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【発明の名称】 風味ある梅シソ乾燥シートの製造方法
【発明者】 【氏名】斎藤 幹雄

【要約】 【課題】梅の果肉と赤シソの葉を用いた、梅と赤シソの風味ある梅シソ乾燥シートを提供する。

【解決手段】梅を良く洗浄し水分を除去する。赤シソは出来るだけ中脈を除去し適宜に刻んで良く揉んで灰汁を除去する。そして樽又は容器に塩を用いて梅と赤シソを漬け込み、蓋をして加重する。適宜期間漬け込んだあと梅を取り出し、種を除去し果肉をほぐし、赤シソの香りと色が浸透するように再度樽又は容器に戻す。適宜期間漬け込んだ後に梅の果肉と赤シソの葉を良く攪拌し乾燥海苔と同様に型枠に薄く均一になるようにしたあと乾燥させると風味ある梅シソ乾燥シートを製造する事が出来る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
梅の果肉と赤シソの葉を用いて,梅と赤シソの葉を混合し,乾燥したことを特徴とする,風味ある梅シソ乾燥シート。
【請求項2】
梅を洗浄し水分を除去する,赤シソは葉の主脈を除去して刻み,塩で揉み灰汁を除去する,そして塩を用いて梅と赤シソを樽に漬け込んだ,請求項1記載の,風味ある梅シソ乾燥シート。
【請求項3】
樽に漬けこんだ梅を取り出し種を除去し,赤シソの葉から梅酢に溶け込んだ色と香りが確実に,梅の果肉に浸透するよう,果肉をほぐし,再度樽に戻した請求項1記載の,風味ある梅シソ乾燥シート。
【請求項4】
樽に漬け込んだ梅の果肉と,赤シソの葉が混合するよう攪拌し,型枠に薄く均一になるよう流し込み,乾燥させた請求項1の,風味ある梅シソ乾燥シート。
【請求項5】
漬けこむ梅と赤シソの葉の比率は,重量比で1対9から9対1の範囲以内で,乾燥した請求項1記載の,風味ある梅シソ乾燥シート。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は,一般で消費される,梅シソ乾燥シートの製造方法。
【背景技術】
【0002】
従来の一般で消費される梅や赤シソの加工食品は,梅と,赤シソだけの単品や,又は混合したものはあったが,乾海苔のように,梅の果肉と赤シソの葉を混合し,乾燥シートにしたものはなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べた従来の梅や赤シソの葉は,単品又は混合した加工食品はあつたが,梅の果肉とシソの葉を刻んで混合し,乾燥シートに加工したものは全くなかった。
【0004】
本発明は,このような従来の梅の加工食品や,赤シソの葉の加工食品が有していた問題点を解決しようとするものである。
【0005】
従来の梅や赤シソの葉の加工食品と異なり,梅の果肉と赤シソの葉を用いて,梅と赤シソの風味ある,梅シソ乾燥シート提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するために,その製造方法をのべると,赤シソの葉の主脈を除去し,適宜な大きさに刻み洗浄する。そして,塩で揉んで灰汁を除去する。梅も洗浄し水分を充分に除去する。
【0007】
そして,塩を用いて梅を樽に漬け込むとき,塩,梅,赤シソの順に交互に漬け込み蓋をしたのち加重する。
【0008】
適宜期間樽に漬け込んで梅酢が出てきたら,梅を取り出し,種を除去,梅酢に溶け込んだ赤シソの色と香りが梅の果肉に浸透するよう果肉をほぐし,再度樽に戻し蓋をし,加重はしない。
【0009】
さらに適宜期間樽に漬けた後,梅の果肉と刻んだ赤シソが良く混合するよう攪拌する。そして攪拌した状態で乾海苔と同じように,型枠に薄く均一にながし込んだ後乾燥するり,風味ある梅シソ乾燥シートを得ることが出来る。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明の,梅シソ乾燥シートは,梅や赤シソの全く新しい加工食品であり,梅やシソの消費拡大に貢献できる。
【0011】
また,今までにない全く新しい加工食品であり,消費が期待できる,その結果として,梅と赤シソの生産拡大にも貢献できる,梅シソ乾燥シートである。
【0012】
梅シソ乾燥シートは,これまで梅干しとして通常1級品,2級品などと分け販売されている以外の,規格外の梅でも問題なく,有効活用できる加工食品である。
【0013】
本来健康に効果が有ると言われる梅干しであるが,特に子供達には梅特有の酸味のため敬遠されがちであった。しかし,梅シソ乾燥シートにすることにより,乾海苔と同じように,寿司や,おにぎり等に用いることが可能になり,子供達は勿論それ以外でも大いに需要が期待できる加工食品である。
【0014】
また,例えば,主に梅の味や香りを好む人,また同様に赤シソの味や香りを好む人,さらに,両方を好む場合でも,梅と赤シソの比率を変えだけで対応できる,梅シソ乾燥シートの製造方法。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0015】
本発明の実施例1を説明すると,梅約1キログラムを水で洗浄し,水分を除去する,そして,赤シソ約140グラムの葉の主脈を除去し,細かく刻み水で洗浄,約15グラムの塩で揉んで灰汁を除去し,約200グラムの塩を用いて,塩,梅,赤シソの順で交互に樽に漬け込み,最後に蓋をし,加重する。
【0016】
そして,約90日後,梅を取りだし,種を除去した後,梅酢に溶け込んだ赤シソの色と香りを果肉に浸透し易いように,果肉をほぐし,再度樽に戻し蓋をし,加重せず約30日間漬け込み,赤シソの香りと色が浸透した果肉を得ることが出来る。
【0017】
最後にほぐした梅の果肉と,赤シソの葉を樽の中で攪拌,乾海苔と同じように型枠に均一に流し込み乾燥すると,梅シソ乾燥シートを得ることが出来る。
【実施例2】
【0018】
本発明の実施例2を説明すると,約梅500グラムを水で洗浄し水分を除去する,そして,赤シソ約4キログラムの葉の主脈を除き細かく刻み,水で洗浄約400グラムの塩で揉んで灰汁を除去した後,約100グラムの塩を用いて,塩,梅,赤シソの順で交互に樽に漬け込み,最後に蓋をし,加重する。
【0019】
そして,約80日後,梅を取り出し,種を除去した後梅酢に溶け込んだ赤シソの色と香りを果肉に浸透し易いように,果肉をほぐし再度樽に戻し蓋をし,加重せず、約10日間漬け込み,赤シソの香りと色が鮮やかに浸透した果肉を得ることが出来る。
【0020】
最後にほぐした梅の果肉と赤シソの葉を樽の中で攪拌し,乾海苔と同じように型枠に薄く均一にながし込み乾燥すると,梅シソ乾燥シートを得ることが出来る。
【0021】
上記のように製造された実施例1の梅シソ乾燥シートは,主に梅の味と香りが強調される。実施例2の場合は,シソの味と香り,さらに色が実施例1より一段と,鮮やかである。また2例とも,通常言われる規格外品であっても,製品には何の問題もない。また,梅の果肉と赤シソの葉だけで乾燥しても問題なく付着するが,食品用の付着剤を使用することや,又さらに食品に用いられる海草類を,梅の果肉と赤シソの葉と混合し,乾燥シートを製造することも,本発明の製造方法の範疇に含まれる。
【出願人】 【識別番号】594113517
【氏名又は名称】斉藤 幹雄
【出願日】 平成16年6月11日(2004.6.11)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−348714(P2005−348714A)
【公開日】 平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願番号】 特願2004−202467(P2004−202467)