| 【発明の名称】 |
密封容器入り飲料粉末 |
| 【発明者】 |
【氏名】濱千代 善規 【住所又は居所】東京都府中市住吉町5丁目13番地の1 キユーピー株式会社研究所内
【氏名】佐々木 真希 【住所又は居所】東京都府中市住吉町5丁目13番地の1 キユーピー株式会社研究所内
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| 【要約】 |
【課題】長期間保存しても、水を加えることにより、ダマが形成されることなく容易に溶け、均一なゼリー状飲料となる嚥下困難者用飲料粉末を提供する。
【解決手段】増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末を密封容器に充填した密封容器入り飲料粉末において、該密封容器内の酸素濃度を8%以下とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 増粘多糖類及び賦形剤を含有し、加水によりゼリー状飲料となる嚥下困難者用飲料粉末が密封容器に充填されてなる密封容器入り飲料粉末であって、該密封容器内の酸素濃度が8%以下である飲料粉末。 【請求項2】 飲料粉末1gに水20mlを加えて得られる溶解物が、20℃において、pH6〜8、粘度1000〜8000mPa・s、堅さ1〜5×102N/m2、付着性10〜102J/m3のゾルである請求項1記載の飲料粉末。 【請求項3】 茶固形分又は茶抽出物を含有する請求項1又は2記載の飲料粉末。 【請求項4】 増粘多糖類としてキサンタンガムを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の飲料粉末。 【請求項5】 増粘多糖類として、キサンタンガム3〜34質量%と、ローカストビーンガム、グアーガム、タラガム、タマリンドガム又はカラギーナン1〜10質量%を含有する請求項4記載の飲料粉末。 【請求項6】 増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末を、密封容器に不活性ガスの気流下で充填密封し、又は、充填後不活性ガスを封入し、密封直後における容器内の酸素濃度を8%以下とする密封容器入り飲料粉末の製造方法。 【請求項7】 増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末を、密封容器に脱酸素材と共に密封し、密封後3日における容器内の酸素濃度を8%以下とする密封容器入り飲料粉末の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、嚥下困難者が容易に嚥下できるようにとろみをつけたゼリー状飲料を調製するための粉末であって、特に、長期間保存してもダマにならず、速やかに水にとけるようにした密封容器入り飲料粉末に関する。 【背景技術】 【0002】 介護を要する高齢者の中には、飲食物の飲み込み機能が低下した嚥下困難者がおり、誤嚥による肺炎の発症が問題となっている。 【0003】 そこで、嚥下困難者の嚥下を容易にし、誤嚥を防止するため、従来よりゼリー状飲料が使用されている。 【0004】 また、このような高齢者は、日常生活において、歯磨き粉をつけたブラッシングやうがいを十分にすることが困難であるため、口腔内の衛生状態が不良になる傾向がある。これに対しては、ポリフェノールを含有させ、pHを4.6以下に調整したゲル状食品が提案されており、特に、ポリフェノール含有素材として緑茶微粉末を使用したものが提案されている(特許文献1)。 【0005】 一方、緑茶のゼリー状飲料に関しては、水に溶かすことにより容易にゼリー状緑茶飲料を調製できるようにする粉末が提案されている(特許文献2)。 【0006】 【特許文献1】特開2002−272391号公報 【特許文献2】特開2002−306073号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 しかしながら、ゼリー状飲料を調製する粉末には、一般に増粘多糖類や賦形剤が含まれるため、製造後、常温保管で1ヶ月程度で水に対する即溶性が低下し、粉末に水を加えた後、撹拌してもダマができやすくなるという問題がある。特に、茶風味のゼリー状飲料を調製する粉末ではこの傾向が顕著である。 【0008】 そこで、本発明は、水を加えることにより速やかに均一なゼリー状飲料となる即溶性の嚥下困難者用飲料粉末であって、長期間保存してもその即溶性が安定的に保持されるものを提供すること、特に、茶風味の嚥下困難者用飲料粉末を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明は、増粘多糖類と賦形剤を含有する飲料粉末を製造後低酸素雰囲気で保存すると、飲料粉末は加水により速やかに均一なゼリー状飲料となり、かつこの即溶性が長く保持されることを見出した。 【0010】 即ち、本発明は、増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末が密封容器に充填されてなる密封容器入り飲料粉末であって、該密封容器内の酸素濃度が8%以下である飲料粉末を提供する。 【0011】 また、本発明はこの飲料粉末の製造方法として、増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末を、密封容器に不活性ガス気流下で充填密封し、又は、充填後不活性ガスを封入し、密封直後における容器内の酸素濃度を8%以下とする密封容器入り飲料粉末の製造方法、及び増粘多糖類及び賦形剤を含有する嚥下困難者用飲料粉末を、密封容器に脱酸素材と共に密封し、密封後3日における容器内の酸素濃度を8%以下とする密封容器入り飲料粉末の製造方法を提供する。 【発明の効果】 【0012】 本発明の飲料粉末は、増粘多糖類と賦形剤を含有し、加水により速やかに溶けてダマのない均一なゼリー状飲料となる。しかも、この即溶性を常温保存で1ヶ月以上という長期間にわたって保持することができ、特に、茶風味に調製した場合にもこの即溶性を保持することができる。したがって、本発明により得られるゼリー状飲料は、緑茶を好む高齢者の嗜好にも適合するものとなる。 【0013】 さらに、本発明の飲料粉末において、特定の増粘多糖類と賦形剤を使用した場合には、加水量の調整により、種々の粘度、堅さのゼリー状飲料を得ることができる。したがって、本発明の飲料粉末によれば、個々の嚥下困難者に、嚥下障害の程度に応じた粘度と堅さを有する飲料を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、「%」は特に断らない限り「質量%」を意味する。ただし、酸素濃度を表す場合は「容量%」を意味する。 【0015】 本発明の飲料粉末は、加水によりゼリー状飲料となる嚥下困難者用飲料粉末であって、増粘多糖類と賦形剤を含有し、さらに必要に応じて風味成分、口腔衛生改善成分、甘味成分等を含有する。 【0016】 本発明の飲料粉末において増粘多糖類は、この飲料粉末から調製するゼリー状飲料において、適度なとろみ、粘度、あるいは堅さを得るために配合する。 【0017】 増粘多糖類としては、例えば、カラギーナン、キサンタンガム、グアーガム、ローカストビーンガム、タラガム、タマリンドガム、ジェランガム、アラビアガム、アルギン酸塩、寒天、ペクチン、プルラン等をあげることができ、その配合量としては、飲料粉末の5〜35%とすることが好ましい。 【0018】 嚥下に適した物性の点から、増粘多糖類の中でも、キサンタンガム単独、又は、キサンタンガムと他の増粘多糖類とを組み合わせて使用することが好ましい。この場合にキサンタンガムと組み合わせる増粘多糖類としては、カラギーナン、グアーガム、ローカストビーンガム、タラガム、タマリンドガム等を使用することが好ましく、特に、キサンタンガム3〜34%とタマリンドガム1〜10%を飲料粉末に含有させることが好ましい。 【0019】 賦形剤は、本発明の飲料粉末を、加水により容易に溶解するように粉末状又は顆粒状に製剤するために配合する。 【0020】 賦形剤としては、デキストリン、コーンスターチ等の可溶性澱粉、乳糖等の少糖類等を使用することができるが、特に、即溶性の点からデキストリンを使用することが好ましい。 【0021】 飲料粉末における賦形剤の含有量は、多過ぎるとゼリー状飲料に好ましい風味をつけにくくなり、反対に少な過ぎると、飲料粉末の溶解性が低下し、ダマができやすくなる。好ましい賦形剤の含有量は、本発明の飲料粉末に含有させる他の成分の種類などにもよるが、本発明の飲料粉末から茶風味の飲料あるいはアイソトニック飲料を調製できるようにする場合、賦形剤は飲料粉末の40〜92%とすることが好ましい。 【0022】 本発明の飲料粉末は、このように増粘多糖類と賦形剤を含有するので、加水により溶解し、容易にゼリー状飲料となる。例えば、飲料粉末1gに水20mlを加えた場合、20℃において、pH6〜8、粘度(BH型粘度計、ローターNo.3、10rpm、測定1分後の値)1000〜8000mPa・s、堅さ1〜5×102N/m2、付着性10〜102J/m3のゾルとなる。 【0023】 ここで、堅さは、山電社製「レオナー(RE−3305)」による測定値であって、直径40mmの円柱状の容器にゼリー状飲料を高さ15mmとなるように充填し、これを直径20mmの円柱状プランジャーで、圧縮速度10mm/秒、クリアランス5mm、品温20±2℃の条件で圧縮することにより測定した圧縮応力の値である。堅さが5×102N/m2より大きくなると、一般に嚥下困難者は飲み込み難くなるため好ましくない。 【0024】 付着性は、堅さと同様の測定機器と測定条件で圧縮応力を測定することにより算出される付着エネルギーの値である。付着性が10〜102J/m3であることにより、このゼリー状飲料を口に含み、嚥下した後に口腔内に適度にゼリー状飲料が残存するので、飲料粉末に口腔衛生改善成分を添加した場合には、その添加効果が高まる。 【0025】 本発明の飲料粉末から得られるゼリー状飲料は、粘度と堅さが加水量に応じて容易に変化し、ゾルからゲルに至る種々の状態をとる。例えば、所定の加水量でウスターソース状、ポタージュ状、ハチミツ状、ヨーグルト状、ペースト状等のゾル状態となり、さらに加水量の調整や増粘多糖類の種類や組み合わせによってゲル状態となる。したがって、本発明の飲料粉末によれば、嚥下障害の程度の異なる種々の嚥下困難者のそれぞれに適した粘度と堅さの飲料を調製することができる。 【0026】 本発明の飲料粉末から茶風味の飲料粉末を調製できるようにする場合、飲料粉末には、茶固形分と茶抽出物を含有させることが好ましい。 【0027】 ここで、茶固形分とは、水性溶媒による茶の抽出液をスプレードライ等の手法で乾燥したものをいう。原料となる茶としては、不発酵茶、発酵茶のいずれを使用してもよく、不発酵茶としては、蒸熱製法による茶(玉露、煎茶、抹茶、番茶等)や釜炒茶(青柳茶、ほうじ茶等)をあげることができ、発酵茶としては、半発酵茶(烏龍茶)、発酵茶(紅茶)、後発酵茶(プアール茶)をあげることができる。 【0028】 茶固形分の好ましい含有量は2〜10%である。茶固形分の含有量が少なすぎると、ゼリー状飲料において茶の風味を得られず、多すぎても渋みが増すこと等により茶本来の風味を得られない。 【0029】 茶抽出物とは、熱水や有機溶剤を用いて上述の茶を抽出し、乾燥することにより得られるカテキン含有量を高めた水可溶性の固形物をいい、茶固形分とは異なる。ゼリー状飲料中のカテキン含有量を高めることにより、該ゼリー状飲料に、単に飲み物としての機能の他に、優れた口腔衛生改善機能を付与することができる。 【0030】 茶抽出物としては、市販品(例えば、伊藤園社製、テアフラン)を使用することができる。市販の茶抽出物には種々のカテキン含有量のものがあり、カテキン含有量の高いもの程少量の添加で高い効果を得られる点で好ましいが、一般に、カテキン含有量の高い茶抽出物は高価であるため、カテキン含有量25%以上のものを使用することが好ましい。 【0031】 飲料粉末における茶抽出物の含有量は1〜6%とすることが好ましい。これにより、この飲料粉末から調製するゼリー状飲料において、茶本来の風味を損なうことなくカテキン含有量を高め、口腔衛生の優れた改善効果を得ることができる。即ち、茶抽出物の含有量が少なすぎると、この飲料粉末から調製するゼリー状飲料において十分にカテキン含有量を高めることができず、口腔衛生の改善効果を十分に高めることができない。反対に、多すぎるとゼリー状飲料において渋みが増し、茶本来の風味が損なわれる。 【0032】 本発明の飲料粉末において、上述のように特定量の茶固形分と茶抽出物をさせると、飲料粉末1g当りのカテキン含有量を10〜60mgとすることができ、これにより、飲料粉末から調製するゼリー状飲料において、良好な茶の風味を維持しつつ口腔衛生を顕著に改善することが可能となる。即ち、カテキン含有量が10mg未満/g粉末では、ゼリー状飲料のpHを中性域とする場合に十分に口腔衛生を改善すること難しく、反対に60mg/g粉末を超えるとゼリー状飲料において渋みが増し、茶本来の風味が損なわれやすい。 【0033】 一方、本発明の飲料粉末からアイソトニック飲料を調製できるようにする場合、飲料粉末には食塩や塩化カリウム等の塩類等を含有させることが好ましい。 【0034】 また、これらは、飲料粉末からゼリー状飲料を調製した際に、その浸透圧が体液とほぼ等張(200〜400mOsm/l)となるように配合することが好ましい。 【0035】 本発明の飲料粉末には、以上の各成分に加えて、さらに必要に応じて、植物繊維、甘味料、香料、ビタミン、ミネラル、各種たんぱく質又はその分解物等を配合することができる。 【0036】 このうち甘味料としては、口腔衛生の改善の点から、キシリトールを使用することが好ましい。 【0037】 本発明の飲料粉末は、酸素濃度が8%以下の容器内に密封保存されている「密封容器入り飲料粉末」であることも特徴としており、これにより即溶性が長期間保持されるようにしている。 【0038】 ここで密封容器としては、ガラス瓶、金属缶の他、アルミ、アルミナ蒸着膜、シリカ蒸着膜、エチレン−ビニルアルコール共重合体、メタキシレンジアミンを用いたポリアミド等の積層酸素バリア性材料からなるボトル、パウチ等の容器をあげることができる。また、酸素吸収能を有する包材、例えば、ポリアミドと酸素吸収を開始するトリガー(コバルト錯体等)とを含む樹脂、鉄粉を主成分とする酸素吸収層を設けたボトル、パウチ等の容器を使用してもよい。 【0039】 密封容器入り飲料粉末の製造方法としては、原料成分を混合し、必要に応じて造粒し、得られた粉末を密封容器に、密封直後における容器内の酸素濃度が8%以下となるように、好ましくは、0%若しくは6%以下となるように、窒素、二酸化炭素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス(inert gas)の気流下で行うか、あるいは、充填後不活性ガスを封入する方法をあげることができる。また、密封後3日における容器内の酸素濃度が8%以下となるように、好ましくは、0%若しくは6%以下となるように、脱酸素材と共に密封してもよい。脱酸素材としては、例えば、鉄粉を主成分とする市販品を使用することができる。 【0040】 このように容器内の酸素濃度を低減して保管することにより、製造当初の飲料粉末の高い即溶性を長期にわたって維持することが可能となり、例えば、温度40℃、相対湿度90%の環境下に、容器入り飲料粉末を1ヶ月置いた後においても、製造当初の即溶性を維持することが可能となる。 【実施例】 【0041】 実施例1-1〜1-5、比較例1 以下の表1の処方で原料粉末を混合し、造粒機で造粒し、顆粒状の飲料粉末を得た。この飲料粉末にはカテキン30mg/g粉末が含まれる。 【0042】 得られた飲料粉末を4gとり、80mlの湯(50℃)を加え、軽くティースプーンで攪拌したところ、直ちにとろみを有する緑茶風味のゼリー状飲料が得られた。このゼリー状飲料は美味しい緑茶の風味を呈し、品温20℃での物性は以下の通りであった。 【0043】 pH:7.2 粘度(BH型粘度計、ロータNo.3、10rpm、測定1分後の値):2700mPa・s 堅さ:2.5×102N/m2 付着性:5×10J/m3 【0044】 得られた飲料粉末を4±0.3gの充填量にて酸素透過性の実質上無いアルミラミネートフィルムの小袋に窒素気流下で充填密封した。充填直後の容器内の酸素濃度は3%であった(実施例1-1)。 【0045】 窒素ガスに空気を混入することにより、密封直後の容器内の酸素濃度が4%、6%、8%、10%の容器入り飲料粉末を同様にして製造した(実施例1-2〜1-5)。また、通常の大気下で充填密封した容器入り飲料粉末を製造した(比較例1)。 【0046】 なお、各実施例及び比較例において、容器内の酸素濃度は、容器にゴム製シールを貼り、エアタイトシリンジで吸引して5ml程度の気体試料を得、それをジルコニア式の酸素濃度計(東レエンジニアリング社製「Oxygen Analyzer LC700L」)にて測定した。この場合、1個の容器から試料5mlを採取できない場合には、複数の容器から合計で5mlを採取した。 【0047】 即溶性試験 実施例1-1〜1-5及び比較例1の飲料粉末を充填した容器を40℃、相対湿度90%の雰囲気で最大保存50日間保存し、所定期間保存後の即溶性を調べた。 【0048】 即溶性は、保存後の各飲料粉末4gに、20℃の水80mlを加え、ティースプーンを用いて撹拌した場合の溶解性の状態により、次のように評価した。 ○:15秒以内に均一に溶解した。 △:15秒を超え30秒以内に溶解した。 ×:30秒以内には溶解せず、ダマが残った。 これらの結果を表2に示す。
【0049】 【表1】
(*1)緑茶抽出液を脱水した顆粒粉末 (*2)伊藤園社製、商品名テアフラン、カテキン含有量30% 【0050】 【表2】
【0051】 この即溶性試験の保存条件下において、保存日数20日以上で○評価を得られると、一般に食品として流通させることに問題はなく、さらに保存日数35日以上でも○評価を得られると、保存性が良好であるといえる。 【0052】 また、この即溶性試験において、即溶性が○評価のものは、いずれも加水後の飲料の色が鮮やかな緑色をし、美味しい緑茶の風味を有していた。 【0053】 したがって、本実施例の結果から、飲料粉末は、容器内の酸素濃度を8%以下で保存することが好ましく、6%以下で保存するのがより好ましいことがわかる。 【0054】 実施例2 実施例1で製造した飲料粉末400gを、酸素透過性の実質上無い、アルミラミネートフィルムのチャック付きスタンディングパウチ(大きさ:280mm×180mm)に脱酸素剤(酸素吸収能50mL)と共に充填密封した。充填1日後の酸素濃度は0.3%であった。 【0055】 飲料粉末を充填密封した容器を30℃、相対湿度80%の雰囲気で2ヶ月保存した。その後、容器から飲料粉末4gを取り出し、それを、40℃のぬるま湯80mlが入った200ml容のコップに添加し、スプーンで撹拌した。その結果、ダマが形成されることなく、鮮やかな緑色の均一なゼリー状飲料を得ることができた。このゼリー状飲料は、美味しい緑茶の風味を有していた。 【産業上の利用可能性】 【0056】 本発明の粉末飲料は、嚥下困難者向け飲料の粉末原料として有用である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001421 【氏名又は名称】キユーピー株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区渋谷1丁目4番13号
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| 【出願日】 |
平成16年6月11日(2004.6.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000224 【氏名又は名称】特許業務法人田治米国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2005−348676(P2005−348676A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月22日(2005.12.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−174582(P2004−174582) |
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