| 【発明の名称】 |
たれの薬味およびなまこの調理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】三澤 信生
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| 【要約】 |
【課題】生なまこを美味しく食べることができるたれの薬味を提供すると共に、その薬味と生なまことの薬効により人の免疫力を高め制癌および制腫瘍を期待できる調理方法の提供。
【解決手段】生なまこを薄く切ったスライスを35度〜43度程度に温め、そのスライスを椎茸の粉末が重量%で50〜80%、スイカの種の粉末が50〜20%である薬味を入れた、たれに付けて食す。 【選択図】 図2 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乾燥した椎茸の粉末と、スイカの種の粉末との混合体からなる、たれの薬味。 【請求項2】 請求項1において、 椎茸の粉末が重量%で50〜80%、スイカの種の粉末が50〜20%である、たれの薬味。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 生なまこのたれの薬味として用いる、たれの薬味。 【請求項4】 生なまこを薄く切ったスライスを35度〜43度程度に温め、そのスライスを前記請求項3に記載の薬味入りたれに付けることを特徴とする、なまこの調理方法。 【請求項5】 請求項4において、 35度〜43度程度のだし汁で前記スライスを温めるなまこの調理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、主として生なまこをスライスして食する際に用いるたれの薬味およびなまこの調理方法に関する。 【背景技術】 【0002】 各種きのこやなまこは、人の免疫力を高め制癌・制腫瘍の薬効が存在することが知られている。即ちきのこには、高分子多糖体のベータグルカンが存在し、それが免疫力を高め、癌や腫瘍を抑える効果がある。 また、なまこもスフィンゴ糖脂質成分が豊富に含まれ、そ癌や神経疾患の薬理効果が存在することが下記非特許文献1に記載されている。 さらには各種野菜類に、制癌或いは血液凝固阻止に働く成分が存在することも、各種文献に記載されている。 【0003】 また、生なまこの食感を改善する方法が下記特許文献1に記載されている。即ち、生なまこを生食する際にその食感が固すぎず、またボイルしたもののように柔らかすぎることなく、適度な歯触りでコリコリした良好な食感を味わうことができる新規な食感改善生なまことして次のことが提案されている。やや暖かめの水を強制攪拌状とした動水中に生なまこを入れ、それを連続的に屈曲刺激すると同時に、水中でなまこ生体自体を固形物に衝突させてその肉質をやや硬直化状態としたものが良いと記載されている。 【0004】 【特許文献1】特開2001−78722号公報 【非特許文献1】山田耕史著「医薬素材としての棘皮動物ナマコ類のスフィンゴ糖脂質成分に関する創薬化学的研究」薬学雑誌122(12)1133−1143(2002) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 なまこや各種植物に人の免疫を高め制癌および制腫瘍等の薬理効果があることが知られている。従って、それら各食べ物を、それにあった調理方法で夫々をバランス良く食することが良いことはいうまでもない。しかしながら、各種の薬理効果のある食べ物を単独で夫々調理し、バランス良く食べることは極めて面倒である。 そこで、本発明は主としてなまこの制癌・制腫瘍効果に着目し、さらにその薬理効果を自然に増強し且つ、おいしいなこまを食することができるたれの薬味およびその調理方法を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 請求項1に記載の本発明は、乾燥した椎茸の粉末と、スイカの種の粉末との混合体からなる、たれの薬味である。 【0007】 請求項2に記載の本発明は、請求項1において、 椎茸の粉末が重量%で50〜80%、スイカの種の粉末が50〜20%である、たれの薬味である。 請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2において、 生なまこのたれの薬味として用いる、たれの薬味である。 【0008】 請求項4に記載の本発明は、生なまこを薄く切ったスライスを35度〜43度程度に温め、そのスライスを前記請求項3に記載の薬味入りたれに付けることを特徴とする、なまこの調理方法である。 請求項5に記載の本発明は、請求項4において、 35度〜43度程度のだし汁で前記スライスを温めるなまこの調理方法である。 【発明の効果】 【0009】 本発明はたれの薬味として、乾燥した椎茸の粉末とスイカの種の粉末との混合体からなるものである。それら両者の粉末の混合体は、薬味として互いに味を増強しあい、食欲を増すものとなる。即ち、スイカの種の粉末の甘味が椎茸の粉末の味の薄さを増強し、それをたれに入れたとき、薬味効果の強いものとなる。 また、椎茸およびスイカの種は共に人の免疫力を高め、制癌・制腫瘍があることが夫々単独に知られ、それらの組合せは食感および食欲を高めた上に薬理効果を倍増するものとなり得る。 【0010】 上記構成において、好ましくは椎茸の粉末が重量%で50〜80%、スイカの種の粉末が50〜20%である。このような割合によって、味の良い薬味となることが実験により明らかになった。 また、生なまこのたれの薬味として上記のものを使用した場合、なまこの臭みを取り生なまこの食感を良くし、食欲をさらに増進させる効果がある。その薬味を入れるたれとしては、醤油味をベースとした、鰹だしあるいは昆布だしその他の市販の各種のものを使用できる。 【0011】 上記構成において、生なまこを薄く切ったスライスを35度〜43度程度に温め、そのスライスを前記薬味入りたれに付けることにより、なまこのシコシコ感と柔らかさとを兼ね備え、最もおいしいなまこ料理を得ることができる。 上記構成において、35度〜43度程度のだし汁で、生なまこのスライスを温めるようにした調理方法では、だし汁によってなまこの生臭さが消失し、さらにおいしいなまこを提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 本発明の対象とするなまこは、一般に広く食されているアオなまこ,アカなまこ,クロなまこその他であって、それらを生で食するための薬味およびその調理方法である。 本発明の調理方法は、一例として図1に示すような生なまこ3を薄く切ってスライスし、それを適宜なだし汁で35度〜43度に温める。そのためには、サーモセンサーを有する加温器5にだし汁8を入れ、だし汁8の温度が35度〜43度になるよう、温度目盛を設定する。そしてそこに生なまこ3のスライス4を入れ、同一温度に加温する。 【0013】 この温度の範囲にする理由は、生なまこは35度以下では固く消化に悪い。また、43度を越えると生なまこは収縮し硬くなる。従って、35度〜43度程度に温めることが良い。 なお、だし汁8内にスライス4を入れることにより、スライス4の臭みが取れることになる。だし汁としては、白だしとして市販されている鰹だし、昆布だし、化学調味料等の各種のものを用いることができる。この白だしとは、醤油のはいらない透明またはそれに近いだし汁である。 【0014】 次に、予め本発明の薬味1を用意しておく。 この薬味1は、乾燥した椎茸の粉末と乾燥したスイカの種の粉末とを夫々混合し、生なまこを食する直前において両者を水またはぬるま湯で練ったものを用いる。椎茸の粉末の割合は重量%で50〜80%であり、スイカの種のそれは50〜20%である。最も好ましい配合は、椎茸の粉末70%、スイカの種の粉末30%程度である。 【0015】 このようにすることにより、最も良好な薬味を得る。即ち、スイカの種の粉末の甘味と椎茸の香りおよび味が微妙に重なり、食べ易く食欲の出る薬味となり得る。しかも本発明者の調査によれば、スイカの種は従来から制癌作用および制腫瘍作用があることが知られていた。 このように生なまこ3を薄く切ったスライス4を35度〜43度に温めて、薬味1を有するたれ6に付けると、薬味1およびたれ6の味が絡まり、食感が良く美味なものとなる。たれとしては、醤油ベースの鰹だし、昆布だし、それらの混合、あるいは化学調味料を用いることができる。 なお、薬味1にさらに、好みにより補助薬味を加えてもよい。図3(B)〜(D)は補助薬味2b〜2dとして:おろし生姜やもみじおろし或いは刻みネギであり、それらの一つ以上を、好みによりたれ6に加えることができる。 【0016】 本発明の上記薬味1に含まれる乾燥椎茸は、粗タンパク質が19%,粗脂肪4%,トレハロース他可溶性無窒素物が67%,粗繊維7%,灰分3%、さらにビタミンB2 ,ビタミンC,ビタミンD,エルゴステリンを多量に含み、栄養価に富み消化も良いものである。 次に薬味1に含まれるスイカの種子は、約20%の脂肪を含み、他に、フイスト,テロール,ウレアーゼを含有している。その胚乳部を食べたり、果汁を濃縮して食し、従来から急性・慢性の腎臓炎の薬として服用されている。種子の胚乳部や白色の部と殻の間には、シトルリンが存在する。 【0017】 このようなスイカの種子の粉末と椎茸の粉末との組合せは、極めて相性が良く、味が良く、香りの良い薬味となる。 なお、生なまこのスライスは40度前後の加温だと、その表面の皮に含有するサポニンやセレンに似た薬理成分が壊れることがない。 【図面の簡単な説明】 【0018】 【図1】本発明の調理対象であるなまこ3の斜視図。 【図2】本発明の調理方法の説明図。 【図3】本発明の薬味およびたれ6の説明図。 【符号の説明】 【0019】 1 薬味 2b〜2d 補助薬味 3 なまこ 4 スライス 5 加温器 6 たれ 7 小皿 8 だし汁
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| 【出願人】 |
【識別番号】503152716 【氏名又は名称】三澤 信生
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| 【出願日】 |
平成15年9月10日(2003.9.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082843 【弁理士】 【氏名又は名称】窪田 卓美
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| 【公開番号】 |
特開2005−80615(P2005−80615A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月31日(2005.3.31) |
| 【出願番号】 |
特願2003−319028(P2003−319028) |
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