| 【発明の名称】 |
妊婦帯 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡部 一博
|
| 【要約】 |
【課題】従来の技術では、ショーツ型及ぶガードル型では排尿が頻繁になる妊娠後期において妊婦帯の着脱が問題となる欠点があり、腹巻型はゴム繊維を使用するため腹部の圧迫を取り除くことができなかった。
【解決手段】結合部2は、妊婦帯1の中央部から左右5乃至7センチメートルのそれぞれの位置にある、直径2センチメートル以内のほぽ半円形の突起状の結合部である。その結合部2は、下面に面状ファスナーが取り付けられており、骨盤固定帯4の中央部左右の該当する位置に面上ファスナーで結合させて使用するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 骨盤固定帯に結合する部分を備えた妊婦帯。 【請求項2】 恥骨の上縁部より3乃至7センチメートル上方であって、背骨の中心線の左右4乃至8センチメートルのそれぞれの体表部の位置に骨盤固定帯を結合する部分を備えた妊婦帯。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、骨盤固定帯とともに使用する妊婦帯に関するものである。 【背景技術】 【0002】 妊婦帯は日本特有のものであり、綿布の晒し布を下腹に巻くものであって、妊娠中後期における突出したお腹を下から支え、かつ骨盤の緩みから生じる腰痛等を緩和させるのが目的であった。そして現在は腹巻型及びショーツ型が普及している。 【0003】 しかし、妊娠中毒症の原因の研究の中で、妊婦帯はお腹を締め付け、腹部大血管を圧迫するために、妊娠中毒症を引き起こす要因の一つではないかと指摘されてきた。このため、妊婦帯は腹部圧迫を弱めるためにゴム繊維の量を減らしたり、下腹部を支える部分がズレ上って腹部を圧迫しないようにショーツ型にしたり、ショーツ型の中に腰痛を軽減させるための骨盤の固定機能を取り入れるなどして、お腹を締め付けないように、またお腹を締め付けず腰痛を緩和できるように工夫されているのが現状である。 【特許文献1】登録実用新案第3037772号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 従来の技術では、妊婦帯はゴム繊維を使用するため、腹部の圧迫を取り除くことができなかっただけでなく、ショーツ型では排尿が頻繁になる妊娠後期において妊婦帯の着脱が問題となる欠点があった。 【課題を解決するための手段】 【0005】 そこで、上記の課題を解決するために、第一の発明は、骨盤固定帯に結合する部分を備えた妊婦帯である。 【0006】 第二の発明は、恥骨の上縁部より3乃至7センチメートル上方であって、背骨の中心線の左右4乃至8センチメートルのそれぞれの体表部の位置に骨盤固定帯を結合する部分を備えた妊婦帯である。 【発明の効果】 【0007】 本発明は、従来の妊婦帯の腰痛緩和とお腹を下から支えるという2つの機能を、骨盤固定帯と妊婦帯にそれぞれの機能を独立に分離させることにある。すなわち、妊婦帯に結合部分を備えることにより、骨盤固定帯では腰痛等を緩和させる効果を高め、妊婦帯ではゴム繊維を使用しないため、妊婦帯自身は妊娠中後期の突出したお腹を締め付けることなく、お腹の下から持ち上げることが可能となる。同時に骨盤固定帯と妊婦帯の上からショーツをつけることができ、これによってショーツの着脱が容易になり、妊娠生活を快適におくることができる利点がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 図1は、本発明の妊婦帯の使用状態図である。図2は、本発明の妊婦帯の平面図である。図3は、本発明の妊婦帯を骨盤固定帯に結合した平面図である。図5は、人体の脊柱、腹部大血管及び子宮との関連図である。図6は、人体の骨盤の説明図である。 【0009】 図1は、図2の先端部3を巻きつけたときに形成された立体図であり、実際には骨盤固定帯4の人体の上方に位置するように巻きつけて使用されるものである。 【0010】 結合部2は、妊婦帯1の中央部から左右5乃至7センチメートルのそれぞれの位置にある、直径2センチメートル以内のほぽ半円形の突起状の結合部である。その結合部2は、下面に面状ファスナーが取り付けられており、骨盤固定帯4の中央部左右の該当する位置に面上ファスナーで結合させて使用するものである。その妊婦帯1と骨盤固定帯4を結合させた状態が図4である。 【0011】 この結合部2を骨盤固定帯4と結合させることによって、骨盤固定帯4では腰痛等を緩和させる効果を高め、妊婦帯1では妊娠中後期の突出したお腹を締め付けることなく、お腹の下から持ち上げることが可能となり、妊婦帯自身のズレ上がりを防止することができ、腹部の圧迫を防ぐことができる。 【0012】 この結合部2によって結合された妊婦帯1と骨盤固定帯4は、骨盤固定帯4が恥骨8の上縁部の体表部を位置して固定されるため、骨盤固定帯4に結合された妊婦帯は、突出した腹部を下から支える形で図4のような形で使用される。このとき結合部2が恥骨の上縁部より3乃至7センチメートル上方に位置するように、妊婦帯1を締めつける。これは骨盤固定帯4を恥骨8の上縁部より5乃至6センチメートル上方の位置に締め付けることから決定されるものである。また結合部2が、背骨の中心線の左右4乃至8センチメートルのそれぞれの体表部に位置するように、妊婦帯1を締め付ける。これは腹部大血管7の圧迫を防ぐためと、結合する骨盤固定帯4とのバランスから決定されたものである。これらの以外の位置に結合部2を備えると、バランスと崩したり、腹部大血管7を圧迫させる可能性が高くなる。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】妊婦帯の使用状態図である。 【図2】妊婦帯の平面図である。 【図3】妊婦帯を骨盤固定帯に結合した平面図である。 【図4】妊婦帯及び骨盤固定帯を妊婦に使用した使用状態側面図である。 【図5】人体の脊柱、腹部大血管及び子宮との関連図である。 【図6】人体の骨盤の説明図である。 【符号の説明】 【0014】 1 妊婦帯 2 結合部 3 先端部 4 骨盤固定帯 5 妊娠子宮 6 脊柱 7 腹部大血管 8 恥骨 9 恥骨結合部
|
| 【出願人】 |
【識別番号】303039121 【氏名又は名称】有限会社青葉
|
| 【出願日】 |
平成15年8月15日(2003.8.15) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2005−60900(P2005−60900A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月10日(2005.3.10) |
| 【出願番号】 |
特願2003−293825(P2003−293825) |
|