| 【発明の名称】 |
健康剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】林 哲正 【住所又は居所】東京都葛飾区亀有1−10−6−104 ゴードー化成有限会社内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は経口摂取し易い健康剤を提供することを課題とする。
【解決手段】キトサンおよび/ またはキトサン分解物の苦味と渋味をβ−グルカンを配合して緩和し、かつキトサンおよび/ またはキトサン分解物とβ−グルカンとの生理的作用を相乗する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キトサンおよび/またはキトサン分解物と、β−グルカンとを含むことを特徴とする健康剤。 【請求項2】 該β−グルカンはアウレオバンジウムの培養液から得られたβ−グルカン1.3−1.6である請求項1に記載の健康剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は人間や動物の健康を維持あるいは増進させる健康剤に関するものである。 【背景技術】 【0002】 〔発明の背景〕 キトサンはカニやエビ等の甲殻類や昆虫の殻やイカの脊椎等に多く含まれているキチン質をアルカリで化学処理することによって得られる物質であり、血中コレステロールと中性脂肪を抑え、肝機能障害を防ぎ、ガン細胞の転移を抑制、血糖値を下げ、更に高血圧を下げる作用があり、人間や動物の健康維持、健康増進、あるいは疾病の改善、治療に極めて有用な物質であるとして近年脚光を浴びている。 しかしキトサンやキトサン分解成分には独特の苦味、渋味があり、直接あるいは食品に混合して大量に経口摂取するための大きな障害となっていた。 【0003】 〔従来の技術〕 キトサンやキトサン分解成分の呈味を改良するための手段として、従来キトサンやキトサン分解物にソーマチンやアルギン酸ナトリウムを添加して苦味や渋味を改良することが提案されている(例えば特許文献1参照)。 【0004】 【特許文献1】特開2000−270809号公報(請求項1) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ソーマチンは苦味や渋味に対してマスキング効果を有し、アルギン酸ナトリウムはキチンやキトサン分解物に対して凝集作用を有して苦味や渋味を低減する。 しかしソーマチンもアルギン酸ナトリウムも、キトサンやキトサン分解成分の上記生理的作用を増進するものではなく、アルギン酸ナトリウムにあってはキトサンやキトサン分解物を凝集させる結果、それらの生理的作用を阻害するおそれもある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明は、上記従来の課題を解決するための手段として、キトサンおよび/またはキトサン分解物と、β−グルカンとを含む健康剤を提供するものである。 該β−グルカンはアウレオバンジウムの培養液から得られたβ−グルカン1.3−1.6であることが望ましい。 【発明の効果】 【0007】 〔作用〕 キトサンおよび/またはキトサン分解物は、上記したように血中コレステロールや中性脂肪を抑え、肝機能障害を防いだり、ガン細胞の転移を抑制したり、血糖値や高血圧を下げ血行をよくしたりする作用がある。 β−グルカンは一般にアウレオバンジウムの培養液から得られ、免疫機能を効果的に刺激し活性化したり、抗酸化作用により活性酸素を抑制したり、ガン、喘息、アレルギー、関節炎等の症状も緩和したりする作用を有する他、それ自体まろやかな美味しさがあり、キトサンやキトサン分解物の苦味や渋味をマスキングして緩和する。そしてβ−グルカンは化学的にも安定であり、長期保存にも耐える。 【0008】 〔効果〕 本発明では、キトサンおよび/またはキトサン分解物の苦味、渋味をβ−グルカンによって緩和するから、食品にある程度の量添加しても食品の味覚が阻害されることがなく、キトサンおよび/またはキトサン分解分と、β−グルカンの相乗した生理的作用が顕著に発揮される健康食品を提供することが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 本発明で使用するキトサンは、一般にカニやエビ等の甲殻類や昆虫の殻やイカの脊椎等キチン質を含む材料を塩酸水溶液によって処理してカルシウムを除去し、更に水酸化ナトリウム水溶液によって処理して蛋白質を除去してキチンを精製し、該キチンに濃水酸化ナトリウム水溶液によって加熱処理して脱アセチル化することによって得られる。通常このようにして得られたキトサンには15質量%程度のキチンが残存している。更にキトサン分解物はキトサンを酸や酵素で加水分解することによって得られた低分子キチンやキチンオリゴ糖である。 【0010】 本発明で使用されるβ−グルカンには、β−グルカン1.4、β−グルカン1.6、β−グルカン1.3等があり、β−グルカン1.4はセルロースであり、β−グルカン1.3は抗ガン作用を有する。 通常本発明に使用するβ−グルカンは、水性培地によってアウレオバシジウム菌を培養し、得られた培養液を加熱殺菌することによって得られ、該培養液にはβ−グルカン1.3−1.6が通常10〜30質量%含まれている。所望なれば該培養液は加熱殺菌前または後で濾過、遠心分離等で浮遊物を除去してもよい。 【0011】 本発明の健康剤は上記キトサンおよび/またはキトサン分解物と、上記β−グルカンとを配合することによって得られる。配合比はキトサンおよび/またはキトサン分解物:β−グルカン(純分)が80:20〜20:80質量比、望ましくは70:30〜30:70質量比に設定する。β−グルカンが20質量比に満たない量で含まれていると、β−グルカンの生理的作用が顕著に発揮されず、またキトサンおよび/またはキトサン分解物の苦味や渋味が充分緩和されない。更にキトサンおよび/またはキトサン分解物が20質量比に満たない量で含まれている場合には、キトサンおよび/またはキトサン分解物の生理的作用が顕著に発揮されない。 【0012】 上記成分の他、本発明の健康剤には更にビタミン類、ミネラル類、甘味料、香料、着色料等が配合されてもよい。 【0013】 本発明の健康剤は液剤、錠剤等の形態で直接経口摂取されてもよいし、またコンニャク、ゼリー等のマンナン食品、豆腐、味噌等の大豆食品、うどん、そば等の麺類、パン、ケーキ等の小麦粉食品、ソーセージ、ハム等の食肉加工品、かまぼこ、はんぺん等の魚肉練製品、アイスクリーム、ヨーグルト、チーズ等の乳製品、マヨネーズ、ドレッシング、ソース、醤油、リンゴ酢、米酢等の調味料、ブドウジュース、リンゴジュース、オレンジジュース等の果実ジュース等種々の食品や飲料等に配合されてもよい。また動物や魚類の飼料に配合されてもよい。配合量は通常0.1〜20質量%程度である。 【産業上の利用可能性】 【0014】 本発明の健康剤はキトサンおよび/またはキトサン分解物とβ−グルカンとの相乗した生理的作用を有し、かつキトサンおよび/またはキトサン分解物の苦味や渋味がβ−グルカンによって緩和されるから、食品に可成りの量添加しても味覚が害されることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597006953 【氏名又は名称】ゴードー化成有限会社 【住所又は居所】東京都葛飾区亀有1−10−6−104
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| 【出願日】 |
平成16年4月27日(2004.4.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075476 【弁理士】 【氏名又は名称】宇佐見 忠男
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| 【公開番号】 |
特開2005−312305(P2005−312305A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月10日(2005.11.10) |
| 【出願番号】 |
特願2004−130538(P2004−130538) |
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