| 【発明の名称】 |
煎餅及び煎餅の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】大石 勉
【氏名】田中 郁子
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| 【要約】 |
【課題】軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、しかも、栄養価が高い煎餅及び煎餅の製造方法を提供すること。
【解決手段】食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有していることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有していることを特徴とする煎餅。 【請求項2】 鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有していることを特徴とする煎餅。 【請求項3】 炭酸カルシウムを原料中に0.1重量%以上0.3重量%以下で添加されて、製造される請求項1又は2に記載の煎餅。 【請求項4】 前記澱粉は、ワキシーコーンスターチ及びタピオカ澱粉である請求項1〜3のいずれかに記載の煎餅。 【請求項5】 食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、 混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、 充填された原料を凍結する凍結工程と、 凍結された原料を解凍する解凍工程と、 解凍された原料を切断する切断工程と、 切断された原料をフライするフライ工程とからなることを特徴とする煎餅の製造方法。 【請求項6】 鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、 混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、 充填された原料を凍結する凍結工程と、 凍結された原料を解凍する解凍工程と、 解凍された原料を切断する切断工程と、 切断された原料をフライするフライ工程とからなることを特徴とする煎餅の製造方法。 【請求項7】 前記練り・味付け工程で、食肉100重量部に対して、水を10重量部以上30重量部以下で添加する請求項5又は6に記載の煎餅の製造方法。 【請求項8】 前記フライ工程で、2分以上3分以下、175℃以上190℃以下でフライし、続けて、4分以上5分以下、150℃以上165℃以下でフライする請求項5〜7のいずれかに記載の煎餅の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、煎餅及び煎餅の製造方法に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の煎餅は、米粉、小麦粉、ポテト粉等を原料とし、これを薄く焼き上げられ又はフライされた後、適当な調味料を加えられて味付けをされて製造されるものが知られている。 【0003】 さらに、製造方法について詳しく説明すると、以下のような工程からなっている。米粉を蒸捏機に入れ、加水して5〜10分蒸捏する(蒸し工程)。こうしてα化した生地を取出し、直ちに練り機にかけて餅状とし、水中で60〜65℃まで冷却した後、再び練り機にかけて餅生地を作る(つき工程)。これを圧延機にかけて板状とし、型抜きで成型する(型切工程)。この成型生地を70〜75℃の熱風で一次乾燥させ、水分20%前後で一旦乾燥を中止して、室温で10〜20時間放置してねかせを行い、再び70〜75℃の熱風で二次乾燥させ、水分10〜15%で乾燥を終了する(乾燥工程及び火炉工程)。この二次乾燥した成型生地を200〜260℃でフライして又は焼き上げて(フライ工程)、調味液を塗布して仕上げを行い製品とする(味付け工程)。 【0004】 なお、本発明は、発明者独自の着想により完成されたもので、先行技術文献として記載すべきものはない。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、従来の煎餅は、主として米粉を使用しているために炭水化物を多く含んでおり栄養価的にはあまり高いものではなかった。 【0006】 また、近年のわが国の食事内容の多様化と嗜好の変化が進む中にあって、酒の肴として食肉製品や惣菜の食感は、やや物足りないところがあった。 【0007】 さらに、煎餅を製造するには、フライ工程の前に、蒸し工程、乾燥工程、火炉工程等の火入れ工程を必要とし、重労働であった。 【0008】 そこで、本発明は、上記の課題を解決するために、軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、しかも、栄養価が高い煎餅及び煎餅の製造方法を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0009】 すなわち、本発明は、食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有していることを特徴とする。 【0010】 また、本発明は、鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有していることを特徴とする。 【0011】 本発明の煎餅によれば、適量の澱粉を含有しているので、従来の食肉製品や惣菜にはない、軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、酒の肴等として今までにない食感を楽しむことができる。 【0012】 さらに、たんぱく質の含有量が多く栄養価が高い煎餅であるので、おやつ等として子供等が好んで栄養を取ることができる。 【0013】 特に鶏肉100重量部に対して、澱粉が60重量部を超えると、鶏肉が少なくなり、鶏肉の旨みが感じられなくなり、一方、澱粉が40重量部未満であると、鶏肉の収縮により、変形が起こるので、軽い食感(サクサク感)がなくなる。 【0014】 なお、本明細書で使用する「煎餅」とは、食肉と澱粉とを含有しているもののことをいい、例えば、酒の肴、おやつ等として食されることができるもののことをいう。 【0015】 また、本発明は、炭酸カルシウムを原料中に0.1重量%以上0.3重量%以下で添加されて、製造されることが好ましい。0.1重量%未満であると、軽い食感(サクサク感)がなくなるおそれがあり、一方、0.3重量%を超えると、軽い食感(サクサク感)は残るが、味覚に悪影響をおよぼすおそれがある。 【0016】 また、本発明は、前記澱粉は、ワキシーコーンスターチ及びタピオカ澱粉であることが好ましい。 【0017】 ワキシーコーンスターチは、アミロース成分をほとんど含まず、アミロペクチンを主成分とするため、膨化性に富んでおり、膨化時には薄いフィルム状の均質な膜で大きく膨れる(横に広がる)。また、膨化時の硬さは各種澱粉の中で最も小さく、食した時に一番ソフトな食感を与えることができる。そして、タピオカ澱粉は、油切れがよく、さらに、膨化時には縦に膨らむ。また、膨化時の硬さは多少ある。したがって、ワキシーコーンスターチ及びタピオカ澱粉を用いることにより、軽い食感(サクサク感)であり、しかも油っぽさを抑えることができ、かつ、しっかりとした形の煎餅を製造できる。 【0018】 さらに、本発明の製造方法は、食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、充填された原料を凍結する凍結工程と、凍結された原料を解凍する解凍工程と、解凍された原料を切断する切断工程と、切断された原料をフライするフライ工程とからなることを特徴とする。 【0019】 また、本発明の製造方法は、鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、充填された原料を凍結する凍結工程と、凍結された原料を解凍する解凍工程と、解凍された原料を切断する切断工程と、切断された原料をフライするフライ工程とからなることを特徴とする。 【0020】 本発明の煎餅の製造方法によれば、適量の澱粉を含有しているので、従来の食肉製品や惣菜にはない、軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、酒の肴等として今までにない食感を楽しむことができる煎餅を製造できる。 【0021】 さらに、たんぱく質の含有量が多く栄養価が高い煎餅であるので、おやつ等として子供等が好んで栄養を取ることができる煎餅を製造できる。 【0022】 また、本発明の煎餅の製造方法によれば、一般的な煎餅の製造方法と比較して、少なく、かつ、容易な工程で煎餅を製造できる。すなわち、蒸し工程、乾燥工程、火炉工程等の火入れ工程をなくして、軽い食感(サクサク感)を有する煎餅を製造できる。 【0023】 特に鶏肉100重量部に対して、澱粉が60重量部を超えると、切断工程で原料の解凍時間が早くなりすぎるので、作業性が悪くなり、一方、澱粉が40重量部未満であると、煎餅としたときに、鶏肉の収縮により、変形が起こるので、軽い食感(サクサク感)がなくなる。 【0024】 また、本発明は、前記練り・味付け工程で、食肉100重量部に対して、水を10重量部以上30重量部以下で添加することが好ましい。10重量部未満であると、作業性が悪くなるおそれがあり、一方、30重量部を超えると、フライ工程で原料から水分を素速くとばすことができず、軽い食感(サクサク感)や作業性が悪くなるおそれがある。 【0025】 また、本発明は、前記フライ工程で、2分以上3分以下、175℃以上190℃以下でフライし、続けて、4分以上5分以下、150℃以上165℃以下でフライすることが好ましい。 【0026】 始め、高温で短時間フライし、続けて、低温でじっくりフライしているので、こげることなく、軽い食感(サクサク感)を有する煎餅を製造できる。 【発明の効果】 【0027】 以上説明したように、本発明の煎餅によれば、適量の澱粉を含有しているので、従来の食肉製品や惣菜にはない、軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、酒の肴等として今までにない食感を楽しむことができる。 【0028】 さらに、たんぱく質の含有量が多く栄養価が高い煎餅であるので、おやつ等として子供等が好んで栄養を取ることができる。 【0029】 また、本発明の煎餅の製造方法によれば、適量の澱粉を含有しているので、従来の食肉製品や惣菜の食感にはない、軽い食感(サクサク感)で食肉を食することができ、酒の肴等として今までにない食感を楽しむことができる煎餅を製造できる。 【0030】 さらに、たんぱく質の含有量が多く栄養価が高い煎餅であるので、おやつ等として子供等が好んで栄養を取ることができる煎餅を製造できる。 【0031】 また、本発明の煎餅の製造方法によれば、一般的な煎餅の製造方法と比較して、少なく、かつ、容易な工程で煎餅を製造できる。すなわち、蒸し工程、乾燥工程、火炉工程等の火入れ工程をなくして、軽い食感(サクサク感)を有する煎餅を製造できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0032】 以下、本発明の実施形態を説明する。 【0033】 本発明の煎餅は、食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有している。 【0034】 上記食肉としては、特に限定されず、例えば、牛肉、鶏肉、豚肉、馬肉、魚肉、羊肉等が挙げられる。これらの食肉は、単独又は2種類以上を組み合わせて使用されてもよい。 【0035】 上記澱粉としては、特に限定されず、例えば、コーンスターチ、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、米澱粉、ハイアミロースコーンスターチ、タピオカ澱粉、ワキシーコーンスターチ等の未処理澱粉、前述の未処理澱粉に酸処理、次亜塩素酸ソーダ処理、架橋処理、エーテル化処理、エステル化処理、架橋エーテル化処理、架橋エステル化処理等を施した加工澱粉、当該未処理澱粉及び加工澱粉をα化したα化澱粉等が挙げられる。好ましくは、ワキシーコーンスターチとタピオカ澱粉とが混合されたものである。このとき、ワキシーコーンスターチ100重量部に対して、タピオカ澱粉を10重量部以上40重量部以下とされることが好ましい。 【0036】 また、本発明の煎餅は、鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有している。このとき、澱粉が60重量部を超えると、鶏肉が少なくなり、鶏肉の旨みが感じられなくなり、一方、澱粉が40重量部未満であると、鶏肉の収縮により、変形が起こるので、軽い食感(サクサク感)がなくなる。好ましくは澱粉を45重量部以上55重量部以下で、より好ましくは48重量部以上53重量部以下で含有している。 【0037】 このとき、本発明の煎餅は、たんぱく質を15重量%以上で含有していることが好ましい。 【0038】 また、本発明の煎餅は炭酸カルシウムを原料中に0.1重量%以上0.3重量%以下で添加されて、製造されることが好ましい。0.1重量%未満であると、軽い食感(サクサク感)がなくなるおそれがあり、一方、0.3重量%を超えると、軽い食感(サクサク感)は残るが、味覚に悪影響をおよぼすおそれがある。より好ましくは炭酸カルシウムを原料中に0.2重量%以上0.3重量%以下で添加されて、製造される。 【0039】 本発明では、さらに必要に応じて水、食塩、砂糖、しょうゆ、みりん、ぶどう糖、ステビア、各種エキス類(鶏がらスープ等)、膨張剤、一味唐辛子等の香辛料、アミノ酸等の調味料、保存料(ソルビン酸K等)、リン酸塩(Na・K)、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンC等)、発色剤(亜硫酸Na等)、その他の添加物等を用いてもよい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。 【0040】 次に、本発明の煎餅の製造方法を説明する。 【0041】 本発明の製造方法は、食肉100重量部に対して、澱粉を25重量部以上125重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、充填された原料を凍結する凍結工程と、凍結された原料を解凍する解凍工程と、解凍された原料を切断する切断工程と、切断された原料をフライするフライ工程とからなる。 【0042】 また、本発明の製造方法は、鶏肉100重量部に対して、澱粉を40重量部以上60重量部以下で含有している原料を混合する練り・味付け工程と、混合された原料をケーシングに充填する成型工程と、充填された原料を凍結する凍結工程と、凍結された原料を解凍する解凍工程と、解凍された原料を切断する切断工程と、切断された原料をフライするフライ工程とからなる。 【0043】 ここで、本発明の煎餅の製造方法の一例を説明する。 【0044】 (1)練り・味付け工程 ワキシーコーンスターチ、タピオカ澱粉、食塩、砂糖、しょうゆ、みりん、香辛料、調味料、鶏がらスープ、炭酸カルシウム等を混合し、さらに、挽肉状にされた鶏肉を投入して混合する。このとき、鶏肉100重量部に対して、ワキシーコーンスターチとタピオカ澱粉との混合物を40重量部以上60重量部以下で含有させる。 次に、鶏肉100重量部に対して、水を10重量部以上30重量部以下で添加して混合する。より好ましくは10重量部以上15重量部以下で添加して混合する。 なお、このような順序で原料を混合することにより、フライ時の膨化率の調整を容易に行うことができる。 【0045】 (2)成型工程 混合された原料をケーシングに充填する。 上記ケーシングとしては、例えば、立方体、直方体、円柱、楕円柱等の形状に原料を成型できるものが挙げられる。これらの中では、円柱形状に原料を成型できるものが好ましい。 成型された原料の断面の最大距離は、4〜6cmとすることが好ましい。なお、成型された原料の断面とは、後に切断工程で切断された際の切断面の形状のことをいう。 【0046】 (3)凍結工程 充填された原料を24時間以上、−30〜−25℃で凍結する。 【0047】 (4)解凍工程 切断工程で作業性を向上させるために、凍結された原料の中心温度が−3〜−9℃になるまで原料を解凍する。 【0048】 (5)切断工程 解凍された原料の厚さが2.0〜3.0mmになるように原料を切断する。なお、解凍された原料の厚さとは、切断された際の切断面に対する垂直方向の距離のことをいう。 【0049】 (6)フライ工程 切断された原料を2分以上3分以下、175℃以上190℃以下でフライし、続けて、4分以上5分以下、150℃以上165℃以下でフライする。 【0050】 したがって、本発明の煎餅の製造方法によれば、従来の鶏肉製品や惣菜の食感ではなく、軽い食感(サクサク感)で鶏肉を食することができ、酒の肴等として今までにない食感を楽しむことができる煎餅を製造できる。 【0051】 さらに、たんぱく質の含有量が多く栄養価が高い煎餅であるので、おやつ等として子供等が好んで栄養を取ることができる煎餅を製造できる。 【0052】 また、本発明の煎餅の製造方法によれば、一般的な煎餅の製造方法と比較して、少なく、かつ、容易な工程で煎餅を製造できる。すなわち、蒸し工程、乾燥工程、火炉工程等の火入れ工程をなくして、軽い食感(サクサク感)を有する煎餅を製造できる。 【0053】 さらに、フライ工程で、始め、高温で短時間フライし、続けて、低温でじっくりフライしているので、こげることなく、軽い食感(サクサク感)を有する煎餅を製造できる。 【0054】 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。 【実施例1】 【0055】 (1)練り・味付け工程 ワキシーコンスターチ38.4重量部、タピオカ澱粉9.6重量部、食塩2.08重量部、砂糖3.12重量部、しょうゆ1.04重量部、みりん0.46重量部、香辛料0.48重量部、調味料0.52重量部、鶏がらスープ0.32重量部、炭酸カルシウム0.48重量部等を攪拌機で混合し、さらに、挽肉状にされた鶏肉100重量部を投入して混合した。次に、水を12重量部で添加して混合した。 【0056】 (2)成型工程 混合された原料を、円柱の形状に成型できるケーシングに充填した。 なお、成型された原料の断面(円形状)の直径は、5cmとした。 【0057】 (3)凍結工程 充填された原料を24時間、−25℃で凍結した。 【0058】 (4)解凍工程 凍結された原料の中心温度が−6℃になるまで原料を解凍した。 【0059】 (5)切断工程 解凍された原料の厚さが2.5mmになるように原料を冷凍スライサーで切断した。 【0060】 (6)フライ工程 切断された原料を2分20秒、185℃菜種油でフライし、続けて、4分、155℃でフライして、実施例1に係る煎餅を得た。なお、得られた煎餅は、たんぱく質を18.1重量%で含有していた。 【実施例2】 【0061】 (1)練り・味付け工程で、炭酸カルシウム0.48重量部に代えて、炭酸カルシウムを使用しなかった以外は、実施例1と同様に行って、実施例2に係る煎餅を得た。 【実施例3】 【0062】 (1)練り・味付け工程で、ワキシーコンスターチ38.4重量部、タピオカ澱粉9.6重量部に代えて、ワキシーコンスターチ48重量部を使用した以外は、実施例1と同様に行って、実施例3に係る煎餅を得た。 【実施例4】 【0063】 (1)練り・味付け工程で、水12重量部に代えて、水36重量部を使用した以外は、実施例1と同様に行って、実施例4に係る煎餅を得た。 【実施例5】 【0064】 (6)フライ工程で、2分20秒、185℃でフライし、続けて、4分、155℃でフライしたことに代えて、8分、155℃でフライした以外は、実施例1と同様に行って、実施例5に係る煎餅を得た。 【実施例6】 【0065】 (6)フライ工程で、2分20秒、185℃でフライし、続けて、4分、155℃でフライしたことに代えて、4分30秒、185℃でフライした以外は、実施例1と同様に行って、実施例6に係る煎餅を得た。 【0066】 <比較例1> (1)練り・味付け工程で、ワキシーコンスターチ38.4重量部、タピオカ澱粉9.6重量部に代えて、ワキシーコンスターチ16重量部、タピオカ澱粉4重量部を使用した以外は、実施例1と同様に行って、比較例1に係る煎餅を得た。 【0067】 <評価方法> 実施例1〜6及び比較例1に係る煎餅に関して、パネラー46名(10〜60才)によって、(1)サクサク感、(2)油っぽさ、(3)色について10段階で官能評価を行った。 【0068】 (1)サクサク感 「10:充分なサクサク感ある⇔1:ほとんどサクサク感がない」の基準にて評価した。その結果の平均値を、表1に示す。 【0069】 (2)油っぽさ 「10:油っぽさを感じない⇔1:油っぽさを感じる」の基準にて評価した。その結果の平均値を、表1に示す。 【0070】 (3)色 「10:きつね色に仕上がる⇔1:こげている」の基準にて評価した。その結果の平均値を、表1に示す。 【0071】 【表1】
【0072】 表1から明らかなように、実施例1〜6に係る煎餅は、比較例1に係る煎餅より、サクサク感を有し、油っぽさを抑えることができ、かつ、良好な色を有するものであった。 【0073】 さらに、実施例1及び4〜6に係る煎餅は、炭酸カルシウムを原料中に約0.28重量%で添加されて、製造されるとともに、ワキシーコーンスターチとタピオカ澱粉とが混合されたものが用いられているので、より優れたサクサク感を有するものであった。 【0074】 さらに、実施例1に係る煎餅は、製造方法で、食肉100重量部に対して、水を12重量部で添加するとともに、2分20秒、185℃でフライし、続けて、4分、155℃でフライしたので、特に優れたサクサク感を有するものであった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000118497 【氏名又は名称】伊藤ハム株式会社
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| 【出願日】 |
平成16年3月5日(2004.3.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065868 【弁理士】 【氏名又は名称】角田 嘉宏
【識別番号】100106242 【弁理士】 【氏名又は名称】古川 安航
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| 【公開番号】 |
特開2005−245356(P2005−245356A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月15日(2005.9.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−62782(P2004−62782) |
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