| 【発明の名称】 |
ヤーコン餅、米菓及びヤーコン餅の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】小川 茂
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| 【要約】 |
【課題】洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、皮を剥き、粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなるヤーコン餅であるから、ヤーコンの黒褐色化を防ぐことにより普通の餅と同じ白色の餅を得ることができる。
【解決手段】洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、皮を剥き、粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなることを特徴とするヤーコン餅。 【請求項2】 餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、ヤーコン葉を水で洗浄し、ヤーコン葉の筋を取り除き、筋取りしたヤーコン葉を粉砕し、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合し、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなることを特徴とするヤーコン餅。 【請求項3】 上記請求項1又は2記載のヤーコン餅を用いてなることを特徴とする米菓。 【請求項4】 餅米を水で洗浄する洗米工程と、洗米した餅米を水に浸漬する浸漬工程と、水に浸漬した餅米を水切りする水切工程と、ヤーコン芋を水で洗浄する洗浄工程と、ヤーコン芋の皮を剥く皮剥工程と、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕する芋粉砕工程と、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合する混合工程と、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸す蒸し工程と、蒸し上げた混合物を搗く搗き工程とからなることを特徴とするヤーコン餅の製造方法。 【請求項5】 餅米を水で洗浄する洗米工程と、洗米した餅米を水に浸漬する浸漬工程と、水に浸漬した餅米を水切りする水切工程と、ヤーコン芋を水で洗浄する洗浄工程と、ヤーコン芋の皮を剥く皮剥工程と、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕する芋粉砕工程と、ヤーコン葉を水で洗浄する葉洗浄工程と、ヤーコン葉の筋を取り除く筋取工程と、筋取りしたヤーコン葉を粉砕する葉粉砕工程と、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合する混合工程と、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸す蒸し工程と、蒸し上げた混合物を搗く搗き工程とからなることを特徴とするヤーコン餅の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はヤーコン餅、米菓及びヤーコン餅の製造方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来から、ヤーコンを用いた各種の飲食品が知られている。 【0003】 このヤーコンは、南米アンデス地方原産のキク科の植物で、その芋に多量のフラクトオリゴ糖体を含み、健康的な飲食品として注目を集めている。 【特許文献1】特開平4−104772号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、ヤーコン芋を切断して空気中にさらすと直ぐに黒褐色化し、ヤーコン芋を餅や餅を使った米菓に適用しても黒褐色化により商品価値の低下が起き、健康的な飲食品であるヤーコンを用いた餅の普及に対する大きな隘路となっているという不都合を有している。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなることを特徴とするヤーコン餅にあり、又、請求項2記載の発明は、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、ヤーコン葉を水で洗浄し、ヤーコン葉の筋を取り除き、筋取りしたヤーコン葉を粉砕し、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合し、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなることを特徴とするヤーコン餅にある。 【0006】 又、請求項3記載の発明は、ヤーコン餅を用いてなることを特徴とする米菓にある。 【0007】 又、請求項4記載の発明は、餅米を水で洗浄する洗米工程と、洗米した餅米を水に浸漬する浸漬工程と、水に浸漬した餅米を水切りする水切工程と、ヤーコン芋を水で洗浄する洗浄工程と、ヤーコン芋の皮を剥く皮剥工程と、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕する芋粉砕工程と、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合する混合工程と、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸す蒸し工程と、蒸し上げた混合物を搗く搗き工程とからなることを特徴とするヤーコン餅の製造方法にあり、又、請求項5記載の発明は、餅米を水で洗浄する洗米工程と、洗米した餅米を水に浸漬する浸漬工程と、水に浸漬した餅米を水切りする水切工程と、ヤーコン芋を水で洗浄する洗浄工程と、ヤーコン芋の皮を剥く皮剥工程と、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕する芋粉砕工程と、ヤーコン葉を水で洗浄する葉洗浄工程と、ヤーコン葉の筋を取り除く筋取工程と、筋取りしたヤーコン葉を粉砕する葉粉砕工程と、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合する混合工程と、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸す蒸し工程と、蒸し上げた混合物を搗く搗き工程とからなることを特徴とするヤーコン餅の製造方法にある。 【発明の効果】 【0008】 本発明は上述の如く、請求項1又は3記載の発明にあっては、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなるヤーコン餅であるから、ヤーコンの黒褐色化を防ぐことにより普通の餅と同じ白色の餅を得ることができ、ヤーコン芋の香りや甘みを損なわず、ヤーコン芋使用による商品価値の低下を防ぐことができ、ヤーコン芋に含まれる栄養素を含有する餅を得ることができ、ヤーコンを用いた餅の普及を図ることができる。 【0009】 又、請求項2又は5記載の発明にあっては、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、ヤーコン葉を水で洗浄し、ヤーコン葉の筋を取り除き、筋取りしたヤーコン葉を粉砕し、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合し、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなるヤーコン餅であるから、ヤーコン芋の黒褐色化を防ぐことができると共にヤーコン葉の成分で草餅のような緑色の餅を得ることができ、ヤーコン葉の香りや甘みを損なわず、ヤーコン芋の使用による商品価値の低下を防ぐことができ、ヤーコン芋及び葉に含まれる栄養素を含有する餅を得ることができ、ヤーコンを用いた餅の普及を図ることができる。 【0010】 又、請求項3記載の発明にあっては、ヤーコン餅を煎餅やあられ等の米菓に用いることもでき、更なる普及効果を高めることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 図1、図2は本発明の実施の形態例を示し、図1は第一形態例、図2は第二形態例である。 【0012】 図1の第一形態例において、1は洗米工程であって、この工程では餅米を水で研いで洗浄することになり、この洗米した餅米は浸漬工程2において、所定時間、例えば、3時間以上、水に浸漬することになり、この所定時間水に浸漬した餅米は水切工程3において笊等により水切りされる。 【0013】 一方、4は洗浄工程であって、この工程ではヤーコン芋を水で洗浄することになり、この洗浄されたヤーコン芋の皮を皮剥工程5において皮剥きし、皮剥きしたヤーコン芋を芋粉砕工程6において粉砕機やおろし金等により粉砕することになる。 【0014】 7は混合工程であって、上記水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合することになり、例えば、餅米1,500gに対してヤーコン芋を30g〜300g程度かき混ぜることになる。この粉砕により生ずる搾汁も一緒に混合してもよい。 【0015】 8は蒸し工程であって、上記水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸すことになり、このヤーコン芋が黒褐色化を起こす前に蒸しを開始することが重要となり、例えば、ヤーコン芋の粉砕から遅くとも5分以内に蒸しを開始しなければならない。 【0016】 9は搗き工程であって、上記蒸し上げた混合物を例えば、餅搗き機械により搗くことになる。この搗き工程は、餅搗き機械の構造上、上記蒸し工程8と連続して行うこともある。 【0017】 この実施の第一形態例は上記構成であるから、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、水切りした餅米に粉砕したヤーコン芋を混合し、水切りした餅米及び黒褐色化を起こす前のヤーコン芋の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなるヤーコン餅であるから、ヤーコンの黒褐色化を防ぐことにより普通の餅と同じ白色の餅を得ることができ、ヤーコン芋の香りや甘みを損なわず、ヤーコン芋使用による商品価値の低下を防ぐことができ、ヤーコン芋に含まれる栄養素を含有する餅を得ることができ、ヤーコンを用いた餅の普及を図ることができる。 【0018】 図2の第2形態例において、1は洗米工程であって、この工程では餅米を水で研いで洗浄することになり、この洗米した餅米は浸漬工程2において、所定時間、例えば、3時間以上、水に浸漬することになり、この所定時間水に浸漬した餅米は水切工程3において笊等により水切りされる。 【0019】 4は洗浄工程であって、この工程ではヤーコン芋を水で洗浄することになり、この洗浄されたヤーコン芋の皮を皮剥工程5において皮剥きし、皮剥きしたヤーコン芋を芋粉砕工程6において粉砕機やおろし金等により粉砕することになる。 【0020】 一方、10は葉洗浄工程であって、この工程ではヤーコン葉を水で洗浄することになり、この洗浄されたヤーコン葉の筋を筋取工程11において取り除き、筋取りしたしたヤーコン葉を葉粉砕工程12において粉砕機等により粉砕することになる。 【0021】 7は混合工程であって、上記水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合することになり、例えば、餅米1,500gに対してヤーコン芋を30g〜300g、ヤーコン葉を30g〜300g程度かき混ぜることになる。この粉砕により生ずる搾汁も一緒に混合してもよい。 【0022】 8は蒸し工程であって、上記水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸すことになり、このヤーコン芋が黒褐色化を起こす前に蒸しを開始することが重要となり、例えば、ヤーコン芋のすり下ろし粉砕から遅くとも5分以内に蒸しを開始しなければならない。 【0023】 9は搗き工程であって、上記蒸し上げた混合物を例えば、餅搗き機械により搗くことになる。この搗き工程は、餅搗き機械の構造上、上記蒸し工程8と連続して行うこともある。 【0024】 この実施の第二形態例は上記構成であるから、餅米を水で洗浄し、洗米した餅米を水に浸漬し、水に浸漬した餅米を水切りし、ヤーコン芋を水で洗浄し、ヤーコン芋の皮を剥き、皮剥きしたヤーコン芋を粉砕し、ヤーコン葉を水で洗浄し、ヤーコン葉の筋を取り除き、筋取りしたヤーコン葉を粉砕し、水切りした餅米及び粉砕したヤーコン芋に粉砕したヤーコン葉を混合し、水切りした餅米、黒褐色化を起こす前のヤーコン芋及びヤーコン葉の混合物を蒸し、蒸し上げた混合物を搗いてなるヤーコン餅であるから、ヤーコン芋の黒褐色化を防ぐことができると共にヤーコン葉の成分で草餅のような緑色の餅を得ることができ、ヤーコン葉の香りや甘みを損なわず、ヤーコン芋の使用による商品価値の低下を防ぐことができ、ヤーコン芋及び葉に含まれる栄養素を含有する餅を得ることができ、ヤーコンを用いた餅の普及を図ることができる。 【0025】 これら第一、第二形態例のヤーコン餅を煎餅やあられ等の米菓に用いることもでき、更なる普及効果を高めることができる。 【0026】 尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、配合比率や時間等は適宜設計して変更される。 【0027】 以上、所期の目的を充分達成することができる。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明の実施の第一形態例の製造工程説明図である。 【図2】本発明の実施の第二形態例の製造工程説明図である。 【符号の説明】 【0029】 1 洗米工程 2 浸漬工程 3 水切工程 4 洗浄工程 5 皮剥工程 6 芋粉砕工程 7 混合工程 8 蒸し工程 9 搗き工程 10 葉洗浄工程 11 筋取工程 12 葉粉砕工程
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| 【出願人】 |
【識別番号】596009607 【氏名又は名称】小川 茂
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| 【出願日】 |
平成16年4月27日(2004.4.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092691 【弁理士】 【氏名又は名称】黒田 勇治
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| 【公開番号】 |
特開2005−312326(P2005−312326A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月10日(2005.11.10) |
| 【出願番号】 |
特願2004−131989(P2004−131989) |
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