| 【発明の名称】 |
炭火焼牛タンおよびその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 久武 【住所又は居所】宮城県仙台市若林区鶴代町6番65号 株式会社鐘崎内
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| 【要約】 |
【課題】炭火焼の食感がある牛タンが家庭において簡単にできる炭火焼牛タンを提供すること。
【解決手段】たん芯の切身を味付けし、ジュール加熱で温めた後、炭火で焼いて、真空包装し、これを冷蔵・冷凍装置によって冷凍する。切り出した牛タンの舌芯を所定の厚さに厚切りスライスし、筋切りをした後、調味料によって下味付けを行い、所定時間放置して熟成し、この熟成した牛タンを一定時間ジュール加熱し、この牛タンを通常の炭火で焼き、真空包装して冷蔵・冷凍し、食するときに電子レンジなどの解凍装置によって解凍・加熱できる炭火焼牛タンの製造方法の構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 たん芯の切身を味付けし、ジュール加熱で温めた後、炭火で焼いて、真空包装し、これを冷蔵・冷凍装置によって冷凍し、食するときに電子レンジなどの解凍装置によって解凍・加熱して家庭において簡易に炭火焼牛タンが味わえることを特徴とする炭火焼牛タン。 【請求項2】 切り出した牛タンの舌芯を所定の厚さに厚切りスライスし、筋切りをした後、調味料にて下味付けを行い、所定時間放置して熟成し、この熟成した牛タンを一定時間ジュール加熱し、この牛タンを通常の炭火で焼き、表面に焦げ跡が残った状態で真空包装して冷蔵・冷凍装置によって冷凍保存することを特徴とする炭火焼牛タンの製造方法。 【請求項3】 切りだし牛タンとして皮なし牛タンを使用し、舌芯を切り出して筋切りを行い、この牛タンの切身を所定の厚さにスライスし、調味処理して3〜4日熟成し、熟成した牛タンを40〜75℃でジュール加熱を5〜20分間実施し、この牛タンを炭火で約3〜10分間焼いて焦げ跡をつけ、プラスチック製フィルムで真空包装によって包装し、この包装物を冷蔵・冷凍装置によって冷凍にして保存することを特徴とする炭火焼牛タンの製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、一般家庭において炭火焼きの食感のある牛タンを簡易に食することができる炭火焼牛タンに関する。特に、長期間保存できるお土産用の味付け冷凍した炭火焼牛タンの製造方法に関する。 【背景技術】 【0002】 牛タンは美味しいので一般によく食されており、飲食店において多く食されている。また、土産用に包装品も知られている(特許文献1)。 昨今ではお土産用としてパックされた包装品が開発されたものが知られ、牛タンのプラスチックフィルムによる真空包装についてはよく知られている(特許文献2)。 【0003】 【特許文献1】特開平3−69255号公報第1頁 【特許文献2】特開2002−19827号公報要約 【0004】 市販されているお土産用牛タン製品は、味付けした牛タンの生肉や冷凍食品が多く用いられている。このような土産物は、家庭に持ち帰ってから、家庭で炭火を起こして、網や鉄板を使用して焼いていた。 牛タンを味付ける方法など古くからいろいろ工夫されているが、これまで家庭用に電子レンジなどで簡易に温められ、直ちに食する炭火焼き牛タンはなかった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 従来はお土産用として家庭に持ち帰っても、加工処理が面倒であり、余り喜ばれなかった。また、家庭用に簡易に炭火焼き牛タンが食することができる土産物はなかった。 本発明の課題は、炭火焼の食感がある牛タンを家庭において簡単に食することができる炭火焼牛タンを提供することである。 本発明の課題は、お土産用として炭火焼の食感のあるチルド若しくは冷凍の炭火焼牛タンを提供することである。 本発明の他の課題は、家庭において電子レンジなどで簡易に食することができる炭火焼牛タンの製造方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明は、前記課題を達成するために以下の構成としたものである。 たん芯の切身を味付けし、ジュール加熱で温めた後、炭火で焼いて、真空包装し、これを冷蔵・冷凍装置によって冷凍し、食するときに電子レンジなどの解凍装置によって解凍・加熱して家庭において簡易に炭火焼牛タンが味わえる炭火焼牛タンの構成である。 【0007】 この発明の前記課題は、切り出した牛タンの舌芯を所定の厚さに厚切りスライスし、筋切りをした後、調味料にて下味付けを行い、所定時間放置して熟成し、この熟成した牛タンを一定時間ジュール加熱し、この牛タンを通常の炭火で焼き、表面に焦げ跡が残った状態で真空包装して冷蔵・冷凍装置によって冷凍保存する炭火焼牛タンの製造方法によって達成できる。 【0008】 この発明の前記課題は、切りだし牛タンとして皮なし牛タンを使用し、舌芯を切り出して筋切りを行い、この牛タンの切身を所定の厚さにスライスして、調味料にて下味付けを行い3〜4日熟成し、熟成した牛タンを40〜75℃でジュール加熱を5〜20分間実施し、この牛タンを炭火で約3〜10分間焼いて焦げ目をつけ、プラスチック製フィルムで真空包装して包装し、これを冷蔵・冷凍装置によって冷凍にして保存することを特徴とする炭火焼牛タンの製造方法の構成によって達成できる。 【発明の効果】 【0009】 本発明の炭火焼牛タンは、所定の厚さにスライスされ、調味漬けによる美味な冷凍食品である。しかも冷凍食品として焼いた牛タンを真空パックしてあるので温めるだけで容易に食べることができる。 本発明の炭火焼牛タンの製造方法は、牛タンのたん芯を加工して、容易に調理ができ、大量に廉価に冷凍の炭火焼牛タンを製造することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下本発明の炭火焼牛タンの製造方法を図面に示す実施の形態において説明する。 図1は本発明の炭火焼牛タンの製造工程を示す流れ図である。図2は本発明の炭火焼牛タンの真空包装状態を示す斜視図である。 【0011】 本発明の炭火焼牛タンは、生肉の牛タン部位の繊維の揃った部分を水で洗浄して、表面の皮を指先や機械で剥ぎ取る。このうちたん芯部分のみを切り出し、厚さ5〜20mm位にスライスする。次に、筋切りして筋を細かく切断する。この厚切りの牛タンを塩、コショウなどの香辛料、およびグルタミン酸ソーダなどの調味料で味付けし、浸漬して数日間放置して熟成する。 【0012】 この味付け熟成した牛タンを並べたベルトをジュール加熱装置内で通過させて、5〜20分間加熱する。この時の加熱温度は厚切り牛タンのジューシーさを失わない程度の45〜75℃である。この温められた牛タンを備長炭などの炭火で3〜10分間網焼にして直ちに焼かれた牛タン1の一枚をプラスチック製フィルム2で真空包装する(図2a)。または数枚を1セットにしてプラスチックフィルム3で真空包装(ホットパック)する(図2b)。これを冷蔵・冷凍装置に入れて冷凍して製品化する。 【0013】 ジュール加熱装置は一般的な固体を加熱する通電加熱方式を採用して、表面が堅くならない温度で加熱する。 炭火焼に使用する炭は、多くの種類のものが使用することができる。しかし、炭火の火力やその持続時間などから備長炭が好ましく用いられる。 この炭火焼きの焼き時間は、表面の焦げ跡などによる具合によって焼き時間は調整することになる。この炭火による遠赤外線効果により内部への熱伝導を良くしてジューシーになり、ソフトな食感を得ることができる。特に、炭火特有の風味が加えられる。 【実施例】 【0014】 原料として使用する牛タンの付け根部位から切り取り、表面の薄皮を剥いでたん芯部分を切り出す。これを適当な厚さにスライスする。例えば、10mm前後の厚みにする。この牛タンの筋取りを行ってから下味付け工程に入り、塩、コショウ、グルタミン酸ソーダなどの調味料を附加し浸漬して3〜4日間放置熟成する。 この熟成した牛タンを取り出してジュール加熱装置に入れて5〜10分間位温め、次に、炭火焼工程に入る。表面に焦げ跡が残るぐらいの時間焼き、市販の自動真空パック包装装置によって一枚毎、熱いうちに真空包装する。この包装品を冷蔵・冷凍装置に入れて製品化する。 【産業上の利用可能性】 【0015】 この発明の炭火焼牛タンは、冷凍食品として従来困難であったお土産用に使用することができる。 本発明の炭火焼牛タンの製造方法によって初めて家庭において炭火の風味を有する牛タンを味わえることができる。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】この発明の炭火焼牛タンの製造工程を示す実施形態の流れ図である。 【図2】この発明の炭火焼牛タンの包装品の実施形態の斜視図で、(a)は本発明の牛タンを一枚真空パックした斜視図、(b)は本発明の真空パックを数枚で1セットにした斜視図である。 【符号の説明】 【0017】 1 牛タン 2 透明フィルム 3 プラスチックフィルム
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| 【出願人】 |
【識別番号】595018592 【氏名又は名称】株式会社鐘崎 【住所又は居所】仙台市若林区鶴代町6番65号
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| 【出願日】 |
平成15年8月22日(2003.8.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080698 【弁理士】 【氏名又は名称】小田 治親
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| 【公開番号】 |
特開2005−65548(P2005−65548A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月17日(2005.3.17) |
| 【出願番号】 |
特願2003−298055(P2003−298055) |
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