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【発明の名称】 飲食物用冷却装置
【発明者】 【氏名】生田一誠
【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区堀口5番1−301号株式会社ベイシティサービス内

【要約】 【課題】タンクではなく、ホッパー内にスープ類、果実飲料などの食する物を入れて冷却し、一定量ずつ供給可能な飲食物用冷却装置を提案すること。

【解決手段】食する物を一定量ずつ供給するポンプ及び駆動源を備えた機体と、ポンプに取外し可能にセットされるホッパーと、このホッパーの周りの一部又は全部と面接触すると共に、ホッパー内の食する物から該ホッパーを介して熱を奪って冷却する冷却ユニットを備えかつ機体に設けられた支持体と、この支持体或いは機体に設けられ、かつ、冷却ユニットに配線を介して電源を供給する電源用基板とから成る飲食物用冷却装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食する物を一定量ずつ供給するポンプ及び駆動源を備えた機体と、前記ポンプに取外し可能にセットされるホッパーと、このホッパーの周りの一部又は全部と面接触すると共に、ホッパー内の食する物から該ホッパーを介して熱を奪って冷却する冷却ユニットを備えかつ前記機体に設けられた支持体と、この支持体或いは前記機体に設けられ、かつ、前記冷却ユニットに配線を介して電源を供給する電源用基板とから成る飲食物用冷却装置。
【請求項2】
請求項1に於いて、ホッパーは、プランジャー型ポンプに連結手段を介して着脱自在にセットされることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項3】
請求項1に於いて、冷却ユニットは、ケース状に形成された支持体の内部空間に取付け板を介して固定的に設けられていることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項4】
請求項1に於いて、冷却ユニットは、ケース状に形成された支持体の内周縁に係脱可能な係止機能を有する係合取付け板に装着されていることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項5】
請求項1に於いて、支持体は、機体に固定された枠状固定フレームと、この固定フレームに一端部が枢着された枠状開閉フレームとから成り、冷却手段は、これらのフレームの内部空間に周方向に所要間隔を有して複数個配設されていることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項6】
請求項1に於いて、冷却ユニットは、ホッパーの外周面の曲率に沿った接触面を有する添設用第1冷却板と、この添設用第1冷却体の外壁面に面接触に設けられた電子冷却素子体と、この電子冷却素子体の外壁面に設けられた第2冷却板と、この第2冷却板と冷却ファンの間に介在するように該第2冷却板に一体的に設けられた冷却フィンとから成ることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項7】
請求項1に於いて、ホッパーの開口部にはホッパー用蓋体が自在にセットされ、該蓋体には、電源用基板に配線を介して電気的に接続すると共に機体の上部に配設された攪拌用駆動源と、この駆動源の出力軸に嵌合部材を介して垂直状態に連結可能であると共に、ホッパー内の食する物を攪拌する攪拌羽を有する回転軸が設けられていることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項8】
請求項1に於いて、冷却ユニットの電子冷却素子は、ペルチェ素子を含むことを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項9】
請求項1に於いて、冷却ユニットの電子冷却素子は、フリヂスタ素子を含むことを特徴とする飲食物用冷却装置。
【請求項10】
請求項1に於いて、ホッパー3の少なくとも長筒状部分3aは、断熱機能を有する三層構造であり、内側のステレス層と、外側の断熱層と、該外側断熱層と内側ステレス層との間に介在する冷却促進層とから成ることを特徴とする飲食物用冷却装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食物用冷却装置に関し、特にスープ類、果実飲料など飲食物を定量ずつ供給する飲食物用冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液体を冷却する冷却器の一例は、特許文献1に記載されている。この冷却器は、「液体を充填する容器と、容器の一部を覆う覆い部材と、この覆い部材の内壁面側に設けられ、かつ、容器を通して液体から熱を奪う冷却手段とを備え、前記冷却手段は電子冷却素子体を含む冷却ユニットである。この構成によれば、例えば、小型、軽量で安価な冷却器を提供することができるという利点がある。
【0003】
しながら、この冷却器は、タンクの一例としてのビール樽に充填されたビールを冷却するには適合するが、スープ類や果実飲料を一定量ずつ供給するには適合しない。普通一般にスープ類や果実飲料を一定量ずつ供給する飲食物供給装置は、両端開口、或いは二つ以上開口を有するホッパーに食する物を注ぎ足し、一般の需要者に一定量ずつ供給するものであるからである。
【0004】
一方、特許文献2は、本発明者が提案したものであるが、この具入りスープ類の小分け装置には、(a)具入りスープを収納するホッパーと、(b)このホッパーの外壁面側からホッパー内の具入りスープを加熱することができるようにホッパーカバーに内に間隙を有して配設された加熱手段と、(c)前記具入りスープを攪拌することができるようにホッパーの下方の筒状内弁に設けられた攪拌手段と、(d)筒状内弁の下方に前記ホッパーの下端開口に連通するように配設され、定量筒体、該定量筒体に入り込んだ具入りスープを一定量ずつ供給する押し出し棒をそれぞれ備えたプランジャー型ポンプと、(e)プランジャー型ポンプや前記各部をそれぞれ適宜箇所にセットするための機体とから成る技術が開示されている。
【0005】
しかしながら、上記小分け装置は、ホッパー内の具入りスープを焦げ付かないように加熱することができるものの、冷却することができない。
【0006】
そこで、現在、特許文献2の基本的な構成を応用しつつ、タンクではなく、ホッパー内にスープ類、果実飲料などの食する物を入れて冷却し、一定量ずつ供給可能な飲食物用冷却装置の出現が要望されている。
【特許文献1】特開2003−322450号公報
【特許文献2】特許第3267964号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の第1の目的は、タンクではなく、ホッパー内にスープ類、果実飲料などの食する物を入れて冷却し、一定量ずつ供給可能な飲食物用冷却装置を提案することである。第2の目的は、ホッパーを冷却装置のポンプにセットした段階で、ホッパーの外壁面に冷却ユニットが直ちに面接触することである。第3の目的は、冷却手段の冷却効率が良いことである。第4の目的は、機体に複数個の駆動源を設け、これらの駆動源用の配線を機体の箱体内で極力引き回さないようにすることである。第4の目的は、冷却ユニットはホッパーの周方向に複数個設けられ、機体に枢着された環状支持体の開閉フレームを閉じると、ポンプにセットされたホッパーのその余の外壁面にも冷却ユニットが付加的に面接触することである。その他の付加的目的として、第5の目的は、攪拌手段を、蓋体を介してホッパーに簡単にセットすることができることである。第6の目的は、ホッパー自体が断熱効果を発揮することである。第7の目的は、ポンプがシール性に優れた効果を有すること、組合せが簡単であることなどである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の飲食物用冷却装置は、食する物を一定量ずつ供給するポンプ及び駆動源を備えた機体と、前記ポンプに取外し可能にセットされるホッパーと、このホッパーの周りの一部又は全部と面接触すると共に、ホッパー内の食する物から該ホッパーを介して熱を奪って冷却する冷却ユニットを備えかつ前記機体に設けられた支持体と、この支持体或いは前記機体に設けられ、かつ、前記冷却ユニットに配線を介して電源を供給する電源用基板とから成ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
(1)ホッパー内にスープ類、果実飲料などの食する物を入れて冷却し、一定量ずつ供給可能な飲食物用冷却装置を提案することができる。
(2)ホッパーを冷却装置のポンプにセットした段階で、ホッパーの外壁面に冷却ユニットが直ちに面接触する。
(3)冷却ユニットの冷却効率が良い。また、冷却ユニットを簡単に取付けることができる。
(4)電源用基板を備えているので、駆動源用の配線を機体の箱体内で極力引き回さないようにすることができる。したがって、箱体内のスペースを有効的に活用することができる。
(5)実施例レベルでは、機体に枢着された環状支持体の開閉フレームを閉じると、機体のポンプにセットされたホッパーのその余の外壁面にも冷却ユニットが付加的に面接触する。したがって、冷却効率がより一層高まる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図1乃至図11に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。
【0011】
(1)発明の実施の環境
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、Xは飲食物用冷却装置である。1は機体、2は機体2に取付けられたプランジャー型ポンプ、3はこのポンプに連結手段4を介して着脱自在にセットされるホッパー、5はホッパー3の周りの一部又は全部と面接触すると共に、ホッパー内の食する物から該ホッパー3を介して熱を奪って冷却する冷却ユニット、6は冷却ユニット5を固定的或いは係脱的に備えると共に機体1に設けられた環状的な支持体、7は支持体6或いは前記機体1に設けられかつ前記冷却ユニット5に配線を介して電源を供給する電源用基板である。その他飲冷却装置Xは、発明の目的如何によっては特定要件と成り得る次のような部材を備えている。
【0012】
すなわち、ホッパー3の上方開口部には、ホッパー用蓋体10が自在にセットされ、該蓋体10には、電源用基板7に配線を介して電気的に接続すると共に、機体1の上部に配設された攪拌用駆動源11と、この駆動源の出力軸12に垂直状態に嵌合連結可能であると共に、ホッパー3内の食する物を攪拌する攪拌羽13を有する回転軸14が設けられている。以下、本発明の特定要件について順次説明するが、細部的な事項は図面及びその説明を割愛する。
【0013】
(2)冷却装置Xの機体1
図1及び図2を参照にして冷却装置Xの機体1を説明する。1aは下部支持台、1bは下部支持台1aの上方に一体的に設けられた縦型の制御箱、1cは縦型制御箱1bと交差するように下部支持台1aの上方に一体的に設けられた単数又は複数個の操作箱、1dは縦型制御箱1bの上端部の前面側に枢着された上部収納箱である。機体1の各箱部は、任意に設計変更可能であるから、図示した機体1の形態に限定されない。
【0014】
しかして、前記制御箱1aの内部空間には、内部に電源用基板7を有する制御盤16が適宜に設けられている。電源用基板7は、コード17を介して商業電源(交流)18と接続可能である。
【0015】
したがって、特に電気回路を図示しないが、電源用基板7には、AC/DC変換器が設けられている。また、前記操作箱1cの傾斜状の前面には、電源用基板7と電気的に接続する複数個の操作釦(スイッチ)を有する操作パネル19が設けられている。操作パネル19の操作釦を押すと、ポンプ2の駆動源や攪拌用駆動源11がそれぞれ起動する。もちろん、電源用操作釦を押すと、制御部は冷却ユニットの電子冷却素子体を制御する。
【0016】
(3)プランジャー型ポンプ2
プランジャー型ポンプ2には、例えば特許文献2に記載の公知のポンプが含まれる。本実施例では、新規な構造を採用している。すなわち、ポンプ2は、弁本体の外筒(外弁)21とポンプヘッド22とを締付け手段23を介して取外し可能に結合するプランジャー型ポンプあり、前記ポンプヘッド22に形成した吸引孔24及び吐出孔25に対してそれぞれ連通可能な開口27を有する筒状内弁26を外弁21に回動自在に設け、この内弁26又は前記ポンプヘッド22の軸方向側の壁面に対して、内弁26の開口27と連通すると共に、前記吸引孔24及び吐出孔25に選択的に連通可能な通孔28を有するシール29を固定的に取付け、このシール29は、前記締付け手段23を締付けると、前記ポンプヘッド22の壁面を介して内弁26を往復動するプランジャー30の軸方向に押圧される。
【0017】
このようなプランジャー型ポンプ2は、シール29が軸方向に押圧されることから、シール構造がシンプルである、取付けが簡単、回動内弁26のシールが磨耗しても締付け螺子23の締付け調整により、流体の漏れを簡単に防止することができる等の優れた効果がある。
【0018】
ところで、前記内弁26の突出内端部には、動力伝達手段31を介して第1駆動源32の駆動力が伝達され、また、前記プランジャー30の突出内端部には動力変換機構33を介して第2駆動源34の駆動力が伝達される。そして、本実施例では、少なくとも前記第1駆動源32及び第2駆動源34は、縦型制御箱4b内に適宜に設けられ、かつ、電源用基板7に電気的に接続している。
【0019】
このポンプ2は、ホッパー3から食する物を一定量ずつ供給することができるように、第1駆動源32の駆動力により内弁26が所定量(例えば略180度)間欠的に回転し、内弁26が間欠的に回転するのに対応してプランジャー30が第2駆動源34の駆動力により往復動し、ポンプ2内の食する物を、その吐出孔25の下方に置かれたコップ35へと一定量供給する。
【0020】
(4)ホッパー3
ホッパー3は、ポンプ2の吸引孔24に連結手段4を介して着脱自在に取付けられる。図4及び図5を参照にして、ホッパー3と、連結手段4と、ホッパー用蓋体10を説明する。
【0021】
ホッパー3は、全体として「じょうご状」或いは「朝顔状」のように形成されている。本実施例では、上端部が大きく開口41する長筒状部3aと、この長筒状部3aの下端部に連設するすり鉢状部分3bと、このすり鉢状部分3bに連設する小さい開口42の短筒状部分3cとから成り、前記短筒状部分3cには、連結用のフランジ部43が周設されている。
【0022】
連結手段4は、ホッパー3のフランジ部43及びポンプ2の突出連結部44に巻き付けられるリング型のクランプの一例が採用されている。クランプ4の枢着された左右の分割リンク4a、4bは、その一方4b側に締め付け螺杆4cと、締め付け螺杆に螺合する操作係止片4dとを有し、前記締め付け螺杆4cを他方の分割リンク4aの係合自由端部に係合させた後に操作係止片4dを締め付けると、ホッパー3はポンプ2の突出連結部44に一体的にセットされる。
【0023】
ホッパー3にはホッパー用蓋体10が自在にセットされる。該蓋体10には、機体1の上部収納箱1dに内装された攪拌用駆動源11の出力軸12と嵌合する嵌合凹所45aを有する回転式嵌合部材45が設けられ、該嵌合部材45に垂下する回転軸14に複数個の攪拌羽13が設けられている。
【0024】
(5)冷却ユニット5
冷却ユニット5は、ホッパー3の周りの一部又は全部と面接触すると共に、ホッパー内の食する物から熱を奪って冷却する。本実施例では、冷却ユニット5は、合計4個用いられ、ホッパーの周りの一部に面接触可能である。
【0025】
図6は、一つの冷却ユニット5の分解斜視図である。この図6を参照にすると、冷却ユニット5は、冷却効果を上げるために、ホッパー3のすり鉢状部分3bの外周面の曲率に沿った接触面51aを有する添設用第1冷却板51と、この添設用第1冷却体51の外壁面51bの嵌合凹所に熱を吸い取る垂直面52aが面接触に設けられた電子冷却素子体52と、この電子冷却素子体52の熱放出面52bに内壁面53aが面接触状態に設けられた第2冷却板53と、この第2冷却板53の外壁面53bに一体的に設けられた単数又は複数個の冷却フィン54と、この冷却フィン54に添設された冷却ファン55とから成り、前記冷却ファン55、冷却フィン54、第2冷却板53、電子冷却素子体52及び第1冷却板51は、複数本のユニット用固着具56を介して一体に係合し、一つの冷却構造体となっている。
【0026】
そして、冷却構造体としての一つの冷却ユニット5は、図7で示す環状支持体6の内部空間に矩形状の嵌合部(例えば嵌合孔、嵌合切欠など)58を有する固定取付け板59に適宜に装着されている。なお、冷却ユニット5の固着具56用の各取付け孔については符号を省略する。
【0027】
冷却ユニット5の電子冷却素子体は、ペルチェ素子又はフリヂスタ素子である。これらの素子の作動原理は公知なので、その説明を割愛する。
【0028】
(6)環状支持体6
環状支持体6は、図1及び図2で示すように、機体1の左右の操作箱1c、1cと上部収納箱1dの間の外部空間60に位置するように制御箱1bの前面に突出状態に取付けられている。図7は環状支持体6の一例を示す斜視図である。図7で示すように、環状支持体6は、機体1に固定された枠状固定フレーム6aと、この固定フレーム6aに一端部が枢着された枠状の開閉フレーム6bとから成り、ユニット型の冷却手段5は、これらのフレーム6a.6bの内部空間61.61にホッパーの周方向に所要間隔を有して複数個(例えば合計4個)適宜に配設されている。
【0029】
図8乃至図10は、環状支持体6に合計4個の冷却ユニット5を、それぞれ固定取付け板59を介して内設した一例を示す。これらの図から明らかなように、各冷却ユニット5は、ポンプ2にセットされたホッパー3のすり鉢部分3bの外壁面に第1冷却板51の弧状接触面51aが面接触するように斜めの状態に、かつ、所定間隔を有して配設されている。本実施例では、固定フレーム6aに2個、開閉フレーム6bに2個それぞれ設けられ、前記開閉フレーム6bを図11で示すように開くと、2個の冷却ユニット5はホッパー3のすり鉢部分3bから離れる。
【0030】
支持体6は、上壁にホッパー3の長筒状部分3aの外径寸法に対応する内径の上方開口62を、一方、下壁にホッパー3の短筒部分3cの外径寸法に対応する内径の下方開口63をそれぞれ有する。また、下壁の適宜部位(冷却ファンに対向する部位)には、熱を放出するための開口64が複数個形成されている。
【0031】
(7)電源用基板7
電源用基板7は、支持体6或いは機体1に設けられ、かつ、各冷却ユニット5に配線を介して電気的に接続し、電源を供給する。本実施例では、電源用基板7は、機体1の制御箱1bに固定的に内装され、家庭用の商業電源18にコード(ケーブル)を介して接続可能である。もちろん、電源18は、機体1に直接設けても良い。
【0032】
(8)環状支持体6の冷却ユニット5との関係
図5で示すようにホッパー3を、連結手段4を介してポンプ2に取付けた場合には、支持体6の固定フレーム6a側の2個の冷却ユニット5は、直ちにホッパー3の外壁面に面接触する。次いで、ホッパー3にホッパー用蓋体10をセットすると、蓋体10の回転軸14及び攪拌羽13はホッパー3に位置する。
【0033】
次いで、ホッパー3内にスープ類、ジュースなどの食する物36を入れた後に機体1の上部収納箱1dを閉めると、上部収納箱1d内の攪拌用駆動源の出力軸12の突出端部が蓋体10の嵌合部材45に嵌合する。次いで、図11の状態から開閉フレーム6bを閉じると、開閉フレーム6bの2個の冷却ユニット5もホッパー3の外壁面に面接触する。
【0034】
ホッパー3の外壁面に接触した4個の冷却ユニット5は、電源がONの状態になると、ホッパー3内の食する物36から該ホッパー3を介して熱を奪う(例えばペルチェ素子の効果)。制御盤16はペルチェ素子の効果を制御する。
【実施例】
【0035】
発明の実施の形態で示した実施例に於いて、環状支持体の形態は、ホッパー3の形態に対応して任意に設計変更される。したがって、支持体に対する冷却ユニット5の取付け箇所も任意の箇所である。また、冷却ユニット5は、ホッパーの周りの外壁面と全体的に面接触するに構成しても良い。また、ホッパー3用連結手段4には公知のクランプが全て含まれる。さらに、ホッパー3の少なくとも長筒状部分3aは、断熱機能を有する三層構造であり、特に図示しないが、内側のステレス層と、外側の断熱層と、該外側断熱層と内側のステレス層との間に介在する冷却促進層(アルミニュー層)とから成る。なお、ホッパー3には把手が設けられているが、特に図示しない。
【0036】
次に本発明の第2実施例を説明する。この実施例の説明にあたって、第1実施例と同一の部分には同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0037】
図12乃至図15に示す第2実施例の飲食物用冷却装置X1に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、冷却ユニット5Aが、ケース状に形成された環状支持体6の上方開口を形成する環状壁部の内周縁に係脱可能な係止機能を有する単数又は複数の係合取付け板59Aに装着されていることが異なる。係合取付け板59Aは、ホッパー3のすり鉢状部分3bの曲率に対応して湾曲状に形成された冷却ユニット5A用装着部70と、この装着部70の上端部に部分的或いは全体的に周設された係止鍔部71とから成り、前記装着部70には、冷却ユニット5Aの第1冷却板51が嵌合する矩形状の嵌合窓72が複数個形成されている。このように構成しても第1実施例と同一の作用・効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、主にスープ類、果実飲料などの流体あるいは流動体を供給源で冷却しつつプランジャー型ポンプを介してコップに一定量ずつ供給する場合に適合する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
図1乃至図11は本発明の第1実施例を示す各説明図。図12乃至図15は本発明の第2実施例を示す各説明図である。
【図1】右側面視からの概略説明図。
【図2】正面視からの概略説明図。
【図3】プランジャー型ポンプの一例を示す概略断面説明図。
【図4】要部(ホッパー用蓋体、ホッパー、連結手段、ポンプの一部)を示す概略斜視図。
【図5】要部(ホッパーを、連結手段を介してポンプにセットした場合)を示す概略斜視図。
【図6】要部(主に冷却ユニット)の分解斜視図。
【図7】要部(環状支持体を開いた場合)の斜視図。
【図8】ホッパーをポンプにセットした場合における主要部の概略説明図。
【図9】平面視からの主要部の概略説明図。
【図10】平面視からの主要部の概略説明図(環状支持体を切欠している)。
【図11】正面視からの概略説明図(環状支持体の開閉フレームを開いている)。
【図12】係脱可能な取付け板に冷却ユニットを装着した一例を示す説明図。
【図13】環状支持体に取付け板を係止した状態の説明図。
【図14】図11と同様の概略説明図(環状支持体の開閉フレームを開いている)。
【図15】図8と同様の概略説明図。
【符号の説明】
【0040】
X、X1…食物用冷却装置、1…機体、2…ポンプ、3…ホッパー、3b…ホッパー3のすり鉢状部分、4…連結手段、5、5A…冷却ユニット、6…支持体、6a…枠状固定フレーム、6b…枠状開閉フレーム、ユ7…電源用基板、10…ホッパー用蓋体、11…攪拌用駆動源、12…駆動源の出力軸、13…攪拌羽、14…回転軸、18…商業電源、21…外弁、22…ポンプヘッド、23…、24…吸引孔、25…吐出孔、26…筒状内弁、27…、内弁の開口、28…通孔、29…シール、30…プランジャー、31…動力伝達手段、32…第1駆動源、33…動力変換機構、34…第2駆動源、51…添設用第1冷却板、52…電子冷却素子体、53…第2冷却板、54…冷却フィン、55…冷却ファン、56…ユニット用固着具、59…固定取付け板、59A…係合取付け板、70…装着部、71…係止鍔部。
【出願人】 【識別番号】503428817
【氏名又は名称】株式会社ベイシティサービス
【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区堀口5番1−301号
【出願日】 平成16年3月11日(2004.3.11)
【代理人】 【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康

【公開番号】 特開2005−253355(P2005−253355A)
【公開日】 平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願番号】 特願2004−68855(P2004−68855)