| 【発明の名称】 |
棒状ケーキ |
| 【発明者】 |
【氏名】村田 佳美
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】口径を人の口に入るか又はそれよりも小さなサイズとすることにより、口に入れやすく、食べやすい上に、口の周辺やテーブル周辺を食べくずで汚しにくくすることが出来る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スポンジケーキの生地2でほぼ一重で筒状の外皮を形成し、この筒状の外皮の中空内部に練り物3を保持させたことを特徴とする棒状ケーキ。 【請求項2】 生地2に巻き込まれた練り物3の断面形状を異形としたことを特徴とする請求項1に記載の棒状ケーキ。 【請求項3】 ケーキ本体1の最大口径Aが人の口に入る程度又はそれよりも小さいサイズであることを特徴とする請求項1または2に記載の棒状ケーキ。 【請求項4】 スポンジケーキの生地2を複重の渦巻状に巻き上げたロールケーキであることを特徴とする請求項3に記載の棒状ケーキ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、食べやすい新規な棒状ケーキに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来からスポンジケーキの生地を棒状に巻いたロールケーキはポピュラーで人気があるが、一般に長さが180ミリ、最大口径が80ミリくらいのほぼ楕円柱状の形状であって、食べるに当たっては、通常、好みに応じて例えば20ミリから50ミリ程度の輪切りにしているのが実情である。 【0003】 従って、実際に食べるに当たっては、どうしても適当なサイズに切る必要があって、買ってきたものをそのままの状態でテーブルに出せない欠点があり、また適当なサイズにカットしても、渦巻きを横切る方向に口に入れることになるため、口の縁にケーキスポンジやクリーム等が溢れて付着しやすく、口の周りを汚したり、それが零れ落ちてテーブル周辺を汚しやすい欠点があった。 【0004】 また、食べる時に適当なサイズに切らなければならないので、それが面倒である上に、衛生上もアウトドアへの携行に馴染みにくい欠点があった。 【0005】 これを解決するために、薄く輪切りにして個別に包装することも考えられるが、口径が大きいので、食べる時に口やテーブル等を汚しやすいのは変わらないものであった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明は、前述の状況に鑑みて完成されたもので、主として解決しようとするところは、ナイフ等で適当なサイズに切らなくても、そのまま直ぐ食べれるようにし、しかも口やテーブル等を食べ滓で汚すことがなく、またアウトドアにも衛生的に携行可能とすることが出来る棒状ケーキを提供する点にある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明の主たる特徴は、スポンジケーキの生地2で筒状の外皮を形成し、この筒状の外皮の中空内部に練り物3を保持させたことであり、第2の特徴は、ケーキ本体1の最大口径Aを、人の口に入る程度又はそれよりも小さいサイズにしたことである。 【発明の効果】 【0008】 本発明にあっては上述のように、スポンジケーキの生地2でほぼ一重で筒状の外皮を形成し、この筒状の外皮の中空内部に練り物3を保持させたことにより、新規な棒状ケーキを提供できるものであり、また図5のように最大口径Aが人の口Mに入る程度又はそれよりも小さいサイズであるから、食べるに当たって、従来サイズのロールケーキに比べ、薄い輪切りにしなくても、そのまま端から口に入れることが出来て、食べやすい利点がある。 【0009】 また、従来のサイズのロールケーキでは、薄く輪切りにして食べる時は、渦を横断する状態で口に入れることになる。この時、薄くカットすることにより、厚みは口に入るが、渦の広がり方向に対しては、図6のように、ロールケーキ11の口径Rが人の口Mよりもかなり大きいので、口を広げても入りきらず、生地12やクリーム13等が口周辺に付着して、テーブル周辺を汚しやすい。これは子供や年寄りでは顕著であるが、本発明では口径が人の口に入る程度又はそれ以下としたから、口に渦全体がスムーズに挿入して食べることが出来、そのため、口周辺に生地やクリーム等が付着したり、周辺にくずがこぼれて汚すことが緩和される。 【0010】 更に、従来のサイズでは、どうしても食べる時に薄く輪切りにして皿などに載せてということが避けがたく、アウトドアへの携行には馴染まなかったが、本発明では、包装紙に包むことにより、外でナイフや皿等がなくても携行してそのまま食べきりサイズのケーキとして携行でき、また、包装紙で包んでおけば安全性の面でも良好である。しかもその場合でも、端面が口にすっぽり入ってしまうので、口周りや衣服を食べ屑で汚れることも軽減できるのである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の棒状ケーキを示すもので、ケーキ本体1は小麦粉、卵、砂糖、蜂蜜等を主体として配合、混練し、焼成したスポンジケーキからなる生地2の間に必要に応じてクリーム、ジャム等のなどの練り物3を巻き込み形成されるもので、その最大口径(楕円の長径部分)Aは、人の口に入るか又はそれよりも小さなサイズに形成される。 【0012】 人の口のサイズは人により個人差があり、また大人と子供、男性と女性でも差があって、一概には決めがたいが、一般的には長径が60ミリ以下、好ましくは50ミリ程度、また子供用であれば或いはそれよりも小さなサイズとする。 【0013】 長さLは特に限定しないが、口径Aより長く、また、100ミリ以下、更には口径より少し長い60ミリ程度が好ましい。これは、食べる時に、口径と平行な端面を人の口に向かって入れて食べやすいサイズとすれば良い。また、子供用に提供する場合は、口径も40ミリ、長さも50ミリ程度と設定することができる。 【0014】 出来上がった製品は、必要に応じて、図4のように包装紙4で個別に包装される。この場合、製品に応じて色分けした包装紙4に包装することができる。例えば、バニラはクリーム色、イチゴはピンク、抹茶は緑、コーヒーは焦げ茶、紅茶は薄茶色等とすれば良い。 【0015】 また、通常ロールケーキは断面が渦巻状のほぼ楕円柱であるが、柱部分を螺旋状に捻らせたり、断面を概ね円、楕円、長円の通常の形状以外の角形、星型、ハート型等、異形にすることもできる。その加工は、例えばハート型であれば、生地2を巻き上げた直後のまだ温かく十分に柔らかい時に、細い金属棒を外面から長さと平行に押し付けておくと、生地2が凹むと共に練り物3も連動してハート型に凹み、そのまま養生することによりハート型タイプを得ることが出来る。これを外周の五ケ所から行えば生地2も練り物3もほぼ星型になる。 【0016】 本発明は口径が細いので、生地2を薄くして渦巻状に巻き上げることにより細くすることができるが、他方では生地2を通常の厚さとして、巻き数を少なくして細く仕上げることもできる。図3は巻き数を1とし、断面をハート型にした例である。尚、生地2を厚くすればほぼ一重であっても、厚巻きの棒状ケーキとなる。 【0017】 本発明のプリロールケーキの製造の過程を実施例に基づき説明する。尚、下記実施例ではジャム巻きのイチゴタイプの製品を示したが、ジャムに代えて生クリームを挿めば、白っぽいバニラタイプとなる。バニラタイプの生地に替え、生地にコーヒーエッセンスを添加すればコーヒー(モカ)タイプ、紅茶エッセンスを加えれば紅茶タイプ、抹茶エッセンスを生地に添加すれば、緑の生地の抹茶タイプなどが出来る。また好みに応じてプリン、バナナ、オレンジを生地に添加したタイプや、ミックスタイプも可能である。またイチゴ、みかん、マロン等の果実自体を練り物に投入することも出来る。 【実施例1】 【0018】 材料 1本分 A.スポンジ生地 ・卵 15コ ・砂糖 450g ・薄力粉 375g ・蜂蜜 200g ・バニラエッセンス 少々 B.ジャム 大さじ20 C.ラム酒 少々 【0019】 (1)卵に砂糖を加えて泡立てる。 (2)バニラエッセンスを加えて混ぜ、ガスコンロで50℃、3分程度余熱する。 (3)メッシュで篩い分けた薄力粉を一度に入れ混ぜ合わせ、紙を敷いたオーブン皿に流し入れガス高速オーブンで焼成する(高速オーブン調理 180℃前後 約15分)。 (4)厚さが15ミリ程度の生地が焼き上がればオーブン皿から取り出す。 (5)巻き簾に乾いた布巾をのせ、生地を焼き色がついた方を下にしラム酒で溶いたジャムを全面に塗布し、端から巻き、巻き終りを下にしてしばらく落ち着かせてから切り分ける。 (6)巻上げはほぼ一重で、出来上がりの外寸で、口径の長径部分で60ミリ、短径部分で40ミリ程度、長さは500ミリ程度に仕上がるので、これを適度の長さ、例えば80ミリにカットする。 (7)カットしたものを一つずつ包装紙で包装する。 【実施例2】 【0020】 実施例1の配合比で量を10パーセント減らして厚さが15ミリ、横幅が500ミリと実施例1とほぼ同様であるが、奥行きが実施例1より10パーセントほど狭い生地を得、これを長径が50ミリ、短径が30ミリのほぼ一重に巻き上げて、60ミリの長さにカットした。 【実施例3】 【0021】 実施例1の配合で、数量を総て半分に減らし、オーブンでの焼成時間を10分に変えたほかはほぼ同様にして厚さが8ミリ程度の生地を焼成し、これにジャムを塗布して長径が40ミリ、短径が30ミリ程度のサイズのほぼ一重に巻き上げ、これを40ミリ程度にカットして、一口タイプに仕上げる。これは包装紙の両端を捻ってキャンディタイプに仕上げた。 【実施例4】 【0022】 実施例3と同配合で生地の厚さをほぼ4ミリと薄くすると共に、奥行きを実施例3のほぼ2倍の生地を得、これを渦巻き状に巻き上げてカットし、複数状の渦巻きにした他はサイズが実施例3とほぼ同様のロールケーキを得た。 【産業上の利用可能性】 【0023】 本発明にあっては、スポンジケーキの生地2で筒状の外皮を形成し、この筒状の外皮の中空内部に練り物3を保持させたことにより、新規な棒状ケーキを提供することができる。 【0024】 また、本発明では口径が人の口に入る程度又はそれ以下としたから、薄く輪切りにしなくても、そのままで口にスムーズに挿入して食べることが出来、しかも従来のように、食べる時に口周辺に生地やクリーム等が付着したり、周辺にくずがこぼれて汚すことが緩和された新規なプチロールケーキを提供できる。 【0025】 更に、本発明では、包装紙に包むことにより、外でナイフや皿等がなくても携行してそのまま食べきりサイズのケーキとして携行でき、また、包装紙で包んでおけば安全性の面でも良好である。しかもその場合でも、端面が口にすっぽり入ってしまうので、口周りや衣服を食べ屑で汚れることも軽減できる新規なプチロールケーキを提供できる。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】本発明の一実施例の斜視図。 【図2】同上の他の実施例の斜視図。 【図3】同上の更に他の実施例の斜視図。 【図4】同上の包装した状態の一例の斜視図。 【図5】同上の作用説明図。 【図6】従来例の作用説明図。 【符号の説明】 【0027】 1 ケーキ本体 2 生地 3 練り物 A 口径
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| 【出願人】 |
【識別番号】303035798 【氏名又は名称】村田 佳美
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| 【出願日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−27601(P2005−27601A) |
| 【公開日】 |
平成17年2月3日(2005.2.3) |
| 【出願番号】 |
特願2003−272629(P2003−272629) |
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