| 【発明の名称】 |
餅搗機 |
| 【発明者】 |
【氏名】宇梶 顕造
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、衛生的で油とか結露した水滴が餅の中に入らず、小型軽量で扱い易く使う場所を選ばない、しかも品質の良い餅が搗ける餅搗機を提供する事にある。
【解決手段】杵15を一端に固着し中程に駆動ロッド11の一方が取り付けられ、さらに他端が架台7の上部のアーム軸受17にヒンジピン18により回転自在に組み付けられたアーム16が、モーター1により回転駆動される偏芯軸付円板14とを前述の駆動ロッド11により連結されている。モータ1により駆動されるネジ歯車(従動)23が固着された臼回転軸26と一体に設けられた臼回転台27に臼29がクランプピン28により着脱可能に取り付けられてなる餅搗機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 杵をアームの一端に取り付け、また別の位置をヒンジピン等で架台に回転自在に取り付け、更にこのアームと、モーターにより回転する偏芯軸付き円板の偏芯軸とをロッドで連結し、モーターの回転により杵が上下に揺動する餅搗機。 【請求項2】 臼をワンタッチで着脱可能にしたこと、そして臼の回転動力を、餅を搗く動力から分岐して取り出し利用する構造とした請求項1の餅搗機。 【請求項3】 臼の内側に沿って湾曲した手返しハンドを上下に揺動可能に、臼上部から臼内に挿入した形で揺動軸に固着して設け、当該揺動軸を、臼回転軸に固着した揺動カムで反復部分回転させる構造とした請求項1の餅搗機。
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【発明の詳細な説明】【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 【0001】 本発明は日本の食文化の中でも重要な位置をしめ、且つ誰でも感心を持つ餅に関するものである。 昔から餅搗きの方法および餅搗機については色々と工夫され提供されてきました。 しかしながら、搗きムラがなく、粘りが有り、腰もしっかりしていて衛生的、しかも誰にでも容易に餅が搗ける餅搗機となると現在でも実現されていないのが現実である。本発明は、これら餅搗機についての要求を理想的な形で実現出来る餅搗機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来提供されて来た餅搗機の多くは、杵の上部に棒状のスライド部がありその部分が、油で潤滑されたガイド部に挿入された構造で上下動をして餅を搗くものであった。 そのため蒸気が結露して油と一緒になって臼の中に流れ込むことがあり非衛生的であった、またその様な構造であるために機械が大規模になり、高価になるばかりでなく一度に搗く量が必然的に多くなり、そのためにムラ搗きになったり、搗き過ぎになったりと問題が多かった。 【0003】 また臼は固定式になっているため蒸した糯米を直接機械に投入しなければならないし、搗き上がった後には、熱く重い餅だけを取り出す必要があり、この作業は誰にでも出来る作業とは言えなかった。 【0004】 また大型の機械となるために運搬、運転、片付けが大変でありイベント会場などで実演するにも大変な労力を必要とし、大切な日本の食文化のPRが出来なくなる、そのことは経済効果の面でも、餅についての食文化の面でも好ましい事とは言えない。 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明はまず衛生面で油とか結露した水滴が臼の中に入る心配の無い餅搗機を提供する事である。 【0006】 小型、軽量の餅搗機にすることで少量の餅でも能率的に品質の良い餅が搗ける様にする事である。 【0007】 同様に小型、軽量で操作しやすい機械にすることで、どんな場所でも、誰にでも少ない負担で餅搗きが出来る様にし、そのことで大切な餅の食文化を広め、継承して行ける様にする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 この発明はあたかも人が手杵で餅搗きをしているかの様な動作を、つまり手杵の如く、アームの一端に杵部を設け他方に回転自在なヒンジ部を設け、また駆動力を与えて上下に揺動させる動きをとり入れることで、コンパクトで、軽量で、操作性に優れしかも衛生的で品質の良い餅搗きが出来る餅搗機を実現するものである。 【0009】 また臼は、前述の上下揺動の動力源から動力を分岐し回転させる構造とし、搗きムラが無く能率の良い餅搗きが可能となる。 【0010】 しかも臼をワンタッチで着脱可能とし、蒸された糯米の餅搗機へのセット、及び搗き上がった餅の取り出しを容易にする。 【0011】 また臼上部には、揺動する手返しハンドを設け、あたかも人の手が搗いている餅を反転する様に、杵の上下動毎に杵の下に臼外周部の餅を送り込む事が可能となる。 【作用】 【0012】 この発明は次の様に作用する。 まず臼を取り外し安全で作業のしやすい所で臼に蒸した糯米を入れる、そして臼ごと餅搗機へセットする。 モーターをスタートさせるとあたかも手杵の様な動きをする杵が、上下動をして餅搗きが始まる、臼の上方には杵があるだけの構造のため水滴や油滴の混入は無く衛生的に餅搗きが進行する。 同時に臼上部に設けた手返しハンドにより搗き始めの糯米が溢れ出さない様にヒレ部が作用する、且つ餅搗きが進行すると、今度はフック部の作用により餅を反転させ、搗きムラを防止し且つ能率的に餅搗きが進行するので、腰の強い餅になるのである。臼は、杵の上下動と同じモーターにより回転するため、同様に搗きムラが無く能率的に短時間で搗き上がるのである。 搗き上がった餅は臼ごと取り外し次の工程に送ることが出来るのである。 【0013】 この様に本発明によれば安全に衛生的に能率良く、搗きムラが無くしかも搗き過ぎも無く粘りのある腰の強い餅が搗けるのである。 【実施例】 【0014】 以下この発明を実施例として示した図面に従って説明する。 まず図1に示すようにモーター1が外フレーム2の後方下部に吊り下げられる様に取り付けられている、このモーター1にはスプロケット3が固着されていて、アーム軸スプロケット4及び図3に示すように臼回転軸スプロケット5をも同時に駆動すべくチェーン6が組付けられている。 外フレーム2に取り付けられた架台7には前述のアーム軸スプロケット4及び、駆動ロッド11の一端である円板側ロッドエンド12を、アーム軸8の中心より偏芯した位置に取り付けられた偏芯軸付円板14が両端に固着されたアーム駆動軸8が軸受A9、軸受B10に支持されて回転自在に組み付けられている。 またアーム16は一端に杵15を固着し中程に前述の駆動ロッド11のもう一端のアーム側ロッドエンド13を固着し、且架台7の上部に設けられたアーム軸受17にヒンジピン18により回転自在に組み付けられている。 こうするとモーター1の回転がチェーン6によりアーム駆動軸8に伝わり偏芯軸付円板14が回転し、偏芯により駆動ロッド11が上下動しアーム16を上下に揺動させる、すると杵15により餅搗きが出来るのである。 【0015】 もう1つの駆動先である臼回転軸スプロケット5は臼軸軸受A20、臼軸軸受B21に支持された臼回転軸19を駆動している、臼回転軸19のもう一方にはネジ歯車(駆動)22が固着され臼側ネジ歯車23に噛み合っていて、臼側ネジ歯車23は軸受C24、軸受D25により回転自在に支持された臼回転軸26に固着され、同様に臼回転軸26の上端部には臼回転台27が固着されている。 臼回転台27の側面にはクランクピン28が打込んであり、臼29の下部に設けたクランプ溝30とが噛み合って臼29と臼回転台27は簡単に一体化される。 また前記、臼回転軸の中央付近には溝カム31が固着されていて、一端がピンA35により揺動可能に外フレーム2に保持された揺動アーム32の中央部にピン33により回転自在にコロ34が固定され、このコロ34が溝部を転動可能に挿入されている。揺動アーム32の他端には連結ロッド36の一端が回転自在に係支され、他端は後述の揺動アーム37の端に係支されている。 臼上部に設ける手返しハンド42を保持するために支柱38を臼後方に設ける、当該支柱38の上部に軸受E39及び軸受F40に回転自在に保持された揺動軸41を設ける。 尚この手返しハンド42は、ボス部の凹溝が揺動軸端に固着されたピンC45に噛み合い挿入され、揺動軸41と同期回転し蝶ネジ46で締結されている。 また揺動軸41の他端には、揺動アーム32の揺動運動により揺動軸を反復部分回転させるべく揺動アーム37が固着されている。 【発明の効果】 【0016】 この発明は上記のような構造の餅搗機であり次の様な効果がある。 本発明によれば安全に衛生的に能率良く、品質の良い餅が搗けるのである。 またコンパクトで軽量であり当然ながらコストも安く製作出来るため経済的効果も大なるものがある、また誰にでも、どこででも、容易に扱えるため日本の大切な食文化をより広めて、継承して行けるという効果がある。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の主要部を示す図。 【図2】本発明の実施例の臼回転機構の平面図。 【図3】本発明の実施例の後側面図。 【図4】本発明の臼単体の図面。 【図5】本発明の実施例の手返しハンド部平面図。 【図6】本発明の実施例の手返しハンド部正面図(一部部分断面図) 【図7】本発明の実施例の手返しハンド部揺動運動の機構部後側面図 【符号の説明】 1..モーター 2..外フレーム 3..スプロケット 4..アーム軸スプロケット 5..臼回転スプロケット 6..チェーン 7..架台 8..アーム駆動軸 9..軸受A 10..軸受B 11..駆動ロッド 12..円板側ロッドエンド 13..アーム側ロッドエンド 14..偏芯軸付円板 15..杵 16..アーム 17..アーム軸受け 18..ヒンジピン 19..臼回転軸 20..臼軸軸受A 21..臼軸軸受B 23..臼側ネジ歯車 24..軸受C 25..軸受D 27..臼回転台 28..クランクピン 29..臼 30..クランプ溝 31..溝カム 32..揺動アームA 33..ピンB 34..コロ 35..ピンA 36..連結ロッド 37..揺動アームB 38..支柱 39..軸受E 40..軸受F 41..揺動軸 42..手返しハンド 43..フック部 44..ヘラ部 45..ピンC 46..蝶ネジ 47..手返しハンドル上位置 48..手返しハンド下位置
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| 【出願人】 |
【識別番号】592206592 【氏名又は名称】宇梶 顕造
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| 【出願日】 |
平成16年3月8日(2004.3.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−253443(P2005−253443A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月22日(2005.9.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−111601(P2004−111601) |
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