| 【発明の名称】 |
飴 |
| 【発明者】 |
【氏名】中西 謙司
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| 【要約】 |
【課題】おもしろみのある飴を提供する。
【解決手段】飴1は、基準軸2の方向とほぼ同様の方向に延びる複数の層3、3を有して、基準軸2に直交する各断面に、前記複数の層3、3によるスイカをカットした絵柄を有している。すなわち、前記複数の層3、3は、スイカの種を表わす第1の層3aと、果肉を表わす第2の層3bと、皮を表わす第3の層3cと、果肉3bと皮3cとの間の部分を表わす第4の層3dと、スイカの絵柄の周囲を取巻く第5の層3eとから構成されている。そして、飴1は、基準軸2の方向の各端部4側が、その中心部分に向かうよう絞られて形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基準軸の方向とほぼ同様の方向に延びる複数の層を有して、前記基準軸に直交する各断面に、前記複数の層による絵柄を有するとともに、前記基準軸の方向の各端部側が、その中心部分に向かうよう絞られて形成されてなることを特徴とする飴。 【請求項2】 前記端部の一方に、手で持つための柄が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の飴。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、絵柄を内部に有しておもしろみのある飴に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、例えば、組飴のようなどの断面も同じ絵柄を有する棒状の飴材を、薄くスライスすることで、その両面に前記絵柄が表れた飴があった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかし、前記従来の飴においては、その両面に絵柄が表れてはいるが、その飴を舐める過程での変化がなく、趣向に欠けていた。 【0004】 この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、おもしろみのある飴を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この発明に係る飴は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、 請求項1に記載の発明に係る飴は、基準軸の方向とほぼ同様の方向に延びる複数の層を有して、前記基準軸に直交する各断面に、前記複数の層による絵柄を有するとともに、前記基準軸の方向の各端部側が、その中心部分に向かうよう絞られて形成されている。こうして、この飴は、基準軸に直交する各断面に絵柄を有するものの、その基準軸の方向の各端部側が、その中心部分に向かうよう絞られているため、両端面においては、前記絵柄が収縮して、識別が困難であったり見えなくなっている。このようにして、この飴は、内部に絵柄が隠されるが、人が、その飴の端部から舐めることで、絵柄が表れるとともに、その絵柄が徐々に拡大する。 【0006】 また、請求項2に記載の発明に係る飴のように、請求項1に記載の飴において、前記端部の一方に、手で持つための柄が取り付けられてもよい。こうすることで、人は、飴の、柄が取り付けられた端部とは反対側の端部を、容易に舐めることができる。 【発明の効果】 【0007】 この発明に係る飴によれば、人が舐めることで、隠された絵柄が表れるとともに、その絵柄が徐々に拡大するため、変化に富み、おもしろみがある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、この発明に係る飴を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。 【0009】 図1ないし図9は、本発明に係る飴の一実施の形態を示す。ここで、図1ないし図3に、飴1を示す。この飴1は、基準軸2の方向とほぼ同様の方向に延びる複数の層3、3を有して、基準軸2に直交する各断面に、前記複数の層3、3による絵柄、例えばスイカをカットした絵柄を有している。すなわち、前記複数の層3、3は、スイカの種を表わす第1の層3aと、果肉を表わす第2の層3bと、皮を表わす第3の層3cと、果肉3bと皮3cとの間の部分を表わす第4の層3dと、スイカの絵柄の周囲を取巻く第5の層3eとから構成されている。言い換えれば、前記複数の層3、3は、前記絵柄を構成する複数の層3a〜3dと、その絵柄(つまりは、層3a〜3d)の周囲を取巻く層3eとを備えている。そして、飴1は、基準軸2の方向の各端部4側が、その中心部分に向かうよう絞られて形成されている。そして、飴1には、端部4、4の一方に、手で持つための柄5が取り付けられている。 【0010】 次に、飴1の製造方法について説明する。始めに、飴1の材料を鍋に入れて火にかける。そして、材料を鍋から取り出して、薄く延ばし、各部分を、前記各層3a〜3eに相当する色となるよう、必要に応じて着色する。その後、図4に示すように、着色された、あるいは無着色の各部分を、前記各層3a〜3eを形成するように、例えば径が20cm程度となる柱状の径大柱状物6に組み上げる。そして、図5に示すように、径大柱状物6を、引き伸ばして、例えば径が3cm程度となる略円柱状の径小柱状物7を作る。次いで、この径小柱状物7を、後述する球断機8にかけられるように、所定の長さに切断する。 【0011】 そして、図6ないし図9に示すように、この所定の長さに切断された径小柱状物7を、球断機8を用いて、個々の飴1、1に切断する。ここで、球断機8は、下部体9と、上部体10とからなる。下部体9には、その上面に、略半円形状で、かつ前後に延びる第1の凹溝9aが、複数左右に並んで設けられている。そして、この下部体9における、隣合う第1の凹溝9a、9a間の凸条が、前記径小柱状物7を下から押圧する、第1の押圧刃9b、9bとなっている。同様に、上部体10には、その下面に、前記第1の凹溝9aと対向するように、略半円形状で、かつ前後に延びる第2の凹溝10aが、複数左右に並んで設けられている。そして、この上部体10における、隣合う第2の凹溝10a、10a間の凸条が、前記径小柱状物7を上から押圧する、第2の押圧刃10b、10bとなっている。なお、この上部体10の上面には、把手10c、10cが取り付けられている。 【0012】 そこで、この球断機8を用いた径小柱状物7の切断を順を追って説明すると、まず、図6に示すように、下部体9(詳細には、第1の押圧刃9b、9b)の上に、径小柱状物7を、左右が長手となるように、すなわち、第1の凹溝9a、9aを横切るように載せる。そして、図7に示すように、この径小柱状物7の上に、上部体10(詳細には、第2の押圧刃10b、10b)を、それら第2の押圧刃10b、10bと、下部体9の第1の押圧刃9b、9bとが向かい合うように載せる。そこで、上部体10を前後に揺すると、図8および図9に示すように、径小柱状物7は、下部体9の上を、前後に転がり、両押圧刃9b、10bに押圧されて、その押圧された部分が、徐々にくびれて細くなる。そして、径小筒状物7は、そのくびれがさらに進み、最後に切断される。こうして、径小柱状物7は、個々の飴1、1に分断される。そして、この分断された部分が、飴1における、前述の基準軸2の方向の端部4、4となる。こうして、個々の飴1、1が作られ、その後、一方の端部4に柄5が突き刺されるようにして取り付けられて、最終的な飴1が完成する。最後に、飴1は、必要に応じて、袋等により包装される。 【0013】 この飴1によると、基準軸2に直交する各断面に同様の絵柄(図示実施の形態においては、スイカをカットした絵柄)を有するものの、その基準軸2の方向の各端部4側が、その中心部分に向かうよう絞られている。このため、飴1は、両端面においては、前記絵柄が収縮して、識別が困難であったり、あるいは見えなくなっている。こうして、この飴1は、内部に絵柄が隠されるが、人が、その飴1の端部4から舐めることで、絵柄が表れるとともに、その絵柄が徐々に拡大する。このように、この飴1は、変化に富み、おもしろみがある。ここにおいて、飴1は、その端部4の一方に柄5が取り付けられており、人は、その柄5を持つことで、飴1の、柄5が取り付けられた端部4とは反対側の端部4を、容易に舐めることができ、都合が良い。 【0014】 なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、飴1の断面に描かれた絵柄は、スイカでなくとも、イチゴ等の果物、あるいはその他の植物の絵柄であってもよく、また、蟹とかパンダ等の動物の絵柄であってもよく、また、キャラクターとか風景とか建造物等の絵柄であってもよく、さらには、文字とかロゴとか記号等の絵柄であってもよく、特に限定されるものではない。 【0015】 また、飴1は、その端部4に柄5が取り付けられているが、この柄5は無くともよい。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】この発明の一実施の形態の、飴の正面図である。 【図2】同じく、飴の拡大平面図である。 【図3】同じく、図1におけるA−A線による拡大断面図である。 【図4】同じく、飴の製造過程を示す第1の図である。 【図5】同じく、飴の製造過程を示す第2の図である。 【図6】同じく、飴の製造過程を示す第3の図である。 【図7】同じく、飴の製造過程を示す第4の図である。 【図8】同じく、飴の製造過程を示す第5の図である。 【図9】同じく、飴の製造過程を示す第6の図である。 【符号の説明】 【0017】 1 飴 2 基準軸 3 層 4 端部 5 柄
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| 【出願人】 |
【識別番号】503276931 【氏名又は名称】山中製菓株式会社
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| 【出願日】 |
平成16年3月31日(2004.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079968 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 光司
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| 【公開番号】 |
特開2005−287370(P2005−287370A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月20日(2005.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−105485(P2004−105485) |
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