| 【発明の名称】 |
冷凍マグロ用の置き台 |
| 【発明者】 |
【氏名】馬場 武明
【氏名】鈴木 康夫
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| 【要約】 |
【課題】冷凍マグロを安定して、且つ衛生的に置く台を提供する。
【解決手段】二本の支持棒(2)を用意して、一方にマグロの頭部、他方にマグロの尾部を載せる。頭部、尾部が支持棒の上を滑らぬために、支持棒に滑り留め(4)を設けて安定してマグロが載るようにする。この状態でマグロは床から離れているために床からのバクテリア汚染はなくなり衛生的に台上に保持されることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷凍マグロを床から離して空中で支えて配列するために、平行する二本の支持棒を設ける。その上に直角に交差して、一方にマグロの頭部を他方にマグロの尾部を乗せて、マグロを床に触れさせずに置くことを特徴とする、マグロの置き方。 【請求項2】 冷凍マグロは氷塊に近い物性を持つために支持部は滑りやすい。滑り防止のために例えば(4)如くに支持棒(2)に適切な凹か凸、または切り欠きを与えて滑りを防止することを特徴とする冷凍マグロの置き台。 【請求項3】 支持部に適切な、穴あき板、網、又はフェルト、ゴム板等の滑り止め材を(8)のように装着して冷凍マグロを固定することを特徴とする冷凍マグロの置台。 【請求項4】 頭部と尾部の支持棒の上部に冷凍マグロと平行に(7)のように枠材を複数本わたしてマグロを側面からも支えて、頭部、尾部と両側面を固定して支持を完全にすることを特徴とする冷凍マグロの置き台。 【請求項5】 頭部と尾部の支持部の間に板、布、網、などを(11)のごとく張って冷凍グロの腹部を下からも支持して安定な支持をする事を特徴とする冷凍マグロの置き台。 【請求項6】 下部構造部を床面に固定する、又は床下に埋め込んで床と一体にして、または請求項2の支持部のみをつくり、これを床に固定することにより常設型にしたことを特徴とした冷凍マグロの置き台。 【請求項7】 請求項6において支持部を床の定められた場所に対して脱着可能にしたことを特徴とする冷凍マグロの置き台。
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【発明の詳細な説明】【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 この発明はマグロの卸業者が中卸業者に、マグロの競売をする際に用いる冷凍のマグロを置く台に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、冷凍マグロ木製のスノコや床に置かれていた。同じ床の上を人も歩き不衛生、不安定であった。冷凍マグロを競売のために安全かつ衛生的な配列の方法がなかった。 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 木製のスノコ、床に置く配列の方法は次のような問題があった。 マグロをスノコや直接床に並べることは、第一にその形が紡錘形のために不安定で落ち着かず、また重量もあり危険があった。第二に床面はマグロの体脂肪が深く浸透しており完全に清掃、洗浄することは不可能で、食の安全を脅かすものであった。 冷凍マグロは零下60度で冷蔵されている。しかしその温度でもバクテリアは胞子となり生存する。これが解凍され、食に給されるときには再度繁殖を始める。特に卸し市場での競売後は中卸にわたりそのまま解体されて、大半は加熱なしに食に供される。従って卸し市場では冷凍マグロといえども食品として衛生的でかつ的確な安全な置き方が必要であった。 【課題を解決するための手段】 【0004】 冷凍マグロは摂氏マイナス60度で冷蔵されているために、完全に凍結して剛体になっている。その物性は氷解に近い。床にこれを直接置くと紡錘形であるために腹部から接地する、また滑りやすい、そのために安定しない。そこでこれを空中に浮かせて適当に両端部に一箇所ずつ支点を配し2点で支持すれば紡錘形の剛体は安定した保持が可能となる。図1はこの支持の基本的原理を示したもので、頭部、尾部で支持して床面からはなして空中でマグロを配列する。このように冷凍マグロを支持するとマグロ全体は支点以外に接するものはなく安定的に保持される。また床面からの汚染はなく、衛生的に保持される。 具体的には、支持棒(2)二本を平行に並べてその上にマグロ(1)を交差させて置く、支持棒(2)の上でマグロの横滑りを留めるために凹み又は凸部(4)を(2)に設ける。この支持用の棒状の枠(2)を構造的に固定して置き台とするために横枠(3)で(2)を固定する。この支持棒(2)の上にマグロを置く事により冷凍マグロは床に接することなく、衛生的に、安定的に保持される。 図1の横滑り留め(4)の他にも横滑り留めはマグロの並べ方や大きさなどでいろいろな方法が考えられる。図3の横棒(7)はマグロの腹部を横からも支えるように支持棒(2)の上に配置したものである。これは特に大型のマグロに有効である。 図5では支持棒を3本にしてその上に板状の条(10)を渡してマグロを下方からも条のバネ性を生かしてソフトに、しかも的確に支えて、同時に横滑りを留めようとしたものである。これは特に小型のマグロに有効である。 図4では(7)の上にフェルト、ゴム、穴あきシート(11)など横滑り止めになるものを別に用意して、これをマグロの重さや、大きさにあったものを選びすべり留めとして配置したものである。 マグロを完全に固定してしまいたい時には並行する二本の(2)の間に網(11)を張るとマグロは網の目に従って細かく全体が固定されるので動かなくなる。図6でそれを示す。網によってマグロが完全に固定されるので、たとえばこの状態で置き台にキャスターを取り付けて置き台とマグロを同時に移動することも可能となる。 大きい中央卸市場では短時間に数百匹のマグロを競売する。そのために、置き台をあらかじめ敷設しておいてその上にマグロを配置すると仕事が早い。図7はそのためのもので、置き台の下部を床にうめて固定したものである。 冷凍マグロは数十キロ以上もある。物性は氷解に近いので滑りやすく、競売のためにそれを配列し、それを安定的に、かつ衛生的に保持することが出来なかった。頭部、尾部の2点支持を原理として、これを基本にしたうえで、滑り留めに各種の手段を用いて、競売の都合に合わせて種々考案している。 これにより冷凍マグロの競売時の食の安全を保つことが出来る。またマグロの扱いを早く合理的行うことも出来る。しかしマグロにはいろいろの種類がある、また卸市場の扱い方も方法がことなる。そのために本発明は2点支持を原則とした上で市場の状況に合わせた各種の手段構成からなる。 本発明は以上のような構成からなる冷凍マグロの置き台に関するものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0005】 以下本発明の実施の形態について説明する。 マグロを頭部、尾部で支持するために平行に配置した複数の支持棒(2)を用意する。マグロが支持棒の上を横滑りしないように凹凸などをつける(4)など、マグロの形態に合わせた滑り止めをする。市場の広さ、マグロの匹数など、市場の都合に合わせて、支持棒を枠に組んで使うか、またはあらかじめ床に固定して仕事をやりやすく配備する。このことによりマグロが床に直接に、置かれてバクテリアに無防備な状況になることがなくなった。マグロが完全に空中に位置するので衛生的で、かつ安定された置き方が確立した。 【発明の効果】 【0006】 マグロが床に触れなくなったので、床やそこを流れる水からバクテリアに汚染される心配がなくなった。大きな紡錘形のために不安定な置き方になっていたが本発明によって安定した置き方になった。競売時の冷凍マグロの扱いがやり易くなった。 【図面の簡単説明】 【図1】 本発明の原理を示す図である。 【図2】 従来の冷凍マグロの置き方を示す図である。 【図3】 本発明の斜視図である。 【図4】 本発明の斜視図である。 【図5】 本発明の斜視図である。 【図6】 本発明の斜視図である。 【図7】 床に固定した場合の図である。 【符号の説明】 1冷凍マグロ 2支持棒 3固定用の枠 4滑り留 5従来のマグロ置き台 6床 7横枠 8支持棒に付加した滑り留 9縦の補助枠 10板条 11網
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| 【出願人】 |
【識別番号】500171187 【氏名又は名称】馬場 武明
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| 【出願日】 |
平成16年5月14日(2004.5.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−323580(P2005−323580A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月24日(2005.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願2004−173250(P2004−173250) |
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