| 【発明の名称】 |
ヒップアップ装置の構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】デビッド チェン
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| 【要約】 |
【課題】履き心地や感触が自然で心地よく、同時に臀部の形状を更に美しく見せるヒップアップ装置の構造を提供する。
【解決手段】下半身に着用する被服40と、二つの上パッド50及び二つの下パッド60からなり、該被服40には着用する者の臀部と密着する個所である後ろ側に設けられた二つの袋体70を具有し、該上パッド50には一定量の充填物がフィルム内に密封されて該袋体70内に設置され、該下パッド60も同様に該袋体70内に設置されると同時に該上パッド50下方に隣接し、該袋体70の形状及び大小は該上パッド50と下パッド60により決定され、且つ該上下両パッド50,60は該袋体70より出し入れのできるものとし、ヒップの輪郭やライン等である外観を美しく補正する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被服と二つの上パッド及び二つの下パッドとより構成されるヒップアップ装置の構造において、 人体の下半身に履かれるものであり、後方には二つの袋体を具有し、使用者の臀部と密接する該被服と、 一定量の充填物がフィルム内に充填されて密封されており、それぞれ二つの該袋体に設置される該二つの上パッドと、 該上パッド下側と隣接し、且つ袋体内に設置される該二つの下パッドと、 を具有することを特徴とするヒップアップ装置の構造。 【請求項2】 被服と二つの上パッド及び二つの下パッドとより構成されるヒップアップ装置の構造において、 人体の下半身に履かれるものであり、後方には二つの上袋体と二つの下袋体とが設けられ、使用者の臀部と密接する該被服と、 一定量の充填物がフィルム内に充填されて密封されているものであり、且つ該二つの上袋体内に設置される該上パッドと、 該上パッドと隣り合い、且つ該下袋体内に設けられる該下パッドと、 を具有することを特徴とするヒップアップ装置の構造。 【請求項3】 該上パッドと下パッドは連結装置によって相互に連結されるセパレートタイプのものであることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項4】 該連結装置は一組の延伸する面ファスナー片であることを特徴とする請求項3記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項5】 該上パッドと下パッドは固定されて連結し、一体となっていることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項6】 該袋体には該上パッド或いは下パッドが出し入れできるよう開口部が設置されていることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項7】 該フィルムは熱可塑性を具有する材質であることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項8】 該充填物はシリコンであることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項9】 該下パッドの材質にはフォームが含まれることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項10】 該上パッドの縦断面には一定の厚さを具有し、該厚さは該上パッド頂部から徐々に増加し、該頂部と該底部の中間に至るときに該厚さが最大値に達し、該中間部から該上パッド底部の厚さは該中間部よりも薄いことを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項11】 該上パッドの縦断面には一定の厚さを具有し、該厚さは上パッド頂部から序所に増加し、該上パッドの底部に至り最大値となることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。 【請求項12】 該下パッドの配分比率は該上下両パッドの総体積の四分の一から四分の三を占めることを特徴とする請求項1或いは2記載のヒップアップ装置の構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はヒップアップ装置の構造に係り、特にヒップアップさせる下半身に着用される被服を含み、履くことにより臀部のサイズや形状を理想的な形状に近づけるヒップアップ装置の構造に関わる。 【背景技術】 【0002】 人は男女に関わらず、それぞれ理想的な体形や比率というものがあるが、特に年を経ることや病にかかることでは体形が崩れやすく、こういったときに何とかして早く理想の体形に近づきたいと願うものである。特に臀部においては、最も変わりたいと願われる体の部位の一つであるが、その形状や大きさを変えるのにはダイエットや運動に頼る他、整形手術により脂肪の移植や充填物を充填する、或いは体形補正用下着を着用するといった方法等がある。しかし手術などの方法に頼った場合はリスクが伴うばかりか費用が高く、また補正下着を着用する方法では着用時の不快さが欠点となっている。 【0003】 そこで図1に示すようなヒップの形状を整える臀部形状パッド10が既に考案されており、これには一般の被服に用いられる材質により作られた下半身に着用する被服12を含み、それぞれ開口部14,16とから足腰の出し入れが行えるといったパンツやスカートの形状を呈したものとなっている。該被服12の後方には二つの袋体18が該被服12上に縫合され、且つ臀部と密接する個所となっており、各該袋体18にはフォームで作られた一つ以上の臀部形状パッド20が収容され、該袋体18の形状と大小は該パッド20のそれによって決定し、且つ該袋体18には袋蓋(図中なし)が設けられ、該パッド20が該被服12より取り出して洗った後、再び配置できるものとなっている。 図2,3に示すように、該パッド20は単一構造を呈しており、略卵型を呈していることで人体の臀部を覆い、該パッド20のフォームは必要に応じて低密度或いは高密度のものとするが、いずれにしても重量が軽量化されており、パッド中間部23からパッド頂部25の形状と、該パッド中間部23からパッド底部27の形状とは対称を成したものとなっている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし上述のようなパッドを具有する被服を着用すると、違和感があり履き心地が悪く、パッドが不意にずれたりすることも多々有り、また体にフィットするパンツやスカートなどの洋服を纏った場合、形状が浮き出てしまって見た目に悪く、更にはパッドを断面にすると上下の形状が対称を成していることから、特に下垂した臀部をヒップアップする効果が顕著に見られず、また外部から触った感触も硬く不自然な感じがする。 そこで履き心地や感触が自然で心地よく、同時に臀部の形状を更に美しく見せる本発明のヒップアップ装置の構造を提供する。 【課題を解決するための手段】 【0005】 下半身に着用する被服と、二つの上パッド及び二つの下パッドを含み、該被服には着用する者の臀部と密着する個所である後ろ側に二つの袋体を具有し、該上パッドには一定量の充填物がフィルム間に密封されて該袋体内に設置され、該下パッドも同様に該袋体内に設置されると同時に該上パッド下方に隣接し、該袋体の形状及び大小は該上パッドと下パッドにより決定され、且つ該上下両パッドは該袋体より出し入れのできるものとし、ヒップの輪郭やライン等である外観を美しく補正する。 【発明の効果】 【0006】 本発明によると、ヒップを美しく修飾すると同時に履き心地が自然で心地よく、また使用者の必要に応じて上下パッドの大きさが選択できるなど、実用性を更に高める目的が達成された。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 図4,5に示すように、本発明のヒップアップ装置の構造30にはパンツやスカート類の形状をした人体の下半身に履かれる被服40及び二つの上パッド50及び二つの下パッド60より構成される。該被服(下半身用)40には二つの袋体70を具有する後ろ側を具有し、使用者の臀部と密着する個所となっている。該袋体70の形状は袋状の構造をしており、且つ該上パッド50と下パッド60とを収めることができる形状となっているものとするが、その形状及び大きさは該上下両パッド50,60により決定し、且つ開口或いは蓋など(図中なし)を有するものとし、該上下両パッド50,60が該開口或いは蓋より出し入れができるようになっており、該上パッドの比率は該上下パッドの総体積の四分の一から二分の一とする、若しくは該下パッドの比率が該上下パッドの総体積の約四分の一から四分の三を占めるものとする。 【0008】 図6に示すように、該上パッド50には頂部30,底部32及び該頂部30より該底部32にまで延伸する側面部34を含み、半卵形のような形状を呈しているがこれに限られるものではない。図7に示すように、該上パッド50はフィルム48によって内表面44と外表面46及び底部32に隔てられ、ある一定量の充填物42が内部に密封されており、該充填物42の材質はシリコンなどによるコロイドとし、該フィルム48においては発泡材質或いはプラスティック、ラバー、織物、不織布、ポリウレタン、及びこれらの混合物によって構成されるものとし、ここでは熱可塑性を具有する材質によるフィルムとし、独立した該フィルム48を該上パッド50の周囲に沿ってヒートシール加工することでこれらが重なって密閉される。また該上パッド50の内表面44及び該外表面46上には被覆層(図中なし)を形成してもよく、これは織物層、不織布層或いはその他の適当な材質によるものとし、特に織物とした場合ではツーウェイ或いはフォーウェイに伸縮するものが好ましく、こうすることで本発明品を履く者の臀部の形状にフィットさせ、該被覆層の被覆範囲は該内表面44と外表面46の全部或いは部分とし、またこれらの構造は一体か、或いは分離するタイプのものとする。該内表面44は平面を呈しており、該外表面46は適度な曲面を具有する表面とし、また該内表面と外表面は該頂部30にて接触しており、図7に示すように該上パッド50の厚みは該頂部30から下向きに徐々に増加しており、該底部32の厚みが最大となる。こうすることで臀部の形状を美しく修飾し、且つ該フィルム48及び充填物42の項見合わせにより、臀部の外形を美しく見せると同時に履いた際の履き心地が自然で違和感がない。 【0009】 図8に示すように、該上パッド50aの形状は特殊な臀部の形状にも適しており、例えば下垂した臀部に対して用いる場合には、該上パッド50aは平面を呈した内表面44a並びに底部32より外部に向かって大きく突出した形で弧度を具有する外表面46aを具有するものとし、該外表面46aは適度な大きさの半円の一部となっており、該上パッド50a側面(断面)の厚さは該頂部30と底部32の中間で対称を成しておらず、該厚さは該頂部30より下向きに延伸すると共に増加し、該頂部30と底部32中間位置に達したときが最大値となり、該中間位置から該底部32の厚さは徐々に減少し、且つ全体を見ると該上パッド50aの上半部は下半部よりも膨らみが大きく、臀部の垂れ下がった形状を補う形状となっている。 【0010】 図9に示すように、もう一つの実施例では上パッド50bが上述の該上パッド50aと異なる形状で臀部を修飾するものであり、これには内表面44bと外表面46bを含み、両者の側面断面は円弧形を呈している、或いは半円形の一部となっており、特に該外表面46bの丸みを形成する半径が該内表面44bのそれよりも小さく設計することにより丸みがより豊かに表現され、該上パッド50bの上半部は下半部よりも厚くなるため、下垂した臀部を更に美しい形状に修飾する効果を提供することができる。 【0011】 図4,5に示すように、該下パッド60は該上パッド50に隣接し且つ該袋体70内に位置し、該頂部66と底部65並びに該頂部66から底部65に向かって延長する個所である側面部63は、形状が該上パッド50外形の延長となっており、特に該上パッド50の底部32と該下パッド60の頂部66が相互に隣接する個所はスムーズで継ぎ目がなく、且つ平面或いは曲面を有する面である内表面62及び曲面を具有する外表面64は、その構造と材料が上述の該上パッド50と等しいものとするが、材質はコロイドや液体ではなくフォームやラバーなどがよく、こうすることで重量の軽量化を保ちながらヒップの形状及び輪郭の修飾を行う目的を達成する。 【0012】 該上パッド50と下パッド60は固定されて一体となっているものとする場合、図10に示すように、該連結装置80によって該上パッド50と下パッド60を連結し、該上パッド50の底部32と該下パッド60の頂部66とが密着する。また該連結装置80は各種形状及び大小を呈したものとし、フックやスナップ、面ファスナーなど、或いは該連結装置80は直接該上パッド50の底部32及び下パッド60の頂部66に設置されるものとし、上述同様に該上下両パッド50,60を連結するものとしてもよいが、該上パッド50と下パッド60とを確実に連結するものであればこれに限られるものではない。 【0013】 図11に示すように、該上パッド50と下パッド60はそれぞれ独立している状態にあるとき、該袋体は上袋体71と下袋体72とに分けられ、一般でよく見られる縫合線90によって分けられる。該上下両袋体71,72にはそれぞれ開口部を具有することから、該上下両パッド50,60がそれぞれ別に該上下袋体71,72より出し入れでき、使用者の必要に応じて該上パッド50或いは下パッド60のみを設置することもでき、且つその形状及び大きさも使用者のニーズに合わせて選択して使用され、また自らの臀部の形状に合わせて最も理想的とされる形状のものをオーダーすることで、更に理想的な臀部の形状を作り出すことが可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0014】 【図1】公知におけるヒップアップ用パッド装置における説明図である。 【図2】公知におけるヒップ形状体の説明図である。 【図3】図2における側面断面図である。 【図4】本発明のヒップアップ装置の構造における説明図である。 【図5】本発明における上パッドと下パッドの断面図である。 【図6】本発明の上パッドにおける実施例を示す図である。 【図7】図6の側面断面図である。 【図8】本発明の上パッドにおけるもう一つの実施例を示す図である。 【図9】本発明の上パッドにおける他の実施例を示す図である。 【図10】本発明において上パッドと下パッドとをセパレートタイプとした場合における説明図である。 【図11】本発明のヒップアップ装置の構造全体におけるもう一つの実施例を示す図である。 【符号の説明】 【0015】 10 公知における臀部形状パッド 12 被服(下半身用) 14 開口部 16 開口部 18 袋体 20 臀部形状パッド 23 中間部 25 頂部 27 底部 30 臀部形状引き上げ装置 40 被服(下半身用) 50,50a,50b 上パッド 60 下パッド 66 下パッドの頂部 80 連結装置 90 隔離装置或いは縫合線 70 袋体 32 底部 30 頂部 34 側面部 42 充填物 44,44a,44b 内表面 46,46a,46b 外表面 48 フィルム 62 下パッドの内表面 63 下パッドの側面部 64 下パッドの外表面 65 下パッドの底部 71 上袋体 72 下袋体
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| 【出願人】 |
【識別番号】504062315 【氏名又は名称】デビッド チェン
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| 【出願日】 |
平成16年2月18日(2004.2.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107962 【弁理士】 【氏名又は名称】入交 孝雄
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| 【公開番号】 |
特開2005−163252(P2005−163252A) |
| 【公開日】 |
平成17年6月23日(2005.6.23) |
| 【出願番号】 |
特願2004−41728(P2004−41728) |
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