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【発明の名称】 食用ホオズキの健康増進製品
【発明者】 【氏名】寺澤 功次

【氏名】石沢 美樹男

【要約】 【課題】本発明は、各種ビタミン類や各種ミネラル類がバランス良く組合わせられている食用ホオズキを活用して、人体にとっては理想に近い健康食品や健康増進製品、またそれらの製造方法を提供するものである。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食用ホオズキを加工して人体への摂取を目的にした健康食品または人体の健康増進を目的にした製品であり、食用ホオズキの抽出物を含む、食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項2】
1つ以上の天然または必須健康増進物を含む、請求項1に記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項3】
前記製品がゲル状またはペースト状であることを特徴とする、請求項1に記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項4】
前記製品が飲料であることを特徴とする、請求項1に記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項5】
前記製品が乾燥状態であることを特徴とする、請求項1に記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項6】
前記製品が粉末加工品であることを特徴とする、請求項1または請求項5に記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項7】
1つ以上の食品添加物またはその他の成分を含む、請求項1から請求項6のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項8】
前記食用ホオズキまたは前記製品には冷凍した食用ホオズキの一部または全てを用いることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【請求項9】
前記食用ホオズキまたは前記製品には低温保存した食用ホオズキの一部または全てを用いることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品。
【発明の詳細な説明】【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食用ホオズキを加工して人体への摂取を目的にした健康食品または人体の健康増進を目的にした製品であり、食用ホオズキの抽出物を含む、食用ホオズキの健康増進製品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年では、未病対策や健康意識の高まりから各種ビタミン類や各種ミネラル類の人体への摂取の必要性が認識されるようになってきたが、通常の食生活では各種ビタミン類や各種ミネラル類の推奨1日摂取量を十分に摂取していないことが認識されるようになってきたからである。
これには、しばしば脂肪および糖含量の高い「ファーストフード」や「インスタント食品」の消費をマスコミなどがビジネスライクに奨励するケースが多いためであるとか、近年の野菜や果実には以前に比べて各種ビタミン類や各種ミネラル類の含有率が低下してきているとか、などの情報が各種情報誌などに散見されるようになってきたからである。
【0003】
また、「食料・農業・農村白書 平成14年度版」でも指摘していることではあるが、要旨を説明すると下記のようになる。
我が国の食料消費は、高度経済成長以降に所得の向上を背景として量的に大きく変化し、近年は、多様化志向、健康・安全性志向等、質的に変化している。
このなかで、食生活は、ライフスタイルの変化等に伴い、消費者ニーズも多様化し、それらに対応して食料品の消費・購入形態が変化、その結果長期的には食の外部化が進展した結果、食料消費や食生活は、量的・質的に大きく変化を遂げたが、その過程で栄養素摂取のバランスの崩れや過不足といった栄養面での問題が発生した。などということが述べられている。
【0004】
以上のような時代背景を受け、ビタミンサプリメントやミネラルサプリメントは、健康増進食品として一般的になり、人体1日あたりのビタミン摂取量やミネラル摂取量を得る手段として丸薬、カプセル、エリキシル、錠剤、粉末その他の状態で市場に流通するようになった。
【0005】
また、近年では、主にヨーロッパで健康食品として注目されている食用ホオズキは、食すると甘酸っぱい香りが口の中に広がり、ビタミン類やミネラル類が豊富だと言われているので、日本においても少しずつ流通されるようになってきた。
なお、食用ホオズキは、ナス科であり、非耐寒性の多年草であり、メキシコ原産であり、学名ではPhysalisと呼ばれ、その他に、マタタビミニトマト、シマホウズキ、ストロベリートマト(英.Strawberry Tomato)、アルケカーンジュ(Alkekenge)、グランドチェリー(英.Ground cherry)、チャイニーズチェリー(英.Chinese cherry)、などが知られている。
また、例えば、シマホウズキは、南アメリカ原産の多年草でベネズエラからチリーにかけて栽培されていて、果実は甘酸っぱく美味しく、完熟果は橙黄色で径約1cmである。香りが、グーズベリーに似ており、南アフリカのケープで盛んに栽培されていたことからケープグーズベリー(Cape gooseberry)とも呼ばれている。 (「プランタ」研成社発行より引用)
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、健康を維持するためには、必要な栄養素について多様な食品を適切に組み合わせ、食事全体からバランス良く摂取することが必要であるにもかかわらず、なかなか理想に近い健康食品や健康増進製品が見当たらない。
【0007】
また、市販のビタミンサプリメントやミネラルサプリメントの中の多くの成分は、人体の中で、本来の望む状態で各種ビタミン類や各種ミネラル類を消費できない場合が多いという指摘も聞かれるようになってきた。さらに小児または老人または味に敏感な消費者の中には、特にこれらの製品の摂取を不快だと感じている人が多いといわれ、さらにこれらの食品や製品の形または味に対する強い嫌悪感さえ感ずる人も多いといわれている。
【0008】
また、健康を意識する一般的な消費者間では、天然に存在する各種ビタミン類や各種ミネラル類および他の栄養素を取得することのニーズは高く、「天然の」ビタミン類や「天然の」ミネラル類や「天然の」他の栄養素を組合わせた健康食品や健康増進製品の要求が強くなっていることに着目し、高濃度のビタミン類やミネラル類を有する多数の果実および野菜の成分を調査することにした。
【0009】
表1は食用ホオズキに見出された天然ビタミンおよび天然ミネラルおよびその他成分を有限会社アーリイバード食品研究所(新潟市)にて分析して、その結果を示した。また表1では、食用ホオズキとトマトとミニトマトを比較しており、それぞれの可食部100g当たりの数値を示した。なお、トマトとミニトマトのデータは、「五訂 日本食品標準成分表」からの引用した。
また、食用ホオズキの分析方法としては、
【0010】




【0011】
表1は、食用ホオズキに見出された、天然ビタミンおよび必須ビタミンや天然ミネラルおよび必須ミネラルの実験室分析の結果、または、食用ホオズキとトマトとミニトマトとの含有成分の比較結果を示す。つまり、食用ホオズキはトマトやミニトマトよりもビタミンの含有率やミネラルの含有率が高濃度であることを示している。これらの試験結果は食用ホオズキがすぐれたビタミン源であることを証明する。
【0012】
次に、表2は食用ホオズキに見出された天然ビタミンおよび天然ミネラルおよびその他成分を有限会社アーリイバード食品研究所(新潟市)にて分析して、その結果を示した。また、表2では、食用ホオズキとブルーベリーとストロベリーを比較しており、それぞれの可食部100g当たりの数値を示した。なお、ブルーベリーとストロベリーのデータは、「五訂 日本食品標準成分表」からの引用した。
【0013】




【0014】
表2は、食用ホオズキに見出された、天然ビタミンおよび必須ビタミンや天然ミネラルおよび必須ミネラルの実験室分析の結果、または、食用ホオズキとブルーベリーとストロベリーとの含有成分の比較結果を示す。つまり、食用ホオズキはブルーベリーとストロベリーよりもビタミンの含有率やミネラルの含有率が比較的に優位であることを示している。これらの試験結果は食用ホオズキがすぐれたビタミン源であることを証明する。
【0015】
我が国の厚生省は、第6次改定 日本人の栄養所要量を公刊したことで、各種ビタミン類または各種ミネラル類に対する人体の生理学的必要量が一般的に知られるようになってきた。
それによると、日本人の栄養所要量は、健康人を対象として、国民の健康の保持・増進、生活習慣病予防のために標準となるエネルギー及び各栄養素の摂取量を示すものであり、栄養欠乏症を予防する観点から、特定の年齢層や性別集団の必要量を測定し、その集団における50%の人が必要量を満たすと推定される1日の摂取量を「平均必要量」とした。
平均必要量に関しては、表3−1、表3−2、表3−3は、各種ビタミン類の「平均必要量」を示し、表4−1、表4−2は、各種ミネラル類の「平均必要量」を示している。(詳細は第6次改定 日本人の栄養所要量を参照する)
【0016】




【0017】
【0018】




【0019】
表1、表2、表3−1,2,3、表4−1,2より、ビタミンに関しては、体内の様々な生理現象の潤滑油的な働きをする「必須」の微量栄養素であり、体内では全く合成されないか、もしくは必要とされる量全部を合成することができないため、食物などから補給しなくてはならない。ビタミンは、一種類でも不足すると特有の欠乏症状があらわれることが、一般的に知られている。
なお、各ビタミンの身体の中での基本的な働きは以下のとおりである。
「ビタミンA」に関しては、人体の中での働きとして、健康な骨や歯、肌、体内の組織形成・成長、その回復などに必要であり、発育や活力の増進、妊娠中や授乳期には重要であるが、不足すると、抵抗力が低下し、カゼやそのほかの病気に感染しやすくなったり、眼球が乾いた感じになりやすくなったり、歯ぐきの病気や毛髪のパサつき、肌の乾燥や嗅覚を失うといった症状も出やすく、一日当たりの必要摂取量は、表3−1を参照する。
「ビタミンB1」に関しては、人体の中での働きとして、糖質の代謝に必要な酵素を助ける役目を果たし、ご飯やパン、糖類を摂取した際にビタミンB1がないと、エネルギーに変えることができないし、体内の様々な機能の正常は働きを維持するために重要であるが、不足すると、食欲がなくなり、体がだるく、疲れやすくなったり、うつ病や便秘、発育不振、息切れ、手足のしびれ、集中力の低下などの精神活動の低下も起こしやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−2を参照する。
「ビタミンB2」に関しては、人体の中での働きとして、成長促進作用があり「成長のビタミン」とも言われ、栄養の3大要素である炭水化物、脂質、糖質を効率良くエネルギーに転換して成長を促し、皮膚や粘膜を健康に保つ働きをするが、不足すると、皮膚に炎症がおきたり、唇の角やまわりに口内炎や舌炎が生じ易くなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−2を参照する。
「ビタミンB6」に関しては、人体の中での働きとして、たんぱく質の代謝に重要な作用を行い、抗アレルギー作用、糖質や脂質の代謝、目や毛髪、肌、爪の健康維持に必要であるが、不足すると、人体の成長の遅れ、筋力の低下、皮膚炎や不眠、いらいら、食欲不振などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、表3−2を参照する。
「葉酸」に関しては、人体の中での働きとして、ビタミンB12とともに赤血球の生産に不可欠であり、不足すると、悪性貧血をおこしたり、腸管粘膜に新しい細胞ができないことで、潰瘍になりやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、一日当たりの必要摂取量は、成人男女とも約0.4mgであることが一般的に知られている。
「ナイアシン(ニコチン酸)」に関しては、まず、人体の中での働きとして、発育増進、ホルモンや脂肪酸の合成、血行促進、神経系統の正常な機能維持に必要であり、不足すると、食欲不振や消化不良、下痢などの胃腸障害や、皮膚炎をおこしやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−3を参照する。
「パントテン酸」に関しては、人体の中での働きとして、エネルギー代謝促進、ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成促進、善玉コレステロールの増加に必要であり、不足すると、怒りっぽくなったり、腹痛や便秘、頭痛や、皮膚炎をおこしやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−3を参照する。
「ビタミンC」に関しては、人体の中での働きとして、風邪のウィルスと戦うインターフェロンの生産を促進し、ストレスへの抵抗力を高める副腎皮質ホルモンの生成や、丈夫な血管や肌、筋肉、骨づくりに欠かせないコラーゲンの生成にも必要であり、紫外線による反応予防、抗酸化作用、鉄の吸収促進(貧血予防)などにも効果があるとされ、不足すると、かぜにかかりやすくなるとか、全身の倦怠感や食欲不振のほか、歯ぐきから出血しやすくなったり、肌荒れや、身体の回復力の低下などがおこりやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−3を参照するが、喫煙者はその2倍必要であることが一般的に知られている。
「ビタミンE」に関しては、人体の中での働きとして、老化やガン、動脈硬化の引き金となる過酸化脂質の生成を抑制し、老化やボケ防止、抗酸化作用に重要な作用を行い、性ホルモンの分泌促進、生殖能力の向上に必要であり、不足すると、しみができやすいとか、冷え性、赴任や流産、動脈硬化、心臓病、糖尿病などを引き起こしやすくなり、一日当たりの必要摂取量は、表3−1を参照する。
「ビタミンK」に関しては、人体の中での働きとして、血液の凝固作用に不可欠であり、正常な肝臓機能の維持に重要な成分であるが、不足すると、出血しやすくなったり、出血が止まりにくくなったりし、一日当たりの必要摂取量は、表3−1を参照する。
【0020】
表1、表2、表3−1,2,3、表4−1,2より、ミネラルに関しては、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、などは人間の体重の約4%と微量な構成要素であり、その役割は極めて重要で、不足すると健康を損なうことが、一般的に知られている。
なお、各ミネラルの人体の中での基本的な働きは以下のとおりである。
「カルシウム」に関しては、人体の中での働きとして、骨の形成の他、筋肉の伸縮量を高め、刺激に対する神経の感受性を鎮めるなどの働きをして、不足すると、骨や歯の形成障害、成長障害、骨粗鬆症の危険性が増大し、欠乏が続くと、骨からあふれだしたカルシウムが血管壁などに沈着し、高血圧、動脈硬化、糖尿病、痴呆症などの誘因になり、一日当たりの必要摂取量は、表4−1を参照する。
「マグネシウム」に関しては、人体の中での働きとして、骨や歯などの硬組織の形成、カルシウムと共同して筋肉の収縮、神経の情報伝達に寄与し、酵素の活性化にも重要な作用をし、不足すると、骨の形成障害、虚血心疾患、知覚障害、動脈硬化などの原因になり、一日当たりの必要摂取量は、表4−1を参照する。
「リン」に関しては、人体の中での働きとして、骨や歯の主成分であり、筋肉や脳、神経、肝臓、肺臓、リン脂質、核酸など身体の構成要素として重要であり、成長や身体の修復に関わる生体機能を調節し、糖質代謝を円滑に進めるためにも必要であるが、不足すると、骨や歯の形成障害、歯槽膿漏、筋力低下などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、表4−1を参照する。
「ナトリウム」に関しては、人体の中での働きとして、カリウムと共に細胞内外液の物質交換に作用し、暑さによる疲労や日射病の予防に寄与し、筋肉や神経が正常に機能するのを助けるが、不足すると、倦怠感、食欲低下、神経不安などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、成人男女とも500mgまでであることが、一般的に知られている。
「カリウム」に関しては、人体の中での働きとして、ナトリウムと共に細胞内外液の物質交換に作用し、浸透圧や、酸・アルカリ、水分バランスをコントロールしたり、心肺のリズムを正常に保ち、ナトリウムによる血圧の上昇を抑えたり、尿へのナトリウムの排泄を促すが、不足すると、疲労感や脱力感、筋力低下、不整脈などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、表4−2を参照する。
「鉄」に関しては、人体の中での働きとして、赤血球に含まれるヘモグロビンの構成成分となり、肺から体内の各組織に酸素を運搬するが、不足すると、貧血、息切れ、疲れやすい、免疫力低下などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、表4−1を参照する。
「銅」に関しては、まず、人体の中での働きとして、鉄が効率よく働くための重要な成分であり、ヘモグロビンの合成に不可欠な鉄を利用しやすい形にするが、不足すると、貧血、骨格異常、毛髪、皮膚の色素脱失などを引き起こし、一日当たりの必要摂取量は、表4−2を参照する。
「亜鉛」に関しては、人体の中での働きとして、たんぱく質、遺伝子合成、インシュリンの形成を助け、不足すると、成長障害、味覚・嗅覚異常、皮膚炎、血糖上昇、生殖能力の低下などを生じさせ、成人男女とも一日当たりの必要摂取量は、表4−2を参照する。
「マンガン」に関しては、人体の中での働きとしては、骨の生成を促進、骨や肝臓の酵素作用を活性化し、不足すると、成長障害、味覚・嗅覚障害、皮膚炎、下痢、血糖上昇、生殖力低下などを生じさせ、成人男女とも一日当たりの必要摂取量は、表4−2を参照する。
【0021】
また、表1、表2、表3−1,2,3、表4−1,2より、食用ホオズキの各ビタミン類や各ミネラル類の含有量が、一般的に天然の健康増進食品として知られる、トマトやミニトマトやブルーベリーやストロベリーと比較すると、総合的に優位であることが理解できる。
例えば、成人男女が食用ホオズキを1日100g摂取することで、夫々の1日当たりの平均必要量に対して、ビタミンAでは約200%、ビタミンEでは約10%、ビタミンKでは約20%、ナイアシンでは約6%、ビタミンB1では約9%、ビタミンB2では約7%、ビタミンB6では約9%、葉酸では約22%、パントテン酸では約4%、ビタミンCでは約58%、カルシウムでは約3%、鉄では約8%、リンでは約4%、マグネシウムでは約5%、カリウムでは約16%、銅では約5%、マンガンでは約3%、亜鉛では約4%分を摂取できる。
【0022】
ところが、これほどの天然の健康増進食品として優れている、食用ホオズキが、日本では栽培実績や流通量が少なく、いまだ果実を加工品として利用されることがなされていない。つまり、日本国内に於いては、食用ホオズキは、産業振興を目的としては栽培されておらず、ましてや、健康増進製品として、健康産業への貢献を目的に、食用ホオズキの加工品の開発は成されてこなかった。
【0023】
本発明は、上述した問題点を解決するために成されたものであり、人体の健康を維持するために、各種ビタミン類や各種ミネラル類やその他必要な栄養素がバランス良く組合わせられている、食用ホオズキを活用して、人体にとっては理想に近い健康食品や健康増進製品、またそれらの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0024】
また、各種ビタミン類や各種ミネラル類を、人体で消費または摂取しやすいように天然ビタミン類や天然ミネラル類で構成し、かつバランス良く消費または摂取できるようにし、さらに小児および老人または味に敏感な消費者でも好まれる嗜好を有する健康食品または健康増進製品、またそれらの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0025】
また、従来加工品として利用されることのなかった食用ホオズキの果実を、その有効成分を損なわずに加工でき且つ保存できる加工品を得ようとするものであり、より具体的には食用ホオズキの果実を使用した飲料や加工食品、またそれらの製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0026】
課題を解決するための第1の手段としては、食用ホオズキを加工して人体への摂取を目的にした健康食品または人体の健康増進を目的にした製品であり、食用ホオズキの抽出物を含む、食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0027】
本発明での食用ホオズキは、食用を目的にして栽培または供給されているホオズキであればどんな品種でも使用できる。
また、本発明の健康増進製品としての態様は飲料、食品、食物サプリメントその他の食品および飲料として人体の摂取用に、製造可能である。本発明の好ましい態様は液体形の食用ホオズキ抽出物、脱水食用ホオズキから製造した粉末、凍結乾燥、脱水または他の形の全体の食用ホオズキまたは他の食用ホオズキ誘導物を含むことができる。これらの食用ホオズキ製品は天然ハーブまたは他の健康増進成分と組合せることができる。
【0028】
課題を解決するための第2の手段としては、1つ以上の天然または必須健康増進物を含む、課題を解決するための第1の手段に記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0029】
前記天然健康増進物に関しては、人体に健康およびバイタリティを増加させ、具体的には人体の神経、消化および循環系および他の生理学的機能に有効に作用するものを「健康増進物」と考えることができる。つまり天然健康増進物としては、各種ハーブ類や天然ビタミン類や天然ミネラル類などが知られている。よって本発明により、各種ビタミン類や各種ミネラル類やその他成分の豊富な食用ホオズキおよびその抽出物と、各種ハーブ類や天然ビタミン類や天然ミネラル類の組合せは美味かつ人体に有用な食品または飲料製品を提供できることになる。
【0030】
前記必須健康増進物に関しては、各種アミノ酸や各種ビタミン類や各種ミネラル類が知られているが、これらは天然物以外にも化学的または物理的に抽出したり合成できるものが多々あり、それぞれ人体に有効に作用することが知られており、よって本発明により、各種ビタミン類や各種ミネラル類やその他成分の豊富な食用ホオズキおよびその抽出物と、各種合成・抽出ビタミン類や各種合成・抽出ミネラル類や各種合成・抽出アミノ酸の組合せは美味かつ人体に有用な食品または飲料製品を提供できることになる。
【0031】
また、本発明のある態様の製品の一般化処方は、食用ホオズキを果実抽出物および/または1種以上の天然の健康増進成分とを一緒にしたものである。天然の健康増進物には次のものがあるが、これに限定されるものではない。
例えば、アニス(pimpinella anisum)、レンゲソウ(astragalus membranaceus)、ゲッケイジュ(laurus nobilis)、コケモモ(vaccinium myritillus)、タデ(polygonum bistorta)、キンセンカ(calendula officianalis)、カルダモン(eletteria cardamomum)、カイエンヌペッパー(capsicum frutescens)、センブリ(swertia chirata)、シナモン(cinnamomum verum)、チョウジノキ(eugeniacaryophyllata)、キキョウ(codonopsis pilosula)、フキタンポポ(tussilago farfara)、オオバコ(plantago major)、トウモロコシの毛(zea mays)、セイヨウタンポポ(taraxacum officinale)、エキナセ(Echinacea spp)、ナス(solanum melongena)、ニワトコ(sambucus nigra)、ユーカリ(eucalyptus globulus)、マツヨイグサ(oenothera biennis)、コゴメグサ(euphrasia spp)、ウイキョウ(foeniculumvulgare)、ニンニク(allium sativum)、リンドウ(gentiana lutea)、ショウガ(zingiber officinale)、イチョウ(ginkgo biloba)、ホップ(humulus lupulus)、ハッカ(monarda punctata)、ミズキ(piscidia erythrina)、ナツメ(ziziphusjujuba)、ラベンダー(lavandula officinalis)、レモン(citrus limon)、レモンバーム(melissa officinalis)、カンゾウ(glycyrrhiza glabra)、シナノキ(tilia)、クコ(lycium chinense)、キャッサバ(manihot esculenta)、オオアザミ(carduusmarianus)、イラクサ(uritica dioica)、エンバク(avena sativa)、ニレ(ulmusrubra)、シャボンソウ(saponaria officinalis)、メボウキ(ocimum basilicum)、チャの木(melaleuca alternifolia)、ウコン(curcuma longa)、タイム(thymusvulgaris)、ホウキザクラ(physalis alkekengi)、ヨモギ(artemisia absinthium)、ノコギリソウ(achillea millefolium)、などが知られている。
【0032】
課題を解決するための第3の手段としては、前記製品がゲル状またはペースト状であることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段に記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0033】
前記製品がゲル状であるということは、コロイド粒子が液体の中に分散しており、全体が流動性を示すものをゾルといい、卵白や牛乳などがその例として知られている。また、コロイド溶液とも呼ばれている。そのゾルが流動性を失って固化した状態をゲルという。
つまりゲル状とは、コロイド粒子が互いにつながりあって立体網目状構造をとり、その空間を水などの液体が満たしている状態である。一般的には、固化した寒天やゼラチンなど、弾性のある一様なゲルを一般にゼリーまたはジェルという。製品的には、ゼリー、ジェル、ジャム、マーマレードとして知られている。
なお、一般的には、ジャム(英・jam)とは、果実(果肉)と砂糖で作られた物がジャムと呼ばれ、この時の果実は種などを取り除きほぼ果実の形のままの状態で作られ、ゼリーとは果汁と砂糖で作られた物をいい、マーマレードとは裏ごし等にした果肉と砂糖で作られた物をいう。
また、本発明では、食用ホオズキの一部または全てを用いて、ゲル状またはゾル状の食品や製品にしたものは、本発明に含まれる。
【0034】
前記製品がペースト状であるということは、一般的には果実や野菜などを煮てすりつぶし、練った食品のことをいい、製品的には、スプレッド食品、ジャム、ソース、ドレッシングとして知られている。
また、本発明では、食用ホオズキの一部または全てを用いて、スプレッド食品、ジャム、ソース、ドレッシングにしたものは、本発明に含まれる。
【0035】
課題を解決するための第4の手段としては、前記製品が飲料であることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段に記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
本発明での食用ホオズキの飲料に関しては、食用ホオズキの果汁、果肉入り果汁、濃縮果汁などが使用できる。これらの果汁の製造方法は、食用ホオズキの果実をジューサーで液体状にすれば、果肉入り果汁ができる。その果肉入り果汁を漉すと不純物の含まれない果汁になる。さらにそれら上記の果汁を濃縮すれば、濃縮果汁になる。なお、濃縮加工方法は、従来公知の凍結濃縮や低温真空濃縮等の手段でよい。また、果汁の製造方法は、従来公知の手段を用いればよい。
【0036】
また、本発明の好ましい態様は、食用ホオズキのジュースと前記ハーブおよび前記天然健康増進物および他の果汁を組合せることが健康およびバイタリティに必須の各種成分を供する飲料を量産することができる。
また、本発明の好ましい態様は、食用ホオズキのジュースから製造した製品から応用可能である。例えば、食用ホオズキのジュースは既知技術により濃縮して濃縮抽出物またはシラップを形成することができる。この濃縮は食用ホオズキの純粋ジュースに対し行なうことができ、またはジュースと天然健康増進成分または他の成分と混合後行なうことができる。次に濃縮抽出物またはシラップは水で稀釈してジュースの状態に戻すことができる。また、本発明では、食用ホオズキの一部または全てを用いて、ジュースや飲料食品や果汁製品にしたものは、本発明に含まれる。
さらに、例えば一層多い繊維またはテクスチャーを望む場合、5μ〜0.2μフィルターを使用するジュース製造方法の最終濾過工程を省略し、または粗いフィルターを使用する工程に代えることができる。
【0037】
課題を解決するための第5の手段としては、前記製品が乾燥状態であることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段に記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0038】
前記乾燥状態に関しては、食用ホオズキの果実を乾燥させるとレーズンのようになり、菓子類等に利用できる。なお、食用ホオズキの乾燥状態の製造方法は、従来公知の手段である天日干や強制乾燥(例えば、オーブン乾燥、凍結乾燥、空気乾燥など)でよい。また、食用ホオズキの乾燥手段には、凍結乾燥を用いてもよい。なお、凍結乾燥は果実または他の生産物の水分を低温、低圧下で昇華させて除去する方法である。凍結乾燥は脱水製品の栄養素の保留を助けることが知られ、凍結乾燥は栄養素およびいくつかのフレーバの保有を助ける。乾燥方法に凍結乾燥を用いることによって、食用ホオズキは完全乾燥でき、さらに風味や保存性をより長く保てる。この凍結乾燥は、従来公知の手段でよい。
【0039】
凍結乾燥手段における食用ホオズキ全体または一部を使用する本発明の好ましい態様の製造では、食用ホオズキは食用ホオズキが完熟してから収穫することが好ましい。次に食用ホオズキは洗浄し、清浄にし、凍結乾燥方法を行なう。
また、食用ホオズキは適当に凍結乾燥すると、これらはさらに他の成分と加工してその利益を増加し、またはこれらは直接本発明の態様に使用できる。
【0040】
課題を解決するための第6の手段としては、前記製品が粉末加工品であることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段または課題を解決するための第5の手段に記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
なお、食用ホオズキを粉末に加工することで、粉末は食用ホオズキまたはその抽出物から他の成分の添加前または添加後の応用製品に利用できる。
【0041】
前記粉末加工品に関しては、食用ホオズキの粉末加工品の製造方法は、まず、従来公知の手段である天日干や強制乾燥やフリーズドライ加工でよい。乾燥させた食用ホオズキの加工品を粉末、また焙煎を加えて粉末にする。なお、一般的に乾燥方法にフリーズドライ加工を用いることで、完全乾燥でき、食用ホオズキの持つ風味や保存性をより良くかつ長く保てることが可能になる。このフリーズドライ加工は、従来公知の手段でよい。なお、フリーズドライ加工は食用ホオズキまたは他の果実または他の生産物の水分を低温、低圧下で昇華させて除去する方法であるので、これらの脱水製品の栄養素の保留を助けることが知られる。例えば、ビタミンCなどの水溶性で熱に弱い成分を多く含む商品や製品にしたい場合には有効な手段である。また、また、本発明では、食用ホオズキの一部または全てを用いて粉体の食品や製品にしたものは、本発明に含まれる。
【0042】
本発明の粉体製品を製造する別の乾燥方法は、前記ジュースや前記果汁をスラリー溶液に加工して、このスラリー溶液を非常に高温の熱風にさらしたコンベヤベルト上で熱風乾燥方法により乾燥させ、この乾燥製品を特定寸法に粉砕する。
本発明粉末の製造に使用する別の乾燥方法はスラリーを冷凍し、次に真空脱水する凍結乾燥方法を使用する。生成した脱水製品は次に所望寸法に粉砕する。
【0043】
また、本発明の粉体製品を製造する別の乾燥方法は、前記スラリー溶液をさらに5μ〜0.2μマイクロ濾過系を使用して濾過し、液体製品を製造する。すべての果実および種子の実質的粒子はこれにより除去される。次に液体製品は粉末形に噴霧乾燥する。噴霧乾燥方法では液体製品はノズルまたは遠心回転車輪を使用して液体製品を霧に噴霧するアトマイザーに送る。アトマイザーにより作られた液滴は水および食用ホオズキ固体の双方を含有する。この噴霧した霧は温度および空気流を調整した乾燥室に送る。噴霧乾燥液滴は望む水分含量が得られるまで熱風と接触させる。方法中、液滴は粒子となり、次に空気流から分離する。生成粒子は必要に応じて微粉末に粉砕できる。
【0044】
課題を解決するための第7の手段としては、1つ以上の食品添加物またはその他の成分を含む、課題を解決するための第1の手段から課題を解決するための第6の手段のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものであるが、前記食品添加物に関しては、日本食品添加物協会(JAFA:東京都中央区日本橋)が指定する食品添加物であれば任意に用いることが可能である。(詳細はJAFAのホームページを参照する)
【0045】
前記その他の成分に関しては、甘味料、フレーバ付与物、または保存料であり、特にフレーバ付与物との組合せ技術によって、食用ホオズキ製品自体のフレーバ保有を改良し、食用ホオズキ製品自体の栄養価を増強し、その味を改良または変更することは可能であることが分かった。
本発明において、食用ホオズキ製品が特に美味になる可能性を備える天然の甘味料やフレーバ付与物や保存料は、キイチゴ、イチゴ、パイナップル、リンゴ、レモン、オレンジおよび甘橘フレーバであり、さらに好ましいことが分かった他の天然フレーバはミントの葉、ペパーミントおよびシナモンである。
本発明の処方は、前記果実、前記野菜、前記ハーブからの成分を含有して各種ビタミン類または各種ミネラル類または他の健康増進成分を供し、または単にフレーバを調整るだけでなく、食用ホオズキ製品自体の栄養価を調整することも可能になり、所定の量を食用ホオズキ製品または中間製品に添加すればよい。さらに、これらの成分は被覆、被覆溶液、被覆粉末の部分として、または包装で混合して添加することも可能である。
【0046】
課題を解決するための第8の手段としては、前記食用ホオズキまたは前記製品には冷凍した食用ホオズキの一部または全てを用いることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段から課題を解決するための第7の手段のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0047】
本発明は、食用ホオズキの冷凍前と解凍後に関して、糖度とアミノ酸量が変化することを、発明者が見出した結果発明に至った。
例えば、所定の期間冷凍保存した後に解凍した食用ホオズキの糖度を比較した場合に、実験室分析の結果では、食用ホオズキの冷凍前の糖度は約16.5度であり、解凍後の糖度は約19.6度であり、約20%の向上を示した。
また、例えば、アミノ酸量の変化の場合は、実験室分析または感応テストの結果では、例えば、アミノ酸の一つの指標である「旨味」の変化を被験者10人で測定した結果、10人中8人が「旨味」が向上したと答えた。
【0048】
【0049】
また、本発明における食用ホオズキの冷凍手段に関しては、既知の手段でよく冷凍温度も任意で構わないが、0℃〜マイナス5℃くらいが好ましく、さらに好ましくはマイナス5℃〜マイナス10℃であるが、マイナス10℃〜マイナス20℃でも構わない。
また、食用ホオズキの品質を考慮して、完熟してから収穫し、収穫後速やかに洗浄し、清浄にした後に、前記冷凍処理することが好ましい。
【0050】
前記冷凍処理した食用ホオズキは、必要とするときに、必要とする分だけ解凍して用いることになるが、前記製品の種類や工程によっては解凍せずに用いることも可能であり、例えば、前記工程の一部に加熱工程がある場合である。
また、前記凍結乾燥の処理を行なう場合は、品質の向上した食用ホオズキを自動的に利用できることになり、良品質の製品が期待できる。
また、解凍した食用ホオズキは、皮や果肉や種の分離が容易になり、例えば種の分離が容易になることは、食用ホオズキの再生産に好影響を与え、場合によっては食用ホオズキの生産性を向上させることが可能になる。また、皮や果肉や種の分離が容易になることは、例えば果汁製品または果汁の一部や全量を用いた製品の工程に好影響を与えることになり、その結果、前記製品の生産性の向上に寄与することが可能になる。
【0051】
課題を解決するための第9の手段としては、前記食用ホオズキまたは前記製品には低温保存した食用ホオズキの一部または全てを用いることを特徴とする、課題を解決するための第1の手段から課題を解決するための第7の手段のいずれかに記載の食用ホオズキの健康増進製品を提供するものである。
【0052】
本発明は、食用ホオズキの低温保存前と低温保存後に関して、糖度とアミノ酸量が変化することを、発明者が見出した結果発明に至った。
例えば、所定の期間低温保存した後に室温に戻した食用ホオズキの糖度を比較した場合に、実験室分析の結果では、食用ホオズキの低温保存前の糖度は約16.5度であり、所定の期間低温保存後の糖度は約19.2度であり、約20%の向上を示した。
また、例えば、アミノ酸量の変化の場合は、実験室分析または感応テストの結果では、例えば、アミノ酸の一つの指標である「旨味」の変化を被験者10人で測定した結果、10人中8人が「旨味」が向上したと答えた。
【0053】
【0054】
また、本発明における食用ホオズキの低温保存手段に関しては、既知の手段でよく低温保存温度も任意で構わないが、0℃〜5℃くらいが好ましく、さらに好ましくは5℃〜10℃であるが、10℃〜15℃でも構わない。
また、食用ホオズキの品質を考慮して、完熟してから収穫し、収穫後速やかに洗浄し、清浄にした後に、前記低温保存処理することが好ましいが、収穫後外皮付きのままで前記低温保存処理しても構わない。
【0055】
前記低温保存処理した食用ホオズキは、温度や湿度によって変化はするが1ヶ月から3ヶ月間、鮮度や品質を保持することが可能になり、必要とするときに、必要とする分だけの利用が可能になる。また、前記低温保存処理後に前記凍結乾燥の処理を行なう場合は、品質の向上した食用ホオズキを自動的に利用できることになり、良品質の製品が期待できる。
【0056】
【発明を実施するための最良の形態】
【0057】
以上、本発明の課題を解決するための手段を説明してきたが、本発明の具体的な構成は、以下の本実施の形態に示されるが、限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0058】
実施の形態例1.本発明範囲内の食用ホオズキのジャムを製造する組成物は重量%で示す量の次の成分を使用して調製する。
洗浄した原料の食用ホオズキまたは/及び冷凍保存処理した食用ホオズキまたは/及び低温保存処理した食用ホオズキの実10キログラムを調理用具に入れ、それに砂糖、蜜、液糖等の糖質3キログラムを入れ加熱し、必要に応じてゼラチンやペクチンなどの増粘多糖類やビタミンB1などの着色剤やビタミンCなどの保存料などの食品添加物を加え、希望の色や濃度に達したら加熱を中止し、その後、瓶詰め手段を用いて100グラムずつ瓶に封入しラベリングした後に、食用ホオズキのジャム製品100個を得た。
【0059】
実施の形態例2.本発明範囲内の食用ホオズキの健康食品を製造する組成物は重量%で示す量の次の成分を使用して調製する。
洗浄した原料の食用ホオズキまたは/及び冷凍保存処理した食用ホオズキまたは/及び低温保存処理した食用ホオズキの実10キログラムをフードプロセッサーでペースト状にし加熱装置に入れ加熱し、希望の色や濃度に達したら加熱を中止し、その後、必要によりマンナン、ゼラチン、ペクチン、カラギーナン、寒天等の増粘多糖類を加えて練り製品となし生成物を乾燥して、これら乾燥物を粉体化装置により粉体にされ、パッケージング手段によりこれら粉体物を粉剤、錠剤にして健康食品となす。
【0060】
実施の形態例3.本発明範囲内の食用ホオズキ飲料は重量%で示す量で次の成分を混合して製造した。
洗浄した原料の食用ホオズキまたは/及び冷凍保存処理した食用ホオズキまたは/及び低温保存処理した食用ホオズキの実50キログラムをジューサーで液状にしジュース状にし、食用ホオズキジュース80%、フレーバー類9%、糖類10%、保存料 <1%の成分に調整した後に、500グラム用の瓶に封入しラベリングして、食用ホオズキのジュース製品100個を得た。
【0061】
【0062】
実施の形態例5.前記食用ホオズキを利用した健康食品では、新鮮な食用ホオズキの果汁を煮出し、所定の液状にしたものである、食用ホオズキを利用した健康食品の製造方法は、まず新鮮な食用ホオズキの果実をフードプロセッサーで粉砕し、皮、果肉、種等全てを熱湯の中に入れ、中火にて加熱しエキスを煮出し液状とする健健康食品を形成する。
【0063】
【0064】
実施の形態例7.前記食用ホオズキの所定量の果実に所定量の砂糖を混合し、弱火にて加熱し食用ホオズキのエキスを煮出しエキスと液状化した砂糖にて、ジャムとする。
前記の砂糖としては、氷砂糖、ザラメ糖、グラニュー糖、角砂糖、粉糖、車糖などの他に、黒糖、白下糖、赤糖、再生糖等を使用することができ、これらの糖類には人体に必要なビタミン、ミネラル、無機質等がバランスよく含まれ、体内では食用ホオズキのエキスの吸収が効率よく行われるので、好ましい。
【0065】
【0066】
前記実施の形態においては、食用ホオズキの果実のエキスを抽出し、ジュース、ジャム、製品にする場合について説明したが、食用ホオズキの果実から抽出したエキスを乾燥させる場合であっても本発明に含まれ、また、そのエキスを乾燥させ粉末、顆粒、錠剤等にした場合であっても本発明に含まれる。
【発明の効果】
【0067】
本発明によって、食用ホオズキの健康増進製品が市場に流通または消費されることで、新規の健康増進製品を消費者に提供でき、その結果新しい健康産業の活性化に寄与する。
また、食用ホオズキの栽培方法も簡単で、病虫害は皆無に近く、痩せた土壌においても育成・開花・結実するので手間がかからないので効果的に果実を収穫でき、農家の所有する原野や閑休農地等の有効利用でき、農産業に活性化を与えることが可能になり、さらに、上述した発明の効果により、食用ホオズキが農産物として栽培面積が拡大することにより、農業地域の活性化を図ることができる。
【0068】
また、本発明によって、食用ホオズキの冷凍保存や低温保存の有効性は、品質向上に役立つだけでなく、市場や消費の動向にあわせての製品化が可能になり、製品化後のリスクが軽減される。
また、食用ホオズキを加工品として利用することによって長期保存や様々な利用方法が拡大することで、栽培地域の特産品として機能し、地場の産業発展に寄与する。
【0069】
また、上述した発明の効果に加えて、本発明によって、前記ビタミン類や前記ミネラル類や糖度やアミノ酸その他必要な栄養素がバランス良く組合わせられている、食用ホオズキの健康増進製品を提供できることで、本発明の消費者は、人体にとってバランスの取れた食生活が可能になり、結果的に、身体の健康増進に貢献し、未病を防ぐことになるので、我が国の医療費削減に貢献でき、健康な社会人を増大させることは、国家の生産性を向上させることが可能になる。
【0070】
【出願人】 【識別番号】503262174
【氏名又は名称】有限会社荒神
【出願日】 平成15年8月31日(2003.8.31)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−73685(P2005−73685A)
【公開日】 平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願番号】 特願2003−347633(P2003−347633)