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【発明の名称】 笹団子菅巻き付け法並びに笹団子菅巻き装置
【発明者】 【氏名】会田 健

【要約】 【課題】手作業で行われてきた笹団子作りの手間のかかる菅巻き部分を、手間と労力を軽減できる笹団子菅巻き装置を提供し可能とする。

【解決手段】本発明装置の両側にあるフレーム(1)を連結棒(3)でつなぎ、片側フレームに駆動モータ(6)を取付け、両側フレーム(1)に連動軸(10)を通過させ両側にスプロケット(11)を取付け、スプロケット(14)、クランプアーム保持体(15)スプロケット保持体(16)を合体し、フレーム(1)とサブフレーム(2)の間に入れフレーム(1)とサブフレーム(2)を間座(17)で固着し、クランプアーム保持体(15)にクランプアーム(18)を取付け、菅押さえレバー(21a、21b)をフレーム(1)とサブフレーム(2)に跨って取付け、運転レバー(26)をフレーム(1)に取付けた構成に、菅と笹団子を取付け回転させながら菅を笹団子に巻き取らせる方法で巻き付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
笹団子に巻き付けする菅の長手方向の中間部を左右にある笹クランプの片側に入れ、笹団子に巻き付けしない側の菅は菅を笹クランプに入れた側と同じ側の菅ガイド部に据付け、笹団子の両側の笹を少し捻り両側の笹クランプに捻った笹の部分を各々据付け、巻き付けする側の菅を持って最初に巻き付けする笹団子の際の位置で両側の笹クランプを同時同方向に回転せしめ、2〜3回転したところで菅が笹団子際に2〜3回巻き付く、持っている菅を反対側の笹団子際に手送りで移動し、2〜3回転したところで菅が反対側の笹団子際に2〜3回巻き付く、持っている菅を笹団子中央部に手送りで移動し、2〜3回転したところで笹団子中央部に2〜3回巻き付け後回転停止することを特徴とする笹団子菅巻き付け法。
【請求項2】
左右に各々有るフレーム(1)、サブフレーム(2)、スプロケット(14)、スプロケット保持体(16)、クランプアーム保持体(15)に切り欠き溝を入れ、笹団子に巻き付けしない側の菅と笹団子が同回転軸上に据付けられ、尚同時回転することを特徴とする笹団子菅巻き装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は笹団子に菅(カヤツリグサ科)を巻き付ける、笹団子菅巻き付け法並びに笹団子菅巻き装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
古来より笹団子は菅で巻き付けられているが、この菅巻き付けは全く手作業により行われてきており、大変手間のかかる作業である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
笹団子を製造販売している会社は、手間がかかり過ぎるため材料を提供して内職依頼で製造して貰うところもあり、又誰でも直ぐ巻き付けられなく訓練も必要とされ機械化策が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下、本発明の添付図面を参照して説明すると、図2、図3、図5の如く運転レバー26を運転側へ倒すことにより駆動モータ6の回転にて、ベルト8を介して連動軸10を回転し、左右のスプロケット11よりチェーン12を介してスプロケット14を回転し、左右のクランプアーム18を回転し、同時笹クランプ19a、19bを回転させるものである。
【0005】
笹団子Mは前もって準備された状態のもので、笹約3枚で団子を包んでいる。
【0006】
笹団子Mの笹Maをクランプする19a、19bの位置は適宜位置と適宜向きに各々調整可能であり、また笹Maをすばやく取り付けできるように口元が開いて装着後はグリップされて笹団子が動かない状態を保つ。
【0007】
笹団子Mの中心が偏芯回転しないようクランプアーム18に笹団子Mを取り付けた時、回転軸と一直線上になるようクランプアーム18を笹クランプ19a、19b取り付け面で曲げてある。 また左右の構造が対称形で左右フレーム1を連結棒3でつないでいるので、連結棒3の長さを調整することでも多少笹クランプ位置の調整をすることができる。
【0008】
菅Lを笹団子Mに巻き付けるとき、笹団子Mの回転中に菅Lの持った位置を変えることにより任意の位置に巻き付けできるが、後述する笹団子製造形体からして菅L1の取り付け方向を左側か、右側かの選択によって最初の巻き位置、巻き順序が決まってくる、しかしどちら側を選択しても操作法は同じで操作者の任意でできることも特徴である。
【発明の効果】
【0009】
古来よりの天然物を使って作る笹団子製品の形体を損なわず伝統を継承し、地域名産品である笹団子作りに画期的な役割を果たすものである。
【0010】
本発明装置は、卓上型にて任意の場所で操作でき、左右対称形にて使い勝手を選ばずに誰でもが簡単操作で使用でき、又、後述するクランプアーム18の回転速度次第では手作業時の2倍以上の生産性が見込まれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
添付図面を参照して説明する、笹団子Mに巻き付ける菅Lの長手方向の中間部を笹クランプ19aに入れ、図10、図11、図7及び図9の如く笹団子Mに巻き付けしない側の菅L1はクランプアーム18に沿って菅押さえレバー21a持ち上げ切り欠き溝部50に入れ、菅端ガイド20の溝部51に入れ、そして笹団子Mの両側の笹を少し捻り笹クランプ19a、19bの各々に差し込み笹団子Mを据え付ける。そして図10の如く笹団子Mに巻き付ける側の菅L2を持って図11で示す笹団子Mの際A位置に待機後、図5で示す運転レバー26を運転側へ倒し、両側クランプアーム18が同時同方向に回転せしめ2〜3回転し、図11の如く笹団子MのA位置に菅L2が2〜3重巻き付く、菅L2を持った位置を図12の如くAよりB位置に移動し笹団子Mの反対際にて2〜3回転し笹団子MのB位置に菅L2が2〜3重巻き付く、菅L2を持った位置を図13の如くBよりC位置に移動し笹団子Mの中央部で2〜3回転し中央部で菅L2が2〜3重巻き付く(つまり巻き順序は図11〜13の如くA〜B〜Cへ)後、運転レバー26を停止側に倒し両側のクランプアーム18の回転停止し、図14の如く笹団子Mに巻き付けしない側の菅L1を笹団子Mの中央部まで引き抜き、図15の如く菅L1と菅L2を笹団子Mの中央部にて手で結び目を形成し、笹団子Mを笹クランプ19a、19bより取り外し、以下同じサイクルを繰り返す。
【実施例】
【0012】
古来より菅Lと笹Maは湯通ししてから使い、しなやかになっている。
菅Lの中間部を笹クランプ19aに、図9に示すように上より差し込むように入れれば19aはクリップ状にて口元が開いて入れることができる、そのまま笹クランプ19aが取り付けてあるクランプアーム18に沿って菅押さえレバー21aを持ち上げ菅L1を切り欠き溝部50に上より入れる、切り欠き溝部50は運転停止中固定のフレーム1、サブフレーム2、そして同時回転するクランプアーム保持体15、スプロケット14、スプロケット保持体16の各々の溝部が運転レバー26の停止位置で連動軸10に取り付いてあるスイッチ当て金23がリミットスイッチ24を検知することにより駆動停止し、切り欠き溝部50がスプロケット11とスプロケット14の歯数比(1:1)とスイッチ当て金23の設定位置で揃って絶えず上向きになる、菅端ガイド20の溝部51に菅L1を最後に入れる、(菅端ガイド20の溝部51もクランプアーム18に取り付け時笹クランプ19a、19bの向きと合わせて上向きにして置く)菅押さえレバー21aを元に戻す(菅押さえレバー21a、21bの自由時は引張りバネ22によってクランプアーム保持体15に接する位置にある)それで菅Lの笹団子Mに巻き付けない側の菅L1がクランプアーム18に沿って置かれた状態になりクランプアーム18が回転時は菅L1も同回転することになる、又、菅押さえレバー21aが図6の如く溝部50を跨いでいるため菅L1がフレーム1、サブフレーム2のクランプアーム保持体15、スプロケット保持体16のガイド穴部で回動し溝から外れでたりチェーン12に絡み付くことはない。
【0013】
そして笹団子Mの両側の笹Maを少し捻る(左右逆方向に)ことで、笹Maの中で団子が固定することと、笹クランプ19a、19bに差し込みやすく笹Maが笹クランプ19a、19bに安定されて据え付けられる、菅L1が笹クランプ19a内で笹Maに押されやや固着され菅L2の巻き開始時の菅L2に緊張を与える効果がある、笹団子Mに巻き付ける側の菅L2の笹団子M際を持って笹団子Mの際A位置に待機し、図5の如く運転レバー26を運転側へ倒しリミットスイッチ24がスイッチ当て金23から離れ、図2、図3に示すように駆動モータ6が回転しベルト8を介して軸受け29で軸支された連動軸10を回転し、連動軸10の両端に取り付けたスプロケット11(左右同歯数)よりチェーン12を介してアイドラ13とテンションローラ13aに抱え込まれたスプロケット14(左右同歯数)が回動(スプロケット14の切り欠き幅以上にチェーン12がスプロケット14に接していてスプロケット14の切り欠き部が空回りすることはない)、スプロケット14は図7の示すようにクランプアーム保持体15とスプロケット保持体16の間にあり同軸芯で嵌め合い、スプロケット14、クランプアーム保持体15、スプロケット保持体16の各切り欠き溝部50を合わせネジで共締めにて一体化し、スプロケット14が回動するとクランプアーム保持体15はフレーム1にガイドされていて、スプロケット保持休16はサブフレーム2にガイドされていて、クランプアーム18はクランプアーム保持体15からネジで適宜位置に合わせクランプアーム保持体15に固定されていて、クランプアーム18にネジ取り付けされている笹クランプ19a、19bが同時回動することになり、よって笹クランプ19a、19bに据付けされた笹団子Mが回動し続ける、菅L2は笹団子Mに巻き取られていくときの緊張には菅L2を持つ手加減による。
【0014】
また、左右のクランプアーム18の回転方向は連動軸10で連動されていて同方向になり駆動モータ6の回転方向で決まるが、クランプアーム18の回転方向の決定はどちらでも可能で操作者の操作性による。
【0015】
図10aの如く菅L1を笹クランプ19b側つまり右側に取り付け菅ガイド20を右側クランプ18に取り付け、笹団子Mに巻き付ける方法は図11〜13までの菅巻き順序がB〜A〜Cに変わるだけで操作法は前途と同じであり、操作者の使い勝手による。
【0016】
クランプアーム18の回転速度つまり笹団子Mの回転速度(120rpmが理想)決定は速度設定器30の設定で任意にできるが、巻き位置への手送り移動速さも菅巻き速度に倣わせることになる。
【産業上の利用可能性】
【0017】
笹クランプ19a、19bを他部品に取り替えるだけで、笹団子菅巻き以外の用途に使用するなど応用例の広い装置として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】全体斜視図
【図2】左側面図
【図3】平面図
【図4】正面図
【図5】図3のZ−Z断面図
【図6】図5のX−X断面図
【図7】図3のY−Y断面図
【図8】図7のW矢視拡大図
【図9】図7のV矢視図
【図10】実施例の菅取り付け状態図
【図10a】応用実施例の菅取り付け状態図
【図11】実施例の菅巻き状態図
【図12】実施例の菅巻き状態図
【図13】実施例の菅巻き状態図
【図14】実施例の菅巻き状態図
【図15】実施例の結び目形成図
【符号の説明】
【0019】
1:フレーム
2:サブフレーム
3:連結棒
4:モータ取付板
5:ステー
6:駆動モータ
7:プーリ
8:ベルト
9:プーリ
10:連動軸
11:スプロケット
12:チエーン
13:アイドラ
13a:テンションローラ
14:スプロケット
15:クランプアーム保持体
16:スプロケット保持体
17:間座
18:クランプアーム
19a、19b:笹クランプ
20:菅ガイド
21a、21b:菅押さえレバー
22:引張りバネ
23:スイッチ当て金
24:リミットスイッチ
25:スイッチブラケット
26:運転レバー
27:本体カバー
28:サイドカバー
29:軸受け
30:速度設定器
50:溝部
51:溝部
M:笹団子
Ma:笹
L:菅全体
L1:菅取付け部
L2:菅巻き部
【出願人】 【識別番号】504127175
【氏名又は名称】会田 健
【出願日】 平成16年3月3日(2004.3.3)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−245417(P2005−245417A)
【公開日】 平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願番号】 特願2004−101301(P2004−101301)