| 【発明の名称】 |
スタンド灰皿 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮地 伸一 【住所又は居所】大阪府大阪市西区西本町1丁目10番10号 株式会社ファースト内
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| 【要約】 |
【課題】デザインの変更やメンテナンスに有利で、再利用が可能となる。
【解決手段】ベース部材1上に嵌合されて外周部に複数の支柱21が立設される筒状のスタンドフレーム2と、スタンドフレーム2内に配置される灰受け容器3と、スタンドフレーム2上面に配置されて灰落し部6を有するカバー体5とが組立分離自在に設けられたスタンド灰皿であって、スタンドフレーム2の側面で互いに隣合う支柱21に、隣接側に開口する係合溝27をそれぞれ全高さ方向にわたって形成するとともに、これら係合溝27を支柱26の上端面に開口させ、両縁部が係合溝27にそれぞれスライド自在に嵌合されカバー体5を外した状態で上方に抜き出して交換可能な装飾板7を設け、スタンドフレーム2の周側面が支柱21と装飾板7とで覆われたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベース部材上に配置されて外周部に複数の支柱が立設されるスタンドフレームと、該スタンドフレーム内に配置される灰受け容器と、前記スタンドフレーム上面に配置されて灰落し部を有するカバー体とが組立分離可能に設けられたスタンド灰皿であって、 前記スタンドフレームの側面で互いに隣合う前記支柱に、隣接する支柱側に開口された係合溝をそれぞれ全高さ方向にわたって形成するとともに、これら係合溝を前記支柱の上端面に開口させ、 両縁部が前記係合溝にそれぞれスライド自在に嵌合され前記カバー体を外した状態で前記係合溝から上方に抜き出して交換可能な装飾板を設け、 前記スタンドフレームの全周側面が前記支柱と装飾板とで覆われた ことを特徴とするスタンド灰皿。 【請求項2】 カバー体は、上面全体で中央部位が上方に膨出された山形断面に形成され、 灰落し部は、前記膨出部に形成されて小径の灰落し穴を有するもみ消し面部、および吸殻以下の大きさの複数の吸殻投入穴を形成した投入面部のみで構成された ことを特徴とする請求項1記載のスタンド灰皿。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、喫煙所などに設置されるスタンド灰皿に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、駅の構内や街頭、ホテルやビルの喫煙所などに設置されるスタンド灰皿は、従来では、たとえば特許文献1に示されるように、筒状の据え置台の内部に灰受け容器を配置するとともに、据え置台の上面に、灰落し穴が形成されたカバーで覆ったものが一般的である。 【特許文献1】特開2000−125837 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 上記のスタンド灰皿は、喫煙所の雰囲気に合わせて絵柄やデザインが採用されるが、喫煙所の模様替えなどがあった場合、上記従来品では、新たな雰囲気に合う新しい絵柄やデザインのスタンド灰皿と交換されている。またこのようにして回収されたスタンド灰皿は、外側面の汚れや錆なども目に付き、そのデザインが合う次の喫煙所を探すのが困難であることから、ほとんど廃棄処分されている。 【0004】 本発明は上記問題点を解決して、デザインの変更やメンテナンスが容易で、再利用が可能なスタンド灰皿を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1記載の発明は、ベース部材上に配置されて外周部に複数の支柱が立設されるスタンドフレームと、該スタンドフレーム内に配置される灰受け容器と、前記スタンドフレーム上面に配置されて灰落し部を有するカバー体とが組立分離可能に設けられたスタンド灰皿であって、前記スタンドフレームの側面で互いに隣合う前記支柱に、隣接する支柱側に開口された係合溝をそれぞれ全高さ方向にわたって形成するとともに、これら係合溝を前記支柱の上端面に開口させ、両縁部が前記係合溝にそれぞれスライド自在に嵌合され前記カバー体を外した状態で前記係合溝から上方に抜き出して交換可能な装飾板を設け、前記スタンドフレームの全周側面が前記支柱と装飾板とで覆われたものである。 【0006】 また請求項2記載の発明は、カバー体は、上面全体で中央部位が上方に膨出された山形断面に形成され、灰落し部は、前記膨出部に形成されて小径の灰落し穴を有するもみ消し面部、および吸殻以下の大きさの複数の吸殻投入穴を形成した投入面部のみで構成されたものである。 【発明の効果】 【0007】 上記請求項1記載の発明によれば、スタンドフレームの全周側面を、支柱と交換可能な装飾板とで覆われているので、設置される喫煙所の雰囲気に合わせて装飾板の絵柄やデザインを交換することができ、視覚的に大部分を占めるスタンド灰皿の周囲側面の図柄のデザイン変更が可能となり、喫煙所の選択範囲が大幅に拡大できる。したがって、設置された喫煙所のデザイン変更や、新たな喫煙所の雰囲気に合わせたデザインを選択することが可能となり、リサイクル品としても好適である。またメンテナンス時に、スタンド灰皿の周囲側面がヤニ汚れや錆などで汚染されていても、装飾板を交換することで容易に対処できて清浄な外観を提供することができる。 【0008】 請求項2記載の発明によれば、カバー体を上方に膨出させるとともに、灰落し穴と吸殻投入穴のみからなる灰落し口を形成したので、吸殻と灰以外の煙草箱片や紙くずなどの異物がスタンド灰皿内に投入されることがなく、またカバー体上に異物を置くと落下するので、置去りにされることもなくなり、これにより異物が投入された場合に引き起すスタンド灰皿内での着火を未然に防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、このスタンド灰皿は、喫煙所の床面に接地されるベース部材1と、このベース部材1に嵌合されて外周部に立設さたれる複数の支柱21を有するスタンドフレーム2と、スタンドフレーム2内に挿脱自在に配置される灰受け容器3と、スタンドフレーム2の上部に着脱自在に配置されるホッパー部材4と、スタンドフレーム2に上方から着脱自在に嵌合され灰落し部6を有するカバー体5と、スタンドフレーム2の4つの側面にそれぞれ取替え可能に装着される装飾板7とで構成され、カバー体5を除くスタンド灰皿の周側面が前記支柱21と図柄7a(図2)が印刷された装飾板7で覆われている。 【0010】 図2〜図7に示すように、前記ベース部材1は、所定の厚さを有するたとえば金属板がプレス加工され、上面中央部に平面視正方形の装着凹部1aが形成されるとともに、装着凹部1の周囲に凸状正方形の枠部1bが形成されている。 【0011】 前記スタンドフレーム2は、四隅位置に配置される4本の支柱21と、各支柱21の下端部を互いに連結する正方形枠形の下連結材22と、支柱21の中間部下位に連結されて灰受け容器3を下方から支持する正方形枠形の容器受け材23と、各支柱21の上端部を互いに連結する上連結材24と、支柱21の上端部で上連結材24にの上部に取り付けられホッパー部材4を下方から支持するとともに把手部材26を有する正方形枠形のホッパー受け材25により、筒体枠状に構成されている。 【0012】 前記支柱21は、図7に示すように、変形角筒状の型材により形成され、角アールに形成されたL字形のコーナー外板部21aの左右端縁と、左右の内面板部21bと連結部21cとの間に、全長にわたる係合溝27がそれぞれ形成され、これら係合溝27に装飾板7の左右側縁部がそれぞれスライド自在に嵌合される。また支柱21の左右の内面板部21bの内面には、コーナー外板部21aと内面板部21bとで角筒部を形成する補強板部21dがそれぞれ垂設され、左右の補強板部21dの延長上にそれぞれガイド板部21fが延設されて、灰受け容器3の容器挿脱用のガイド部が構成されている。 【0013】 ホッパー受け材25は、底面の受け板と外側面の案内板からなる断面L字形で、対向する一方の辺部中央に、手を差し込んでスタンド灰皿を持ち上げ可能な外面開放の箱形状の把手部材26が取り付けられている。 【0014】 前記灰受け容器3は、上面開放の箱形に形成されるとともにスタンドフレーム2内のガイド部に沿って上方に挿脱自在に形成されている。そして灰受け容器3は本体の上部に掛渡されたロッド状把手3aと、中間部側面に穿設された水抜き穴3bとを有し、この水抜き穴3bは、灰受け容器3内に雨水が溜まった時などに、雨水と共に吸殻や灰がオーバーフローして流出するのを防止している。 【0015】 前記ホッパー部材4は、ホッパー受け材25の受け板に支持される平面枠形の係止枠部4aと、係止枠部4aの一方の対向辺から垂下された垂下板部4bと、係止枠部4aの他方の対向辺から下位中心側に傾斜された傾斜板部4cと、傾斜板部4cの下端部に形成された絞り口4dと、垂下板部4b間に連結されたロッド状把手4eとで構成されている。このホッパー部材4により投入された灰と吸殻とを灰受け容器3に案内するともに、絞り口4dにより空気の流路を絞ることで、灰受け容器3側の空間部の空気の酸素量を低減させて、灰受け容器3内での吸殻の消火を促進する効果を有している。 【0016】 前記カバー体5は、スタンドフレーム2に上方から外嵌可能な外嵌枠部5aと、中央部が上方に膨出された山形状断面の膨出部5bとで構成されている。そして灰落し口6は、膨出部5bの頂部中央に、小径で円形のもみ消し用灰落し穴61を多数形成した矩形状のもみ消し面部6aと、もみ消し面部6aの周囲で頂部から傾斜面にわたって横長長円形の吸殻投入穴62を一定ピッチで多数形成した投入面部6bとで構成されている。そして上記投入面部6bの傾斜角は、異物が転がり落ちるように形成されている。また外嵌枠部5aの対向面に把手部材26が嵌合される切欠き部5cが形成されている。 【0017】 したがって、吸殻投入穴52を吸殻のみが投入可能な大きさに形成されることにより、煙草の箱片や包装紙などの異物が内部に投入されることがほとんどなくなり、灰受け容器3内での着火や延焼を未然に防止することができる。また膨出部5bの傾斜により煙草の箱片や包装紙などの異物は滑落されるので、喫煙者が異物を置き去りにするのを防止することができる。 【0018】 装飾板7は、このスタンド灰皿が設置される喫煙所の雰囲気に合う絵柄デザインのものが用意される。 次にこのスタンド灰皿は分解組立自在に構成されており、その組立手順を説明する。 【0019】 まず、ベース部材1の装着凹部1bにスタンドフレーム2の下端部を嵌入し、下連結材22と装着凹部1bの底板をボルト結合する。次いで、灰受け容器3をホッパー受け材25を介してスタンドフレーム2内に挿入し容器受け材23上に載置する。さらにホッパー部材4をホッパー受け材25上に嵌入して配置する。灰受け容器3とホッパー部材4の組み付けに前後して、4枚の装飾板7をそれぞれ支柱21の係合溝27の上端部から嵌入して下方にスライドさせ、下端部をベース部材1の装着凹部1bに嵌入させて、装着凹部1bの側面と下連結材22と装飾板7とをそれぞれビス止めする。さらにカバー体5をスタンドフレーム2に被せて完成する。 【0020】 メンテナンス時には、カバー体5とホッパー部材4を外して灰受け容器3をスタンドフレーム2内から取り外せばよい。またこの時、装飾板7を交換する場合には、下端部のビスを外して装飾板7を取出し、新たな装飾板7を嵌入して装着しビス止めする。 【0021】 上記実施の形態によれば、スタンドフレーム2のすべての側面を覆う装飾板7を、カバー体5とビス止めを外すだけで、容易に交換可能としたので、喫煙所に合わせて、装飾板7を他のデザインのものと交換することで、スタンド灰皿の側面のデザイン変更が可能となる。したがって、設置された喫煙所のデザイン変更や、新たな喫煙所の雰囲気に合わせたデザインを容易に選択することが可能となる。またメンテナンス時に、スタンド灰皿の側面にヤニ汚れや錆などで汚染されていても、装飾板7を交換するだけで容易に対処することができる。 【0022】 また、カバー体5を上方に膨出させるとともに、灰落し穴61と吸殻投入穴62のみからなる灰落し口6を設けたので、吸殻と灰以外の煙草の箱片やゴミなどがスタンド灰皿内に投入されたり、カバー体5上に置去りにされることがなくなり、スタンド灰皿内での着火や延焼を未然に防止することができる。 【0023】 さらに、ベース部材1とスタンドフレーム2、灰受け容器3、ホッパー部材4、カバー体5、装飾板7とで組立分解可能に構成したので、メンテナンスや清掃、部品の交換を容易に行うことができ、長寿命かつ低コストで、いろいろな喫煙所に対応できるスタンド灰皿を提供することができる。 【0024】 図8(a)は、スタンド灰皿の胴部を円形断面とし、スタンドフレーム2の支柱21を120度ごとに3本配置した他の実施の形態を示す。 図8(b)は、スタンド灰皿の胴部を楕円形断面を円形とし、スタンドフレーム2の支柱21を180度ごとに2本配置した他の実施の形態を示す。 【0025】 これらの実施の形態では、装飾板7は可撓性で湾曲自在なものを使用するか、または最初から円弧状断面に変形させたものが使用される。 図8(c)は、スタンド灰皿の胴部を三角形断面を円形とし、スタンドフレーム2の角部位置にそれぞれ支柱21を配置した他の実施の形態を示す。 【0026】 図8(d)は、スタンド灰皿の胴部を六角形断面を円形とし、スタンドフレーム2の角部位置にそれぞれ支柱21を配置した他の実施の形態を示す。 上記各実施の形態は、断面形状が異なる以外は同一に構成されるので、同一の符号を付して説明を省略する。 【0027】 上記各実施の形態によれば、先の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 なお、スタンド灰皿の胴部を長円形断面や他の多角形断面の筒形とすることもでき、また平面と曲面とを組合わせた異形断面のスタンドフレームを使用して、あらゆる断面の胴部を、支柱と支柱間に交換自在に配置された装飾板とで覆われたスタンド灰皿を製作することが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明に係るスタンド灰皿の実施の形態を示す分解斜視図である。 【図2】同スタンド灰皿の正面図である。 【図3】同スタンド灰皿の平面図である。 【図4】同スタンド灰皿の正面断面図である。 【図5】同スタンド灰皿のカバー体を外した平面図である。 【図6】図4に示すA−A断面図である。 【図7】図6に示すB部拡大図である。 【図8】(a)〜(d)はそれぞれ本発明に係るスタンド灰皿の他の実施の形態を示し、(a)は円形断面の胴部を有するスタンド灰皿の平面断面図、(b)は楕円形断面の胴部を有するスタンド灰皿の平面断面図、(c)は三角形断面の胴部を有するスタンド灰皿の平面断面図、(d)は六角形断面の胴部を有するスタンド灰皿の平面断面図である。 【符号の説明】 【0029】 1 ベース部材 2 スタンドフレーム 3 灰受け容器 4 ホッパー部材 5 カバー体 5b 膨出部 6 灰落し口 6a もみ消し面部 6b 投入面部 7 装飾板 21 支柱 22 下連結材 23 容器受け材 24 上連結材 25 ホッパー受け材 26 把手部材 27 係合溝 61 灰落し穴 62 吸殻投入穴
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| 【出願人】 |
【識別番号】595013667 【氏名又は名称】株式会社ファースト 【住所又は居所】大阪府大阪市西区西本町1丁目10番10号
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| 【出願日】 |
平成16年4月26日(2004.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100113859 【弁理士】 【氏名又は名称】板垣 孝夫
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
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| 【公開番号】 |
特開2005−304437(P2005−304437A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−129107(P2004−129107) |
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