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【発明の名称】 野菜ジャムおよびその製造方法
【発明者】 【氏名】喜田 恵

【氏名】武田 和博

【要約】 【課題】本発明は、ゲル化剤であるペクチンあるいは果物をほとんど添加せず、野菜を主原料としてジャム化し,合成添加剤を添加しなくてもよい、天然素材を活かした、低カロリーの野菜ジャムを提供することを目的とする。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)と、甘味剤とからなる野菜ジャム。
【請求項2】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)と、甘味剤と、酸味剤とからなる野菜ジャム。
【請求項3】
トウガラシ属シシトウガラシがピーマンである請求項1または請求項2に記載の野菜ジャム。
【請求項4】
トウガラシ属シシトウガラシがアナスタシアブラックである請求項1から請求項3のいずれかに記載の野菜ジャム。
【請求項5】
ニガウリ属ツルレイシがニガウリである請求項1から請求項4のいずれかに記載の野菜ジャム。
【請求項6】
甘味剤がMS−17であり、原料100重量部に対してMS−17を100〜70重量部添加する請求項1から請求項5のいずれかに記載の低カロリーの野菜ジャム。
【請求項7】
酸味剤が柑橘類の天然果汁である請求項1から請求項6のいずれかに記載の野菜ジャム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかに記載の野菜ジャム100重量部に対してキノコ抽出物および/または茶葉抽出物を10%以下添加混練した健康食品としての野菜ジャム。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれかに記載の野菜ジャム100重量部に対して果物ジャムを50%以下添加混練したことからなる野菜ジャム。
【請求項10】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)をカッターミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%添加し、混合して、加温濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰めることを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
【請求項11】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)をカッターミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%添加し、混合して、加温濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰め、酸味剤を0.003〜0.007wt%添加することを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
【請求項12】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)を90〜100℃で5〜10minまたは100〜120℃の水蒸気で30S〜2min加熱前処理し、常温以下に冷却し、ミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%を添加し、混合して、加温濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰め、酸味剤を0.003〜0・007wt%、キノコ抽出物および/または茶葉抽出物を添加することを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
【請求項13】
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)100重量部に対して果物および/またはゲル化剤を0.5%以下添加する請求項10から請求項12いずれかに記載の野菜ジャムの製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜ジャムおよびその製造方法に関するものである。野菜本来の色を保ちつつ、野菜を主原料とするジャムを製造する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2002−186451号公報(特許文献1)に、「油脂又は増粘剤、又は合成ペクチンその他の粘性効果を持つ添加物並びに食品原材料を使用せずに、きくらげ、を含有させる事によって粘性を持たせた、ドレッシング、タレ、ソース、マヨネーズ、ジャム、果物・野菜のペースト、和洋中華料理の、とろみタレ、の製造方法。」という記載がある。
【0003】
特開2001−120198号公報(特許文献2)に「本発明のヨークジャムに含まれるペクチンは、通常のペクチンの他、LMペクチンを用いてもよい。ペクチンは、製品に対して乾物換算で0.1〜0.4%含ませることが望ましい。これは、後の試験例にも示すように、その配合量が0.1%未満であると製品がソース状となってジャム様の半固形状のものとならず、一方、0.4%を越えると製品が固くなり過ぎ伸展性がなくなってジャムにならないからである。粉状のペクチンを原料とする場合、これを清水に溶解させ、濃度5〜7%の水溶液にしたものを用いるとよい。」という記載がある。
【0004】
特開2002−84991号公報(特許文献3)に、「薬膳ニガウリジャム
(1)ニガウリを1/2に縦に割り、中の白い部分を取除く。
(2)該ニガウリ200gをゆがいて、ミキサーに掛けてペースト状にする。
(3)鍋にリンゴのペースト状1kg、砂糖500g、水300cc、ペクチン33gを混入してしばらく放置してなじませる。
(4)強火で沸騰するまで攪拌し、その後中火に落として30分煮詰める。
(5)ニガウリのペースト状を入れて、よく攪拌しながら10分煮詰める。
(6)火を止めてクエン酸7gを入れる。」という記載がある。
【0005】
特開平07−322835号公報(特許文献3)に、「薬膳ニガウリジャ厶を形成し、従来得られなかった美味しく、かつ健康に優れたジャ厶が得られた。」という記載がある。
【0006】
食品加工総覧 第7巻(非特許文献1)に、「果実類に比べてペクチン含有量が少ない野菜類は,ジャム化のために柑橘類果汁やりんご果汁などを混合するためミックスジャムとなり,原料を単品で使用することが困難である。」という記載がある。
【0007】
【特許文献1】特開2002−186451号公報
【特許文献2】特開2001−120198号公報
【特許文献3】特開2002−84991号
【特許文献4】公報特開平07−322835号公報
【特許文献5】特開2002−532108号公報
【特許文献6】特開平10−28556号公報
【非特許文献1】石川 寛子 他著 「食品加工総覧 第7巻」P761−799
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献2には、「ジャムとしての伸展性はあるものの、その色調が卵黄らしいものでなかったり、食味が卵黄とそれとは異なったものとなり、とてもヨークジャムと言えるものにはならない。」という欠点があった。
【0009】
特許文献3には、「蔗糖の配合を減らして糖度を50%程度とした前記の低糖度ジャム類は、従来から知られた糖度65〜70%程度のジャ厶類と遜色ない風味を有しているものの、100gあたりのエネルギー量は200kcal程度であり、カロリー制限をしている需要者が積極的に摂取できるほどのエネルギーダウンはなされていない。」などの問題があった。
【0010】
特許文献4には、「甘味料としてエリスリトールを5〜18%と蔗糖を0.5〜13%のみを含むジャム類は、十分な甘味が得られず、風味良好とすることができないので、本発明の低カロリージャム類は、さらに他の低カロリー甘味料を加配する必要がある。」などの問題があった。
【0011】
本発明は、ゲル化剤であるペクチンあるいは果物をほとんど添加せず、野菜を主原料としてジャム化し,合成添加剤を添加しなくてもよい、天然素材を活かした、低カロリーの野菜ジャムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本願発明者は、鋭意研究した結果、野菜ジャムを発明を完成し、上記課題を解決した。すなわち、
未完熟のトウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)を主原料として、高温加熱前処理し、加圧濃縮釜を用い100℃以上の温度でジャム化する。
本発明にいうジャムは、製品を冷水中に一滴投入し、5分間溶けないで、そのままのゲル状態を保持するものをいう。
本発明にいうトウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)は、ピーマンであり、アナスタシアブラック、アナスタシアレッド、アナスタシアグリーン、トマピー、パプリカ、シシトウ、トウガラシ、などが挙げられる。
本発明にいうニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)は、ビタミンを豊富に含有する緑黄色野菜であり、ニガウリ(レイシ)をいう。
【0013】
本発明にいう甘味剤は、砂糖、黒砂糖、蜂蜜、水飴、グラニュー糖、ステビア、蔗糖、麦芽糖、ブドウ糖、MS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)などの糖類であり、合成甘味剤などを添加したものも含まれる。
本発明にいう酸味剤は、食品用の天然有機酸または合成有機酸であり、柑橘類の天然果汁、黒酢、ぶどうの絞り汁、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、木酢などが挙げられる。
本発明にいう柑橘類は、ミカン科の果物の絞り汁であり、レモン果汁、ユズ果汁、カボス果汁、スダチ果汁、ナツミカン果汁、ネーブル果汁、タンカン果汁、サマーオレンジ果汁、シークワサー果汁、キンカン果汁、ダイダイ果汁、グレープフルーツ果汁、デコポン果汁などが挙げられる。
本発明にいう果物ジャムは、果物を通常の方法により製造したもの、市販品のジャムであり、リンゴジャム、イチゴジャム、イチジクジャム、ブルーベリージャム、キウイジャム、びわジャムなどをいう。
本発明にいうゲル化剤は、コロイド溶液が流動性を失いゼリーのように半固体化させるものであり、ペクチンをいう。
本発明にいうミキサーは、カッターミキサー、チョッパー、サイレントカッター、フードプロセッサーなどの一般的に食品に使用される細砕機を用いる。原料をペースト状寸前になるまで細刻するための機器である。
【0014】
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L.var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)と、甘味剤とからなるのもである。
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L.var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)と、甘味剤と、酸味剤とからなるものである。
本発明の野菜ジャムには、トウガラシ属シシトウガラシがピーマンである、トウガラシ属シシトウガラシがアナスタシアブラックである、ニガウリ属ツルレイシがニガウリであるものも含まれるものである。
本発明の野菜ジャムは、甘味剤がMS−17であり、原料100重量部に対してMS−1を100〜70重量部添加する低カロリーの野菜ジャムである。
【0015】
本発明の野菜ジャムは、酸味剤が柑橘類の天然果汁である請求項1から請求項6のいずれかに記載の野菜ジャム。
本発明の野菜ジャムは、請求項1から請求項7のいずれかに記載の野菜ジャム100重量部に対してキノコ抽出物および/または茶葉抽出物を10%以下添加混練したなる健康食品としての野菜ジャム。
本発明の野菜ジャムは、請求項1から請求項8のいずれかに記載の野菜ジャム100g重量部に対して果物ジャムを50%以下添加混練したことからなる野菜ジャム。
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)をカッターミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%添加し、混合して、加温濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰めることを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
【0016】
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L.var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)をカッターミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%添加し、混合して、加温濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰め、酸味剤を1〜8×10−2wt%添加することを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuumL. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)を90〜100℃で5〜10minまたは100〜120℃の水蒸気で30S〜2min加熱前処理し、常温以下に冷却し、ミキサーで細刻し、甘味剤を35〜90wt%好ましくは40〜50wt%を添加し、混合して、加圧濃縮釜に投入し、105〜150℃好ましくは110〜130℃で煮詰め、酸味剤を1〜8×10−2wt%、キノコ抽出物および/または茶葉抽出物を添加することを主な工程とする野菜ジャムの製造方法。
本発明の野菜ジャムは、トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L.var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)100重量部に対して果物および/またはゲル化剤を0.5%以下添加する請求項10から請求項12いずれかに記載の野菜ジャムの製造方法。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように本発明により、ゲル化剤であるペクチンあるいは果物をほとんど添加せず、野菜を主原料としてジャム化し,合成添加剤を添加しなくてもよい、天然素材を活かした、低カロリーの野菜ジャムを提供することができる。
トウガラシ属シシトウガラシ(Capsicum annuum L. var.angulosum Mill.)および/またはニガウリ属ツルレイシ(Momordica charantia L.)を原料として,ゲル化剤を添加せず、また合成添加剤を添加することなく、天然素材を活かした野菜ジャムを提供できる。
これらの野菜ジャムが野菜の風味を生かした健康食品として、カロチン、ビタミン等の機能成分をより多く効率よく摂取でき、よりよい健康食品が期待できる。それを健康を気にする現代人の幅の広い年齢層の消費者に提供できる。
さらに,正規品のみならず摘果や規格外品として廃棄される野菜類の有効活用が可能である。本発明によって野菜生産者及び食品加工者に利益が生まれることが期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
摘果した、未完熟のアナスタシアブラック4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,アナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めてた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りアナスタシアブラックジャムを得た。
【0019】
摘果した、未完熟のアナスタシアブラック4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(95℃)に入れて,6分程度湯がく。アナスタシアブラックに火が通ったら色鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたアナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めてた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りアナスタシアブラックジャムを得た。
【0020】
アナスタシアブラックを半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れた。柑橘系のフルーティーな仕上がりとなった。
【0021】
アナスタシアブラックを半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除く。その後,果肉に付着している土砂を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸謄した熱湯(90℃)に入れて,5〜6分程度湯がく。アナスタシアブラックに火が通ったら色を鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたアナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二重釜に移し熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で原料14kgに対し約30分処理した(全体の量によっても異なる。)。煮詰まったら原料の8wt%のレモン果汁を投入し、撹拌した。
スプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。アナスタシアブラツクの美しい紫色を忠実に引き出したジャムを得た。柑橘系のフルーティーな仕上がりとなった。
【0022】
摘果した、未完熟のニガウリ2Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(95℃)に入れて,6分程度湯がく。ニガウリに火が通ったら色を鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたニガウリをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を1.5Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように3回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めてた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は130℃で約7分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りニガウリジャムを得た。
【0023】
摘果した、未完熟のニガウリ4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。ニガウリをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りニガウリジャムを得た。
【0024】
ツルレイシ(ニガウリ)を半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂や農薬を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れる。酸を加えることで煮て色冷めたレイシ(ニガウリ)も鮮やかな色を取り戻した。
レイシ(ニガウリ)には独特の苦みや青臭さがあり,ジャムにした味の想像が付けがたいが口に入れた瞬間柑橘系のフルーティな口当たりの後に程良い苦みが残り健康を気にする幅広い年齢層にうけるジャムになった。これらの野菜ジャムは原料単品だけで味もおいしくまた,目でもおいしいものとなった。
【0025】
ツルレイシ(ニガウリ)を半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(100℃)に入れて,5〜8分程度湯がいた。レイシ(ニガウリ)に火が通ったら準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたレイシ(ニガウリ)をカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れる。酸を加えることで煮て色冷めたレイシ(ニガウリ)も鮮やかな色を取り戻した。
レイシ(ニガウリ)には独特の苦みや青臭さがあり,ジャムにした味の想像が付けがたいが口に入れた瞬間柑橘系のフルーティな口当たりの後に程良い苦みが残り健康を気にする幅広い年齢層にうけるジャムになった。これらの野菜ジャムは原料単品だけで味もおいしくまた,目でもおいしいものとなった。
【実施例1】
【0026】
摘果した、未完熟のアナスタシアブラック4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,アナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りアナスタシアブラックジャムを得た。
〔比較例1〕
【0027】
完熟のアナスタシアブラックを用いた以外は、実施例1と同様な操作をした。煮詰まらず、水中に滴下すると、溶解した。ジャムはできなかった。
【実施例2】
【0028】
摘果した、未完熟のニガウリ2Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(96℃)に入れて,6分程度湯がく。ニガウリに火が通ったら色を鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたニガウリをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を1.5Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように3回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は130℃で約7分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りニガウリジャムを得た。
〔比較例2〕
【0029】
完熟のニガウリを用いた以外は、実施例1と同様な操作をした。煮詰まらず、水中に滴下すると、溶解した。ジャムはできなかった。
【実施例3】
【0030】
摘果した、未完熟のアナスタシアブラック4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(95℃)に入れて,6分程度湯がく。アナスタシアブラックに火が通ったら色鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたアナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。アナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めてた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りアナスタシアブラックジャムを得た。
【実施例4】
【0031】
摘果した、未完熟のニガウリ4Kgを流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。ニガウリをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,MS−17を2Kg計量し、二重釜に投入した。味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で約20分処理した。
煮詰ったものをスプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。種入りニガウリジャムを得た。
【実施例5】
【0032】
アナスタシアブラックを半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れた。そのことによりフルーティなジャムとなった。
【実施例6】
【0033】
ツルレイシ(ニガウリ)を半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂や農薬を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,カッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れる。酸を加えることで煮て色冷めたレイシ(ニガウリ)も鮮やかな色を取り戻した。
レイシ(ニガウリ)には独特の苦みや青臭さがあり,ジャムにした味の想像が付けがたいが口に入れた瞬間柑橘系のフルーティな口当たりの後に程良い苦みが残り健康を気にする幅広い年齢層にうけるジャムになった。これらの野菜ジャムは原料単品だけで味もおいしくまた,目でもおいしいものとなった。
【実施例7】
【0034】
アナスタシアブラックを半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除く。その後,果肉に付着している土砂や農薬を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後,沸騰した熱湯(90℃)に入れて,5〜6分程度湯がく。アナスタシアブラックに火が通ったら色を鮮やかにするために前もって準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたアナスタシアブラックをカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。
その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二重釜に移し熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。
投入後は攪拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで撹拌しながら煮詰めた。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は120℃で原料14kgに対し約30分処理した(全体の量によっても異なる。)。煮詰まったら原料の8wt%のレモン果汁を投入し、撹拌した。
スプーンにとり、その一滴を冷水中に落とした。1分間経過しても溶けることなく、そのまま底に留まった。アナスタシアブラックの美しい紫色を忠実に引き出したジャムを得た。柑橘系のフルーティーな仕上がりとなった。
【実施例8】
【0035】
ツルレイシ(ニガウリ)を半分に切り種とヘタの廃棄部分を取り除いた。その後,果肉に付着している土砂を流水で丁寧に洗浄した。洗浄した後、沸騰した熱湯(100℃)に入れて,5〜8分程度湯がいた。レイシ(ニガウリ)に火が通ったら準備してある冷水に網ですくい入れた。冷めたレイシ(ニガウリ)をカッターミキサーに入れペースト寸前になるまで細刻した。その後,原料の重量を計量し高温短時間処理を行うため二量釜に移した。高温短時間で処理していくことにより,ジャム化しやすくなった。温度は110℃で原料14kgに対し30分程度(全体の量によっても異なる。)熱を加えながら,原料の半分の量(50%)のMS−17(マルチトール含有砂糖調整品,成分重量% マルチトール・・・17.0%・砂糖・・・83.0%)を味が馴染みやすいように,糖が原料に浸透しやすいように2回に分けて投入した。投入後は撹拌をしながら丁寧にアクをすくい取った。ジャム化するまで攪拌しながら煮詰めた。
煮詰まったら最後に原料の0・003〜0.007wt%のレモン果汁を入れる。酸を加えることで煮て色冷めたレイシ(ニガウリ)も鮮やかな色を取り戻した。
レイシ(ニガウリ)には独特の苦みや青臭さがあり,ジャ厶にした味の想像が付けがたいが口に入れた瞬間柑橘系のフルーティな口当たりの後に程良い苦みが残り健康を気にする幅広い年齢層にうけるジャムになった。これらの野菜ジャムは原料単品だけで味もおいしくまた,目でもおいしいものとなった。
【出願人】 【識別番号】503448332
【氏名又は名称】諸木 逸郎
【出願日】 平成15年10月31日(2003.10.31)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−130843(P2005−130843A)
【公開日】 平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願番号】 特願2003−408169(P2003−408169)