| 【発明の名称】 |
段状化ドラム |
| 【発明者】 |
【氏名】トマス・マインス
【氏名】ミヒャエル・ニュルンベルク
【氏名】イルマー・ヨナート
|
| 【要約】 |
【課題】異なる長さのフィルタ栓に迅速に適合することできる段状化ドラムを提供する。
【解決手段】品物の収容部を備えた搬送ディスク21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2が設けられている、少なくとも2つの平行な列に並べて配置されたたばこ加工産業の棒状品物、特にフィルタ要素を搬送するための段状化ドラム10である。1列の品物のために少なくとも2個の搬送ディスク21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2が設けられている。更に、たばこ加工産業の機械、特にフィルタ製造機械またはフィルタ装着機械である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 品物の収容部を備えた搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)が設けられている、少なくとも2つの平行な列に並べて配置されたたばこ加工産業の棒状品物、特にフィルタ要素を搬送するための段状化ドラム(10)において、1列の品物のために少なくとも2個の搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)が設けられていることを特徴とする段状化ドラム。 【請求項2】 各々の列の品物のために少なくとも2個の搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の段状化ドラム(10)。 【請求項3】 1列の品物のための2個の搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)の間隔が調節可能であることを特徴とする、請求項1または2記載の段状化ドラム(10)。 【請求項4】 1列の品物のための搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)の幅が品物の軸方向長さに一致していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の段状化ドラム(10)。 【請求項5】 搬送ディスク(21.1, 21.2; 22.1, 22.2; 23.1, 23.2)の幅が段状化ドラム(10)で搬送可能な品物の最小軸方向長さに一致していることを特徴とする、請求項4記載の段状化ドラム(10)。 【請求項6】 すき取り装置(15)が段状化ドラム(10)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つまたは複数に記載の段状化ドラム(10)。 【請求項7】 各列の品物のためのすき取り装置(15)が少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)と少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)を備えていることを特徴とする、請求項6記載の段状化ドラム(10)。 【請求項8】 少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)および/または少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)がその位置を調節可能であることを特徴とする、請求項7記載の段状化ドラム(10)。 【請求項9】 少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)および/または少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)が、段状化ドラム(10)の回転軸線に沿って位置決め可能であることを特徴とする、請求項7または8記載の段状化ドラム(10)。 【請求項10】 請求項1の前提部分に記載の段状化ドラム(10)において、すき取り装置(15)が段状化ドラム(10)上に設けられていることを特徴とする段状化ドラム。 【請求項11】 すき取り装置(15)が各々の列の品物のために、少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)と少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)を備えていることを特徴とする、請求項10記載の段状化ドラム(10)。 【請求項12】 少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)および/または少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)がその位置を調節可能であることを特徴とする、請求項11記載の段状化ドラム(10)。 【請求項13】 少なくとも1個の案内要素(31.1, 31.2; 32.1, 32.2; 33.1, 33.2)および/または少なくとも1個のすき取り要素(35.1, 35.2; 35.3)が段状化ドラム(10)の回転軸線に沿って位置決め可能であることを特徴とする、請求項11または12記載の段状化ドラム(10)。 【請求項14】 請求項1〜9のいずれか1つまたは複数に記載の段状化ドラム(10)および/または請求項10〜13のいずれか1つまたは複数に記載の段状化ドラム(10)を備えた、たばこ加工産業の機械、特にフィルタ製造機械またはフィルタ装着機械。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、品物の収容部を備えた搬送ディスクが設けられている、少なくとも2つの平行な列に並べて配置されたたばこ加工産業の棒状品物、特にフィルタ要素を搬送するための段状化ドラムに関する。本発明は更に、たばこ加工産業の機械、特にフィルタ製造機械またはフィルタ装着機械に関する。 【背景技術】 【0002】 本文において、たばこ加工産業の品物とは、例えばフィルタ製造機械または紙巻きたばこ製造機械の搬送ドラムのようなコンベヤで、1列または複数の平行な列をなして保持され、このコンベヤによって搬送される物品であると理解される。このような品物はフィルタ付き紙巻きたばこ、フィルタ棒、フィルタセグメント等である。以下において簡単化するために、フィルタまたはフィルタ要素と言うが、搬送すべき上記種類の他の品物についても同じことが当てはまる。 【0003】 マガジンドラムによるマガジンからのフィルタ栓、すなわち棒状品物の取り出しが、特許文献1に記載されている。この場合、フィルタ棒がマガジンから取り出され、続いてフィルタ栓に切断される。列をなして同軸に配置されたフィルタ栓を窪み付きドラムに段状化して移送するために、中間コンベヤが配置されている。この中間コンベヤは各々の列のために1個の搬送ディスクを備えている。 【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許第1272795号明細書 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 この技術水準から出発して、本発明の課題は、異なる長さのフィルタ栓に迅速に適合することできる段状化ドラムを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この課題は、品物を収容するための搬送ディスクが設けられている、少なくとも2つの平行な列に並べて配置されたたばこ加工産業の棒状品物、特にフィルタ要素を搬送するための段状化ドラムにおいて、1列の品物のために少なくとも2個の搬送ディスクが設けられていることによって解決される。 【0006】 本発明は、棒状の品物が複数の搬送ディスクの収容部に収容され、保持されそして段状化されるという思想に基づいている。これにより、移送の際および搬送中の確実な収容と、他の搬送機構への段状化された棒状品物の確かな排出が保証される。更に、長い棒状品物も搬送および段状化される。特許文献1の技術水準によって知られている搬送ディスクと異なり、本発明では、搬送すべき1列の棒状品物のための複数の搬送ディスクが設けられている。更に、技術水準に従って、棒状フィルタ要素の長さは個々の搬送ディスクの収容部の幅よりも大きい。 【0007】 好ましい実施形では、各々の列の品物のために少なくとも2個の搬送ディスクが設けられていることが提案される。 【0008】 更に、1列の品物のための2個の搬送ディスクの間隔が調節可能であると有利である。それによって、搬送すべき1列の品物のための搬送ディスクの収容部の受け個所を、品物の長さに合わせることができる。相対的に摺動可能な少なくとも2個の搬送ディスクが品物の列のために間隔を適合させることができるので、品物を確実に段状化できるように、間隔を選択することができる。 【0009】 1列の品物のための搬送ディスクの幅が品物の軸方向長さに一致していると、すべての品物列の品物が確実に移送される。 【0010】 好ましくは、搬送ディスクの幅が段状化ドラムで搬送可能な品物の最小軸方向長さに一致している。これによって、搬送ディスクの幅は段状化ドラムに搬送され段状化ドラムで取り扱うことができる棒状品物の最小長さに合わせて設計される。この最小の棒状品物長さは本発明の範囲内で棒の基本的な長さであると理解される。 【0011】 有利な実施形では、すき取り装置が段状化ドラムに設けられている。技術水準と異なり、すき取り装置は機械自体ではなく、ドラム上に直接配置されている。 【0012】 好ましくは、各列の品物のためのすき取り装置が少なくとも1個の案内要素と少なくとも1個のすき取り要素を備えている。 【0013】 品物の長さの観点から、段状化ドラムのフォーマットフレキシビリティを補助するために、少なくとも1個の案内要素および/または少なくとも1個のすき取り要素がその位置を調節可能である。 【0014】 そのために特に、少なくとも1個の案内要素および/または少なくとも1個のすき取り要素が、段状化ドラムの回転軸線に沿って位置決め可能である。 【0015】 課題の他の解決策では、冒頭に述べた種類の段状化ドラムにおいて、すき取り装置が段状化ドラム上に設けられている。本発明によるこの解決策は、搬送ドラムまたは段状化ドラムのすき取り装置の調節が機械に組み込む前に作業台で簡単に実施可能であるという利点がある。というのは、すき取り装置に容易にアクセス可能であるからである。技術水準と異なり、すき取り装置は機械自体ではなく、ドラムに直接設けられている。 【0016】 他の有利な実施形では、すき取り装置が各々の列の品物のために、少なくとも1個の案内要素と少なくとも1個のすき取り要素を備えている。好ましくは、少なくとも1個の案内要素および/または少なくとも1個のすき取り要素がその位置を調節可能である。更に、他の有利な実施形では、少なくとも1個の案内要素および/または少なくとも1個のすき取り要素が段状化ドラムの回転軸線に沿って位置決め可能である。 【0017】 更に、本発明による上記の段状化ドラムを備えた、たばこ加工産業の機械、特にフィルタ製造機械またはフィルタ装着機械によって、課題が解決される。段状化ドラムは特にフィルタ製造機械またはフィルタ装着機械で使用される。繰り返しを避けるために、上記段状化ドラムが参照される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 次に、添付の概略的な図面を参照してかつ実施の形態に基づいて、一般的な発明思想を制限することなく、本発明を例示的に説明する。その他の点では、明細書で詳しく説明していない本発明のすべての特徴の開示に関して、図面が参照される。 【0019】 図において、それぞれ同じかまたは同じような要素または一致する部品は、同じ参照番号で示してあるので、新たに説明しない。 【0020】 図1は段状化ドラム10の斜視図である。段状化ドラム10は回転するドラム本体12を備えている。このドラム本体は図を簡単にするために完全には示していない。ドラム本体12は機械駆動装置によって回転駆動される軸11によって駆動される。 【0021】 ドラム本体12はその外面に複数の搬送ディスク21.1, 21.2, 22.1, 22.2, 23.1, 23.2を備えている。この搬送ディスクは軸11の回転軸線に沿って摺動可能に配置されている。図示した段状化ドラム10の場合、それぞれ1対の搬送ディスク21.1, 21.2または22.1, 22.2および23.1, 23.2が他の搬送機構から供給された1列の棒状品物、例えフィルタ栓を収容部内で搬送する。この場合、フィルタ栓が3列で段状化ドラム10に供給され、搬送ディスクの対21.1, 21.2または22.1, 22.2および23.1, 23.2によって段状化される。そのために、搬送ディスクの対21.1, 21.2または22.1, 22.2および23.1, 23.2の収容部が対をなして予め定めた角度だけ互いにずらして配置されているので、搬送された品物列は段状化されて他の搬送機構に移送される。 【0022】 本発明の範囲内において、搬送すべき品物列のために2つよりも多い搬送ディスクを設けることができる。この場合、品物列のための2つの搬送ディスクの軸方向間隔は、ドラム本体12上で搬送ディスクが摺動可能であることによって調節可能である。従って、本発明による段状化ドラム10により、搬送および段状化すべき品物の高い形状フレキシビリティと、品物の異なる軸方向長さに対する適合性が達成される。この場合、搬送ディスクの幅または間隔は取り扱われる最小の品物長さに合わせて設計されている。 【0023】 各品物列の個々の品物を、例えば(図示していない)切断ドラムから段状化ドラム10に供給するために、定置されたすき取り装置15が段状化ドラム10に設けられている。すき取り装置15は支持アーム16を備え、この支持アーム上に案内要素31.1, 31.2, 32.1, 32.2, 33.1, 33.2が摺動可能にかつ調節可能に配置されている。品物列のための2つの搬送要素の間において、それぞれ1個のすき取り要素35.1, 35.2, 35.3が、他の支持アーム17上に同様に摺動可能に配置されている。この他の支持アームは案内要素16用の第1の支持アームに向き合わせて配置されている。各すき取り要素35.1, 35.2, 35.3は舌片36.1, 36.2, 36.3を備えている。この舌片は案内要素31.1, 31.2, 32.1, 32.2, 33.1, 33.2に向き合わせてかつ各対の案内要素の間に配置されている。すき取り要素35.1, 35.2, 35.3は、搬送機構から供給された各品物列の品物を、対の搬送ディスク21.1, 21.2と22.1, 22.2と23.1, 23.2の収容部内に案内するという機能を有する。 【0024】 図2は段状化ドラム10の側面図である。この図2から判るように、すき取り要素35.1, 35.2, 35.3の案内舌片36.1, 36.2, 36.3は案内要素31.1, 31.2, 32.1, 32.2, 33.1, 33.2の滑り面の上方に配置されている。すき取り要素35.1, 〜 35.3 の舌片36.1, 36.2, 36.3は案内要素31.1, 31.2, 32.1, 32.2, 33.1, 33.2の案内面内に異なる深さだけ達している。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明による段状化ドラムの斜視図である。 【図2】図1の段状化ドラムの側面図である。 【符号の説明】 【0026】 10 段状化ドラム 11 軸 12 ドラム本体 15 すき取り装置 16 支持アーム 17 支持アーム 21.1, 21.2 搬送ディスク 22.1, 22.2 搬送ディスク 23.1, 23.2 搬送ディスク 31.1, 31.2 案内要素 32.1, 32.2 案内要素 33.1, 33.2 案内要素 35.1, 35.2, 35.3 すき取り要素 36.1, 36.2, 36.3 舌片
|
| 【出願人】 |
【識別番号】595112018 【氏名又は名称】ハウニ・マシイネンバウ・アクチエンゲゼルシヤフト
|
| 【出願日】 |
平成16年10月29日(2004.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069556 【弁理士】 【氏名又は名称】江崎 光史
【識別番号】100092244 【弁理士】 【氏名又は名称】三原 恒男
【識別番号】100093919 【弁理士】 【氏名又は名称】奥村 義道
【識別番号】100111486 【弁理士】 【氏名又は名称】鍛冶澤 實
|
| 【公開番号】 |
特開2005−130863(P2005−130863A) |
| 【公開日】 |
平成17年5月26日(2005.5.26) |
| 【出願番号】 |
特願2004−316193(P2004−316193) |
|