| 【発明の名称】 |
経口アミノ酸組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】大谷 勝 【住所又は居所】東京都中央区京橋1−15−1 味の素株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】食事制限や運動負荷を必要とすることなく、体脂肪を減少させ得る新規な経口組成物を提供する。
【解決手段】L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンを、それぞれ、10〜40重量部、10〜40重量部、5〜20重腰部、8〜30重量部および10〜35重量部含有することを特徴とする体脂肪を減少させるためのアミノ酸組成物。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を、それぞれ、10〜40重量部、10〜40重量部、5〜20重量部、8〜30重量部および10〜35重量部の割合で含有することを特徴とする体脂肪を減少させるためのアミノ酸組成物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、アミノ酸を有効な成分とするダイエット用組成物に関する。本組成物の効果は、経口摂取により筋肉量を増やし、体脂肪を減少せしめることにある。 【0002】 【従来の技術】 従来、ダイエットとは、美容や健康の保持増進のために食事の量・種類を制限することが一般的であった。近年では、食事を制限せずにダイエット剤(栄養補助剤)を服用することによって体重や体脂肪を減少させる方法が種々検討されているが、現状では十分な効果を有するダイエット剤は提供されていないのが実情である。 【0003】 一方、アミノ酸組成物の生理作用については、最近、種々の知見が蓄積されてきた。例えば、L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を含有する組成物には、造血作用や栄養状態改善作用が見出されている(後掲の特許文献1参照)。また、上記5種のアミノ酸に加えて、さらにL−リジン、メチオニン、L−スレオニン、L−ヒスチジン、L−プロリン、L−フェニルアラニンおよびL−トリプトファンを含有する組成物には、筋肉疲労およびそれに伴う倦怠感などの精神的疲労を回復する効果が認められている(後掲の特許文献2参照)。しかしながら、これらのアミノ酸組成物には、体重減少や体脂肪減少効果はこれまで知られていなかった。 【0004】 【特許文献1】特開2002−3372 【特許文献2】特開平8−198748 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の課題は、摂取することにより筋肉量を増やし、体脂肪を減少させる効果を有する新規なアミノ酸組成物、すなわちアミノ酸含有ダイエット剤を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を含有する組成物を摂取することにより、筋肉量を増やし、体脂肪を減少せしめることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は以下の項目を包含する。 【0007】 (1)L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を、それぞれ、10〜40重量部、10〜40重量部、5〜20重量部、8〜30重量部および10〜35重量部の割合で含有することを特徴とする体脂肪を減少させるためのアミノ酸組成物。 (2)筋肉量を増やす効果を有する請求項1記載のアミノ酸組成物。 本組成物は、経口的に摂取することにより、その効果を奏する。一日あたりの摂取量は、3g〜15gが適当であり、より好ましくは、6g〜10gがよい。また、本発明のアミノ酸組成物を摂取して、上記効果を奏するにあたり、格別の運動を要することはなく、食事制限の必要もない。 【0008】 【発明の実施の形態】 以下に本発明の実施の形態について説明する。 本発明のアミノ酸組成物は、上記所定の5種のアミノ酸を上記所定の割合で単に混合して調整する他に、適宜の添加剤を使用して常法によりにより調整することもできる。このような添加剤としては、味を調整改良する果汁、デキストリン、環状オリゴ糖、糖類(果糖ぶどう糖液糖、ショ糖)、酸味料、香料、抹茶粉末など、テクスチャーを改善する乳化剤、コラーゲン、全脂粉乳、増粘多糖類や寒天(ゼリー飲料の場合)など、更には前記5種のアミノ酸以外のアミノ酸、ビタミン類、卵殻カルシウム、パントテン酸カルシウム、その他のミネラル類、ローヤルゼリー、プロポリス、蜂蜜、食物繊維、アガリクス、キチン、キトサン、漢方生薬、コンドロイチン、カプサイシンなどの通常健康食品の成分として使用されているものを挙げることができる。 【0009】 本発明のアミノ酸組成物の製品形態には特別の制限はなく、経口摂取(摂食)できる形態であればいずれの形態でもよい。このような形態としては、適当な賦形剤を使用した粉末、顆粒、タブレット、液体(飲料、ゼリー飲料など)、キャンディ(チョコレートなど)等を挙げることができる。製品形態の極端な場合としては、上記5種のアミノ酸の上記割合の単なる粉体混合物(粉末)を挙げることができる。粉末の場合は、直接粉薬のようにそのまま水で飲んでもよいし、またオブラートに包んで飲むこともでき、あるいは水、牛乳、ジュースなどに溶解して飲むこともできる。 【0010】 本発明によるアミノ酸組成物は、後記実験例1の結果を考慮すると、必須成分である5種のアミノ酸を上記割合で1日当りの合計で7g以上摂取することで、体脂肪減少、筋肉量増加などの効果を顕著に奏する。一方、過剰に摂取しても効果の向上は見込まれないので、1日当りの摂取量は最大約15gとすることができる。このような範囲に含まれる量として、例えば、6〜10g程度/日を好ましい量として挙げることができる。従って、本発明のアミノ酸組成物の製品における必須成分であるアミノ酸の含有量は、1日当りの摂取回数も考慮して、適宜このような摂取量を満足せしめることのできる量とすればよい。 【0011】 【実施例】 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に例示するが、本発明はこれに限定されるものではない。 【0012】 (実施例1) 被験者6名(女性、年齢42.0±3.6才、身長156.9±2.2cm)を対象として、体重、体脂肪等を指標とするアミノ酸摂取の影響を評価した。L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンを含むアミノ酸組成物を一日あたり7.3g、2週間経口摂取して、摂取前と摂取後の体重、除脂肪体重、体脂肪量、体脂肪率、ウエスト長を測定した。食事管理は行わなかった。本アミノ酸組成物の一日あたり摂取量の各アミノ酸の内訳は、L−アルギニン 1.99g、L−グルタミン 1.36g、L−バリン1.09g、L−イソロイシン 1.17g、L−ロイシン 1.67gであった。 【0013】 表1および図1から明らかなように、本アミノ酸組成物を摂取することにより、筋肉量が約1.6kg増加し、体脂肪量が約1.5kg減少した。ウエストも約4cm少なくなっており、プロポーションが良くなったことが判る。 【表1】
【発明の効果】 以上述べたことから、本発明品のアミノ酸組成物は、摂取することにより体重、体脂肪が減少することが明らかであり、ダイエットのための組成物として有効であることがわかる。また、アミノ酸を有効成分とするものであることから、安全性にも問題はなく有利である。 【図面の簡単な説明】 【図1】実施例1において、アミノ酸組成物の摂取前(pre)と摂取後(post)の体重、体脂肪、ウエストの変化を示す図である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000066 【氏名又は名称】味の素株式会社 【住所又は居所】東京都中央区京橋1丁目15番1号
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| 【出願日】 |
平成15年7月8日(2003.7.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−27524(P2005−27524A) |
| 【公開日】 |
平成17年2月3日(2005.2.3) |
| 【出願番号】 |
特願2003−193737(P2003−193737) |
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