実際と同じ着用感を得ることが出来る計測機能を備えたブラジャーの提供。
【解決手段】ブラジャーはカップ受部6の両側にカップ部7,7を有すフロント部1と該フロント部1の両側にはファスナーを介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部2,2、そして一方のバック部2の先端にはファスナーを介してフック部4を連結すると共に他方のバック部2の先端にはファスナーを介してアイ部5を連結して設け、上記両バック部先端には複数のファスナー片10a,10b,10cを一定間隔をおいて縫着し、上記フック部4及びアイ部5に設けたファスナー片11をバック部先端の適当なファスナー片10a,10b,10cと連結可能とし、そしてカップ部の底部から側部にかけて設けたサポート部8の上端とバック部2とを伸縮可能な肩ストラップ3にて連結している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認することが出来る計測機能を備えたブラジャーにおいて、該ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナーを介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはファスナーを介してフック部を連結すると共に他方のバック部先端にはファスナーを介してアイ部を連結して設け、上記両バック部先端には複数のファスナー片を一定間隔をおいて縫着し、上記フック部及びアイ部に設けたファスナー片をバック部先端の適当なファスナー片と連結可能とし、そしてカップ部の底部から側部にかけて設けたサポート部上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結したことを特徴とする計測機能を備えたブラジャー。 【請求項2】 ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認する体形の計測方法において、計測用ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナーを介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはファスナーを介してフック部を連結すると共に他方のバック部先端にはファスナーを介してアイ部を連結して設け、上記両バック部先端には複数のファスナー片を一定間隔をおいて縫着し、上記フック部及びアイ部に設けたファスナー片をバック部先端の適当なファスナー片と連結可能とし、そしてカップ部の底部から側部にかけて設けたサポート部上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結したもので、上記フロント部、両バック部を選択して組合わせ、又バック部先端に縫着した複数のファスナー片を選択してフック部及びアイ部を連結することでブラジャーの着用感を確認可能としたことを特徴とする体形の計測方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は身体に完全フィットする着用感が得られるブラジャーをオーダーメイドする為の計測方法、及び計測に際して用いるブラジャーに関するものである。 【背景技術】 【0002】 ブラジャーはバストを理想的な形状に整え、垂下がりを防止する為に着用され、今日では多種多様化したブラジャーが市販されている。女性はこれらのブラジャーの中から自分の身体にフィットするものを選択して購入しているが、完全にフィットするブラジャーを見つけ出すことは容易でない。バストの大きさ、形、胸囲のサイズなど、個々の人にとって夫々異なっている為に、何れかを基準に合わせることで、他の箇所が合わないことになる。 【0003】 身体にフィットしないブラジャーを着用するならば、ブラジャーとしての目的を達成することが出来ず、適度なフィット感が得られずして不快感が残ってしまう。特に、サイズの小さなブラジャーを着用するならば、圧迫による苦痛を感じ、血流が悪くなり、身体にも悪影響を及ぼす。 【0004】 ブラジャーにおけるカップ部のフィット感は、バスト下縁の半円状の輪郭線(バージスライン)の曲率(バージスサイズ)とカップ高さによって異なるもので、このバージスサイズとカップ高さとの組合せは各個人により様々である。従って、両者の組合せを種々に変えたブラジャーが用意されていない為に、市販されているブラジャーにて完全なフィット感は得られないのが実状である。 【0005】 又、バック部の寸法は、トップバスト及びアンダーバストのフィット性に左右される為に、体の個々の寸法にフィットするブラジャーを前以て準備することは不可能であり、夫々の人に合わせてオーダーメイドすることが必要となる。特開2002−212823号に係る「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」は、従来技術の1つである。 【0006】 この「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」とは、バージスサイズを変えた複数のカップ受部と、1つのバージスサイズにおいてカップ高さを変えた複数のカップ部とを有し、カップ受部に対してカップ部を着脱可能に設けてオーダーメイド用計測サンプルとする。さらに1つのカップ受部において寸法の異なる複数のバック部を付加し、カップ受部に対してカップ部及びバック部を着脱可能に設けたオーダーメイド用計測サンプルとし、このオーダーメイド用計測サンプルを用いて顧客のカスタムサイズを計測することによりカップ部を有す衣類を製造することが出来る。 【0007】 ところで、オーダーメイド計測サンプルでは、カップ受部に対してカップ部を着脱可能に設けた構造と成っているが、この接続部分に僅かなズレが発生してもカップの容量が変化してしまう。上記オーダーメイド計測サンプルでは、接続部分に面ファスナー(粘着テープ)が使用されているが、該面ファスナーでは取付けたカップ部の位置ズレ及び伸びが発生してカップ容量が変化してしまう。 【0008】 又、バック部の寸法調節にも問題がある。すなわち、カップ受部の連結部と連結する為にカギホックのフックが設けられ、そして左右のバック部の後端部には互いに係止して連結することが出来るようにカギホックのフック及び複数列のアイが縫着されている。バック部には少なくとも長手方向へ伸縮性を有す織布が用いられている。 【0009】 しかし、複数列のアイが設けられている片方のバック部位では伸縮性はなく、その為に該バック部にて計測された長さに基づいて製作した実際のブラジャーは完全にフィットせず、該計測サンプルでは実際のブラジャーと同じ着用感が得られない。すなわち、一方のバック部先端に設けているフックが係止する為の他方のバック部先端に設けているアイの位置が最先端となる場合には、伸縮しないバック部位が存在することに成り、その長さを基にオーダーメイドしたブラジャーバック部には伸縮性の無い部位は存在しないことから着用感には違いが発生する。 【特許文献1】特開2002−212823号に係る「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 このように、従来の計測サンプルには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、体形に完全フィットすることが出来て、実際の着用感を得ることが出来る計測機能を備えたブラジャーを提供する。又、該ブラジャーを用いての体形の計測方法を提供する。 【課題を解決するための手段】 【0011】 本発明に係る計測機能を備えたブラジャーは、ブラジャーフロント部と左右のバック部、及びフック部とアイ部から構成し、これらの部位は互いに連結してブラジャーとして組合わすことが出来るように構成している。フロント部はカップ部とカップ受部とが一体化した形態とし、両側にはファスナーが設けられてバック部が連結される。 【0012】 一方側バック部の先端部には複数のファスナー片が配列して縫着され、該ファスナー片にはカギホックのフックを備えたフック部がファスナー片を介して連結される。そして他方側バック部の先端部には複数のファスナー片が配列して縫着され、該ファスナー片にはカギホックのアイを備えたアイ部がファスナー片を介して連結される。従って、両バック部はフックにアイが係止して連結されるが、バック部先端部に設けている複数のファスナー片の位置が選択される。 【発明の効果】 【0013】 本発明に係る計測機能を備えたブラジャーは、ブラジャーフロント部と左右のバック部、及びフック部とアイ部の組合せで構成している為に、体形に合って実際の着用感と同じブラジャーを作り上げることが出来る。そしてブラジャーフロント部はカップ部とカップ受部とが一体化されている為に、カップ受部に対するカップ部の位置ズレはなく、適度なサイズのフロント部を選択することでバストを包み込む着用感は実際のブラジャーと同じになる。 【0014】 また、バック部先端には複数のファスナー片が配列して取付けられるが、個々のファスナー片は伸縮可能なバック部に独立して縫着される為に、フック部とアイ部が何れのファスナー片に連結してもバック部の伸縮性が損なわれて着用感が実際のブラジャーと異なることはない。すなわち、バック部には伸縮しない部位は存在しない。 【実施例】 【0015】 図1、図2は本発明に係る計測機能を備えたブラジャーを着用した場合であり、図1は正面からの状態図、図2は背面からの状態図を各々示している。ブラジャーとしての基本的な形態は従来のものと同じであり、フロント部の両側にはバック部が延びて先端は互いに連結し、フロント部とバック部とは肩ストラップ3,3にて連結している。 【0016】 本発明は該ブラジャーを着用するに当って、体にフィットするようにフロント部1と両バック部2,2を適当に組合わせて着用感を確かめることが出来る。勿論、圧迫感や痛みがないように組合され、これを基にして専用ブラジャーをオーダーメイドすることが出来る。 【0017】 図3はブラジャーを分離して、フロント部1、バック部2,2、肩ストラップ3,3、フック部4、アイ部5を示している。上記フロント部1はカップ受部6に両カップ部7,7が設けられ、カップ部7,7の下側から外側にかけてサポート部8,8を設けて表面に縫い合わせている。サポート部8,8はカップ部7,7に収容されるバストを支えると共に内側へ寄せることが出来る。 【0018】 ところで、フロント部1はバージスサイズを変えたカップ受部と、特定のバージスサイズにおいてカップ高さを変えたカップ部との組合わせで構成され、数多くのサイズで構成されるフロント部1を準備している。そしてフロント部1の両側にはファスナー片9aが縫着され、該ファスナー片9aにはバック部2に設けているファスナー片9bが連結する。 【0019】 バック部2の先端部には3本のファスナー片10a,10b,10cが一定間隔をおいて縫着され、該ファスナー片10a,10b,10cの何れかにはフック部4に設けているファスナー片11が連結され、同じく他方のバック部2の先端に縫着しているファスナー片10a,10b,10cにはアイ部5に設けているファスナー片11が連結する。 【0020】 従って、フロント部1には上記ファスナー片を介してバック部2,2が連結され、一方のバック部先端にはフック部4が繋がれ、他方のバック部先端にはアイ部5が繋がれる。アイ部5には複数のアイ12,12・・が配列して取付けられ、フック部4の裏面にはフック(図示なし)が取付けられて、アイ12,12・・にフックが係止することで両バック部2,2は互いに連結する。 【0021】 ところで、バック部2はその長さ寸法及び幅寸法が色々準備され、そして伸縮可能な生地から成っている。バック部先端には3本のファスナー片10a、10b、10cが縫着されている為に、フック部4に設けているファスナー片11はファスナー片10a,10b,10cの何れかに連結する。同じく、アイ部5に設けているファスナー片11もバック部先端のファスナー片10a,10b,10cの何れかと連結する。 【0022】 両バック部2,2にフック部4とアイ部5を適当なファスナー片10a,10b,10cを介して連結することで、その時の着用感を確かめることが出来る。バック部2先端に設けている3本のファスナー片10a,10b,10cの内、圧迫感が強い場合には最先端のファスナー片10a,10aにフック部4とアイ部5を連結する。逆に圧迫感が弱過ぎる場合には、内側のファスナー10c,10cにフック部4とアイ部5を連結することが出来る。 【0023】 ところで、バック部2に縫着されるファスナー10a,10b,10cは夫々が独立した状態で縫着されている為に、バック部2の伸縮度は妨げられない。すなわち、ファスナー片10a,10b,10c間も伸縮することが出来る為に、バック部2の伸縮度は連結される先端のファスナー片10a,10b,10cとフロント部1側のファスナー片9b間の長さに応じて変化する。伸縮性の無い生地に3本のファスナー片10a,10b,10cが縫着されているのではなく、バック部2の全体が伸縮可能と成っている。 【0024】 又、バック部先端に連結されるフック部4及びアイ部5の縦寸法の大小2種類が準備され、背中に当たる着用感を確かめることが出来る。一方、肩ストラップ3はサポート部8の上端にフック13を介して連結され、背中側ではバック部2とフック13を介して連結する。肩ストラップ3の長さは調整することが出来、着用感が損なわれることはない。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明に係るブラジャーを着用した正面図。 【図2】本発明に係るブラジャーを着用した背面図。 【図3】本発明に係るブラジャーの分解図。 【符号の説明】 【0026】 1 フロント部 2 バック部 3 肩ストラップ 4 フック部 5 アイ部 6 カップ受部 7 カップ部 8 サポート部 9 ファスナー片 10 ファスナー片 11 ファスナー片 12 アイ 13 フック
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| 【出願人】 |
【識別番号】504145733 【氏名又は名称】株式会社 スプランドゥール 【住所又は居所】東京都文京区白山5丁目36番9号
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| 【出願日】 |
平成16年5月13日(2004.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087169 【弁理士】 【氏名又は名称】平崎 彦治
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| 【公開番号】 |
特開2005−325466(P2005−325466A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月24日(2005.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願2004−143660(P2004−143660) |
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