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【発明の名称】 馬乳を含む健康補助食品
【発明者】 【氏名】伊藤 恵子

【要約】 【課題】茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有して、これらの成分の免疫力向上作用、抗癌性、抗菌・抗細菌・抗ウイルス作用、活性酸素除去作用、抗炎症作用等の生理活性作用が向上した健康補助食品を提供する。

【解決手段】茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種に馬乳の脱脂粉乳を組み合わせて含有させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種および馬乳の脱脂粉乳を含むことを特徴とする、健康補助食品。
【請求項2】
脱脂粉乳が噴霧乾燥によって製造されている、請求項1記載の健康補助食品。
【請求項3】
茸がアガリクス茸である、請求項1または2に記載された健康補助食品。
【請求項4】
粉末状、顆粒状、液状、ペ−スト状であるか、または錠剤化またはカプセル化された、請求項1ないし3のいずれかに記載された健康補助食品。
【請求項5】
風味料および甘味料のうちの少なくとも1種が添加されている、請求項1ないし4のいずれかに記載された健康補助食品。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は馬乳を含む健康補助食品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年に至るまで生産地またはその周辺で生のままでしか利用されてこなかった馬乳は、近頃では乾燥させた脱脂粉乳の形でも利用されるようになってきた。
【0003】
この馬乳は、有用な栄養成分ばかりでなく、免疫力増強作用、抗癌性、抗菌・抗細菌・抗ウイルス性、活性酸素除去作用、抗炎症作用等の生理作用を発揮する機能性成分も含むところから、最近ではその乾燥製品を栄養補助食品または健康補助食品として利用することが注目されている。
【0004】
一方、免疫増強作用が強いβ−D−グルカンを多く含むアガリクス茸、ヤマブシタケ、メシマコブ、霊芝、カバノアナタケまたはマイタケのような茸およびその抽出物は、免疫力を高めて癌等の疾患に対して有効であり、また、血糖効果作用、血圧安定化作用および動脈硬化防止作用等の作用を具えていることが科学的に明らかになったことから、このアガリクス茸等の茸は、癌をはじめ、その他の免疫力低下に起因する様々な病気またはその他の病気の治療または予防のための機能性食品または健康補助食品として最近盛んに利用されるようになってきた。
【0005】
また、ケルセチンおよび種々のカテキン等のフラボノイド、カフェイン酸フェネチルエステルおよびBMR様物質のような自然の生理活性物質以外に様々な特異成分を含むプロポリスは天然の抗生物質とも言われていて、免疫力強化作用、抗腫瘍作用、活性酸素除去作用、抗菌・抗細菌・抗ウイルス作用、抗炎症作用、血糖降下作用および美肌作用等の様々な作用を発揮するので、健康補助食品または化粧品の形で多方面に利用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記のような茸やプロポリスおよび馬乳でも、上述の様々な生理作用が必ずしも十分に発揮されず、満足な結果が得られない場合が多かった。
本発明は、馬乳および茸やプロポリスの上記作用を一層向上させることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、このような課題を解決すべく種々研究を重ねた結果、アガリクス茸のような茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種に馬乳の脱脂粉乳を組み合わせて含む食品では、これら各成分が互いに相乗作用を発揮して、馬乳、茸およびプロポリスによる上記の有用な生理活性作用が一段と向上することを見い出した。
【0008】
本発明は、このような知見に基づいて発明されたものであって、
茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種および馬乳の脱脂粉乳を含むことを特徴とする健康補助食品に関するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、馬乳、茸およびプロポリスのそれぞれに本来具わっている免疫力向上作用、抗菌・抗細菌・抗ウイルス性、活性酸素除去作用、抗癌性、抗炎症性、血糖降下作用、血圧安定作用、肝機能強化作用、細胞の新陳代謝促進作用、腸機能活性作用、体内で悪影響を及ぼす酵素抑制作用、血管強化作用、鎮痛作用および美肌作用等の生理活性作用が、これらのいずれか1種または茸とプロポリスとの組み合わせよりも一層向上した健康補助食品、したがってこれらの生理活性作用が有効となって癒される様々な病気または体調不良、体力喪失もしくは火傷等の後遺症のような障害を改善するのに有効な健康補助食品が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の健康補助食品において馬乳は脱脂粉乳の形で用いられる。
この馬乳の脱脂粉乳は、例えば、図1のブロック図で示されるような工程を経て製造される。
【0011】
濾過された馬乳は、Bの現地試験により風味、味、外観および密度について試験を受けた後、Cの輸送によりトラックで工場まで運ばれる。工場に運ばれた馬乳は、Dの実験室試験により密度と酸の試験および細菌学的な試験を受け、そして脂質の含有量が測定される。
【0012】
実験室試験が済んだ馬乳は、Eの加熱工程においてステンレス鋼製の容器の中で35〜40℃まで加熱された後、常温まで冷却されてから、Fの濾過工程で篩を通して濾過されることによって、羊の毛、藁および埃等のゴミが除去される。
【0013】
濾過された馬乳は、Gの分離工程においてセパレ−タにより脂質が除去(スキミング)された後、Hにおいて、15秒間72℃に加熱されてから直ちに冷却される低温殺菌処理を受ける。
【0014】
脱脂されて低温殺菌処理を受けた馬乳は、乾燥に先立ちIの濃縮工程において、真空蒸発器により、減圧下に通常、入口温度50〜60℃、出口温度42〜45℃で、それの水分含有量が元の含有量の50〜60%程度になるまで濃縮される。濃縮された馬乳は、Jの濾過工程で更に篩により濾過されることによって、未だ残留している羊の毛、藁および埃等が除かれる。
【0015】
濃縮された後、濾過された馬乳は、Kの噴霧乾燥工程において噴霧乾燥器の乾燥塔の中の180〜200℃に加熱されている熱風の中に細かな小滴の形で噴霧されて、その出口では高々90〜100℃の温度となり、その結果、一般に約3重量%の水分を含む微粒子からなる乾燥粉末に変化する。
【0016】
馬乳の脱脂粉乳の製造方法として以上に示した方法では、濃縮された馬乳は噴霧乾燥によって乾燥させているが、ここでの乾燥は噴霧乾燥法以外の適当な乾燥法、例えば、凍結乾燥法で遂行してもよい。
【0017】
このようにして製造された馬乳の脱脂粉乳における必須アミノ酸の合計値は母乳に類似し、特にラクトアルブミンと免疫グロブリンについては、馬乳の方が牛乳よりも多く含んでおり、また、馬乳には、ラクトフェリン、免疫グロブリン、A.G.M.リゾチ−ムのような免疫防衛因子およびアミラ−ゼ、ペルオキシダ−ゼ、フォスファタ−ゼおよびリパ−ゼのような酵素が他の家畜の乳よりも多く含まれている。
【0018】
更に、馬乳は牛乳に比べて乳糖、カリウム,ビタミンCおよび不飽和脂肪酸の含有量が多く、また、特に肝臓、腎臓および肺臓のような臓器の機能を増強する作用を発揮する上に、放射線照射による悪影響や薬物の好ましくない副作用を軽減する作用を具え、しかも前記の茸やプロポリスと特異的に相性の良い相乗効果を発揮して、前述のような有利な生理活性効果を高めるという特別な性質を具えている。
【0019】
馬乳はまた、リンパ球活性化因子(IL−1)、IL−1Ra、B細胞刺激因子(IL−6)、インタ−フェロンγ誘導因子(IL−18)、TNA−αハクタ−およびラクトフェリンのような免疫防衛因子を含むために、前述のような作用、すなわち、抗菌・抗細菌・抗ウイルス作用、腫瘍細胞増殖抑制作用、抗腫瘍活性作用、抗微生物活性作用、抗炎症作用、組織修復作用、リンパ球を含む免疫系刺激作用、発熱、睡眠、痛みなどを調整する作用、抗酸化作用、免疫調整作用、細胞増殖調整作用、腸内菌叢改善作用、ビフィズス菌増殖作用、鉄吸収調節作用および活性酸素除去作用等の優れた生理作用を発揮する。
【0020】
本発明で使用される茸としては、抗癌作用性、抗菌・抗細菌・抗ウイルス作用、活性酸素除去作用、免疫増強作用、血糖降下作用、血圧安定化作用および肝機能増強作用などの生理作用を発揮する成分として従来健康補助食品等に利用されているあらゆる茸を使用することができる。このような茸のうち、特にアガリクス茸(Agaricus blazei Murrill)、ヤマブシタケ、メシマコブ、カバノアナタケ(Inonotus obliquus)、霊芝およびマイタケ等の茸が好ましく使用される。
【0021】
本発明の健康補助食品においては、これらの茸は一般に、乾燥粉末のような乾燥した状態、または水もしくはエタノ−ルのような溶剤で抽出処理を受けた抽出物の状態で使用される。この抽出物は液状であってもよいが、また、この液状のものを、例えば、噴霧乾燥または凍結乾燥等の乾燥によって得られた粉状または粒状の固形物であってもよい。
【0022】
本発明で使用されるプロポリスは、天然産の樹脂状プロポリスを、例えば、エタノ−ルまたは水、またはこの両者で抽出処理して得られた抽出物の状態で用いてもよいし、あるいは、この液状の抽出物を、例えば、噴霧乾燥等の乾燥によって得られた粉状または粒状の固形物として用いてもよい。
【0023】
本発明の健康補助食品において、上記の茸、茸抽出物およびプロポリス抽出物から選ばれる少なくとも1種と馬乳とを組み合わせることによってこれらの成分が望ましい相乗効果を発揮するためには、茸と馬乳の脱脂粉乳とを組み合わせる場合には、これらの全重量に基づいて、例えば、茸30〜80重量%と馬乳の脱脂粉乳20〜70重量%とが組み合わされ、また、プロポリス抽出物と馬乳の脱脂粉乳とを組み合わせる場合には、これらの全重量に基づいて、例えば、プロポリスに由来する成分を25重量%含有するプロポリス抽出物を使用する場合には、一般にプロポリス抽出物20〜70重量%と馬乳の脱脂粉乳30〜80重量%とが組み合わされ、そして、茸とプロポリス抽出物と馬乳の脱脂粉乳とを組み合わせる場合には、これらの全重量に基づいて一般に、茸30〜80重量%とプロポリス抽出物20〜70重量%と馬乳の脱脂粉乳30〜80重量%とが組み合わされ、そして上記の茸の代わりに、例えば、茸に由来する成分を、例えば、10重量%含有する茸抽出物が使用される場合には、一般に前記の茸の重量割合に相当する茸抽出物が用いられる。
【0024】
本発明の製品には、馬乳という、これに馴染みのない消費者にとっては敬遠され勝ちなイメ−ジを軽減させ、あるいは馬乳、茸またはプロポリスに由来する比較的強いか、または好ましくない臭い、味または食感を改善して、この製品を摂取し易くするために、例えば風味料または甘味料のうちの少なくとも1種をこれに添加してもよい。
【0025】
風味料としては、例えば、ミカン、レモン、リンゴまたはパイナップルのような果物に由来するエッセンスやバニラ、カカオまたはコ−ヒ−のような風味料が挙げられ、そして甘味料としては、例えば、蔗糖、ぶどう糖、果糖または乳糖等が挙げられる。
【0026】
本発明の製品にはまた、上記のような風味料や甘味料の他に、場合により、澱粉のような増量剤、デキストリンまたはゼラチンのような増粘剤、またはアミノ酸、ビタミンもしくはミネラル等の栄養素または生理活性成分を加えてもよい。
【0027】
本発明の健康補助食品は一般にどのような状態であってもよく、例えば、粉末状、顆粒状、液状(流動状)、ペ−スト状またはゼリ−状に仕上げられる。
【0028】
本発明の健康食品が粉末状として提供される場合には、例えば、茸の乾燥粉末、茸抽出物の乾燥粉末、プロポリス抽出物の乾燥粉末のうちの少なくとも1種とおよび馬乳の脱脂粉乳、および、場合により必要な任意の風味料または甘味料のような添加成分を適当な混合装置で混合することによって製造される。
【0029】
この粉末状の食品はまた、上記成分のうちの固形状もの、例えば、馬乳の脱脂粉乳、茸の乾燥粉末、茸抽出物の乾燥粉末、プロポリス抽出物の乾燥粉末および固形状の風味料または甘味料のような任意の添加成分のうちの少なくともいずれか1種に、上記成分のうちの液状もの、例えば、液状の茸抽出物またはプロポリス抽出物をしみ込ませた後、これを乾燥することによって製造してもよい。
【0030】
本発明の健康食品が顆粒状として提供される場合には、例えば、上記のようにして製造された粉末状の生成物を適当な造粒機で粒状化してもよいし、上記の粉末、すなわち、例えば、馬乳の脱脂粉乳、茸の乾燥粉末、茸抽出物の乾燥粉末、プロポリス抽出物の乾燥粉末および粉末状の風味料または甘味料のような任意の添加成分を同様に適当な大きさにそれぞれ粒状化した後、得られた顆粒を互いに混合することによって製造してもよい。
【0031】
馬乳の脱脂粉乳、茸の乾燥粉末、茸抽出物の乾燥粉末、プロポリス抽出物の乾燥粉末および、場合により、粉末状の風味料または甘味料のような任意の添加成分のうちの少なくとも2種から、あるいはこれらの原料成分から製造された上記の粉末状の生成物から、本発明による顆粒状の製品は、例えば、次のようにして製造される。
【0032】
先ず、茸の乾燥粉末、茸抽出物の乾燥粉末およびプロポリス抽出物の乾燥粉末のうちの少なくとも1種と馬乳の脱脂粉乳、および場合により、風味料または甘味料のような任意の添加成分をそのまま、またはこれらの原料成分に対して賦形剤、結合剤、崩壊剤またはその他の適当な添加剤を加えて均一に練り合わせるが、この練り合わせには、市販の適宜の混練装置が使用される。
【0033】
賦形剤としては、例えば、澱粉、乳糖、蔗糖またはぶどう糖が使用され、この澱粉としてはコ−ンスタ−チ、馬鈴薯澱粉または甘薯澱粉等が使用される。
【0034】
結合剤としては、例えば、ゼラチン、水、アラビアゴム、トラガントゴムまたはアルコ−ルが使用される。
【0035】
崩壊剤としては、例えば澱粉が使用され、また、この顆粒状の製品が後述の錠剤を製造するための原料となる場合には、必要に応じて、タルク、ロウ、ステアリン酸またはステアリン酸マグネシウムのような滑沢剤も混合される。
【0036】
馬乳の脱脂粉乳を含む上記の原料成分を上位機のような添加剤と組み合わせると、これらは互いに固まり合って、一般にボロボロした粘土状のものとなり、そしてこの粘土状の混練物を、例えば、ステンレス鋼製の金網またはその他の材料で造られた網で裏漉しすると、この混練物は網目を通過することによって、この網目の大きさに応じた大きさの粒度をもった粒状に成形される。
【0037】
次いで、このようにして製造された顆粒状の成形体に乾燥処理が施されて、一般に3〜7%程度の水分を含む本発明の製品となるが、この乾燥には、原料成分の品質が損なわなければ、一般にどのような方法を用いてもよく、例えば、自然換気乾燥、熱風乾燥または流動層乾燥のような乾燥法が採用される。
【0038】
本発明によるカプセル化された製品は、前記の粉末状生成物または顆粒状生成物をカプセルに封入することによって製造されるが、このカプセル化製品は、硬カプセル剤としても、また軟カプセル剤の形としてもよく、とするのが好ましく、これらのカプセル剤は、周知の一般のカプセル剤の場合と同様にして、澱粉、ゼラチンまたは蜜蝋のような周知のカプセル材料の中に、前記の粉末状生成物、顆粒状生成物または後述のペ−スト状生成物を充填して、これらをその中に封じ込めることによって製造される。
【0039】
本発明による錠剤化された製品は、例えば、前述のようにして製造された顆粒状生成物を圧縮成形することによって製造され、この圧縮成形には、例えば、ロ−タリ−型の打錠機が好ましく使用される。
【0040】
本発明の健康食品が液状またはペ−スト状として提供される場合には、例えば、前記のような茸抽出物またはプロポリス抽出物またはこの両者に馬乳の脱脂粉乳を乳状または懸濁状に混合させる。この場合、必要に応じて適宜の乳化剤または懸濁剤、例えば蔗糖脂肪酸エステルが使用される。
【0041】
本発明の健康食品はまた、飲み易くするために、例えば、上述の粉末状、液状またはペ−スト状の混合物をゼラチンまたは澱粉質の硬カプセルに充填させたカプセルの形にしてもよい。
【0042】
以上に挙げた本発明の製品には、馬乳という、これに馴染みのない消費者にとっては敬遠されがちなイメ−ジを軽減させ、あるいは馬乳、茸またはプロポリスに由来する強い臭い、味または食感等を改善して、これを摂取し易くするために、場合により、前に触れたような風味料および甘味料のうちの少なくとも1種を添加してもよい。
【0043】
風味料としては、例えば、ミカン、レモン、リンゴまたはパイナップルのような果物に由来するエッセンスやバニラ、カカオまたはコ−ヒ−のような風味料が挙げられ、そして甘味料としては、例えば、蔗糖、ぶどう糖または果糖が挙げられる。
【発明の効果】
【0044】
本発明によれば、免疫力向上作用、抗菌・抗ウイルス作用、活性酸素除去作用、抗炎症作用または抗癌作用等の様々な生理作用を顕著に発揮する健康補助食品が提供される。
【0045】
以下の実施例においては、馬乳から前述のように製造されて、約3重量%の水分を含む馬乳の脱脂粉乳が使用された。
【実施例1】
【0046】
アガリクス茸の乾燥物を粉砕して200メッシュにした粉末200gを馬乳の脱脂粉乳100gと混ぜ合わせて、粉末状の本発明品1を製造した。
【実施例2】
【0047】
アガリクス茸の水抽出物100mlを馬乳の脱脂粉乳80gと混ぜ合わせて、ペ−スト状の本発明品2を製造した。
【実施例3】
【0048】
上記のペ−スト状の生成物を40℃の温風に曝しながら乾燥してケ−キ状の乾燥物とした後、この乾燥物を粉砕し、そして篩で篩分けることによって、200メッシュの粉末状の本発明品3を製造した。
【実施例4】
【0049】
実施例2で用いたアガリクス茸の水抽出物180mlの中に市販の乳化剤を用いて馬乳の脱脂粉乳100gを乳化させることによって、液状の本発明品4を製造した。
【実施例5】
【0050】
ブラジル産プロポリスのアルコ−ル抽出物120mlの中に市販の懸濁剤を用いて馬乳の脱脂粉乳80gを懸濁させることによって、液状の本発明品5を製造した。
【実施例6】
【0051】
実施例5で用いたプロポリスのアルコ−ル抽出物60mlを馬乳の脱脂粉乳80gと混ぜ合わせて、ペ−スト状の本発明品6を製造した。
【実施例7】
【0052】
実施例5で得られたペ−スト状の生成物を室温で自然乾燥してケ−キ状の乾燥物とした後、この乾燥物を粉砕し、そして篩で篩分けることによって、40メッシュの顆粒状の本発明品7を製造した。
【実施例8】
【0053】
実施例1で得られた粉末状の生成物100gに実施例5で用いたプロポリスのアルコ−ル抽出物80mlを混ぜ合わせて、ペ−スト状の本発明品8を製造した。
【実施例9】
【0054】
実施例8で得られたペ−スト状の生成物を室温で自然乾燥してケ−キ状の乾燥物とした後、この乾燥物を粉砕し、そして篩で篩分けることによって、20メッシュの顆粒状の本発明品9を製造した。
【実施例10】
【0055】
実施例2で用いたアガリクス茸の水抽出物90mlと実施例5で用いたプロポリスのアルコ−ル抽出物60mlとの混合物に馬乳の脱脂粉乳150gを混合して、ペ−スト状の本発明品106を製造した。
【実施例11】
【0056】
実施例5で得られたペ−スト状の生成物を噴霧乾燥することによって200メッシュの粉末状の本発明品11を製造した。
【実施例12】
【0057】
実施例6で得られたペ−スト状の生成物を噴霧乾燥することによって200メッシュの粉末状の本発明品12を製造した。
【実施例13】
【0058】
実施例10で得られたペ−スト状の生成物を噴霧乾燥することによって200メッシュの粉末状の本発明品13を製造した。
【実施例14】
【0059】
実施例5で得られたペ−スト状の生成物を硬カプセルに充填して、カプセル化した本発明品14を製造した。
【実施例15】
【0060】
実施例10で得られたペ−スト状の生成物を硬カプセルに充填して、カプセル化した本発明品15を製造した。
【実施例16】
【0061】
大腸癌に罹って、この癌とリンパにまで及ぶ部分を摘出した79才の女性がプロポリスの飲用の3年後に癌が肺に転移して肺炎を起こしたが、前記本発明品6を、馬乳の脱脂粉乳について毎日5gずつ摂取し始めると、肺炎は一週間で治まって、肺に6cm大の腫瘍が確認される。その後、抗癌剤の投与が始まり、それと同時に本発明品10も合わせて、これを馬乳の脱脂粉乳について毎日5gずつ摂取すると、前記の腫瘍はみるみるうちに小さくなって、3か月後には1cmの大きさになった。
【実施例17】
【0062】
プロポリスは以前から飲用していたが、初期の肺癌と診断された60才の男性がこのプロポリスに加えて馬乳の脱脂粉乳を一日当たり15gずつ摂取し始めると、2週間の検査では癌細胞が消えていることが分かった。この時、患者の痰の中にも癌ウイルスは検出されなかった。
【実施例18】
【0063】
膠原病(多発性筋炎)に罹った56才の男性が、これの発病後、馬乳の脱脂粉乳を一日当たり10gずつとプロポリスを摂取し始め、この摂取を続けながら、二、三日後の入院からも多量の薬(一日当たり52g)を服用し始めたが、2か月後にはこの薬の量は10分の1に減らすことができ、退院時には多量の薬を服用していたのにも拘かわらず、内蔵にはこの薬による影響は殆ど見られなかった。
【産業上の利用可能性】
【0064】
本発明による健康補助食品は、上に述べたような様々な疾患や障害に冒された患者の体力を維持または回復させながら自然治癒力を高めて、これらの疾患や障害を効果的に癒すことができるので、このような患者の健康を回復させるか、または上記のような障害を克服するための補助食品として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】 馬乳の脱脂粉乳を製造するための工程の一例を示すブロック図である。
【出願人】 【識別番号】503237666
【氏名又は名称】伊藤 恵子
【出願日】 平成15年10月29日(2003.10.29)
【代理人】 【識別番号】100091030
【弁理士】
【氏名又は名称】冨安 恒文

【公開番号】 特開2005−130836(P2005−130836A)
【公開日】 平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願番号】 特願2003−403772(P2003−403772)