| 【発明の名称】 |
半固形食品押出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中島 栄 【住所又は居所】群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構造で押出テーブルを所定の位置にロックすることのできる半固形食品押出装置を提供する。
【解決手段】このように、本実施形態の半固形食品押出装置によれば、装置本体10に設けられた第1の係合部材41と、押出テーブル30に設けられた第2の係合部材42とによって押出テーブル30をロックするようにしたので、簡単な構造によって押出テーブル30をロックでき、部品点数を少なくしてコストの低減及び生産性の向上を図ることができる。また、操作レバー43を操作することによって押出テーブル30のロックを解除できるので、押出テーブル30のロック解除操作を容易に行うことができ、操作性の向上を図ることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 アイスクリーム等の半固形食品が収納された容器を保持し、装置本体に対して上下方向に回動自在に設けられた押出テーブルと、押出テーブルを所定の回動位置でロックするロック機構と、ロック機構によってロックされた押出テーブルの容器から半固形食品を押出す押出機構とを備えた半固形食品押出装置において、 前記ロック機構を、装置本体に設けられた係合部材と、押出テーブルに設けられた係合部材とから構成し、 各係合部材を互いに係合させることによって押出テーブルを装置本体にロックするように構成したことを特徴とする半固形食品押出装置。 【請求項2】 前記押出テーブルまたは前記装置本体に一方の係合部材を係合解除方向に動作させる操作部を設けたことを特徴とする請求項1記載の半固形食品押出装置。 【請求項3】 前記一方の係合部材を他方の係合部材との係合方向に付勢する付勢手段を備え、 一方の係合部材を他方の係合部材との当接により付勢手段の付勢力に抗して所定方向に動作しながら他方の係合部材と係合するように形成したことを特徴とする請求項1、2または3記載の半固形食品押出装置。 【請求項4】 前記操作部を、押出テーブルの前方に回動させることにより係合部材のロックを解除するように構成したことを特徴とする請求項2または3記載の半固形食品押出装置。 【請求項5】 前記操作部を、押出テーブルの前後方向一方に移動させることにより係合部材のロックを解除するように構成したことを特徴とする請求項2または3記載の半固形食品押出装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、容器内に小分けされたアイスクリーム等を個別に押出し、押出されたアイスクリームをコーンやカップに盛り付ける半固形食品押出装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、この種の半固形食品押出装置としては、一食分のアイスクリームが収容された容器を押出テーブルに置き、押出テーブルを所定の位置でロックした後、押出機構を駆動させて容器を外側から押圧し、アイスクリームをコーンやカップに盛り付けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 特開2003−70422号公報 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の半固形食品押出装置では、押出機構を駆動させて容器を外側から押圧する際に、押出テーブルを適正位置に配置し、ピストン装置の押出力に耐えられるようにロックする方法は、押出テーブルを支持しているプレートとソレノイドにより動作するプレートを係合させてロックする構造であったため、構造が複雑で部品数も多くなりコストが高くなるという問題点があった。 【0005】 本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で押出テーブルを所定の位置にロックすることのできる半固形食品押出装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、アイスクリーム等の半固形食品が収納された容器を保持し、装置本体に対して上下方向に回動自在に設けられた押出テーブルと、押出テーブルを所定の回動位置でロックするロック機構と、ロック機構によってロックされた押出テーブルの容器から半固形食品を押出す押出機構とを備えた半固形食品押出装置において、前記ロック機構を、装置本体に設けられた係合部材と、押出テーブルに設けられた係合部材とから構成し、各係合部材を互いに係合させることによって押出テーブルを装置本体にロックするように構成している。これにより、各係合部材の係合により押出テーブルが装置本体にロックされることから、簡単な構造によって押出テーブルがロックされる。 【0007】 また、請求項2では、請求項1の半固形食品押出装置において、前記押出テーブルまたは前記装置本体に一方の係合部材を係合解除方向に動作させる操作部を設けている。これにより、請求項1の作用に加え、操作部の操作により、ロック機構のロック解除操作を容易に行うことができる。 【0008】 また、請求項3では、請求項1または2の半固形食品押出装置において、前記一方の係合部材を他方の係合部材との係合方向に付勢する付勢手段を備え、一方の係合部材を他方の係合部材との当接により付勢手段の付勢力に抗して所定方向に動作しながら他方の係合部材と係合するように形成している。これにより、請求項1または2の作用に加え、押出テーブルを所定の位置まで回動すると、一方の係合部材が他方の係合部材との当接によって所定方向に動作しながら他方の係合部材と係合することから、係合部材を操作することなく各係合部材が互いに係合する。 【0009】 また、請求項4では、請求項2または3の半固形食品押出装置において、前記操作部を、押出テーブルの前方に回動させることにより係合部材のロックを解除するように構成している。これにより、請求項2または3の作用に加え、操作部を押出テーブルの前方に回動操作することによりロックが解除されることから、押出テーブルのロック解除操作が容易に行われる。 【0010】 また、請求項5では、請求項2または3の半固形食品押出装置において、前記操作部を、押出テーブルの前後方向一方に移動させることにより係合部材のロックを解除するように構成している。これにより、請求項2または3の作用に加え、操作部を押出テーブルの後方に押圧することによりロックが解除されることから、押出テーブルのロック解除操作が容易に行われる。 【0011】 【発明の実施の形態】 図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1は半固形食品押出装置の斜視図、図2は押出テーブルのロックを解除した状態の半固形食品押出装置の斜視図、図3は半固形食品押出装置の側面断面図、図4は押出テーブルのロックを解除した状態の半固形食品押出装置の側面断面図、図5は押出テーブルの構成斜視図、図6は係合部材の動作を表す側面断面図である。 【0012】 この半固形食品押出装置は、上部が前方に張り出すように形成された装置本体10と、装置本体10の下部に位置する基台20と、容器Aを保持する押出テーブル30と、押出テーブル30を所定の回動位置でロックするロック機構40と、容器Aを外側から押圧して容器A内の半固形食品を押出す押出機構50とから構成されている。 【0013】 装置本体10は、前面上部に電源スイッチ11及び操作スイッチ12を有し、各スイッチ11,12にはそれぞれ表示ランプ11a,12aが付設されている。また、装置本体10は、張り出した前面上部の下面と基台20との間にカップやコーンを挿入可能な空間を形成している。 【0014】 基台20は、後部上方に装置本体10が載置され、前面側に半固形食品であるアイスクリームを盛り付ける時にコーンやカップの下方に位置する受け皿21が形成されている。 【0015】 押出テーブル30は、装置本体10の張り出した前面上部の下面に設けられ、その中央部には容器Aを載置可能なすり鉢状の容器受け31が形成されている。また、容器受け31の底部には押出口32が設けられている。 【0016】 押出テーブル30の後端部には装置本体10と連結する幅方向一対の連結部33が設けられ、各連結部33の背面には押出テーブル30が開放されたときに装置本体10に当接するストッパ34がそれぞれ設けられている。この場合、各ストッパ34は各連結部33の斜め下方に延びるように形成され、装置本体10に当接したときに押出テーブル30の上面が所定角度で斜め下方に向って傾斜するように形成されている。各連結部33は支軸35を介して装置本体10側に連結され、これにより押出テーブルが支軸を中心に上下方向に回動するようになっている。 【0017】 ロック機構40は、装置本体10に設けられた第1の係合部材41と、押出テーブル30の前端部に設けられた第2の係合部材42と、第2の係合部材42のロックを解除するための操作レバー43とを備えている。 【0018】 第1の係合部材41はフック状の突起部41aを前方に向けて幅方向に延びるように形成された部材からなり、装置本体10の前面上部の下面の前端部に固定されている。 【0019】 第2の係合部材42は、フック状の突起部42aを背面側に向けて幅方向に延びるように形成された部材からなり、押出テーブル30の前端部に前後方向に回動自在に取付けられている。また、第2の係合部材42はバネ44によって突起部42a側を背面側に付勢されている。 【0020】 操作レバー43は、第2の係合部材42に係止する突起部43aを上部に備えた断面が略L字状の部材からなり、押出テーブル30の前端部に前後方向に回動自在に取付けられている。即ち、操作レバー43の下端側を前方に回動させることにより、操作レバー43の突起部43aが第2の係合部材42の下部に圧接し、第2の係合部材42の突起部42aが前面側に回動するようになっている。 【0021】 また、第2の係合部材42及び操作レバー43は幅方向両端部がそれぞれブッシュ42b,43b及びピン42c,43cを介して押出テーブル30に軸支されていて、幅方向両側面からプレート45をネジ46で固定することにより、ピン42c,43cの抜けを防止している。 【0022】 押出機構50は、装置本体10の内部に固定された本体部51と、本体部51に摺動自在に支持されたロッド52と、ロッド52の先端に取付けられた押圧ヘッド53と、ロッド52を駆動するモータ54とから構成され、押圧ヘッド53を押出テーブル30に対して垂直に往復動させるようになっている。 【0023】 以上のように構成された半固形食品押出装置においては、容器Aを押出テーブル30の容器受け31に載せて押出テーブル30の前端を上方に押し上げる。このとき、押出テーブル30の第2の係合部材42はバネ44によって背面側に付勢されているので、押出テーブル30の前端を押し上げることにより、押出テーブル30側の第2の係合部材42を装置本体10側の第1の係合部材41との当接によりバネ44の付勢力に抗して係合解除方向に回動し、第1の係合部材41の突起部41aが第2の係合部材42の突起部42aを乗り越えると、各係合部材41,42が互いに係合して押出テーブル30が装置本体10にロックされる。 【0024】 次に、装置本体10の前面下部の所定空間にアイスクリームを盛り付けるカップまたはコーンを差し入れ、操作スイッチ12を押すことにより、押出機構50が駆動されて押圧ヘッド53が容器Aを押圧し、容器A内のアイスクリームが押出される。 【0025】 このアイスクリームの盛り付け作業が終了した後、押出テーブル30の操作レバー47を操作することにより、押出テーブル30のロックを解除して押出テーブル30を下方に移動すれば、空の容器Aを取り外すことができる。 【0026】 このように、本実施形態の半固形食品押出装置によれば、装置本体10に設けられた第1の係合部材41と、押出テーブル30に設けられた第2の係合部材42とによって押出テーブル30をロックするようにしたので、簡単な構造によって押出テーブル30をロックでき、部品点数を少なくしてコストの低減及び生産性の向上を図ることができる。 【0027】 また、操作レバー43を操作することによって押出テーブル30のロックを解除できるので、押出テーブル30のロック解除操作を容易に行うことができ、操作性の向上を図ることができる。 【0028】 また、押出テーブル30側の第2の係合部材42を装置本体10側の第1の係合部材41との係合方向に付勢するようにして、押出テーブル30側の第2の係合部材42を装置本体10側の第1の係合部材41との当接により付勢力に抗して係合解除方向に動作するようにしたので、押出テーブル30を上方に所定位置まで回動する操作のみでロックすることができ、操作性の向上を図ることができる。 【0029】 尚、本実施形態では、押出テーブル30側の第2の係合部材42を操作レバー43によって回動させてロックを解除可能にしたものを示したが、装置本体10に操作レバー43を設けることにより、装置本体10側の第1の係合部材41を回動させてロックを解除するようにしてもよい。 【0030】 また、図7に示すように、操作レバー47を前後方向に移動自在に設け、操作レバー47を後方に押圧することによりロックを解除するようにしてもよい。即ち、操作レバー47は、その側面に設けた長孔47aに押出テーブル30側に設けたピン47bを係合することにより、前後方向に移動自在に取付けられている。この場合、操作レバー47に設けた突起47cが第2の係合部材42の下端に当接することにより、第2の係合部材42が回動するようになっている。 【0031】 【発明の効果】 以上説明したように、請求項1の半固形食品押出装置によれば、簡単な構造によって押出テーブルをロックすることができるので、部品点数を少なくすることができ、コストの低減及び生産性の向上を図ることができる。 【0032】 また、請求項2では、請求項1の効果に加え、ロック機構のロック解除操作を容易に行うことができるので、操作性の向上を図ることができる。 【0033】 また、請求項3では、請求項1または2の効果に加え、押出テーブルを所定位置まで回動する操作のみでロックすることができるので、操作性の向上を図ることができる。 【0034】 また、請求項4または5では、請求項2または3の効果に加え、押出テーブルのロック解除操作を容易に行うことができるので、操作性の向上を図ることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す半固形食品押出装置の斜視図 【図2】押出テーブルのロックを解除した状態の半固形食品押出装置の斜視図 【図3】半固形食品押出装置の側面断面図 【図4】押出テーブルのロックを解除した状態の半固形食品押出装置の斜視図 【図5】押出テーブルの構成斜視図 【図6】係合部材の動作を表す側面断面図 【図7】本発明の他の実施形態を示す係合部材の側面断面図 【符号の説明】 10…装置本体、30…押出テーブル、40…ロック機構、41…第1の係合部材、42…第2の係合部材、43…操作レバー、44…バネ、47…操作レバー、50…押出機構、A…容器。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001845 【氏名又は名称】サンデン株式会社 【住所又は居所】群馬県伊勢崎市寿町20番地
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| 【出願日】 |
平成15年6月25日(2003.6.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069981 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 精孝
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| 【公開番号】 |
特開2005−13071(P2005−13071A) |
| 【公開日】 |
平成17年1月20日(2005.1.20) |
| 【出願番号】 |
特願2003−181566(P2003−181566) |
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