| 【発明の名称】 |
食材混合機 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 好央 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】浜吉 ▲紘▼敏 【住所又は居所】大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大和精工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】混合容器内にご飯と合わせ酢とを入れて混合容器を回転させることにより、ご飯と合わせ酢とを混ぜ合わせるようにした酢合わせ機において、撹拌性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】前後方向の回転軸心X回りに回転自在に支持された混合容器2を備え、この混合容器2は、容器軸心Y方向前端側が開口状とされ後端側が閉塞された有底筒状の容器本体5と、この容器本体5の開口側を塞ぐ蓋体6と、この蓋体6の内側に設けられた撹拌体32とを備え、前記撹拌体32は蓋体6から容器本体5の底壁5Bに向けて延出する撹拌部材37を複数本有する食材混合機において、前記撹拌体32は、三角形の各頂点位置に配置された3本の撹拌部材37A,37B,37Cを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前後方向の回転軸心(X)回りに回転自在に支持された混合容器(2)を備え、この混合容器(2)は、容器軸心(Y)方向前端側が開口状とされ後端側が閉塞された有底筒状の容器本体(5)と、この容器本体(5)の開口側を塞ぐ蓋体(6)と、この蓋体(6)の内側に設けられた撹拌体(32)とを備え、前記撹拌体(32)は蓋体(6)から容器本体(5)の底壁(5B)に向けて延出する撹拌部材(37A,37B,37C)を複数本有する食材混合機において、 前記撹拌体(32)は、三角形の各頂点位置に配置された3本の撹拌部材(37A,37B,37C)を有することを特徴とする食材混合機。 【請求項2】 前記3本の撹拌部材(37A,37B,37C)は、容器本体(5)の径方向に関して相互に位置ズレさせて配置されていると共に、径内側の撹拌部材(37A)と径外側の撹拌部材(37B)との間の中間の撹拌部材(37C)が、他の撹拌部材(37A,37B)に対して容器本体(5)の回転方向(A)前方側に位置ズレさせて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の食材混合機。 【請求項3】 撹拌部材(37A,37B,37C)は、容器本体(5)の周方向側に凸となる角部(41)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の食材混合機。 【請求項4】 撹拌体(32)は、撹拌部材(37A,37B,37C)同士を連結する連結部(40)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食材混合機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、例えば、主食材としてのご飯に、調味料(添加物、被混合物)としての酢(すし酢、合わせ酢)を自動的に混ぜ合わせる、酢合わせ機等の食材混合機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 ご飯にすし酢を混ぜ合わせるための機械として、前後方向の回転軸心回りに回転自在に支持された混合容器を備え、この混合容器は、回転軸心に対して傾斜した容器軸心を有し且つこの容器軸心方向前端側が開口状とされ後端側が閉塞された有底円筒状の容器本体と、この容器本体の開口側を塞ぐ蓋体と、この蓋体の内側に設けられた撹拌体とを備えた酢合わせ機がある(特許文献1及び2参照)。 前記撹拌体は、蓋体に取り付けられた取付壁と、この取付壁から容器本体の底壁に向けて延出された2本の棒状の撹拌部材とから構成され、混合容器の周方向に等間隔をおいて複数箇所に設けられており、混合容器内にご飯と合わせ酢とを入れて該混合容器を回転軸心回りに回転させることにより、ご飯を撹拌部材で切るようにして攪拌し(シャリ切りし)、ご飯と酢とを混ぜ合わせる。 【特許文献1】特開平11−243881号公報 【特許文献2】特開2004−33896号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 前記酢合わせ機にあっては、混合容器でご飯をかき混ぜる場合、あまり長時間回転させると、ご飯に粘りがでるので、できるだけ短時間で撹拌するのがよいが、撹拌棒の本数が少ない場合、かき混ぜ時間が少ないとダマができ、手作業が必要な場合がある。 そこで、撹拌部材の本数を3本に増やして撹拌性能を高めることが考えられるが、3本の攪拌部材を一方向に並列状に配置すると、混合容器の回転位置によっては、3本の攪拌部材がシャリを切る方向で並ぶ場合があり、1本の攪拌部材でシャリ切りしているのと同じこととなり、攪拌性能が悪いものである。 【0004】 そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、攪拌性能の向上を図った食材混合機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、前後方向の回転軸心回りに回転自在に支持された混合容器を備え、この混合容器は、容器軸心方向前端側が開口状とされ後端側が閉塞された有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口側を塞ぐ蓋体と、この蓋体の内側に設けられた撹拌体とを備え、前記撹拌体は蓋体から容器本体の底壁に向けて延出する撹拌部材を複数本有する食材混合機において、前記撹拌体は、三角形の各頂点位置に配置された3本の撹拌部材を有することを特徴とする。 この構成により、混合容器がどの回転位置であっても、撹拌体の、三角形の各頂点位置に配置された3本の撹拌部材のうち、最低2本の撹拌部材が食材(ご飯)に当たる(最低2本の攪拌部材でシャリ切りする)こととなり、撹拌性能が向上する。 【0006】 また、前記3本の撹拌部材は、混合容器本体の径方向に関して相互に位置ズレさせて配置されていると共に、径内側の撹拌部材と径外側の撹拌部材との間の中間の撹拌部材が、他の撹拌部材に対して混合容器本体の回転方向前方側に位置ズレさせて配置されているのがよい。 ご飯と合わせ酢とを混合容器内に入れて該混合容器を回転させることにより、混合容器内ご飯が持ち上げられた後に落下して該ご飯と合わせ酢とが混ぜ合わされるが、前記構成のものにあっては、混合容器が回転してご飯が持ち上がる側では、径内側の撹拌部材と径外側の撹拌部材との間の中間の撹拌部材が他の撹拌部材に対して上方に位置ズレしている形となって、中間の攪拌部材から突き進むようにしてご飯に当たってシャリ切りし、ご飯が落下する側では、中間の撹拌部材が他の撹拌部材に対して下方に位置ズレしている形となって、ご飯を中間の攪拌部材に集めてシャリ切りすることにより、攪拌性能が向上する。 【0007】 また、撹拌部材は、混合容器本体の周方向側に凸となる角部を有するのがよい。 これにより、断面円形状の攪拌部材よりも、シャリ切りしやすくなり、攪拌性能が向上する。 また、撹拌体は、撹拌部材同士を連結する連結部を備えているのがよい。 この構成によれば、連結部材によってもシャリ切りでき、攪拌性能が向上する。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、混合容器内に収容した食材等の撹拌性能が向上する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図6及び図7は、本発明にかかる食材混合機1を示しており、本実施形態では、主として、ご飯(主食材)と合わせ酢(調味料、添加物、被混合材料)とを混ぜ合わせることによって酢飯(寿司飯)を作る酢合わせ機として例示している。 食材混合機1は、所要量のご飯を収容可能で且つ回転することにより収容したご飯と合わせ酢とを混合する混合容器2と、この混合容器2を取り囲むようにパイプ材等によって環状(リング状)に形成されていて該混合容器2に着脱自在に取り付けられると共に前後方向の中心軸心(回転軸心)Xを有する回転環3と、この回転環3を介して混合容器2を該回転環3の軸心X回りに回転自在に支持する装置本体4とを備えている。 【0010】 図2及び図3に示すように、混合容器2は、開口部31を有する容器本体5と、この容器本体5の開口部31を塞ぐ蓋体6と、容器本体5内に設けられた撹拌体32とから主構成されている。 容器本体5は、円筒状(筒状)の胴部5Aと、この胴部5Aの軸心Y方向(容器軸心Y方向)片側の端部を閉塞する底壁5Bとを有していて、容器軸心Y方向一端側が開口状で他端側が閉塞された有底円筒状に形成されていると共に、該容器本体5は開口部31が前側で底壁5Bが後側となるように且つ容器軸心Yが回転環3の回転軸心Xに対して傾斜するように交差するようにして回転環3に挿通され、胴部5Aの前後方向中途部が連結具7を介して回転環3に着脱自在に取り付けられている。 【0011】 蓋体6は取付具8によって容器本体5の開口部31側に着脱自在に取り付けられており、この蓋体6の中央部(中心側)には、混合容器2内の空気を排気させるための排気口33が設けられていると共に、該蓋体6の内側の中央側には、前記排気口33からの空気の排出は許すが内部のご飯が排出されるのを阻止するパンチングメタル等の多孔部材等によって形成された漏出防止材34が設けられている。 この漏出防止材34は、蓋体6の外部に、該蓋体6とは間隔をおいて且つ排気口33と対向状として配置されて取り付けられた変向板35に着脱自在に取り付けられている。 【0012】 また、容器本体5の底壁5B(容器軸心Y方向他端側)には、回転軸心Xを軸心とする円筒形に形成された空気取入部10が設けられ、この空気取入部10には、該空気取入部10と同心状として通気管11が外嵌固定されている。 前記装置本体4は、下端側に基台12を備えていると共に、該基台12上に立設された中空状のケーシング13を有する。 基台12の前方側には載置台14が設けられており、この載置台14に混合容器2で混合した酢飯を移し替えるための受容器等を載置することができ、この載置台14はパイプ材等から形成されていてヒンジを介して基台12の前面側に上方側へ揺動自在に(折り畳み自在)に取り付けられている。 【0013】 ケーシング13は、正面視において矩形状に形成されていると共に、側面視においてケーシング13の下部構成部分13Aが、上部構成部分13Bよりも前方に膨出して前後幅を広く形成したものとなっていて、下部構成部分13Aの上方で且つ上部構成部分13Bの前方には混合容器2の底壁5B側が配置される凹部が形成されるようになっている。 また、ケーシング13の下部構成部分13Aの前面側上部の左右両側には、回転環3に接触してこれをガイドすると共に該回転環3を支持(受持)する左右一対のガイドローラ(回転部材)15が配置され、左右各ガイドローラ15は前後方向の軸心を有する支軸16等を介して前後軸廻り(回転環3の軸心Xと平行な軸心廻り)に回転自在に支持されている。 【0014】 ガイドローラ15の外周面側には、断面V字形の周溝が設けられ、この周溝に嵌り込むように回転環3を左右のガイドローラ15上に載せることにより、回転環3が左右のガイドローラ15で回転自在に受持されている。 また、左右一方(左側)のガイドローラ15は、モータ18によって回転駆動される駆動ローラとされており、該駆動ローラ15を回転駆動させることにより、摩擦伝動によって回転環3が図6の矢示A方向に回転駆動されるように構成されている。 また、ケーシング13の上部構成部分13Bの前面側の中央部には接続部材19が設けられており、この接続部材19に混合容器2の容器本体5の通気管11が回転軸心Xを中心として回転自在に且つ着脱自在に接続されており、これにより混合容器2の後部が回転軸心X回りに回転自在に支持されている。 【0015】 混合容器2を回転軸心X回りにA方向に回転させると、該混合容器2は、その容器軸心Yが回転軸心Xに対して傾斜して配置されているために、容器本体5の開口部31を、斜め上方(図2、図6、図7参照)、斜め横方向、斜め下方(図3参照)、前記とは反対の斜め横方向に向けるように順次回転し、この回転で混合容器2は所謂”すりこぎ”運動を行って内部のご飯を上下左右に移動しながら前後にも移動するようになっており、これにより効率よく、ご飯と合わせ酢との混合が行えるようになっている。 すなわち、容器本体5の開口部31が斜め下方から斜め上方を向くように回転する過程において混合容器2内に収容されたご飯の一部が撹拌体32によって持ち上げられ、斜め上方から斜め下方を向くように回転する過程で持ち上げられたご飯が落下して該ご飯がかき混ぜられると共に、容器本体5が斜め下向き姿勢(開口部31が斜め下方を向く姿勢)から斜め上向き姿勢(開口部31が斜め上方を向く姿勢)へと回転することによりご飯が後方に移動し、容器本体5が斜め上向き姿勢から斜め下向き姿勢へと回転することによりご飯が前方に移動してご飯がかき混ぜられる。 【0016】 また、ケーシング13内には混合容器2内に強制的に空気を流入させてご飯を冷やす送風手段を備えている。 この送風手段は、ケーシング13内の下部に載置されたブロア20を備えており、該ブロア20の吐出口には、送風ダクト21の一端側(下端側)が接続され、この排気ダクト21は、ブロア20から上方に延び、上部側において下方に折り返されるとともに、ケーシング13内の前記接続部材19の後方に設けられた継手部材22に接続されている。 継手部材22の一端側接続口は、上方に指向されていて送風ダクト21の他端側が接続され、継手部材22の他端側接続口は、前方に指向されていて、通気管11に連通しており、ブロア20を作動させると、ケーシング13内の空気が、送風ダクト21から、継手部材22、通気管11、空気取入部10を経て混合容器2内に送風され、混合容器2内の空気は排気口から排出される。 【0017】 なお、ケーシング13の上部構成部分13Bの前面側上部の右側には電源スイッチ23及び制御パネル24が設けられ、この制御パネル24の左側には、缶等を載置する載置部25が設けられ、この載置部25の左右両側には、前方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の溝26が形成されていると共に、載置部25の前端側は前方にいくに従って上方に移行する傾斜面とされている。 また、ケーシング13の背面上部には、ケーシング13内に空気を取り入れるための空気取入部27が設けられていると共に、取り外した蓋体6を載置するための蓋載置部材28が設けられている。 【0018】 また、ケーシング13には、ガイドローラ15を覆うカバー29が着脱自在に設けられている。 前記撹拌体32は、容器本体5の胴部中心Xと胴部5A内面との間に配置され、本実施の形態では、胴部5Aの周方向に等間隔をおいて3つの撹拌体32が配置されている。 各撹拌体32は、図4及び図5等に示すように、蓋体6の内面に取付固定された取付壁36と、この取付壁36から容器本体5の底壁5Bに向けて且つ該底壁5B近傍にまで延出された3本の攪拌部材37A,37B,37Cとを有する。 【0019】 取付壁36には、ボルト38が固着され、このボルト38を蓋体6に内側から貫通させて該ボルト38の先端側にナット39を螺合させることにより、取付壁36(撹拌体32)が蓋体6に着脱自在に取り付けられている。 各攪拌部材37A,37B,37Cは断面円形の棒材から構成されており、三角形の各頂点位置に配置されている(攪拌部材37A,37B,37Cの中心を結ぶ線分が三角形となるように配置されている)。 なお、各攪拌部材37A,37B,37Cは取付壁36に貫通形成された取付孔に端部が挿入されて溶接固定されている。 【0020】 前記構成の食材混合機1にあっては、混合容器2内にご飯と合わせ酢とを入れて該混合容器2を回転軸心X回りに回転させることにより、ご飯を撹拌部材37A,37B,37Cで切るようにして攪拌し(シャリ切りし)、ご飯と酢とが混ぜ合わされる。 3本の撹拌部材37A,37B,37Cでシャリ切りする場合、3本の攪拌部材が一方向に並列状に配置されていると、混合容器の回転位置によっては、3本の攪拌部材がシャリを切る方向で並ぶ場合があり、1本の攪拌部材でシャリ切りしているのと同じこととなって、攪拌性能が悪いが、3本の攪拌部材37A,37B,37Cを三角形の頂点位置に配置することにより、混合容器2がどの回転位置であっても、撹拌体32の、三角形の各頂点位置に配置された3本の撹拌部材37A,37B,37Cのうち、最低2本の撹拌部材37A,37B,37Cがご飯に当たる(2本以上の攪拌部材37A,37B,37Cでシャリ切りする)こととなり、3本の攪拌部材を一方向に並列状に配置した場合に比べて、食材混合機1の撹拌性能が向上する。 【0021】 また、前記3本の撹拌部材37A,37B,37Cは、容器本体5の径方向に関して相互に位置ズレさせて配置されていると共に、径内側の撹拌部材37Aと径外側の撹拌部材37Bとの間の中間の撹拌部材37Cが、他の撹拌部材37A,37Bに対して容器本体5の回転方向A前方側に位置ズレさせて配置され、径内側の撹拌部材37Aと径外側の撹拌部材37Bとは、容器本体5の径方向に並んでいる。 これにより、ご飯と合わせ酢とを混合容器2内に入れて該混合容器2を回転させると、該混合容器2が斜め下向き姿勢から斜め上向き姿勢へと回転してご飯が撹拌体32によって持ち上げられる側では、中間の撹拌部材37Cが他の撹拌部材37A,37Bに対して上方に位置ズレしている形となって、中間の攪拌部材37Cから突き進むようにしてご飯に当たってシャリ切りし、混合容器が2が斜め上向き姿勢から斜め下向き姿勢へと回転してご飯が落下する側では、中間の撹拌部材37Cが他の撹拌部材37A,37Bに対して下方に位置ズレしている形となって、ご飯を中間の攪拌部材37Cに集めてシャリ切りすることとなり、3本の撹拌部材37A,37B,37Cを逆に配置した場合よりも、攪拌性能が向上する。 【0022】 前記撹拌体32は3つに限定されることはなく、1又は2つであってもよく、さらに図8に示すように、4つの撹拌体32を容器本体5の周方向に等間隔をおいて配置してもよく、また、5つ以上設けてもよい。 図9及び図10は、撹拌体32の変形例を示しており、攪拌部材37A,37B,37C同士を連結する連結部40を設けたものである。 連結部40は、本実施の形態では断面円形の棒材によって形成され、径内側の攪拌部材37Aと中間の攪拌部材37Cとの間、及び、径外側の攪拌部材37Bと中間の攪拌部材37Cとの間に攪拌部材37A,37B,37Cと直交する方向に設けられ、径内側の攪拌部材37Aと径外側の攪拌部材37Bとの間には設けられていない。 【0023】 また、径内側の攪拌部材37Aと中間の攪拌部材37Cとの間の連結部材40と、径外側の攪拌部材37Bと中間の攪拌部材37Cとの間の連結部材40とは、容器軸心Y方向に相互に位置ズレさせて配置されている。 この連結部40を設けた撹拌体32を取り付けた混合容器2にあっては、混合容器2が回転することにより、ご飯が持ち上げられる際、ご飯が落下する際、及びご飯が前後に移動する際において、連結部材40でもシャリ切りが行え、攪拌性能が向上する。 また、前記構成の食材混合機1にあっては、ご飯と酢とを混合した後に、蓋体6を取り外す際においては、図6及び図7に示すように、混合容器2の開口部31が斜め上方を向いた状態で取り外されるが、このとき、図1に示すように、1つの撹拌体32が蓋体6の上部で且つ左右方向中央部に位置し、残りの2つの撹拌体32が蓋体6の下部で且つ左右両側に位置する。 【0024】 そして、蓋体6を取り外す際には、攪拌部材37が容器本体5から抜け出るまで、蓋体6を容器軸心Yに沿って、斜め上方に移動させなければならず、上部に位置する撹拌体32の攪拌部材37の長さが長いと、蓋体6の取り外しがしにくいものであるが、図11に示すように、上部に位置する撹拌体32の攪拌部材37の長さを短くすることにより、該上部の攪拌体32の攪拌部材37が容器本体5から抜け出ると、蓋体6を下方側に移動させながら残りの撹拌体32を容器本体5から抜くことができるので、蓋体6の取り外しが容易に行える。 【0025】 図12は、攪拌部材37A,37B,37Cの変形例を示すものであり、撹拌部材37A,37B,37Cに、容器本体5の周方向側に凸となる角部41を設けることにより、攪拌部材37A,37B,37Cによるシャリ切り性能を向上させたものである。 すなわち、各攪拌部材37は断面形状を菱形にして形成され、その鋭角側の角部41が周方向側に凸となるように配置されており(鋭角側の角部41が混合容器2の回転方向A前後に凸となるように配置されており)、該角部41によってシャリ切りしやすくしている。 【0026】 なお、攪拌部材37A,37B,37Cの断面形状は菱形に限られることはなく、他の四角形、又は他の多角形に形成されていてもよい。 また、角部41は少なくとも混合容器2の回転方向A前後一方側に形成されていればよく、他方側は円弧状等であってもよい。 図13及び図14は、蓋体6の変形例を示しており、該蓋体6は円筒状の胴部43と、この胴部43の軸心方向一端側の縁部に設けられたフランジ部44と、胴部43の軸心方向他端側を塞ぐように設けられた正面壁45とを有し、フランジ部44の外周側には容器本体5の開口部31側の縁部に嵌合する嵌合部44aが形成され、正面壁45には排気口33が形成されている。 【0027】 このように蓋体6を深さの深い蓋体6に形成することにより混合容器2の容量アップを図り、これによって、攪拌性能を向上させるように企図したものである。 この蓋体6にあっても、前記撹拌体32及び漏出防止部材34等が設けられる。 なお、前記実施の形態において、撹拌体32は前記3本の攪拌部材37A,37B,37Cの他に攪拌部材を加えてもよいが、攪拌部材の本数が多いほど攪拌性能は向上するが清掃はしにくくなる。 また、本発明の食材混合機1は、ご飯と酢との混合以外に、混ぜご飯、スパゲッティ、ポテト、マカロニ、サラダ等を作る過程での混合処理や冷却処理にも使用可能である。 【0028】 また、回転軸心Xと容器軸心Yとが一致するように構成したものであってもよい。 また、撹拌体32に備えられる3本の攪拌部材37は同じ長さでなくてもよい(相互に長さが違っててもよい)。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】図2のB矢示簡略図である。 【図2】斜め上向き状態の混合容器の側面断面図である。 【図3】斜め下向き状態の混合容器の側面断面図である。 【図4】撹拌体の正面図である。 【図5】図4のC−D−C断面図である。 【図6】食材混合機の正面図である。 【図7】食材混合機の側面図である。 【図8】他の例に係る蓋体の正面図である。 【図9】他の例に係る撹拌体の正面図である。 【図10】図9のE−F−E断面図である。 【図11】他の例に係る混合容器の側面断面図である。 【図12】他の例に係る撹拌体の正面及び断面図である。 【図13】他の例に係る蓋体の正面図である。 【図14】他の例に係る蓋体の側面断面図である。 【符号の説明】 【0030】 2 混合容器 5 容器本体 5B 底壁 6 蓋体 32 撹拌体 37A 攪拌部材 37B 攪拌部材 37C 攪拌部材 40 連結部 41 角部 A 回転方向 X 回転軸心 Y 容器軸心
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
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| 【出願日】 |
平成16年4月30日(2004.4.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061745 【弁理士】 【氏名又は名称】安田 敏雄
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| 【公開番号】 |
特開2005−312401(P2005−312401A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月10日(2005.11.10) |
| 【出願番号】 |
特願2004−136551(P2004−136551) |
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