| 【発明の名称】 |
異物混入対策型ピッキング台 |
| 【発明者】 |
【氏名】山口 一広 【住所又は居所】宮崎県東諸県郡国富町大字須志田1284 フルタ熱機株式会社内
【氏名】後藤 辰郎 【住所又は居所】宮崎県東諸県郡国富町大字須志田1284 フルタ熱機株式会社内
【氏名】金丸 英章 【住所又は居所】宮崎県東諸県郡国富町大字須志田1284 フルタ熱機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】葉たばこを乾燥機から取り出した後、乾葉の揃いを確認し、不良乾葉を抜き取ると同時にビニール片や糸片、雑草等の異物を排除する作業を含めたピッキング作業が効率よくできる異物混入対策型ピッキング台を提供する。
【解決手段】多数の小孔を穿設された上盤と、該上盤を支持する脚部と、前記上盤の下部に設けられ前記小孔から空気を吸引する吸引機構と、該吸引機構と連設される排気機構と、から構成され、上盤の上に葉たばこ乾葉を載せ、前記小孔から空気を吸引しながらピッキング作業を行なうことにより、葉たばこ乾葉に混入するビニール片や糸片、雑草等の異物を検査し除去する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 多数の小孔を穿設された上盤と、該上盤を支持する脚部と、前記上盤の下部に設けられ前期小孔から空気を吸引する吸引機構と、該吸引機構と連設される排気機構と、から構成される異物混入対策型ピッキング台。 【請求項2】 孔の大きさが1mm〜12mmの小孔を穿設された上盤から構成される請求項1記載の異物混入対策型ピッキング台。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、葉たばこ乾葉のピッキング台に関し、とくに葉たばこを乾燥機から取り出した後、乾葉の揃いを確認し、不良乾葉を抜き取ると同時にビニール片や糸片等の異物を排除する作業を含めたピッキング作業時に使用される異物混入対策型ピッキング台に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、葉たばこは、収穫後多数の葉を針ラックに挟持したり、ミシンで葉編してハンガーに取り付けたりして、針ラックまたはハンガーごと乾燥機に吊り込んで乾燥処理を行なう。この時、収穫時に混入した通称マルチと呼ばれるビニール片や雑草、又ミシン葉編の際に混入した糸片等が同時に乾燥処理される場合が多い。そして、全ての乾燥工程が終了した後、乾燥機から取り出して、乾葉の揃いが良いか確認し、問題のある葉や目立つ葉を抜き取って品質を揃え、さらにビニール片や糸片、雑草等の異物の混入検査及び除去作業を行い、圧縮梱包機にて圧縮梱包後袋詰めして保管する。上記、問題のある葉や目立つ葉を抜き取って品質を揃える作業はピッキングと呼ばれており、この作業はピッキング台上において人手による目視と手作業によって行なわれている。 【0003】 ところが、通常小さな乾燥施設でも一度に処理する乾葉の量は針ラックで32連、ハンガーで60連、さらに共同乾燥場になると140乃至180連もの乾葉を処理するため、ピッキング作業も多くの手間と時間を必要とし、しかも前記ビニール片や糸片、雑草等の異物が乾葉に混入したまま出荷される事故が発生するという問題点があった。 【0004】 上記の問題点を解決するために、ピッキングテーブル本体に動力駆動式糸引取装置を一体に取り付けた葉たばこ乾葉のピッキングテーブルが提案されている(特許文献1参照。)。 【0005】 【特許文献1】特開平11−266849号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上記ピッキングテーブルはミシンで葉編してハンガーに取り付け、吊込んで乾燥した後、乾燥機から取り出した葉たばこ乾葉の葉編した編糸を、動力駆動により自動的に引取ることにより、ピッキング作業の前工程を効率化できるものであるが、葉たばこ乾葉に混入しているビニール片や糸片、雑草等の異物の検査及び除去作業には何ら考慮されておらず、ピッキングの中心作業である人手による目視や手作業の効率化や時間短縮はできなかった。しかも前述した異物が混入されたまま葉たばこ乾葉が出荷されるという事故が発生する問題点は解消されないものであった。 【0007】 本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、葉たばこを乾燥機から取り出した後、乾葉の揃いを確認し、不良乾葉を抜き取ると同時に、ビニール片や糸片、雑草等の異物を排除する作業を含めたピッキング作業が効率よくできる異物混入対策型ピッキング台を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 このため、本発明の異物混入対策型ピッキング台は、多数の小孔を穿設された上盤と、該上盤を支持する脚部と、前記上盤の下部に設けられ前期小孔から空気を吸引する吸引機構と、該吸引機構と連設される排気機構と、から構成されることを第1の特徴とする。 【0009】 また、孔の大きさが1mm〜12mmの小孔を穿設された上盤から構成されることを第2の特徴とする。 【発明の効果】 【0010】 本発明に係る異物混入対策型ピッキング台によれば、上盤に多数の小孔が穿設されており、乾燥済の葉たばこ乾葉を前記上盤に載置してピッキング作業をする際に前記多数の小孔から空気が吸引され、吸引される空気と同時に、葉たばこ乾葉と葉たばこ乾葉以外のビニール片や糸片、雑草等の異物が吸引され、葉たばこ乾葉を取り除くと異物のみが前記上盤表面に吸着し、保持されるため、容易に異物の検査及び除去作業ができ、人手による目視や手作業の効率化及び時間短縮が図れるという優れた効果を有する。 【0011】 また、孔の大きさが1mm〜12mmの小孔を穿設された上盤から構成されているため、乾燥済の葉たばこ乾葉のピッキング作業時に、前記小孔より小さな異物は小孔から吸引除去されるため、小さな異物が葉たばこ乾葉に混入したまま出荷される事故が発生しないという優れた効果を有する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の一実施例を示す説明図である。図1(a)は平面説明図、図1(b)は、図1(a)の正面説明図、図1(c)は図1(a)の右側面説明図である。図2は本発明に係る異物混入対策型ピッキング台のピッキング作業時の空気の流れを示す説明図である。図2(a)は平面説明図、図2(b)は、図2(a)の正面説明図、図2(c)は図2(a)の右側面説明図である。図3は本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の他の実施例を示す説明図である。図3(a)は正面説明図、図3(b)は、図3(a)の右側面説明図である。図4は本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の排気機構を説明する説明図である。 【実施例】 【0013】 図1に示すように、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台1は、平面視中央部に多数の小孔2を穿設された上盤3と、上盤3を支持する脚部6と、上盤3の下部に設けられ、小孔2から空気を吸引する吸引機構4と、吸引機構4と連設される排気機構5と、から構成されている。 【0014】 上盤3は鋼製で長方形をしており、平面視中央部に孔径5mmの円形の小孔2がピッチ10mm、開口率20%で多数穿設されている。上盤3を支持する脚部6には、移動可能にキャスター7が取り付けられている。吸引機構4は上盤3の下部に設けられ、正面視逆台形状をした鋼製の本体4aと,本体4aの中央側面部に設置された多翼型ファンを有する吸引装置4bとから構成され、上盤3に穿設された小孔2を介し空気を吸引する。吸引装置4bは吸い込み圧50Paで風量32m3/minを有し、吸引された空気は、本体4aと吸引装置4bを経由し排気ダクト8からなる排気機構5から排気される。以上のような構成になっているため、上盤3上で葉たばこ乾葉のピッキング作業を行なえば、上盤3に穿設されている小孔2から空気が吸引され、葉たばこ乾葉と葉たばこ乾葉以外の異物が上盤3に吸着し、葉たばこ乾葉を取り除くと異物のみが上盤3表面に吸着し、保持されるため、容易に異物の検査及び除去作業ができる。また、小孔2の孔径より小さな異物は小孔2に空気と同時に吸引されるため、小さな異物が葉たばこ乾葉に混入することがない。尚、上盤3は鋼製に限らずステンレス製、合成樹脂製等でもよく、形状も本実施例に限定されない。また孔の大きさも1mm〜12mmの範囲で適宜に選択され、小孔2のピッチや配置もピッキング台の大きさや吸引装置の能力により最適なものが使用される。また小孔2の形状は楕円や多角形でもよく、すり鉢状にテーパー部が形成されていてもかまわない。さらに金網状に形成されたものであってもかまわない。また排気機構5には必要に応じ異物収納用袋(図示せず)等が取り外し自在に接続される。尚、吸引装置4bは吸引機構4aと分離されビニールダクト等により連結されていてもかまわない。 【0015】 図4は、本発明の異物混入対策型ピッキング台に使用される排気機構の説明図であり、吸引装置4bの排気口4cに排気機構5の排気ダクト8が接続され、排気ダクト8と延長排気ダクト8aの接続部に異物吸着フィルタ9が取り外し可能に装着されている。排気ダクト8及び延長排気ダクト8aは鋼製の筒状体をしており、前記排気機構5により、前記吸引機構4で吸引された空気は排気され、小さな異物は異物吸着フィルタ9により確実に吸着される。さらに必要に応じ、延長排気ダクト8aの適宜箇所に異物吸着フィルタ12が装着され異物の吸着効果がさらに高められる。ここで使用されるフィルタとしては紙フィルタ、布フィルタ等、上記記載のビニール片や糸片、雑草等の異物で小孔より小さな異物を吸着できるものであれば良く、フィルタ交換のし易さ等により適宜選択される。又フィルタは必ず装着されなければならないものではない。尚、延長排気ダクト8aは鋼製に限らずビニールダクト等の柔軟性のある筒状体でもよく、ピッキング作業のし易さにより選択される。 【0016】 次に、図2により乾燥済葉たばこ乾葉のピッキング作業と空気の流れを説明する。まず乾燥機から取り出した葉たばこ乾葉11を、針ラックやハンガー等の吊具に取り付けたまま異物混入対策型ピッキング台1の上盤3の上に載置し、針ラックやハンガー等の吊具を葉たばこ乾葉11から取り外す。或いは、予め別の作業台において、針ラック等の吊具に取り付けられた、またはミシンで葉編してハンガーに取付けられた葉たばこ乾葉11の、針ラックやハンガー等の吊具、またはミシン糸を外して、葉たばこ乾葉11を上盤3に載置し、葉たばこ乾葉11をピッキング作業がし易いように広げる。次に吸引装置4bのスイッチ(図示せず)を入れ多翼型ファンを回転させ、上盤3に穿設されている多数の小孔2から空気を吸引し、葉たばこ乾葉11を吸着させる。そしてピッキング作業により葉たばこ乾葉11の揃いが良いか確認し、問題のある葉や目立つ葉を抜き取って品質を揃え、異物の混入が無いことを確認し、良品とされた葉たばこ乾葉11を異物混入対策型ピッキング台1から降ろし、圧縮機(図示せず)によって圧縮梱包する。このピッキング作業において、多数の小孔2から空気が吸引されているため、葉たばこ乾葉11に混入しているビニール片や糸片、雑草等の異物(図示せず)は、葉たばこ乾葉11から離脱し上盤3表面に吸着、保持され、容易に異物の検査及び除去ができる。さらに小孔2の孔径より小さい異物は、小孔2から吸引される空気と共に吸引され、吸引機構本体4aから吸引装置4bを経由し排気ダクト8へ排出され、異物収納用袋(図示せず)等で収集される。 【0017】 図3は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の他の実施例を示しており、上盤3の下部に設けられた吸引機構10の本体10a側端部には軸流ファンからなる吸引装置10bが取り付けてある。この吸引機構10を有する異物混入対策型ピッキング台によってピッキング作業を行なうと、前記実施例の異物混入対策型ピッキング台1と同様、容易に異物の検査及び除去作業ができ、人手による目視や手作業の効率化や時間短縮が図れる。尚、吸引装置10bは本実施例に示すものに限定されず、しかも吸引機構本体10aと分離されビニールダクト等により連結されていてもかまわない。 【0018】 以上、本発明による異物混入対策型ピッキング台によれば、上盤に多数の小孔が穿設されており、乾燥済の葉たばこ乾葉を前記上盤に載置し、ピックキング作業をする際に前記多数の小孔から空気が吸引され、吸引される空気と同時に葉たばこ乾葉と葉たばこ乾葉以外の不要な異物が吸引され、葉たばこ乾葉を取り除くと異物のみが前記上盤表面に吸着し、保持されるため、容易に異物の検査及び除去作業ができ、人手による目視や手作業の効率化や時間短縮が図れる。また、孔の大きさが1mm〜12mmの小孔を穿設された上盤から構成されているため、乾燥済の葉たばこ乾葉のピッキング作業時に、前記小孔より小さな異物は小孔から吸引除去されるため、小さな異物が葉たばこ乾葉に混入したまま出荷される事故が発生しない。 【図面の簡単な説明】 【0019】 【図1】図1は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の一実施例を示す説明図である。 【図2】図2は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台のピッキング作業時の空気の流れを示す説明図である。 【図3】図3は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の他の実施例を示す説明図である。 【図4】図4は、本発明に係る異物混入対策型ピッキング台の排気機構を説明する説明図である。 【符号の説明】 【0020】 1 異物混入対策型ピッキング台 2 小孔 3 上盤 4、10 吸引機構 4a、10a 吸引機構本体 4b、10b 吸引装置 4c 排気口 5 排気機構 6 脚部 7 キャスター 8 排気ダクト 8a 延長排気ダクト 9、12 異物吸着フィルタ 11 葉たばこ乾葉
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| 【出願人】 |
【識別番号】391008294 【氏名又は名称】フルタ電機株式会社 【住所又は居所】愛知県名古屋市瑞穂区堀田通7丁目9番地
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| 【出願日】 |
平成16年6月9日(2004.6.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】240000039 【弁護士】 【氏名又は名称】弁護士法人 衞藤法律特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2005−95147(P2005−95147A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月14日(2005.4.14) |
| 【出願番号】 |
特願2004−171391(P2004−171391) |
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