| 【発明の名称】 |
農作物皮剥ぎ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮田 久典 【住所又は居所】愛媛県松山市高岡町66番地 石井工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】農作物外面及び柔らかい部分を痛めることなく、農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮や付着物を確実且つスムースに分離することができる農作物皮剥ぎ装置を提供する。
【解決手段】農作物皮剥ぎ装置1を構成する皮剥ぎ装置25の皮剥ぎユニット28をネギAの茎部Ab外周面に沿って移動させながら、高圧流体供給源46aから供給される高圧のエアーG及び低圧流体供給源46bから供給される低圧のエアーGを、エアー吐出部37,37の上側吐出ノズル37a,37a又は下側吐出ノズル37b,37bから吐出し、ネギAの不要及び食用に供し得ない表皮Aeを高圧及び低圧のエアーGで剥ぎ取り分離する。或いは、左右一対のエアー吐出部37,37に接続された高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bを切替え装置47で切替えて、高圧又は低圧のエアーGを、上下及び左右の隣り合う位置に配列した吐出ノズル37a,37bから夫々吐出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体吐出部から吐出される流体を農作物外面に吹付け、該農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、 上記流体吐出部を、上記農作物の軸芯を中心として略相対する位置に所定間隔に隔てて複数設け、 上記略相対する一方の流体吐出部に、上記農作物の表皮を分離するのに適した高圧の流体を供給する高圧流体供給源を設け、 上記他方の流体吐出部に、上記一方の流体吐出部が吐出する高圧の流体よりも低圧の流体を供給する低圧流体供給源を設けた 農作物皮剥ぎ装置。 【請求項2】 流体吐出部から吐出される流体を農作物外面に吹付け、該農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、 上記流体吐出部を、上記農作物の軸芯を中心として略相対する位置に所定間隔に隔てて複数設け、 上記略相対する一方及び他方の各流体吐出部に、上記農作物の表皮を分離するのに適した高圧の流体を供給する高圧流体供給源及び該高圧の流体よりも低圧の流体を供給する低圧流体供給源を設け、 上記一方の流体吐出部から高圧の流体が吐出され、他方の流体吐出部から低圧の流体が吐出される状態に上記高圧流体供給源及び低圧流体供給源を切替える吐出圧切替え手段を設けた 農作物皮剥ぎ装置。 【請求項3】 上記高圧流体供給源が供給す流体よりも低圧で、上記低圧流体供給源が供給する流体よりも高圧に設定された中圧の流体を供給する中圧流体供給源を備えた 請求項1又は2記載の農作物皮剥ぎ装置。 【請求項4】 上記農作物の表皮が剥ぎ取られる方向に上記流体吐出部を農作物外面に沿って移動する吐出部移動手段を備えた 請求項1又は2記載の農作物皮剥ぎ装置。 【請求項5】 上記農作物の軸芯を中心として上記流体吐出部を円周方向に回動する吐出部回動手段を備えた 請求項1又は2記載の農作物皮剥ぎ装置。 【請求項6】 上記流体吐出部から吐出される流体が略均等に吹き付けられる状態に、上記農作物の流体が吹き付けられる部分を矯正する農作物矯正手段を備えた 請求項1又は2記載の農作物皮剥ぎ装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、例えばネギやゴボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、上述例のネギの表皮を分離する装置としては、例えばコンベアにより搬送される長ネギを中空のシリンダロッドに挿入した後、シリンダロッドをネギが抜き取られる方向に移動させながら、シリンダロッド内部に設けた上部及び両側部のノズルから吐出される空気を長ネギの葉先部分近傍に吹き付け、長ネギの葉先部分近傍の皮や付着物を根元側に向けて剥ぎ取る特許文献1の長ネギ皮剥ぎ処理方法がある。しかし、各ノズルから吐出される圧縮空気の吐出圧が略同一であるため、長ネギの茎部が変形していると、長ネギの変形部分に吹き付けられる圧縮空気の圧力が大きくなり、長ネギの挿入位置が不規則に変位しやすい。且つ、複数枚の表皮が一挙に分離されるか、薄い表皮のみが分離されてしまうため、長ネギの茎部外周面に対して圧縮空気を略均等に吹き付けることが難しく、不要な皮や付着物を綺麗に剥ぎ取ることができないという問題点を有している。 【0003】 【特許文献1】特許第3127396号公報。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 この発明は上記問題に鑑み、高圧の流体を吐出する流体吐出部及び低圧の流体を吐出する流体吐出部を、農作物の軸芯を中心として略相対する位置に複数系統を設けることにより、農作物外面及び柔らかい部分を痛めることなく、不要及び食用に供し得ない表皮のみを確実且つスムースに分離することができる農作物皮剥ぎ装置の提供を目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この発明は、流体吐出部から吐出される流体を農作物外面に吹付け、該農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、上記農作物の表皮が剥ぎ取られる方向に上記流体吐出部を農作物外面に沿って移動する吐出部移動手段を設け、上記流体吐出部を、上記農作物の軸芯を中心として略相対する位置に所定間隔に隔てて複数設け、上記略相対する位置に設けた一方の流体吐出部に、上記農作物の表皮を分離するのに適した高圧の流体を供給する高圧流体供給源を設け、上記他方の流体吐出部に、上記一方の流体吐出部が吐出する流体よりも低圧の流体を供給する低圧流体供給源を設けた農作物皮剥ぎ装置であることを特徴とする。 【0006】 或いは、流体吐出部から吐出される流体を農作物外面に吹付け、該農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮を分離する農作物皮剥ぎ装置であって、上記流体吐出部を、上記農作物の軸芯を中心として略相対する位置に所定間隔に隔てて複数設け、上記略相対する一方及び他方の各流体吐出部に、上記農作物の表皮を分離するのに適した高圧の流体を供給する高圧流体供給源及び該高圧の流体よりも低圧の流体を供給する低圧流体供給源を設け、上記一方の流体吐出部から高圧の流体が吐出され、他方の流体吐出部から低圧の流体が吐出される状態に上記高圧流体供給源及び低圧流体供給源を切替える吐出圧切替え手段を設けた農作物皮剥ぎ装置であることを特徴とする。 【0007】 上述の農作物は、例えばネギやアスパラガス、ゴボウ、胡瓜、茄子、人参、長芋等の長尺農作物で構成することができる。また、流体吐出部は、例えばエアー吐出部及び皮剥ぎ部材の吐出ノズルや吐出孔、ウォータジェットカッター、アブレシブジェットカッター等で構成することができる。また、高圧及び低圧の流体供給源は、例えばブロワーやコンプレッサー、ポンプ等の流体を供給する流体供給手段、タンクや容器等の流体を貯蔵する流体貯蔵手段で構成することができる。その流体は、例えばエアー(大気)や不活性ガス、不燃性ガス等の気体と、水道水や天然水、蒸留水、アルコール、薬液等の液体と、その気体及び液体を混合した混合物とで構成することができる。また、吐出圧切替え手段は、例えば切替え装置や電磁バルブ、電動式及び手動式の切替えバルブ等で構成することができる。 【0008】 つまり、複数の各流体吐出部を、農作物外面(ネギの茎部外面)に沿って表皮が分離される方向(長さ方向)に吐出部移動手段で移動させながら、高圧流体供給源から供給される高圧の流体と、低圧流体供給源から供給される低圧(中圧を含む)の流体とを、農作物の軸芯を中心として略相対する位置に設けた上下又は左右の各流体吐出部から吐出して、農作物の不要及び食用に供し得ない表皮や付着物を剥ぎ取り分離する。つまり、農作物の皮剥ぎ部分を、高圧及び低圧の流体が略均等に吹き付けられる位置に、一方の流体吐出部から吐出される高圧の流体の吐出圧で規制すると共に、農作物の比較的硬い部分を覆っている表皮や付着物を高圧の流体で剥ぎ取り分離し、農作物の比較的柔らかい部分を覆っている表皮や付着物を低圧(中圧を含む)の流体で剥ぎ取り分離する。或いは、一方の流体吐出部から高圧の流体が吐出され、他方の流体吐出部から低圧の流体が吐出される状態に、高圧流体供給源及び低圧流体供給源を吐出圧切替え手段で切替えることもできる。 【0009】 実施の形態として、上記高圧流体供給源が供給す流体よりも低圧で、上記低圧流体供給源が供給する流体よりも高圧に設定された中圧の流体を供給する中圧流体供給源を備えることができる。つまり、流体吐出部から吐出される流体の吐出圧を、高圧、中圧、低圧に変更して、不要及び食用に供し得ない表皮を分離する。また、上記農作物の表皮が剥ぎ取られる方向に上記流体吐出部を農作物外面に沿って移動する吐出部移動手段を備えることができる。その吐出部移動手段は、例えば可動枠やガイドレール、牽引チェーン、モータ、或いは、流体圧式シリンダー、ソレノイド、チェーン送り機構、ネジ送り機構、カム送り機構、クランク機構、手動式移動機構等で構成することができる。つまり、流体吐出部を、農作物外面(ネギの茎部外面)に沿って表皮が分離される方向(長さ方向)に吐出部移動手段で移動させながら、流体吐出部から吐出される高圧及び低圧の流体を農作物外面に吹き付けて、農作物の不要及び食用に供し得ない表皮や付着物を一挙に剥ぎ取り分離する。且つ、流体吐出部の移動速度を遅くした場合、農作物外面に吹き付けられる流体の吐出量が多くなり、移動速度を速くした場合、農作物外面に吹き付けられる流体の吐出量が少なくなる。 【0010】 また、上記農作物の軸芯を中心として上記流体吐出部を円周方向に回動する吐出部回動手段を設けることができる。つまり、流体吐出部を、農作物の軸芯を中心として、農作物の所望する部分に高圧及び低圧の流体が吹き付けられる角度に回動するか、表皮の巻付き方向及び巻付き角度と略一致する角度に回動する。 【0011】 また、上記流体吐出部から吐出される流体が略均等に吹き付けられる状態に、上記農作物の流体が吹き付けられる部分を矯正する農作物矯正手段を設けることができる。つまり、農作物の流体が吹き付けられる部分を、左右一対の支持アームの交差部分に流体の吐出力で押し付けて矯正するか、略円錐筒状のガイド部材で矯正する等して、各流体吐出部から吐出される高圧及び低圧の流体が略均等に吹き付けられる真っ直ぐな状態に矯正する。 【発明の効果】 【0012】 この発明によれば、農作物の軸芯を中心として略相対する位置に設けた一方の流体吐出部から吐出される高圧の流体と、他方の流体吐出部から吐出される低圧の流体とを農作物外面に吹き付けるので、農作物の皮剥ぎ部分を、高圧及び低圧の流体が略均等に吹き付けられる位置に規制することができ、農作物の表皮を剥ぎ取る作業が正確且つ確実に行える。且つ、農作物外面及び柔らかい部分を痛めることなく、農作物を覆っている不要及び食用に供し得ない表皮や付着物のみを確実且つスムースに分離することができ、収穫時の鮮度及び商品価値を維持することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 この発明は、農作物外面及び柔らかい部分を痛めることなく、不要及び食用に供し得ない表皮のみを確実且つスムースに分離することができるという目的を、高圧の流体を吐出する流体吐出部及び低圧の流体を吐出する流体吐出部を、農作物の軸芯を中心として略相対する位置に複数系統を設けることで実現した。 【実施例】 【0014】 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 【0015】 図面は、農作物の一例であるネギの不要及び食用に供し得ない表皮を分離する作業に用いられる農作物皮剥ぎ装置を示し、図1に於いて、この農作物皮剥ぎ装置1は、根切り工程及び葉切り工程の少なくとも一方の工程の前段又は後段に配設され、搬送コンベア2の載置台2a…に載置された長尺のネギA…を、搬送路上に設定した検出区間a及び分離区間bに搬送して、ネギAの不要及び食用に供し得ない表皮Ae(下葉を含む)を剥ぎ取り分離(剥離を含む)する。 【0016】 上述の搬送コンベア2は、図2にも示すように、載置台2a…を、搬送路上に張架した周回チェーン2b…全長に所定間隔に隔てて取り付け、モータ(図示省略)で搬送方向に所定速度で周回移動する。且つ、載置台2aに、後述する保持ユニット26の保持体26a,26aが出没許容される開口部2cと、ネギAの茎部Abを受ける受け部2d及び葉部Acを受ける受け部2eとを設けている。且つ、搬送路右側部に設けた支持台2fは、ネギAの葉部Ac側を載置台2aと略水平な高さに支持し、始端側左側部に設けた揃え部2gは、載置台2a左側部に突出するネギAの根部Aaを揃える。また、搬送コンベア2を、例えばベルトコンベアやチェーンコンベア、ローラーコンベア等で構成することができる。 【0017】 前述の検出区間aに配設した不要部検出装置18は、載置台2aに載置されたネギAの茎部Ab及び葉部Acを撮像カメラ19で撮像し、その画像情報を判定制御装置22に内蔵した画像処理装置20で2値化処理して、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させて後述する判定制御装置22に出力する。なお、情報読取り装置21は、例えば非接触型の情報通信装置=IDアンテナ、磁気ヘッド、書込み装置等で構成することができる。 【0018】 前述の分離区間bに配設した皮剥ぎ装置25は、図3にも示すように、ネギAの分離開始部Adを保持する保持ユニット26と、根部Aa側を葉部Ac側と略水平な高さに持ち上げる支持ユニット27と、ネギAの不要な表皮Aeを分離する皮剥ぎユニット28とを、分離区間bに搬送されるネギA…と略対向して複数組配設している。 【0019】 上述の保持ユニット26は、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側を保持する上下一対の保持体26a,26aを、可動枠31に垂設した支持枠31aの上下枠部31b,31bに水平回動自在に取り付け、コイルスプリング26bの復元力で所定の保持姿勢に回動復帰する。且つ、下側保持体26aを、ネギAの分離開始部Adに近い葉部Ac側が上側保持体26aに押付けられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー26cで上下動する。なお、柔軟性を有するクッション材を保持体26aの保持面に装着している。 【0020】 前述の支持ユニット27は、ネギAの茎部Abを支持する略Y字状の支持体27aを、下側枠部31bに取り付けた昇降台27bに立設して、ネギAの茎部Abが載置台2aよりも上方に持ち上げられる上昇位置と、載置台2a下方の降下位置とに昇降シリンダー27cで上下動する。 【0021】 前述の皮剥ぎユニット28は、支持枠28aを、搬送路上部に架設した可動枠31上のガイドレール32に取り付け、可動枠31を、搬送路側部に架設したガイドレール33,33に取り付け、可動枠31に連結した牽引チェーン34aをモータ(図示省略)で正逆回転して、ユニット26,27,28を、ネギAの表皮Aeを剥ぎ取り開始する分離区間bの始端側上方と、その剥ぎ取り終了する終端側上方とに、搬送コンベア2の搬送速度と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に往復移動する。 【0022】 且つ、支持枠28aに連結した牽引チェーン34bを、可動枠31右側上部に配設したモータ35で正逆回転して、皮剥ぎユニット28を、ユニット26,27で持ち上げられたネギAの分離開始部Adと対向する分離開始位置と、不要な表皮Aeが根部Aa先端から剥ぎ取られる分離終了位置とに、ネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に往復移動(表皮Aeが根部Aa側に向けて剥ぎ取られる方向及び搬送方向と略直交する方向)する。また、ネギAの分離開始部Ad側を保持ユニット26と対向する位置に相対移動してもよい。 【0023】 且つ、図4、図5にも示すように、上述の保持ユニット26で持ち上げられたネギAの茎部Abを保持する左右一対の支持アーム36,36と、支持アーム36,36で保持されたネギAの茎部Ab外周面に向けてエアーGを吐出する左右一対のエアー吐出部37,37とを、支持枠28aの枠部28b下端に固定した支持枠38に取り付けている。 【0024】 且つ、支持枠38後端に固定した正面から見て略馬蹄形の支持板38aを、枠部28b下端に固定した略下向きC字状のレール28cに取り付け、枠部28b下面に固定したモータ28dのギャ28eを、支持板38aの外周縁部に刻設したギャ38bに噛合して、エアー吐出部37,37を、一対の支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として円周方向に正逆回動させ、所望する角度(略0度〜略360度の範囲に含まれる角度)に回動するか、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する角度に回動する。 【0025】 上述の支持アーム36,36を、支持枠38両端に軸受した支軸39,39に固定し、その支軸39,39に連結した連結杆40,40を連動板41両端に連結して、支軸39,39を、連結杆40及び連結板41を介して開閉シリンダー42で正逆回動させ、支持アーム36,36を、保持体26a,26aで保持されたネギAの茎部Abを保持する閉角度と、その保持が解除される開角度とに回動する。 【0026】 前述のエアー吐出部37,37を、支持アーム36,36で保持されるネギAの茎部Ab軸芯を中心として支持枠38両端部に取り付け、エアー吐出部37,37に夫々突設した上下一対の吐出ノズル37a,37bを、茎部Ab軸芯を中心として略相対する左右位置に所定間隔に隔てて設けると共に、エアー吐出部37,37に設けた上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bを、葉部Ac側から根部Aa側に向けてエアーGが斜めに吹き付けられる方向(表皮Aeが根部Aa側に向けて剥ぎ取られる方向)であって、茎部Ab外周面と表皮Ae裏面との剥ぎ取り部分に対してエアーGが吹き付けられる吐出角度に設定している。 【0027】 且つ、略丸形状を有する吐出ノズル37a,37bの先端側吐出孔を、例えば茎部Ab軸芯を中心として円周方向に扁平する略弧形状や略扁平形状等の所望する形状に形成するか、略丸形状の吐出孔又は小径の吐出ノズルを、茎部Ab軸芯を中心として円周方向に所定間隔に隔てて略弧形状や略扁平形状等の所望する状態に複数配列することもできる。 【0028】 且つ、図6に示すように、茎部Ab軸芯を中心として略相対する位置に設けた一方の上側吐出ノズル37a,37aを、供給路44a及び電磁バルブ45aを介して、高圧のエアーGを供給する高圧流体供給源46aに接続し、他方の下側吐出ノズル37b,37bを、供給路44b及び電磁バルブ45bを介して、低圧のエアーGを供給する低圧流体供給源46bに接続し、電磁バルブ45a,45bに接続された切替え装置47を、後述する判定制御装置22に格納されたプログラムに沿って、電磁バルブ45a,45bの開閉動作を制御する。 【0029】 なお、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bは、例えばブロワーやコンプレッサー等のエアーGを供給する流体供給手段又はタンクや容器等のエアーGを貯蔵する流体貯蔵手段で構成することができる。また、上側吐出ノズル37aを低圧流体供給源46bに接続し、下側吐出ノズル37bを高圧流体供給源46aに接続するか、左右何れか一方の吐出ノズル37a,37bを低圧流体供給源46bに接続し、他方の吐出ノズル37a,37bを高圧流体供給源46aに接続することもできる。 【0030】 図7は、吐出ノズル37a,37bが吐出するエアーGを高圧及び低圧に切替え可能な皮剥ぎユニット28の他の例を示し、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bに、供給路44a,44b及び電磁バルブ45a,45b、切替えバルブ45cを介して、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bを夫々接続し、各供給源46a,46bが並列接続された切替えバルブ45cを切替え装置47で切替え制御して、高圧又は低圧のエアーGを、上下及び左右の隣り合う位置に配列した上側吐出ノズル37a,37aと、下側吐出ノズル37b,37bとから夫々吐出してもよい。 【0031】 図8は、吐出ノズル37a,37bが吐出するエアーGを高圧及び低圧に独立して切替え可能な皮剥ぎユニット28のその他の例を示し、上下及び左右の吐出ノズル37a,37bに、供給路44a,44b及び電磁バルブ45a,45b、切替えバルブ45cを介して、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bを夫々接続し、各供給源46a,46bが並列接続された切替えバルブ45cを切替え装置47で切替え制御して、高圧又は低圧のエアーGを、上下及び左右の隣り合う位置に配列した上側吐出ノズル37a,37aと、下側吐出ノズル37b,37bと、左右の吐出ノズル37a,37bとから夫々吐出してもよい。 【0032】 図9は、吐出ノズル37a,37bが吐出するエアーGを高圧、中圧、低圧に切替え可能な皮剥ぎユニット28のその他の例を示し、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bに、供給路44a,44b及び電磁バルブ45a,45b、切替えバルブ45cを介して、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46b、中圧流体供給源46cを夫々接続し、各供給源46a,46b,46cが並列接続された切替えバルブ45cを切替え装置47で切替え制御して、高圧、中圧、低圧のエアーGを、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bから夫々吐出してもよい。 【0033】 図13は、農作物皮剥ぎ装置1の制御回路ブロック図を示し、判定制御装置22にはCPU、ROM、RAMが内蔵され、CPUは、ROMに格納されたプログラムに沿って、搬送コンベア2と、不要部検出装置18と、皮剥ぎ装置25と、保持ユニット26と、支持ユニット27と、切替え装置47との駆動及び停止を制御する。CPUは、画像処理装置20から出力される画像情報に基づいて、例えば大きさ、形状、太さ(幅)、面積、体積、変形率、透過率、反射率等を算出して、茎部Abと葉部Acとの境界部分に相当する分離開始部Adを判定すると共に、その分離開始部Adを基準として、皮剥ぎユニット28がネギAの分離開始部Adと略対向する位置に到達するまでの移動距離及び移動時間を算出する。 【0034】 且つ、分離開始部Adを皮剥ぎ開始地点として、皮剥ぎ開始地点から根部Aaを通過して皮剥ぎ終了地点に至るまでの間を、皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間gに分割すると共に、区間e,f,g毎に移動時間及び移動距離を算出して、上述の各情報と、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報とを対応させてRAMに記憶する。また、識別情報を、ネギA及び載置台2aと略対応して移動する記録媒体(例えば非接触型情報記録装置=IDタグ、磁気ストライプ、磁気テープ、バーコード等)に記録することもできる。 【0035】 且つ、分離区間bに移動する載置台2aの識別情報を情報読取り装置21で読取ると共に、その識別情報と対応して判定制御装置22のRAMに記憶された情報に基づいてモータ35を正逆回転させ、ユニット26,27,28を、吐出ノズル37a,37bの吐出数に応じて搬送方向と略直交する方向に予め設定した速度で移動する。且つ、モータ35から出力されるパルス信号に基づいて、皮剥ぎユニット28の移動量を検出し、その移動量情報と、予めRAMに記憶された移動量情報とを比較及び演算する。移動量が略同一であると判定されたとき、モータ35の駆動を停止し、皮剥ぎユニット28をネギAの分離開始部Adと略対向する上方位置に停止する。また、移動量が異なると判定された場合、移動量情報が一致するまでモータ35を正逆回転する。 【0036】 且つ、皮剥ぎユニット28を、図10に示す皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間gに移動させるとき、切替え装置47を、判定制御装置22に記憶された情報に基づいて切替え動作させ、左右一対の電磁バルブ45a,45bを略同時に開動作するか、予め設定された順番で開動作すると共に、区間e,f,g毎に設定された移動時間及び移動速度に略応じて予め設定された時間開動作し、区間e,f,gと略対応する茎部Ab外周面の表皮Aeを所定の枚数及び厚さだけ分離するのに適した吐出量のエアーGを、エアー吐出部37,37の上側吐出ノズル37a及び下側吐出ノズル37bから吐出する。 【0037】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、農作物皮剥ぎ装置1によるネギAの皮剥ぎ動作を説明する。 【0038】 先ず、図1にも示すように、皮剥ぎ処理されるネギA…を、搬送コンベア2の載置台2a…に搬送方向と略直交する横長姿勢に揃えて1本ずつ載置し、根部Aa先端を揃え部2gに当接して搬送方向と略平行する略真っ直ぐな状態に揃えながら、検出区間aの不要部検出装置18に供給する。 【0039】 次に、検出区間aにおいて、図2にも示すように、ネギAの茎部Ab及び葉部Acを不要部検出装置18の撮像カメラ19で撮像し、その画像情報を画像処理装置20で2値化処理して、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応させて判定制御装置22に出力する。且つ、撮像済みのネギAを分離区間bの皮剥ぎ装置25に供給する。 【0040】 且つ、判定制御装置22は、撮像カメラ19で撮像した画像情報に基づいて、ネギAの分離開始部Adを個々に判定し、皮剥ぎユニット28がネギAの分離開始部Adに到達するまでの移動距離及び移動時間と、皮剥ぎ開始区間e及び皮剥ぎ継続区間f、皮剥ぎ終了区間g毎の移動時間及び移動距離とを算出して、載置台2aの識別情報と対応させてRAMに記憶する。 【0041】 次に、分離区間bにおいて、図3にも示すように、皮剥ぎ装置25のユニット26,27,28を、搬送コンベア2が搬送するネギA…と略同期して所定のピッチ分だけ搬送方向に移動させながら、載置台2aの開口部2cに露出するネギAの分離開始部Adを保持ユニット26で保持して持ち上げ、根部Aa側を支持ユニット27で持ち上げて略水平に支持する。 【0042】 一方、判定制御装置22は、情報読取り装置21で読取った載置台2aの識別情報と対応する情報をRAMから読み出し、その情報に基づいて、皮剥ぎユニット28を、ネギAの分離開始部Adと略対向する皮剥ぎ開始区間eに移動停止する。この後、支持ユニット27を降下して、ネギAの茎部Ab側を自重により垂れ下げ、支持アーム36,36の交差部分に乗せてセンターリングする。 【0043】 且つ、図5、図6にも示すように、電磁バルブ45a,45bを切替え装置47で開動作し、左右一対のエアー吐出部37,37に設けた上側吐出ノズル37a,37aから吐出される高圧のエアーGを、ネギAの分離開始部Adの上側外周面に斜め上方から吹き付け、下側吐出ノズル37b,37bから吐出される低圧のエアーGを、ネギAの分離開始部Adの下側外周面に斜め下方から吹き付ける。且つ、ネギAの茎部Abを、上側吐出ノズル37a,37aから吐出される高圧のエアーGで支持アーム36,36の交差部分に押し付けてセンターリングする。また、電磁バルブ45a,45aのみを開動作し、電磁バルブ45b,45bを閉動作して、上側吐出ノズル37a,37aから吐出される高圧のエアーGを、ネギAの分離開始部Adの上側外周面に吹き付けてもよい。 【0044】 次に、図10に示すように、皮剥ぎユニット28を、ネギAの茎部Ab外周面に沿って皮剥ぎ開始区間eから皮剥ぎ継続区間fに一定速度で移動させるとき、茎部Abの曲がり部分を、高圧及び低圧のエアーGが略均等に吹き付けられる略真っ直ぐな状態に支持アーム36,36で矯正しながら、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bから吐出されるエアーGを、ネギAの茎部Ad軸芯に向けて吐出すると共に、ネギAの分離開始部Ad外面に沿って長さ方向に連続して吹き付け、不要な表皮Aeを根部Aa側に向けて剥ぎ取り開始する。且つ、エアー吐出部37,37を、支持アーム36,36で保持されたネギAの茎部Ab軸芯を中心として円周方向に正逆回動させ、表皮Aeの巻付き方向及び巻付き角度と略一致する角度に回動してもよい。 【0045】 次に、皮剥ぎユニット28を、皮剥ぎ継続区間fから皮剥ぎ終了区間gに移動させるとき、電磁バルブ45a,45bの何れか一方を切替え装置47で開動作し、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bの何れか一方から吐出される少なくとも低圧のエアーGを、ネギAの茎部Ab外面に吹き付けて表皮Aeの皮剥ぎ作業を継続するので、皮剥ぎ開始時よりもエアーGの吐出圧が弱く、吐出量が減少するため、茎部Ab外周面を傷付けることなく、所定の枚数及び厚さの表皮Aeを皮剥ぎ開始区間eから皮剥ぎ終了区間gに向けて剥ぎ取ることができる。 【0046】 次に、皮剥ぎユニット28を皮剥ぎ終了区間gに移動させるとき、電磁バルブ45a,45b又は電磁バルブ45aを開動作し、上側吐出ノズル37a,37a及び下側吐出ノズル37b,37bから吐出される少なくとも高圧のエアーGをネギAの根部Aa外面に吹き付けて、根部Aaまで引き剥がされた不要な表皮Aeを一挙に吹き飛ばして分離及び除去する。分離後、電磁バルブ45a,45bを閉動作し、分離された表皮Aeを搬送路下部に配設した表皮投入部(図示省略)に投入して定期的に回収又は廃棄する。 【0047】 且つ、皮剥ぎユニット28が根部Aa側に至る直前に、支持ユニット27を一旦降下させ、ネギAの根部Aa側を垂れ下げた状態に保持し、皮剥ぎユニット28が根部Aaから抜き取られたとき、支持ユニット27で再び支持する。続いて、皮剥ぎユニット28を搬送路左側部に移動した後、保持ユニット26による保持を解除し、支持ユニット27を待機位置に降下して、皮剥ぎ済みのネギAを載置台2aに再び載置し、次の工程(例えば仕分け工程や箱詰め工程等)に搬送する。以下、上述と同様にして、皮剥ぎ作業を継続して行う。 【0048】 以上のように、皮剥ぎ装置25の皮剥ぎユニット28をネギAの茎部Ab外周面に沿って長さ方向に移動させながら、上側吐出ノズル37a,37aから吐出される高圧のエアーGをネギAの茎部Ab上面に吹き付け、下側吐出ノズル37b,37bから吐出される低圧のエアーGをネギAの茎部Ab下面に吹き付けるので、ネギAの茎部Abを、高圧及び低圧のエアーGが略均等に吹き付けられる位置にセンターリングすることができ、ネギAの表皮Aeを剥ぎ取る作業が正確且つ確実に行える。且つ、高圧のエアーGをネギAの分離開始部Adに吹付け、不要及び食用に供し得ない表皮Aeを分離開始部Adから剥ぎ取り開始するので、ネギAの比較的柔らかい葉部Acを痛めることがなく、不要及び食用に供し得ない表皮Aeのみを確実且つスムースに分離することができ、収穫時の鮮度及び商品価値を維持することができる。 【0049】 図11、図12は、側面から見て略円錐筒状の皮剥ぎ部材49を備えた皮剥ぎユニット28の他の実施例を示し、皮剥ぎ部材49の前端側中心部に形成した保持孔49b及びネギAの茎部Ab軸芯を中心として、その保持孔49b内周面に沿って円周方向に所定間隔に隔てて形成した上側半周面及び下側半周面の吐出ノズル49c…を、供給路44a及び電磁バルブ45a、切替えバルブ45cを介して、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bに並列接続している。つまり、高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46bが並列接続された切替えバルブ45cを切替え装置47で切替え制御し、高圧又は低圧のエアーGを、上側半周面及び下側半周面、左右半周面の吐出ノズル49c…から吐出して、保持孔49bに挿入されたネギAの茎部Ab外周面に吹き付けるので、上述の実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、吐出ノズル49c…を、上述の実施例の高圧流体供給源46a及び低圧流体供給源46b、中圧流体供給源46cに接続するか、皮剥ぎ部材49を、特開2003−189834号公報のように左右開閉自在に設けることもできる。 【0050】 この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の農作物は、実施例のネギAに対応し、 以下同様に、 流体は、エアーG(大気)に対応し、 流体吐出部は、エアー吐出部37と、吐出ノズル37a,37bと、皮剥ぎ部材49の吐出ノズル49c…とに対応し、 吐出圧切替え手段は、判定制御装置22と、切替え装置47と、電磁バルブ45a,45bと、切替えバルブ45cとに対応し、 吐出部移動手段は、可動枠31と、ガイドレール32,33と、牽引チェーン34a,34bと、モータ35とに対応し、 吐出部回動手段は、支持枠28a,38と、レール28cと、モータ28dと、ギャ28e,38bとに対応し、 農作物矯正手段は、左右一対の支持アーム36に対応する。 【産業上の利用可能性】 【0051】 本発明の農作物皮剥ぎ装置1は、例えば略垂直姿勢又は略斜め姿勢に保持されたネギAの表皮Aeを分離する作業にも利用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0052】 【図1】農作物皮剥ぎ装置の全体構成を示す平面図。 【図2】不要部検出装置による検出動作を示す側面図。 【図3】皮剥ぎ装置による分離動作を示す側面図。 【図4】皮剥ぎユニットの取り付け状態を示す側面図。 【図5】皮剥ぎユニットによる分離動作を示す正面図。 【図6】各流体供給源を上下吐出ノズルに接続した状態を示す正面図。 【図7】各流体供給源を上下吐出ノズルに並列接続した例を示す正面図。 【図8】各流体供給源を各吐出ノズルに並列接続した他の例を示す斜視図。 【図9】高中低流体供給源を吐出ノズルに接続したその他の例を示す正面図。 【図10】皮剥ぎユニットによる各区間の分離動作を示す平面図。 【図11】皮剥ぎ部材を備えた皮剥ぎユニットの他の実施例を示す斜視図。 【図12】図11の皮剥ぎユニットによる分離動作を示す正面図。 【図13】農作物皮剥ぎ装置の制御回路ブロック図。 【符号の説明】 【0053】 A…ネギ Ae…表皮 G…エアー 1…農作物皮剥ぎ装置 2…搬送コンベア 18…不要部検出装置 22…判定制御装置 25…皮剥ぎ装置 28…皮剥ぎユニット 36…支持アーム 37…エアー吐出部 37a,37b…吐出ノズル 46a…高圧流体供給源 46b…低圧流体供給源 46c…中圧流体供給源 47…切替え装置 49…皮剥ぎ部材 49c…吐出ノズル
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| 【出願人】 |
【識別番号】390008305 【氏名又は名称】エスアイ精工株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市高岡町66番地
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| 【出願日】 |
平成16年1月16日(2004.1.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067747 【弁理士】 【氏名又は名称】永田 良昭
【識別番号】100121603 【弁理士】 【氏名又は名称】永田 元昭
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| 【公開番号】 |
特開2005−198591(P2005−198591A) |
| 【公開日】 |
平成17年7月28日(2005.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願2004−9237(P2004−9237) |
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