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【発明の名称】 汁粥状八穀飯材料、汁粥状八穀飯およびそれを製造する方法
【発明者】 【氏名】佐々木 政夫

【要約】 【課題】健康増進に寄与する汁粥状八穀飯材料、汁粥状八穀飯およびその汁粥状八穀飯の製造方法を提供する。

【解決手段】玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟から構成され、且つ、各成分が有機栽培無農薬法により得られたものである汁粥状八穀飯材料を水に浸してねかせる工程、前記ねかせた材料とつぶした黒胡麻を炊飯器に入れて、炊き上げる工程、炊き上がった材料を蒸らす工程、蒸らした材料をお握りにする工程、前記お握りを冷凍室にて保存する工程、前記冷凍保存されたお握りに水または湯を加えて、粥状にする工程、前記粥状の材料をとろ火で煮込む工程、および、火を止める直前に自然塩を添加してとろみ状にする工程を経て汁粥状八穀飯を製造する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟および黒胡麻から構成され、かつ、これらの成分がすべて有機栽培無農薬法により得られたものであることを特徴とする汁粥状八穀飯材料。
【請求項2】
前記汁粥状八穀飯材料の総容積が360mlまたは720mlである請求項1に記載の汁粥状八穀飯材料。
【請求項3】
前記汁粥状八穀飯材料の総容積を720mlとするとき、その内訳として、前記玄米はa=45〜55%、前記押麦はb=4〜12%、前記小豆はc=4〜12%、前記ハトムギはd=4〜12%、前記大豆はe=4〜12%、前記そば米はf=4〜12%、前記粟はg=4〜12%、前記黒胡麻h=1〜3%であり、
a+b+c+d+e+f+g+h=100%
が成立する請求項2に記載の汁粥状八穀飯材料。
【請求項4】
前記汁粥状八穀飯材料の総容積を360mlとするとき、その内訳として、前記玄米はa=45〜55%、前記押麦はb=4〜12%、前記小豆はc=4〜12%、前記ハトムギはd=4〜12%、前記大豆はe=4〜12%、前記そば米はf=4〜12%、前記粟はg=4〜12%、前記黒胡麻h=1〜3%であり、
a+b+c+d+e+f+g+h=100%
が成立する請求項2に記載の汁粥状八穀飯材料。
【請求項5】
前記玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米および粟が第一成分を構成し、前記黒胡麻が第二成分を構成し、さらに前記第一成分がすべて同一の袋に封入され、かつ、前記第二成分が前記袋とは異なる袋に封入される請求項1に記載の汁粥状八穀飯材料。
【請求項6】
請求項5の第一成分がすべて同一の袋に封入されてなることを特徴とする汁粥状八穀飯材料用包装袋。
【請求項7】
請求項6の第一成分のうち、初めに前記大豆と小豆が前記袋に装入され、次に前記押麦、玄米、ハトムギ、そば米が前記袋に装入され、次に前記粟が前記袋に装入され、最後に前記袋が密封されることを特徴とする汁粥状八穀飯材料用包装袋の製造方法。
【請求項8】
請求項1の汁粥状八穀飯材料から構成されることを特徴とする汁粥状八穀飯。
【請求項9】
自然塩を添加してなる請求項8に記載の汁粥状八穀飯。
【請求項10】
玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米および粟から構成される汁粥状八穀飯材料の第一成分を所定の時間かけて水に浸してねかせる工程、
前記ねかせた材料と汁粥状八穀飯材料の第二成分としてのつぶした黒胡麻を炊飯器に入れて、炊き上げる工程、
炊き上がった材料を蒸らす工程、
蒸らした材料をお握りにする工程、
前記お握りを冷凍室にて保存する工程、
前記冷凍保存されたお握りに水または湯を加えて、粥状にする工程、
前記粥状の材料をとろ火で煮込む工程および、
火を止める直前に煮込んだ前記粥状の材料に自然塩を添加してとろみ状にする工程
からなることを特徴とする汁粥状八穀飯の製造方法。
【請求項11】
前記水に浸してねかせる所定の時間が少なくとも6時間である請求項10に記載の製造方法。
【請求項12】
前記ねかせた材料を新鮮な水ですすいだ後、炊き上げる請求項10に記載の製造方法。
【請求項13】
炊き上げる際の水の分量が必要量の1.1〜1.5倍である請求項10に記載の製造方法。
【請求項14】
炊き上げる前の前記汁粥状八穀飯材料60〜80mlにつき1個のお握りが得られる請求項10に記載の製造方法。
【請求項15】
前記自然塩が日本産の自然塩である請求項10に記載の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、汁粥状八穀飯材料、汁粥状八穀飯およびそれを製造する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、健康増進のために自然食品の開発が盛んに行われている。この自然食品の一つとして、いくつかの雑穀を混ぜて自然食品をつくることが推奨されている。八種類の穀物を混合して八穀飯を提供することも行われている。
【0003】
八穀飯の構成はさまざまであり、定説となるものはいまだ見出されていない。さらに、八穀飯の効果についても数値に裏付けられたものは得られていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、健康増進に寄与するために、汁粥状八穀飯材料と汁粥状八穀飯を提供すること及びその汁粥状八穀飯の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本発明は、有機栽培無農薬法により得られた汁粥状八穀飯材料に水を加えて蒸し、水分の少ない堅粥状八穀飯を得て、次いでこの堅粥状八穀飯に水または湯を加えて加熱し、水分の多い汁粥状八穀飯を得ようとするものである。
【0006】
より好ましい本発明の実施態様を以下に示す。
【0007】
本発明の汁粥状八穀飯材料は、玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟および黒胡麻から構成され、かつ、これらの成分がすべて有機栽培無農薬法により得られたものであることを特徴とする。
【0008】
本発明の汁粥状八穀飯材料では、その総容積が360mlまたは720mlであることとする。
【0009】
本発明の汁粥状八穀飯材料では、その総容積を720mlとするとき、その内訳として、前記玄米はa=45〜55%、前記押麦はb=4〜12%、前記小豆はc=4〜12%、前記ハトムギはd=4〜12%、前記大豆はe=4〜12%、前記そば米はf=4〜12%、前記粟はg=4〜12%、前記黒胡麻h=1〜3%であり、
a+b+c+d+e+f+g+h=100%
が成立することとする。
【0010】
本発明の汁粥状八穀飯材料では、その総容積を360mlとするとき、その内訳として、前記玄米はa=45〜55%、前記押麦はb=4〜12%、前記小豆はc=4〜12%、前記ハトムギはd=4〜12%、前記大豆はe=4〜12%、前記そば米はf=4〜12%、前記粟はg=4〜12%、前記黒胡麻h=1〜3%であり、
a+b+c+d+e+f+g+h=100%
が成立することとする。
【0011】
本発明の汁粥状八穀飯材料では、前記玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米および粟が第一成分を構成し、前記黒胡麻が第二成分を構成し、さらに前記第一成分がすべて同一の袋に封入され、かつ、前記第二成分が前記袋とは異なる袋に封入されることとする。
【0012】
本発明の汁粥状八穀飯材料用包装袋では、その第一成分がすべて同一の袋に封入されてなることを特徴とする。
【0013】
本発明の汁粥状八穀飯材料用包装袋の製造方法では、その第一成分のうち、初めに前記大豆と小豆が前記袋に装入され、次に前記押麦、玄米、ハトムギ、そば米が前記袋に装入され、次に前記粟が前記袋に装入され、最後に前記袋が密封されることを特徴とする。
【0014】
本発明の汁粥状八穀飯は、前記した汁粥状八穀飯材料から構成されることを特徴とする。
【0015】
本発明の汁粥状八穀飯は、前記した汁粥状八穀飯材料に自然塩を添加してなることとする。
【0016】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、
玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米および粟から構成される汁粥状八穀飯材料の第一成分を所定の時間かけて水に浸してねかせる工程、
前記ねかせた材料と汁粥状八穀飯材料の第二成分としてのつぶした黒胡麻を炊飯器に入れて、炊き上げる工程、
炊き上がった材料を蒸らす工程、
蒸らした材料をお握りにする工程、
前記お握りを冷凍室にて保存する工程、
前記冷凍保存されたお握りに水または湯を加えて、粥状にする工程、
前記粥状の材料をとろ火で煮込む工程および、
火を止める直前に煮込んだ前記粥状の材料に自然塩を添加してとろみ状にする工程
からなることを特徴とする。
【0017】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、前記した製造方法において、前記水に浸してねかせる所定の時間が少なくとも6時間であることとする。
【0018】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、前記した製造方法において、前記ねかせた材料を新鮮な水ですすいだ後、炊き上げることとする。
【0019】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、前記した製造方法において、炊き上げる際の水の分量が必要量の1.1〜1.5倍であることとする。
【0020】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、前記した製造方法において、炊き上げる前の前記汁粥状八穀飯材料60〜80mlにつき1個のお握りが得られることとする。
【0021】
本発明の汁粥状八穀飯の製造方法は、前記した製造方法において、前記自然塩が日本産の自然塩であることとする。
【発明の効果】
【0022】
本発明の汁粥状八穀飯を食することにより、糖尿病に苦しむ患者の血糖値が低下した例が報告されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明の汁粥状八穀飯材料は、玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟および黒胡麻から構成されるが、さらに、これらの成分がすべて有機栽培無農薬法により得られていることに特徴がある。仮にこれらの成分のいずれかが農薬を使用して栽培されたものである場合、後述する汁粥状八穀飯を食べてもその効果が得られない。
【0024】
上記の8種類の穀物は、すべて、有機栽培無農薬法により得られたものである。スーパーやコンビニエンスストアで販売されているもの以外は、有機栽培無農薬法により得られたものであれば、どこで購入したものであってもよい。このうち小豆は、日本人の味覚に合致しており、本発明の汁粥状八穀飯を食することが容易になること、さらに、甘みが増すことなどの理由から、好まれる。
【0025】
従って、本発明の汁粥状八穀飯は、玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟および黒胡麻から構成される。このうち黒胡麻は、堅粥状八穀飯をつくる際に、包丁の背で叩く、または、それに類するもので叩いてつぶしてからこれに入れる。次に、汁粥状八穀飯を食する際に、自然塩をこれに少量ふりかけてもよい。したがって、本発明の汁粥状八穀飯の組成を述べる際には、主として、玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米、粟および黒胡麻の8種類の穀物について述べればよい。
【0026】
上記の構成成分は、いずれも、収穫後、適宜、天日にて乾燥させたものである。
【0027】
割合としては、通常、玄米はa=45〜55ml、押麦はb=4〜12ml、小豆はc=4〜12ml、ハトムギはd=4〜12ml、大豆はe=4〜12ml、そば米はf=4〜12ml、粟はg=4〜12ml、黒胡麻h=1〜3mlとする。ここで、a+b+c+d+e+f+g+h=100mlとする。
【0028】
1袋分の汁粥状八穀飯(4合入り=720ml入り)の材料を使用する場合の好ましい構成として、a=360ml、b=57.6ml、c=57.6ml、d=57.6ml、e=57.6ml、f=57.6ml、g=57.6ml、h=14.4mlが例示される。
【0029】
また、1袋分の汁粥状八穀飯(2合入り=360ml入り)の材料を使用する場合は、上記の1袋分の汁粥状八穀飯(4合入り)の材料の半分を使用すればよい。
【0030】
本発明では、汁粥状八穀飯を用意する手間や食事の回数を考慮して、1袋分の汁粥状八穀飯(2合入り)の材料や1袋分の汁粥状八穀飯(4合入り)の材料が好ましいとしたが、これ以外の量の材料を排除するものではない。
【0031】
次に、本発明の汁粥状八穀飯材料の包装形式について述べる。
【0032】
前記玄米、押麦、小豆、ハトムギ、大豆、そば米および粟が第一成分を構成し、前記黒胡麻が第二成分を構成し、さらに前記第一成分がすべて同一の袋に封入され、かつ、前記第二成分が前記袋とは異なる袋に封入される。
【0033】
前記した第一成分がすべて同一の袋に封入される。
【0034】
これらの材料の管理や搬送を考慮すれば、上記のような包装形態が好ましい。ただし、第一成分を2以上の袋に入れることを排除するものではない。
【0035】
次に、本発明の汁粥状八穀飯材料用包装袋の製造方法について述べる。
【0036】
上記の第一成分のうち、初めに前記大豆と小豆が前記袋に装入され、次に前記押麦、玄米、ハトムギ、そば米が前記袋に装入され、次に前記粟が前記袋に装入され、最後に前記袋が密封される。
【0037】
この充填方法では、粒の大きいもの、嵩高いものを優先して袋に入れ、次いで粒の小さいものを入れることにより、袋の移動に伴い、各成分が自然に混合することを考慮している。例えば、袋を移動させつつ、上記の順序に従って各成分を袋に入れ、密封する。次いで、密封された袋を梱包用の段ボール箱に収納する。商店やスーパー・マーケットにこの段ボール箱が搬入される。次いで、この箱が開封された後に、これらの袋が棚に並べられる。このような搬送経路をたどることにより、各成分は袋の中で自然に混合していく。
【0038】
この充填方法は、単なる例示である。例えば、前記大豆と小豆を同時に前記袋に装入してもよいが、最初に大豆を入れ次に小豆を入れてもよく、この逆の順序で入れても差し支えない。前記押麦、玄米、ハトムギ、そば米のグループについても同様である。
【0039】
袋全体として混合割合が維持されればよいというのであれば、上記の順序にこだわらなくてもよい。
【0040】
次に、本発明の堅粥状八穀飯を製造する方法について述べる。
【0041】
ステップ1. 1袋分の八穀飯(4合入り)の材料を水に浸して、室温において一昼夜保持する。この保持時間、すなわち、ねかすための時間は少なくとも6時間とする。大豆や小豆に水を含ませるためにはこのように十分な保持時間が必要である。
【0042】
ステップ2. ねかせた材料は、新鮮な水で2〜3回軽くすすぎ洗いする。
【0043】
ステップ3. ステップ2の材料を炊飯器に入れて、水の分量を5合(900ml)の目盛に合わせる。この水は多少多くなってもよい。
【0044】
ステップ4. 包丁の背などで軽く叩いてつぶした黒胡麻を炊飯器に入れる。
【0045】
ステップ5. 炊飯器のスイッチを入れて炊き上げる。炊き上がった後の蒸らし時間はできるかぎり長いほうがよい。蒸らし時間は少なくとも30分とする。
【0046】
ステップ6. 蒸らした後の八穀飯を握って、お握りをつくる。4合(720ml)の材料で10〜11個のお握りができあがる。
【0047】
ステップ7. 得られたお握りは1個ずつラップに包み、冷凍室にてすべて保存する。
【0048】
ステップ8. お握りはすべて冷凍室に保存して、汁粥状にしてから食する。炊き上がったままの八穀飯を食しても、効果は薄い。冷凍温度や冷凍期間については特に限定されない。
【0049】
次に、汁粥状八穀飯を製造する方法について述べる。
【0050】
ステップ9. 一度に食する量の汁粥状八穀飯をつくるものとする。お握り1個で約3杯の汁粥状八穀飯ができあがる。
【0051】
1個のお握りを汁粥状にする場合、180ml(1合)カップ3杯の水で煮炊きする。この水は加熱された水(湯)であってもよい。
【0052】
ステップ10. 煮立った後、とろ火で8種類の穀物がそれぞれ溶けるような状態になるまで、煮炊きする。健康人であれば粒が残っている状態のものでも食することができる。しかし、通常は、粒がなくなって各穀物が溶けるような状態になった汁粥状八穀飯が好ましく、このような状態になるまで煮込むことが推奨される。必要に応じて差し水をする。
【0053】
ステップ11. 火を止める直前5分くらい前に、汁粥状八穀飯に自然塩をひとつまみ入れる。この自然塩を入れることによりとろみ状になり、食しやすくなる。また、この自然塩を入れたものは効果がより著しくなる。
【0054】
自然塩として日本産のものが好ましい。
【実施例1】
【0055】
本発明において、血糖値は、尿糖検査用試験紙テス・テープA(塩野義製薬株式会社)を用いて、4段階法で測定した。250mg/dL以上の値が出た場合は、専門医に相談することとなる。
【0056】
次に、有機栽培無農薬法により栽培された各種の穀物を用意した。
【0057】
使用した1袋分の穀物のうち、玄米はa=360ml、押麦はb=57.6ml、小豆はc=57.6ml、ハトムギはd=57.6ml、大豆はe=57.6ml、そば米はf=57.6ml、粟はg=57.6ml、黒胡麻h=14.4mlとした。ここで、a+b+c+d+e+f+g+h=100mlとした。
【0058】
これらの穀物を用いて下記のステップ1からステップ10に従って汁粥状八穀飯をつくった。
【0059】
ステップ1. 1袋分の八穀飯(4合入り)の材料を水に浸して、室温において一昼夜保持した。この保持時間、すなわち、ねかすための時間は10時間であった。
【0060】
ステップ2. ねかせた材料は、新鮮な水で2回軽くすすぎ洗いした。
【0061】
ステップ3. ステップ2の材料を炊飯器に入れて、水の分量を5合(900ml)の目盛に合わせた。
【0062】
ステップ4. 包丁の背で軽く叩いてつぶした黒胡麻を炊飯器に入れた。
【0063】
ステップ5. 炊飯器のスイッチを入れて炊き上げた。蒸らし時間は1時間とした。
【0064】
ステップ6. 蒸らした後の八穀飯を握って、お握りをつくった。4合(720ml)の材料で10個のお握りができあがった。
【0065】
ステップ7. 得られたお握りは1個ずつラップに包み、冷凍室にてすべて保存した。
【0066】
ステップ8. 一度に食する量の汁粥状八穀飯をつくった。1個のお握りを汁粥状にする場合、180ml(1合)カップ3杯の水で煮炊きした。
【0067】
ステップ9. 煮立った後、とろ火で8種類の穀物がそれぞれ溶けるような状態になるまで、煮炊きした。
【0068】
ステップ10. 火を止める直前5分くらい前に、汁粥状八穀飯に日本産の自然塩をひとつまみ入れた。
【0069】
糖尿病にかかっている患者が、上記方法に従って得られた汁粥状八穀飯を1日につき3回食した。通常の血糖値は340mg/dLであったが、上記の八穀飯を6日間続けて食することにより、血糖値は正常値110mg/dLに戻った。
【0070】
血糖値500mg/dLの糖尿病患者が、上記の八穀飯を1日につき3回食した。これを5日間続けたところ、血糖値は正常値に近くなり、10日間続けて正常値110mg/dLに戻った。
【0071】
なお、上記の血糖値はいずれもグルコースオキシダーゼ法により測定した。
[比較例1]
ステップ1〜ステップ6までを採用したこと以外は、実施例1と同様にして、堅粥状八穀飯をつくった。1日につき3回、10日間食したが、血糖値は全く低下しなかった。
【産業上の利用可能性】
【0072】
本発明の汁粥状八穀飯を食することにより、糖尿病に苦しんだ患者の血糖値が低減した報告があるように、健康増進のための食事として、今後の利用増加が期待される。
【出願人】 【識別番号】503320795
【氏名又は名称】佐々木 政夫
【出願日】 平成15年10月21日(2003.10.21)
【代理人】 【識別番号】100065385
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 穣平

【公開番号】 特開2005−95114(P2005−95114A)
【公開日】 平成17年4月14日(2005.4.14)
【出願番号】 特願2003−360771(P2003−360771)