| 【発明の名称】 |
容器熱処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 保 【住所又は居所】石川県金沢市北安江4丁目13番5号 シブヤマシナリー株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】タンク24A、24B、24C、24Dに接続されるポンプ28A、28B、28C、28Dの位置や配管38A、38B、38C、38Dの接続方向を同一方向に揃えることを可能にして、作業性を向上させる。
【解決手段】缶体16内に、容器を起立状態で搬送する第1コンベヤ4と、この第1コンベヤ4と平行に、かつ、逆方向に搬送するように配置された第2コンベヤ6と、第1コンベヤ4の下流端と第2コンベヤ6の上流端に隣接して、これらコンベヤ4、6と直交方向に配置された第3コンベヤ12を備えている。複数のタンク24A、24B、24C、24Dが、平行に配置された両コンベヤ4、6の下方に、第1コンベヤ4の搬送方向に沿って並列配置されている。これら各タンクに、ポンプおよび、配管を介して散水ノズル20A、20B、20C、20Dが接続されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 缶体内に設けられ、容器を搬送する第1コンベヤと、この第1コンベヤと平行に配置され、第1コンベヤと逆方向に容器を搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベヤから第2コンベヤへ容器を受け渡す容器受渡手段と、前記コンベヤの下方に配置され、容器に散水された水を収容する複数のタンクと、前記各タンクに貯留された水を容器に散水する複数の散水手段とを備え、 前記複数のタンクを、平行に配置された両コンベヤの下方に、これらコンベヤの長手方向に沿って並列配置したことを特徴とする容器熱処理装置。 【請求項2】 前記第1コンベヤと第2コンベヤの搬送方向に沿って複数の散水ゾーンを設け、これら散水ゾーンで散水する水の温度を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の容器熱処理装置。 【請求項3】 前記各散水手段から散水された水を受けて対応する各タンクへ戻すトイを、各散水ゾーンに応じて配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の容器熱処理装置。 【請求項4】 前記容器受渡手段は、第1コンベヤの下流端および第2コンベヤの上流端に隣接して配置された第3コンベヤと、前記第1コンベヤから第3コンベヤに受け渡された容器に係合して、この容器を第2コンベヤに案内するガイドから構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の容器熱処理装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、容器に所定温度の水を散水することにより加熱殺菌もしくは冷却処理を行うパストライザやクーラー等の容器熱処理装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 例えば、飲料の製造ラインでは、充填装置において酒やジュース等の飲料を容器内に充填し、キャッパでキャッピングを行った後、パストライザーやクーラー等の容器熱処理装置に搬入して、加熱殺菌や冷却処理をすることが広く行われている。 【0003】 容器熱処理装置は、通常、コンベヤによって容器を搬送しつつ上方から散水を行っているが、加熱殺菌や冷却処理を行う際には、容器への負荷や品質上の問題から急激な温度変化が好ましくないため、異なる温度の水を散水する複数の散水ゾーンを設けて徐々に昇温し、また冷却しなければならない。 【0004】 一般的な容器熱処理装置では、搬送コンベヤが1列の配置になっており、外部の供給コンベヤからこの容器熱処理装置の搬送コンベヤ上に供給された容器を1列で直線的に搬送しつつ、複数に区分された散水ゾーンでそれぞれ異なる温度の水を散水した後、前記搬送コンベヤの下流端から排出コンベヤ上に排出するようになっている(例えば、特許文献1参照)。 【0005】 前記特許文献1に記載されたパストライザ(容器熱処理装置)のように、搬送コンベヤが1列で直線的に配置されている構成の場合に、前述のように異なる温度の水を散水する複数の散水ゾーンを設けると、搬送コンベヤの長さが長くなり、装置の設置スペースが大きくなるという問題がある。 【0006】 また、例えば、特許文献2に記載されたように、搬送方向を逆にした2本のコンベヤを平行に配置し、容器を折り返して搬送する間に熱処理を行う装置もすでに知られている。このような折返し型の容器熱処理装置で、複数の散水ゾーンを設け、これら各散水ゾーンに対応したタンクを各散水ゾーンの下方にそれぞれ設置すると、往路のコンベヤと復路のコンベヤの下方に、別々の異なるタンクを設置しなければならない。つまり、容器熱処理装置の缶体の幅方向に複数のタンクを並置することになる。 【特許文献1】特開平11−9244号公報(第2−3頁、図1) 【特許文献2】ドイツ公開特許1492607号公報(図2) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 前記特許文献2に記載されたように往路の搬送コンベヤと復路の搬送コンベヤを平行に配置して、容器を折り返して搬送しつつ散水をして熱処理を行う構成では、コンベヤの長さを前記特許文献1に記載された構成よりも短くすることができ、装置をコンパクト化することができる。また、前記搬送コンベヤへの容器の供給位置と排出位置とが近接しているので、手動で容器を供給する場合に作業性が良くなり、しかも、前記往路のコンベヤに容器を供給するコンベヤと、復路のコンベヤから容器を排出するコンベヤとを共通化することができるというメリットがある。ところが前記タンクには、貯留されている水を散水装置に送るポンプや配管等を接続する必要があり、前記のように往路と復路のコンベヤを平行に配置し、各コンベヤの下方にタンクを配置すると、ポンプの位置や配管の接続方向を同一の方向に揃えることができず、作業性が悪いという問題があった。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は、缶体内に設けられ、容器を搬送する第1コンベヤと、この第1コンベヤと平行に配置され、第1コンベヤと逆方向に容器を搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベヤから第2コンベヤへ容器を受け渡す容器受渡手段と、前記コンベヤの下方に配置され、容器に散水された水を収容する複数のタンクと、前記各タンクに貯留された水を容器に散水する複数の散水手段とを備え、前記複数のタンクを、平行に配置された両コンベヤの下方に、これらコンベヤの長手方向に沿って並列配置したことを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0009】 この発明の容器熱処理装置では、タンクに接続するポンプや配管を同一方向に揃えることができ、構造が簡単で、作業性が向上するという効果が得られる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 平行に配置した第1コンベヤと第2コンベヤの下方に、複数のタンクを第1コンベヤの搬送方向に沿って並列配置するという簡単な構成で、ポンプや配管の接続方向を統一して作業性を向上させるという目的を達成することができる。 【実施例1】 【0011】 以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の1実施例に係る容器熱処理装置の平面図、図2はこの容器熱処理装置の各散水ゾーンに設けられたトイの配置を示す横断面図、図3は各散水ゾーンのタンクの配置およびポンプ、配管の接続状態を示す説明図、図4は各散水ゾーンのノズルの配置を示す説明図、図5はトイとタンクおよび各ポンプからノズルへ送水する配管の配置を示す説明図である。 【0012】 この容器熱処理装置は、飲料製造ラインの各容器処理装置(図示せず)間を接続するメインコンベヤ2の途中に設けられており、このメインコンベヤ2と直交する方向に配置され、メインコンベヤ2から供給された容器(図示せず)を図1の矢印方向に搬送する第1コンベヤ4と、この第1コンベヤ4と平行に配置され、第1コンベヤ4と逆方向に容器を搬送して、メインコンベヤ2上に容器を排出する第2コンベヤ6とを備えている。これら両コンベヤ4、6上の両側には、それぞれ側部ガイド5、7が設けられている。さらに、メインコンベヤ2上の第1コンベヤ4と第2コンベヤ6との間には、メインコンベヤ2によって搬送されてきた容器を第1コンベヤ4に導入するための供給ガイド8と、第2コンベヤ6によって搬送されてきた容器をメインコンベヤ2上に排出する排出ガイド10が設けられている。 【0013】 また、第1コンベヤ4の下流端と第2コンベヤ6の上流端に隣接して、これら両コンベヤ4、6と直角の方向を向けて第3コンベヤ12が配置されており、さらにこの第3コンベヤ12上に、第1コンベヤ4によって搬送されて第3コンベヤ12上に乗り移った容器を第2コンベヤ6側に案内する円弧状の受け渡しガイド14が設けられている。なお、これら第1ないし第3コンベヤ4、6、12および以下に説明するタンク、ポンプ等は、缶体16内に収容されている(図4および図5参照)。 【0014】 この実施例に係る容器熱処理装置はパストライザーであり、上流側の充填装置で液体が充填されキャッパでキャッピングが行われた容器に温水をかけて加熱した後、冷水をかけることにより常温まで冷却するようになっている。この容器処理装置内には、それぞれ異なる温度の水を容器に散水する4つの散水ゾーン18A、18B、18C、18Dが設けられている。これら各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dには、それぞれ独立して散水手段(散水ノズル)20A、20B、20C、20Dが配置されている。 【0015】 第1散水ゾーン18Aは、第1コンベヤ4の上流部(図2の左側)に配置されており、この第1散水ゾーン18A内の第1コンベヤ4の上方に第1散水ノズル20Aが設けられている(図4参照)。また、第2散水ゾーン18Bは、第1コンベヤ4の前記第1散水ゾーン18Aよりも下流側から、第3コンベヤ12および第2コンベヤ6の上流部に亘って配置されており、この第2散水ゾーン18Bの上方に第2散水ノズル20Bが設けられている。さらに、第3散水ゾーン18Cは、第2コンベヤ6の中間部に配置されており、この第3散水ゾーン18Cの上方に第3散水ノズル20Cが設けられている。そして、第4散水ゾーン18Dは、第2コンベヤ6の下流部に配置されており、この第4散水ゾーン18Dの上方に第4散水ノズル20Dが設けられている。 【0016】 前記各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dの、各コンベヤ4、6、12よりも下方には、前記散水ノズル20A、20B、20C、20Dから容器に散水された水を受けて、後に説明するタンクに戻すトイ22A、22B、22C、22Dがそれぞれ設けられている(図2参照)。第1ないし第4散水ゾーン18A、18B、18C、18Dに設けられている第1ないし第4トイ22A、22B、22C、22Dは、前記第1ないし第4散水ノズル20A、20B、20C、20Dの設置スペースとほぼ同じ面積を有しており、各散水ノズル20A、20B、20C、20Dから散水された水を対応する各トイ22A、22B、22C、22Dがそれぞれ受けるようになっている。 【0017】 前記散水ノズル20A、20B、20C、20Dおよびトイ22A、22B、22C、22Dは、それぞれ第1ないし第4散水ゾーン18A、18B、18C、18Dの設置スペースに対応して設けられているが、散水ノズル20A、20B、20C、20Dから散水される水を貯留するとともに、散水されて落下する水を受け入れるタンク24A、24B、24C、24D(図3および図5参照)は、前記散水ゾーン18A、18B、18C、18Dの配置と別に、第1コンベヤ4および第2コンベヤ6の二つのコンベヤの下方に、その幅のほぼ全体に亘って配置されている。また、この実施例では、異なる温度の水を容器に散水する4つの散水ゾーン18A、18B、18C、18Dが設けられており、各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dに対応してタンク24A、24B、24C、24Dが必要なので、同じサイズの4個のタンク24A、24B、24C、24Dが、第1および第2コンベヤ4、6の長手方向(搬送方向)に沿って配置されている(図3参照)。なお、タンク24A、24B、24C、24Dのサイズは必ずしも同じである必要はなく、異なるサイズであっても良い。 【0018】 図3の最も左側に位置するタンク24Aが第1散水ゾーン18A用のタンク、左から2番目のタンク24Dが第4散水ゾーン18D用のタンク、左から3番目のタンク24Cが第3散水ゾーン18C用のタンク、そして、最も右側のタンク24Bが第2散水ゾーン18B用のタンクである。各散水ノズル20A、20B、20C、20Dから散水された水を受けるトイ22A、22B、22C、22Dは、各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dのスペースにほぼ一致する形状をしており、これらのトイ22A、22B、22C、22Dから対応する各タンク24A、24B、24C、24Dに水を戻すために、各トイ22A、22B、22C、22Dの各タンク24A、24B、24C、24Dに対応する位置にそれぞれ開口部26A、26B1、26B2、26C、26Dが形成されている(図2参照)。 【0019】 第1散水ゾーン18A用のトイ22Aには、第1タンク24Aに水を戻すための開口部26Aが第1トイ22Aのほぼ中央部に形成されている。また、第4散水ゾーン18D用のトイ22Dおよび第3散水ゾーン18C用のトイ22Cは、それぞれ第4散水ゾーン18D用タンク24Dおよび第3散水ゾーン18C用タンク24Cに対応する位置に開口部26D、26Cが形成されている。そして、第2散水ゾーン18B用トイ22Bは、第1コンベヤ4、第3コンベヤ12および第2コンベヤ6の下方に亘って設置されているので、このトイ22Bの第1コンベヤ4に対応する位置と第2コンベヤ6に対応する位置の2個所に開口部26B1、26B2が形成されている。 【0020】 前記各タンク24A、24B、24C、24Dには、図3に示すように、散水ノズル20A、20B、20C、20Dに水を送るポンプ(第1ポンプないし第4ポンプ28A、28B、28C、28D)と、これら各タンク24A、24B、24C、24Dに水供給源30から水を供給する水供給配管31および蒸気供給源32から蒸気を送る蒸気供給配管33が接続されている。これら水供給配管31および蒸気供給配管33には、それぞれ水用開閉バルブ34A、34B、34C、34Dおよび蒸気用開閉バルブ36A、36B、36C、36Dが設けられている。また、各タンク24A、24B、24C、24Dには、図示しない温度センサおよび前記水用開閉バルブ34A、34B、34C、34Dと蒸気用開閉バルブ36A、36B、36C、36Dを制御する制御手段(図示せず)が設けられており、各タンク24A、24B、24C、24D内に貯留されている水を所定温度に維持するようになっている。この実施例では、パストライザとしての使用であり、第1散水ゾーン18Aで散水する水の温度が45℃、第2散水ゾーン18Bの水の温度が70℃、第3散水ゾーン18Cの水の温度が40℃、そして第4散水ゾーン18Dの水の温度が20℃に設定されている。 【0021】 各タンク24A、24B、24C、24Dに設けられたポンプ28A、28B、28C、28Dは、それぞれ、配管38A、38B、38C、38Dおよび給水管40A、40B、40C、40Dを介して各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dに配置された散水ノズル20A、20B、20C、20Dに接続されている(図5参照)。 【0022】 以上の構成に係る容器熱処理装置の作動について説明する。この容器熱処理装置の上流側に設置されている充填装置で飲料等の液体が充填され、キャッパでキャッピングが行われた容器が、メインコンベヤ2によって連続的に搬送されてこの容器熱処理装置に到達する。メインコンベヤ2上の容器は、供給ガイド8に案内されて缶体16内に設置された第1コンベヤ4に導入される。なお、この実施例では、メインコンベヤ2から容器熱処理装置に容器を供給し、処理した後再びメインコンベヤ2上に排出するようにしているが、メインコンベヤ2を省略して、人手により容器の供給排出を行うことも可能である。容器が供給された第1コンベヤ4の上流部は第1散水ゾーン18Aになっており、第1ポンプ28Aによって第1タンク24A内の温水が配管38Aおよび給水管40Aを介して第1散水ノズル20Aに送られ、第1散水ゾーン18A内を搬送されている容器に散水される。この第1散水ゾーン18Aの水温は45℃に設定されており、常温でこの容器熱処理装置に導入された容器は、45℃の温水がかけられ、昇温されて次の第2散水ゾーン18Bに送られる。 【0023】 第1散水ゾーン18Aで第1散水ノズル20Aから容器に散水された温水は、第1散水ゾーン用トイ22Aに落下し、開口部26Aから第1タンク24A内に流れ込む。この第1タンク24Aには温度センサが設けられており、この温度センサが検出した信号に応じて、図示しない制御手段が水用開閉バルブ34Aおよび蒸気用開閉バルブ36Aを制御して、タンク24A内の水温を前記設定温度に維持する。 【0024】 第2散水ゾーン18Bに導入された容器は、第2タンク24B内に貯留された温水が第2ポンプ28Bによって送られ、第2散水ノズル20Bを介して散水される。この第2散水ゾーン18Bの水温は70℃に設定されており、この水温の温水をかけられた容器はさらに昇温されつつ搬送される。第2散水ノズル20Bから散水されながら搬送される容器は、第1コンベヤ4を通過すると、第3コンベヤ12上に乗り移り、第3コンベヤ12によって図1の下方に向けて搬送されるとともに、第3コンベヤ12上の受け渡しガイド14によって案内されて第2コンベヤ6上に送り込まれる。前記第1コンベヤ4から第2コンベヤ6の上流部まで連続している第2散水ゾーン18Bで、比較的高温の温水がかけられて昇温された容器は、続いて第3散水ゾーン18Cに導入される。 【0025】 第2散水ゾーン18Bは、第1コンベヤ4、第3コンベヤ12および第2コンベヤ6に亘って配置されており、この第2散水ゾーン18Bで第2散水ノズル20Bから容器に散水されて第2散水ゾーン用トイ22Bに落下した温水は、このトイ22Bの第1コンベヤ4側と第2コンベヤ6側にそれぞれ形成されている二つの開口部26B1、26B2から第2散水ゾーン用タンク24B内に流入する。この第2タンク24Bも、前記第1タンク24Aと同様に、温度センサの検出温度に応じて、制御手段が水用開閉バルブ34Bおよび蒸気用開閉バルブ36Bを制御することにより、前記設定温度が維持されるようになっている。 【0026】 さらに、第3散水ゾーン18Cに導入された容器は、第3ポンプ28Cによって第3タンク24Cから第3散水ノズル20Cに送られた温水が散水される。この第3散水ゾーン18Cでは水温が40℃に設定されており、この水温の水がかけられた容器はやや温度が低下して次の第4散水ゾーン18Dに送られる。第3散水ゾーン18Cで第3散水ノズル20Cから容器に散水された温水は、第3トイ22Cの上に落下し、第3タンク24Cに流入する。このタンク24C内の水温も、前記制御手段によって第1タンク24Aおよび第2タンク24Bと同様に前記設定温度に維持される。 【0027】 第4散水ゾーン18Dに導入された容器は、第4ポンプ28Dから第4タンク24D内の水が送られて第4散水ノズル20Dから散水される。この第4散水ゾーン18Dでは水温が20℃に設定されており、この温度の水が散水された容器は、ほぼ常温まで冷却されて第2コンベヤ6からメインコンベヤ2上に排出される。この第4散水ゾーン18Dで散水された水も、その下方に配置されている第4トイ22Dに落下して第4タンク24Dに戻される。この第4タンク24D内は、前記各タンク24A、24B、24Cと同様に、温度センサによって検出された温度に応じて、制御手段が水用開閉バルブ34Dと蒸気用開閉バルブ36Dを制御することにより、前記設定温度に維持される。この実施例に係る容器熱処理装置は、各散水ゾーン18A、18B、18C、18Dで散水する水を貯留しているタンク24A、24B、24C、24Dが、平行して配置された第1および第2コンベヤ4、6の幅全体に亘って、並列配置されているので、ポンプ28A、28B、28C、28Dや各種配管31、33、38A、38B、38C、38Dを同方向に接続することが可能であり、従来の構成に比べて作業性が大幅に向上する。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】容器熱処理装置の平面図である。(実施例1) 【図2】容器熱処理装置の各散水ゾーンに設けられたトイの配置を示す横断面図である。 【図3】各散水ゾーンのタンクの配置およびポンプ、配管の接続状態を示す説明図である。 【図4】各散水ゾーンの散水ノズルの配置を示す説明図である。 【図5】トイとタンクおよび各ポンプから散水ノズルへ送水する配管の配置を示す説明図である。 【符号の説明】 【0029】 4 第1コンベヤ 6 第2コンベヤ 12 容器受渡手段(第3コンベヤ) 14 容器受渡手段(受け渡しガイド) 16 缶体 20A、20B、20C、20D 散水手段(散水ノズル) 22A、22B、22C、22D トイ 24A、24B、24C、24D タンク
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| 【出願人】 |
【識別番号】393028357 【氏名又は名称】シブヤマシナリー株式会社 【住所又は居所】石川県金沢市北安江4丁目13番5号
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| 【出願日】 |
平成16年4月23日(2004.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086852 【弁理士】 【氏名又は名称】相川 守
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| 【公開番号】 |
特開2005−304431(P2005−304431A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−128668(P2004−128668) |
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