| 【発明の名称】 |
ススキの着色方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】▼えの▲目 久美代
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| 【要約】 |
【課題】カットしたススキを長期間保存利用が可能であり、柔軟性を保持すると共に、色彩が多様に施されて装飾価値を高めることを目的とする。
【解決手段】塩を加え煮沸した染料液に浸漬して染色した後、更にグリセリン溶液に浸漬して乾燥することを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 塩を加え煮沸した染料液に浸漬して染色した後、更にグリセリン溶液に浸漬して乾燥することを特徴とするススキの着色方法。 【請求項2】 煮沸して染色する時間は30分以内で、グリセリン溶液への浸漬時間が1〜2時間である請求項1記載のススキの着色方法。 【請求項3】 染色前にススキを乾燥させる請求項1又は2記載のススキの着色方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ススキの着色方法に関するものであり、着色することにより、観賞用としての利用価値を高めることができるススキに関するものである。 【背景技術】 【0002】 自然の産物である木の枝葉や草花等の植物をカットして装飾等に利用する場合、カットした植物を活け花のように水にさし、水分を補給して生きた状態を保つ方法や、逆に乾燥させてドライフラワーとする方法がある。 【0003】 しかし、水分の補給を行っても植物の寿命は短く、又ドライフラワーは折れたり、欠損し易く、更にいずれの場合でも植物本来の色彩に限定され、色彩の多様性に乏しいものであった。 そこで、カットした植物に色彩等の変化を与える工夫が提案されている。 【特許文献1】特開2001−233702 【特許文献2】特開2000−140747 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は、上記の点に鑑み、カットした植物を自然に近い状態で長期間保存利用が可能であり、柔軟性を保持すると共に、色彩が多様に施されて装飾価値を高めることを目的とするものであり、特にカットした後の利用に制約が多く、又ドライフラワーには不向きなススキを対象とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、カットしたススキの着色方法を提供するものであり、塩を加え煮沸した染料液に浸漬して染色した後、更にグリセリン溶液に浸漬して乾燥することを特徴とするものである。 【0006】 煮沸して染色する時間は30分以内で、グリセリン溶液への浸漬時間が1〜2時間が好適であり、染色前にススキを乾燥しておいても良いものである。 【発明の効果】 【0007】 本発明は、染料液に塩を入れることによって、色を固定し、染色を鮮やかに仕上げる効果を有し、煮沸することで、短時間で確実に染め上げる効果を発揮し、染色後にグリセリン溶液に浸漬することで、ススキに柔軟性と長期間の形態保持を可能とする効果を与えるものである。 又、染色前にススキを乾燥させると、染色が一層効果的に行えるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 本発明は、塩を加え煮沸した染料液にススキを浸漬して染色した後に、更にグリセリン溶液に浸漬して乾燥することで、任意の色に染め、長期間保存可能なススキを得るものである。 【0009】 染料液の着色料は粉末・液体の何れでもよく、粉末であれば水に溶解させ、液体であれば適宜希釈して使用し、中でも天然染料が好適であり、水に対する量も染める色の濃淡によって増減することができ、ススキの地色も考慮して決定すればよく、又染色を複数回繰り返して行ってもよい。 【0010】 塩は着色料に応じて適宜量加え、煮沸した染料液へススキを長くとも30分間浸漬すれば充分である。 又、グリセリン溶液への浸漬は、グリセリンとお湯(40℃前後が良い)を1:1の割合で混合して、1〜2時間程度行うものである。 【実施例1】 【0011】 天然染料であるうこん染料(粉末)を水に溶かし、食塩を一握り加え、煮沸させた染料液の中へ切り取ったススキを約30分間浸漬して、染料液より取り出し、表面を軽く洗った後、同量の水で希釈したグリセリン溶液へ1時間30分浸漬した。そして、取り出したススキを自然(又は天日)乾燥した。 【0012】 得られたススキは淡い黄色に染まり、自然のススキと趣が異なったものに感じられた。 又、柔軟性と滑らかさが認められ、長期間の保存が可能で、折れることもなく、穂が散ったり、しぼんだりもせず、水に濡れても色落ちもしなかった。 【実施例2】 【0013】 合成着色料(赤色3号)5%と天然染料(澱粉)95%の混材染料を水に溶解し、更に食塩を添加して煮沸させた染料液に、数日常温で乾燥させたススキを浸漬し、20分後に取り出し表面を水洗いした。そして、同量の水で希釈したグリセリン溶液に2時間浸漬して取り出して乾燥させた。 【0014】 得られたススキは紅色に着色され、前記実施例1と同様の特徴を有していた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】503391599 【氏名又は名称】▼えの▲目 久美代
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| 【出願日】 |
平成15年10月24日(2003.10.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088133 【弁理士】 【氏名又は名称】宮田 正道
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| 【公開番号】 |
特開2005−126377(P2005−126377A) |
| 【公開日】 |
平成17年5月19日(2005.5.19) |
| 【出願番号】 |
特願2003−364310(P2003−364310) |
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