| 【発明の名称】 |
水稲乾田直播栽培の除草方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】田川 道人 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1 日産化学工業株式会社内
【氏名】濱田 暢之 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1 日産化学工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】水稲乾田直播栽培における除草方法を提供する。
【解決手段】イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、ブタクロール、エスプロカルブ、プレチラクロール、ペノキススラム、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン及びハロスルフロンメチルから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、入水後除草に使用する除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項2】 イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、ブタクロール、エスプロカルブ、プレチラクロール、ペノキススラム、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン及びハロスルフロンメチルから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項3】 イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、ブタクロール、エスプロカルブ、プレチラクロール、ペノキススラム、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン及びハロスルフロンメチルから選択される1以上並びにビスピリバック・ナトリウム塩、ベンタゾン及びシハロホップブチルから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項4】 イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、ハロスルフロンメチル、ビスピリバック・ナトリウム塩及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物、ハロスルフロンメチル、シハロホップブチル及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物、又はペノキススラムを有効成分として含む除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項5】 請求項1乃至請求項4において、グリホサート及びグルホシネートから選択される1以上及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物をイネ播種後除草に使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項6】 請求項1乃至請求項5において、グリホサート及びグルホシネートから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物をイネ播種前除草に使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項7】 グリホサート及びグルホシネートから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物をイネ播種前除草に使用し、グリホサート及びグルホシネートから選択される1以上及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物をイネ播種後除草に使用し、ハロスルフロンメチル、ビスピリバック・ナトリウム塩及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物、ハロスルフロンメチル、シハロホップブチル及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物又はペノキススラムを有効成分として含む除草剤組成物を入水前除草に使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。 【請求項8】 請求項1乃至請求項7において、入水後除草を省略することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、水稲乾田直播栽培の除草方法に関する。 【背景技術】 【0002】 水稲乾田直播栽培は、乾田に播種し、発芽後に入水する栽培法であり、現在主流の移植栽培に比べ、苗作り、代かき、移植作業が省略でき、労力を削減し、作業時間が短縮される省力・低コストの優れた栽培法である。また、水稲乾田直播栽培は、播種・入水前に必ずしも耕起しなくてもよく、労力の削減とともに、環境への負荷が小さい栽培方法であり、イネの茎が太く、穂長が長く、健全な根が多いという利点も有する。 しかし、現在推奨されている水稲乾田直播栽培の除草方法(慣行法)は、入水前までの乾田期間の雑草と入水後の水田期間の雑草の両方を防除するために、イネ播種前除草、イネ播種後除草、入水前除草、入水後除草の順序になっており、移植栽培の除草方法に比べて散布回数が多くなり、農薬の有効成分数が多いという欠点を有する。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 水稲乾田直播栽培における除草方法を提供する。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明者は、水稲乾田直播栽培の除草方法において、入水前除草を鋭意検討することによって、入水後除草を実質上必要としない方法を見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、イネ播種前除草及びイネ播種後除草に続く入水前除草において、入水後除草に使用する除草剤組成物を使用することを特徴とする水稲乾田直播栽培の除草方法である。 【発明の効果】 【0005】 水稲乾田直播栽培の除草方法において、入水後除草を実質上必要としない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 入水前除草に使用する除草剤組成物としては、 (1)水稲乾田直播栽培の除草方法の慣行法において入水後除草に使用する除草剤組成物、例えば、 (2)ピラゾスルフロンエチル(prazosulfuron−ethyl/一般名)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methyl/一般名)、シノスルフロン(cinosulfuron/一般名)、イマゾスルフロン(imazosulfuron/一般名)、アジムスルフロン(azimsulfuron/一般名)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron−methyl/一般名)、エスプロカルブ(esprocarb/一般名)、ピラゾレート(pyrazolate/一般名)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen/一般名)、ベンゾフェナップ(benzofenap/一般名)、ダイムロン(daimuron/一般名)、ブロモブチド(bromobutide/一般名)、ナプロアニリド(naproanilide/一般名)、クロメプロップ(clomeprop/一般名)、CNP(一般名)、クロメトキシニル(chlomethoxynil/一般名)、ビフェノックス(bifenox/一般名)、オキサジアゾン(oxadiazon/一般名)、オキサジアルギル(oxadiargyl/一般名)、カフェンストロール(cafenstrole/一般名)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone/一般名)、インダノファン(indanofan/一般名)、ペントキサゾン(pentoxazone/一般名)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methyl/一般名)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl/一般名)、フェントラザミド(fentrazamide/一般名)、メフェナセット(mefenacet/一般名)、ブタクロール(butachlor/一般名)、プレチラクロール(pretilachlor/一般名)、ブテナクロール(butenachlor/一般名)、ジチオピル(dithiopyl/一般名)、ベンフレセート(benfuresate/一般名)、ピリブチカルブ(pyributicarb/一般名)、ベンチオカーブ(benthiocarb/一般名)、ジメピペレート(dimepiperate/一般名)、モリネート(molinate/一般名)、ブタミフォス(butamifos/一般名)、キンクロラック(quinclorac/一般名)、シンメスリン(cinmethylin/一般名)、シメトリン(simetryn/一般名)、ベンスリド(bensulide/一般名)、ジメタメトリン(dimethametryn/一般名)、2,4−PA(一般名)、MCP(一般名)、MCPA(一般名)、MCPB(一般名)、エトベンズアニド(etobenzanid)、クミルロン(cumyluron/一般名)、テニルクロール(thenylchlor/一般名)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron/一般名)、キノクラミン(quinoclamine/一般名)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon/一般名)、ピリフタリド(pyriftalid/一般名)、ビスピリバック・ナトリウム塩、HSA−961(試験名)、アニロホス(anilofos/一般名)、OK−701(試験名)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron/一般名)、AVH−301(試験名)、KUH−021(試験名)、ペノキススラム(Penoxsulam/一般名)及びTH−547(試験名)から選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物、 (3)ブタクロール、エスプロカルブ、プレチラクロール、ペノキススラム、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン及びハロスルフロンメチルから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物、 (4)ブタクロール、エスプロカルブ、プレチラクロール、ペノキススラム、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン及びハロスルフロンメチルから選択される1以上及びビスピリバック・ナトリウム塩(bispyribac−sodium/一般名)、ベンタゾン(bentazone)及びシハロホップブチルから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物、 (5)ハロスルフロンメチル、ビスピリバック・ナトリウム塩及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物、 (6)ハロスルフロンメチル、シハロホップブチル及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物、及び (7)ペノキススラムを有効成分として含む除草剤組成物 があげられる。 入水前除草の除草剤組成物の施用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対象雑草及びイネの品種等により差異はあるが、一般には有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.001ないし50kg程度、好ましくは0.01ないし10kg程度が適当である。 【0007】 入水前除草の除草剤組成物は、乾田下の土壌処理及び茎葉処理のいずれの処理方法においても水田雑草防除に使用できる。 水田雑草としては、例えば、ヒルムシロ(Potamogeton distinctus)等に代表されるヒルムシロ科(Potamogetonaceae)雑草、ヘラオモダカ(Alisma canaliculatum)、ウリカワ(Sagittaria pygmaea)及びオモダカ(Sagittaria trifolia)等に代表されるオモダカ科(Alismataceae)雑草、アゼガヤ(Leptochloa chinensis)、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)及びタイヌビエ(Echinochloa oryzicola)等に代表されるイネ科(Gramineae)雑草、クログワイ(Eleocharis kuroguwai)、ホタルイ(Scirpus juncoides)、シズイ(Scirpus nipponicus)、ミズガヤツリ(Cyperus serotinus)及びタマガヤツリ(Cyperus difformis)等に代表されるカヤツリグサ科(Cyperaceae)雑草、ウキクサ(Spirodela polyrhiza)及びアオウキクサ(Lemna paucicostata)等に代表されるウキクサ科(Lemnaceae)雑草、イボクサ(Murdannia keisak)等に代表されるツユクサ科(Commelinaceae)雑草、ミズアオイ(Monochoria korsakowii)及びコナギ(Monochoria vaginalis)等に代表されるミズアオイ科(Pontederiaceae)雑草、ミゾハコベ(Elatine triandra)等に代表されるミゾハコベ科(Elatinaceae)雑草、ヒメミソハギ(Ammannia multiflora)及びキカシグサ(Rotala indica)等に代表されるミソハギ科(Lythraceae)雑草、チョウジタデ(Lidwigia epilobioides)等に代表されるアカバナ科(Oenotheraceae)雑草、アブノメ(Dopatrium junceum)、アゼナ(Lindernia pyxidaria)及びアメリカアゼナ(Lindernia dubia)等に代表されるゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)雑草、並びにアメリカセンダングサ(Bidens frondosa)及びタウコギ(Bidens tripartita)等に代表されるキク科(Compositae)雑草等があげられる。 【0008】 入水前除草の除草剤組成物は、乾田下の土壌処理及び茎葉処理のいずれの処理方法においても畑地雑草防除に使用できる。 【0009】 畑地雑草として、イヌホウズキ( Solanum nigrum)、チョウセンアサガオ(Datura stramonium)等に代表されるナス科(Solananceae)雑草、イチビ(Abutilon theophrasti)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa)等に代表されるアオイ科(Malvaceae)雑草、マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)等のアサガオ類(Ipomoea spps.)やヒルガオ類(Calystegia spps.)等に代表されるヒルガオ科(Convolvulaceae)雑草、イヌビユ(Amaranthus lividus)、アオビユ(Amaranthus retroflexus)等に代表されるヒユ科(Amaranthaceae)雑草、オナモミ(Xanthium pensylvanicum)、ブタクサ(Ambrosia artemisiaefolia)、ヒマワリ(Helianthus annuus)、ハキダメギク(Galinsoga ciliata)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense)、ノボロギク(Senecio vulgaris)、ヒメジョン(Erigeron annus)等に代表されるキク科(Compositae)雑草、イヌガラシ(Rorippa indica)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、ナズナ(Capsella Bursapastoris)等に代表されるアブラナ科(Cruciferae)雑草、イヌタデ(Polygonum blumei)、ソバカズラ(Polygonum convolvulus)等に代表されるタデ科(Polygonaceae)雑草、スベリヒユ(Portulaca oleracea)等に代表されるスベリヒユ科(Portulacaceae)雑草、シロザ(Chenopodium album)、コアカザ(Chenopodium ficifolium)、ホウキギ(Kochia scoparia)等に代表されるアカザ科(Chenopodiaceae)雑草、ハコベ(Stellaria media)等に代表されるナデシコ科(Caryophyllaceae)雑草、オオイヌノフグリ(Veronica persica)等に代表されるゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)雑草、ツユクサ(Commelina communis)等に代表されるツユクサ科(Commelinaceae)雑草、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)等に代表されるシソ科(Labiatae)雑草、コニシキソウ(Euphorbia supina)、オオニシキソウ(Euphorbia maculata)等に代表されるトウダイグサ科(Euphorbiaceae)雑草、ヤエムグラ(Galium spurium)、アカネ(Rubia akane)等に代表されるアカネ科(Rubiaceae)雑草、スミレ(Viola mandshurica)等に代表されるスミレ科(Violaceae)雑草、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata)、エビスグサ(Cassia obtusifolia)等に代表されるマメ科(Leguminosae)雑草等の広葉雑草(Broad−leaved weeds)、野生ソルガム(Sorgham bicolor)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum)、ジョンソングラス(Sorghum halepense)、イヌビエ(Echinochloa crus−galli var. crus−galli)、ヒメイヌビエ(Echinochloa crus−galli var.praticola)、栽培ビエ(Echinochloa utilis)、メヒシバ(Digitaria adscendens)、カラスムギ(Avena fatua)、オヒシバ(Eleusine indica)、エノコログサ(Setaria viridis)、スズメノテッポウ(Alopecurus aegualis)等に代表されるイネ科雑草(Graminaceous weeds)、ハマスゲ(Cyperus rotundus、Cyperus esculentus)等に代表されるカヤツリグサ科雑草(Cyperaceous weeds)等があげられる。 本発明においては、入水前除草に先立って、イネ播種前除草及びイネ播種後除草が行われる。 イネ播種前除草の除草剤組成物としては、主に非選択性茎葉処理剤、例えば、グリホサート(glyphosate)(グリホサート・アンモニウム塩(glyphosate ammonium/一般名)、グリホサート・イソプロピルアミン塩(glyphosate isopropyl amine/一般名)、グリホサート・トリメシウム塩(glyphosate trimesium/一般名)、グリホサート・ナトリウム塩(glyphosate sodium/一般名)、グリホサート・カリウム塩(glyphosate potassium salt/一般名))、グルホシネート(glufosinate/一般名)、ジクワット(diquat/一般名)、パラコート(paraquat/一般名)及びビアラホス(bialaphos/一般名)から選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物があげられる。好ましくは、グリホサート(グリホサート・アンモニウム塩、グリホサート・イソプロピルアミン塩、グリホサート・トリメシウム塩、グリホサート・ナトリウム塩、グリホサート・カリウム塩)及びグルホシネートから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物があげられる。 イネ播種後除草の除草剤組成物としては、主に茎葉処理剤及び土壌処理剤、例えば、グリホサート(グリホサート・アンモニウム塩、グリホサート・イソプロピルアミン塩、グリホサート・トリメシウム塩、グリホサート・ナトリウム塩、グリホサート・カリウム塩)、グルホシネート、ジクワット、パラコート、ビアラホス、ベンチオカーブ、プロメトリン(prometryn/一般名)、DCPA(propanil/一般名)、シハロホップブチル、ペノキススラム、プレチラクロール及びブタクロールから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物があげられる。好ましくは、グリホサート(グリホサート・アンモニウム塩、グリホサート・イソプロピルアミン塩、グリホサート・トリメシウム塩、グリホサート・ナトリウム塩、グリホサート・カリウム塩)、グルホシネート、ペノキススラム及びブタクロールから選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物があげられ、グリホサート及びグルホシネートから選択される1以上及びブタクロールを有効成分として含む除草剤組成物があげられる。 イネ播種前除草及びイネ播種後除草の除草剤組成物の施用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対象雑草及びイネの品種等により差異はあるが、一般には有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.001ないし50kg程度、好ましくは0.01ないし10kg程度が適当である。 実質的に不要であるが、入水後除草が必要な場合には、主に水田用除草剤が使用でき、例えば、ピラゾスルフロンエチル、ベンスルフロンメチル、シノスルフロン、イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ハロスルフロンメチル、プレチラクロール、エスプロカルブ、ピラゾレート、ピラゾキシフェン、ベンゾフェナップ、ダイムロン、ブロモブチド、ナプロアニリド、クロメプロップ、CNP、クロメトキシニル、ビフェノックス、オキサジアゾン、オキサジアルギル、カフェンストロール、オキサジクロメホン、インダノファン(indanofan/一般名)、ペントキサゾン、ピリミノバックメチル、シハロホップブチル、フェントラザミド、メフェナセット、ブタクロール、プレチラクロール、ブテナクロール、ジチオピル、ベンフレセート、ピリブチカルブ、ベンチオカーブ、ジメピペレート、モリネート、ブタミフォス、キンクロラック、シンメスリン、シメトリン、ベンスリド、ジメタメトリン、2,4−PA、MCP、MCPA、MCPB、エトベンズアニド、クミルロン、テニルクロール、エトキシスルフロン、キノクラミン、ベンゾビシクロン、ピリフタリド、ビスピリバック・ナトリウム塩、HSA−961、アニロホス、OK−701、シクロスルファムロン、AVH−301、KUH−021、ペノキススラム及びTH−547から選択される1以上を有効成分として含む除草剤組成物があげられる。 【0010】 本発明で使用される除草剤組成物は、必要に応じて製剤又は散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤又は共力剤などと混合施用しても良い。 【0011】 本発明で使用される除草剤組成物は、有効成分を適当な固体担体又は液体担体と混合して、更に所望により界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、結合剤、固結防止剤又は分解防止剤等を添加し、液剤、乳剤、水和剤、ドライフロアブル剤、フロアブル剤、粉剤又は粒剤等任意の剤型にして実用に供することができる。 【0012】 また、省力化及び安全性向上の観点から、上記任意の剤型の製剤を水溶性包装体に封入して供することもできる。 【0013】 固体担体としては、例えばカオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベントナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライト及び珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム及び塩化カリウム等の無機塩類、合成珪酸、並びに合成珪酸塩等があげられる。 【0014】 液体担体としては、例えば水、アルコール類(エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプロパノール等)、芳香族炭化水素類(キシレン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン等)、エーテル類(ブチルセロソルブ等)、ケトン類(シクロヘキサノン等)、エステル類(γ−ブチロラクトン等)、酸アミド類(N−メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン等)及び植物油(大豆油、ナタネ油、綿実油、ヒマシ油等)等があげられる。 【0015】 これら固体及び液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。 【0016】 界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、並びにアルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、アルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸又は燐酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸又は燐酸塩及びアルキルアミン塩等のイオン性界面活性剤があげられる。 【0017】 これら界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、本発明の製剤100重量部に対し、通常0.05ないし20重量部の範囲が望ましい。また、これら界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。 【0018】 次に本発明に使用される除草剤組成物の配合例を示す。但し配合例は、これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。 〔水和剤〕 有効成分 0.1〜80部 固体担体 5〜98.9部 界面活性剤 1〜10部 その他 0〜5部 その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等があげられる。 〔乳 剤〕 有効成分 0.1〜30部 液体担体 45〜95部 界面活性剤 4.9〜15部 その他 0〜10部 その他として、例えば展着剤、分解防止剤等があげられる。 〔懸濁剤〕 有効成分 0.1〜70部 液体担体 15〜98.89部 界面活性剤 1〜12部 その他 0.01〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられる。 〔顆粒水和剤〕 有効成分 0.1〜90部 固体担体 0〜98.9部 界面活性剤 1〜20部 その他 0〜10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等があげられる。 〔液 剤〕 有効成分 0.01〜70部 液体担体 20〜99.99部 その他 0〜10部 その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等があげられる。 〔粒 剤〕 有効成分 0.01〜80部 固体担体 10〜99.99部 その他 0〜10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等があげられる。 〔粉 剤〕 有効成分 0.01〜30部 固体担体 65〜99.99部 その他 0〜5部 その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等があげられる。 【0019】 使用に際しては上記製剤を水で1〜10000倍に希釈して又は希釈せずに、有効成分が1ヘクタール(ha) 当たり0.001〜50kg、好ましくは0.01〜10kgになるように散布する。 【0020】 製剤例 次に具体的に農薬製剤例を示すがこれらのみに限定されるものではない。なお、有効成分No.1はハロスルフロンメチルを表し、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。 【0021】 〔配合例1〕水和剤 有効成分No.1 20部 パイロフィライト 76部 ソルポール5039 2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80D 2部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。 【0022】 〔配合例2〕乳 剤 有効成分No.1 5部 キシレン 75部 N−メチルピロリドン 15部 ソルポール2680 5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業(株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。 【0023】 〔配合例3〕懸濁剤(フロアブル剤) 有効成分No.1 25部 アグリゾールS−710 10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) キサンタンガム 0.2部 水 64.3部 以上を均一に混合した後、湿式粉砕して懸濁剤とする。 【0024】 〔配合例4〕顆粒水和剤(ドライフロアブル剤) 有効成分No.1 75部 ハイテノールNE−15 5部 (アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株)商品名) バニレックスN 10部 (アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名) カープレックス#80D 10部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して顆粒水和剤とする。 【0025】 〔配合例5〕粒 剤 有効成分No.1 5部 ベントナイト 50部 タルク 45部 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。 【0026】 〔配合例6〕粉 剤 有効成分No.1 3部 カープレックス#80D 0.5部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) カオリナイト 95部 リン酸ジイソプロピル 1.5部 以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。 【実施例】 【0027】 次に、本発明の有用性を以下の試験例において具体的に説明する。 〔試験例〕 千葉県、埼玉県及び岐阜県の乾田直播栽培の圃場で実証試験を行った。耕種概要を第1表に、試験設計を第2表に示す。入水後43−75日目に水田雑草に対する効果及び水稲に対する薬害を調査した。結果を第3〜5表に示す。 本発明によれば、乾田直播栽培において入水後除草を省略しても、慣行法と同等の結果が得られることがわかる。 第1表 耕種概要(月/日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 地域 播種前 播種 播種後 入水前 入水 入水後 除草 除草 除草 除草 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 千葉 3/15 4/9 4/17 5/25 6/2 6/4 埼玉 4/13 5/14 5/17 6/12 6/17 6/18 岐阜 4/1 5/7 5/9 6/1 6/7 6/8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 第2表 試験設計 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 播種前除草 播種後除草 入水前除草 入水後除草 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 本発明 組成物A 組成物A 組成物B 無散布 500ml/10a 500ml/10a 1000ml/10a 組成物B 組成物C 1000ml/10a 90g/10a 組成物D 200 ml/10a ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 慣行法 組成物A 組成物A 組成物b 組成物c 500ml/10a 500ml/10a 1000ml/10a 1000g/10a 組成物a 800ml/10a ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 注)試験区は、4平方メートル、3反復、組成物c以外の希釈水量:50リットル/10a 注)組成物A:ラウンドアップハイロード(グリホサートアンモニウム塩(41%)、日産化学工業(株)商品名)、組成物B:マーシェット乳剤(ブタクロール32%、日本農薬(株)商品名)、組成物C:シャドー水和剤(ハロスルフロンメチル5%、日産化学工業(株)商品名)、組成物D:ノミニー水和剤(ビスピリバックナトリウム塩2%、クミアイ化学工業(株)商品名)、組成物a:サターンバアロ乳剤(ブロメトリン5%+ベンチオカーブ50%、クミアイ化学工業(株)商品名)、組成物b:クリンチャーバスME液剤(シハロホップブチル3%+ベンタゾン20%、日産化学工業(株)商品名)、組成物c:ザークD1キロ粒剤51(ベンスルフロンメチルベンスルフロンメチル0.51%+メフェナセット10%+ダイムロン4.5%、デュポン(株)商品名) 第3表 千葉県の入水後75日目の調査 ――――――――――――――――――――――――――――― ノビエ ミズガヤツリ アゼナ 水稲 ――――――――――――――――――――――――――――― 本発明 100 100 97 0 ――――――――――――――――――――――――――――― 慣行法 90 100 100 2 ――――――――――――――――――――――――――――― 0=影響なし〜100=完全枯死 第4表 埼玉県の入水後43日目の調査 ――――――――――――――――――――――――――――――― ノビエ アゼナ コナギ オモダカ 水稲 ――――――――――――――――――――――――――――――― 本発明 100 100 97 83 3 ――――――――――――――――――――――――――――――― 慣行法 100 100 100 75 0 ――――――――――――――――――――――――――――――― 0=影響なし〜100=完全枯死 第5表 岐阜県の入水後47日目の調査 ―――――――――――――――― ノビエ 水稲 ―――――――――――――――― 本発明 100 2 ―――――――――――――――― 慣行法 93 0 ―――――――――――――――― 0=影響なし〜100=完全枯死 【産業上の利用可能性】 【0028】 本発明は、水稲乾田直播栽培の除草方法に使用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003986 【氏名又は名称】日産化学工業株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1
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| 【出願日】 |
平成16年2月26日(2004.2.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−239635(P2005−239635A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月8日(2005.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願2004−51519(P2004−51519) |
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