| 【発明の名称】 |
競走馬用飼料添加材 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 明治
【氏名】川辺 雅生
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 重金属含有水産有機廃棄物から重金属を分離したものと米ぬかを混合後乳酸発酵させた、アミノ酸やタウリン及びDHAやEPAを多く含有し、クエン酸を含む競走馬用飼料添加材。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は競走馬に対して、疲労回復や心肺機能の改善、筋肉の発達を目的に与える競走馬用飼料であり、アミノ酸やタウリンを多く含有し、クエン酸を含む競走馬用飼料添加材に関するものである。 【背景技術】 【0002】 品種改良による競走能力の向上は限界にきており、最近は飼料の改善や調教方法によって能力を向上させることも重要になってきている。牧草はタンパク質の含有量が低く筋肉への栄養を供給するには不足している。しかし、タンパク質を多く与えすぎるとアンモニアの量が増加し馬の能力に良い影響を与えないという問題があった。 【0003】 従来において、競走馬の脳の働きを良くする目的での飼料添加材はほとんどなく、身体能力の向上を目的に飼料の配合や添加量及び添加物の検討が行われてきた。 【特許文献1】特開2002−34464(P2002−34464A) 【特許文献2】特開平7−203864 【特許文献3】特開平5−161458 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 競走馬は瞬発力や持久力などの走行能力の向上を目的として、激しい調教や運動を課している。このようなトレーニングによって体調を崩したり、体力の回復の遅れが怪我の原因となることもあり、疲労から回復しやすい体を作ることと、病気や怪我に強い体力・筋力・骨格作りの改善を主目的とする飼料添加剤が必要となっている。また、若齢馬へは特に激しい調教を行うため、ストレスや疲労が生じてアミノ酸の消費が多くなり必須アミノ酸ばかりでなく、本来体内で作られるアミノ酸までも不足する事態を生じている。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、タンパク質をそのままを与えるのではなく、アミノ酸として与えることにより競走馬に対して悪影響を与えないようにし、不足するアミノ酸を補うことができ競走馬の疲労回復や能力の向上をを改善する。 【0006】 本発明によって得られた飼料添加物は、乳酸発酵の代謝物やクエン酸、タウリンを含んでおり疲労回復や心肺昨日の改善、免疫力の増加などの効果が得られると同時に、脳の発達に寄与するDHAやEPAを含むため、知能の向上により調教の内容の方法で時間を短縮できることと、馬本来が持っている能力をより以上引き出せる効果がある。 【0007】 本発明で使用されるアミノ酸は、イカの肝臓から重金属を分離し、たんぱく質を分解させアミノ酸の量を増加させたもので、その他にクエン酸なども含まれる。イカ内蔵からカドミウムを解離させる方法は、環境創研株式会社所有の(特許第3174827)を使用する。 【0008】 クエン酸は、運動による筋肉への乳酸の蓄積を防ぎ疲労物質を代謝する働きがあると同時に、グリコーゲンを効率よく利用できる働きもある。 【0009】 また、イカ肝臓には不飽和脂肪酸が多くDHAやEPAなどの高度不飽和脂肪酸も多く含まれ、これらは競走馬の能力を改善させ血液中のコレステロールを減らし血栓を作りにくくすると同時に、脳の発達に寄与する。 【0010】 飼料としての扱い安さと油脂の酸化を防止することを主な目的として、米糠を混合後乳酸発酵させる工程を加える。米糠もアミノ酸を含んでおり、米糠のリノール酸が体内でDHAに変わる。 【発明の効果】 【0011】 本発明による競走馬用飼料添加材は、アミノ酸や、タウリン、DHA等イカ内蔵由来の栄養素に加え、クエン酸や乳酸菌由来の発酵物質の働きにより、競走馬の本来の能力を引き出すと同時に、レース後や調教の疲労のやストレスに対して非常に有効であり、健康で優秀な馬に生育させる事に寄与できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 アミノ酸や、タウリン、DHA、EPA、クエン酸、乳酸発酵物質の働きにより、競走馬の疲労やストレスを取り除く事という課題を実現できた。 【実施例】 【0013】 新鮮なイカゴロをチョッパーにかけ細かく細断した後、イカゴロに対して3倍量の乳酸菌と酵母の混合培養液に入れた後、クエン酸を4から8%添加し、さらにビート糖蜜を2%添加後、30度で5日間乳酸発酵させ、培養液だけをキレート樹脂に2日間通水しカドミウムを分離させる。 【0014】 その後遠心分離により培養液を除去しカドミウムを分離したイカ内蔵を得る。このときのカドミウムの濃度は、2.0mg/kg(乾物)であった。 【0015】 次に、カドミウムを分離したイカ内蔵に対して、100%から70%の米糠を加え含水率を30%から40%にし、嫌気条件で1週間程度乳酸発酵させた後、空気中で広げ水分の蒸発を促す。 【0016】 こうして得られた飼料添加物の100g当たりのアミノ酸の含有量は、イソロイシン(730mg) 、ロイシン(1114mg)、リジン(1106mg)、メチオニン(392mg)、シスチン(968mg)、フェニルアラニン(542mg)、チロシン(536mg)、スレオニン(381mg)、トリプトファン(260mg)、バリン(1429mg)、ヒスチジン(654mg)、アルギニン(1360mg)、 アラニン(962mg)、アスパラギン酸(1313mg)、グルタミン酸(1719mg)、グリシン(615mg)、プロリン(916mg)、セリン(456mg)、タウリン(1200mg)、DHA(522mg)、EPA(221mg)であった。 【0017】 効果の検証を行うため、遺伝的、体躯及び能力に於いてほとんど同じ若齢の競走馬の1頭だけに毎日1年間当該添加飼料を馬体重の2%から3%を投与した。投与方法は飼料を与える時に当該飼料添加物を3回から4回に分けて飼料に混合し与えた。 【0018】 調教師、騎手、厩務員による調査を行い、毛づや及び摂餌量および、瞬発力、持久力、疲労の回復の程度などについて比較したところ、全てに於いて走行能力の向上を示す所見を得た。 【0019】 また、調教時に於いて筋肉中の赤血球を調査したところ、明らかに当該飼料添加物を添加した競走馬の赤血球の個数が多く、見た目にも疲労の程度が低く感じられた。 【0020】 激しい調教により体重が減少するため飼料の摂取量を増やす必要があるが、疲労により十分な量を摂取できない場合があり、疲労の回復がさらに遅れるケースに見受けられる。しかし、本発明飼料添加物を与えることにより食欲の増進や、うま味成分の増加の効果により飼料の摂取量が低下しない効果も得られた。 【0021】 他の休養馬数頭に対して投与したところ、赤血球量の低下が正常に戻り、疲労回復の度合いが良くタイムの向上も所見できた。また、筋力や体の張り・毛づやが良くなった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300065604 【氏名又は名称】環境創研株式会社
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| 【出願日】 |
平成16年6月7日(2004.6.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−341917(P2005−341917A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月15日(2005.12.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−167861(P2004−167861) |
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