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【発明の名称】 ペット収納ボックス
【発明者】 【氏名】上條 健
【住所又は居所】東京都中野区本町3丁目30番4号 K&Yビル9階 シーケー販売株式会社内

【要約】 【課題】使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単であるペット収納ボックスを提供する。

【解決手段】底面壁2と天面部3と2つの側面壁4,5と前面壁6と後面壁7から直方体形状を有し、隣接する稜線部に沿って折り曲げ可能に形成されていると共に、両側の側面壁4,5には、当該側面壁4,5の互いに対向する稜線部同士を合わせる状態に変形可能とする切り込み部10をそれぞれ設け、この切り込み部10を設けた両側の側面壁4,5を押し潰す方向に押圧力Fを加えて折り畳み可能に構成された。切り込み部10によってペット出入口11を形成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
6つの壁面部によって直方体形状に形成され、隣接する前記壁面部間の稜線部に沿って折り曲げ可能に形成されていると共に、一対の対向する前記壁面部には当該壁面部の互いに対向する稜線部同士を合わせる状態に変形可能とする切り込み部をそれぞれ設け、この切り込み部を設けた両側の前記壁面部を押し潰す方向に押圧力を加えて折り畳み可能に構成されたことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項2】
請求項1記載のペット収納ボックスであって、
前記切り込み部によってペット出入口を形成したことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項3】
請求項2記載のペット収納ボックスであって、
前記ペット出入口は、蓋体で開閉可能に設けられたことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項4】
請求項3記載のペット収納ボックスであって、
前記蓋体は、ファスナーの開閉で前記開口部を開閉可能に設けられたことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたペット収納ボックスであって、
前記切り込み部は、当該壁面部の3つの稜線部に沿ってコ字形状に形成されたことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載のペット収納ボックスであって、
前記切り込み部に両開きファスナーのレールが設けられ、このファスナーの一対のスライダーに取り付けられている引手には、これらの引手を繋ぐ第一の紐が設けられており、前記ファスナーの閉じ側の辺とこの辺と対向する辺には、前記ファスナーの閉じ側の辺とこの辺と対向する辺を繋ぐ第二の紐が設けられていることを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項7】
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたペット収納ボックスであって、
前記切り込み部は、当該壁面部の対角線上に延びるスリット形状に形成されたことを特徴とするペット収納ボックス。
【請求項8】
6つの壁面部によって直方体形状に形成され、隣接する前記壁面部間の稜線部に沿って折り曲げ可能に形成されていると共に、一対の対向する前記壁面部の対角線上に位置する稜線部に切り込み部をそれぞれ設け、この一対の切り込み部は、当該壁面部の1つの稜線部に沿い、かつ、当該壁面部に隣接する前記壁面部間の両側の稜線部の途中まで延設されることによって略コ字状を有し、略コ字形状の前記開口部によって当該壁面部を隣接する前記壁面部に対して内側に折り込み、折り込んだ一対の前記壁面部を互いに突き合わせる方向に押圧力を加えて折り畳み可能に構成されたことを特徴とするペット収納ボックス。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットを収納して持ち運ぶペット収納ボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
この種のペット収納ボックスとして、例えば図8〜図10に開示されたものがある(特許文献1参照。)。このペット収納ボックス100は、図8に示すように、底面壁101と天面壁102と2つの側面壁103,104と前面壁105と後面壁106の6面から直方体形状を有する。底面壁101と天面壁102と前面壁105と後面壁106の間の稜線部にはヒンジ107がそれぞれ設けられ、各ヒンジ107によって稜線に沿って折り曲げ可能に形成されている。一方の側面壁103は底面壁101にヒンジ108を介して連結され、他方の側面壁104は天面壁102にヒンジ109を介して連結されている。
【0003】
また、前面壁105と後面壁106の中央位置にはヒンジ部110がそれぞれ形成されており、この各ヒンジ部110を内側に折り込むことによって折り曲げ可能に形成されている。
【0004】
上記構成において、ペット収納ボックス100を収納状態とするには、図8に示すように、両側の側面壁103,104をそれぞれ内側に折り畳み、両側の側面壁103,104を低面壁101及び天面壁102の内面に沿って配置する。次に、図9に示すように、前面壁105及び後面壁106の中央のヒンジ部110を内側に折り曲げる。そして、図10に示すように、底面壁101と天面壁102とを互いに付き合わせた状態とすれば完了する。
【0005】
また、ペット収納ボックス100を使用状態とするには、上記と逆の手順によりペット収納ボックス100を展開すれば良い。
【0006】
このペット収納ボックス100によれば、ペット(不図示)の搬送に使用しない場合にはペット収納ボックス100をコンパクトにできる。
【特許文献1】特開2002−159235号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来のペット収納ボックス100では、底面壁101と天面壁102と2つの側面壁103,104と前面壁105と後面壁106の6面全ての稜線部で、かつ、連結されている箇所を全てヒンジ部107,108,109に形成するだけではなく、前面壁105と後面壁106の上下方向の中心位置にもヒンジ部110を設けなければならないため、構成が複雑である。
【0008】
そこで、本発明は、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単であるペット収納ボックスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、6つの壁面部によって直方体形状を形成し、隣接する前記壁面部間の稜線部に沿って折り曲げ可能に形成されていると共に、一対の対向する前記壁面部には当該壁面部の互いに対向する稜線部同士を合わせる状態に変形可能とする切り込み部をそれぞれ設け、この切り込み部を設けた両側の前記壁面部を押し潰す方向に押圧力を加えて折り畳み可能に構成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載のペット収納ボックスであって、前記切り込み部によってペット出入口を形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2記載のペット収納ボックスであって、前記ペット出入口は、蓋体で開閉可能に設けられたことを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項3記載のペット収納ボックスであって、前記蓋体は、ファスナーの開閉で前記開口部を開閉可能に設けられたことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたペット収納ボックスであって、前記切り込み部は、当該壁面部の3つの稜線部に沿ってコ字形状に形成されたことを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のペット収納ボックスであって、前記切り込み部に両開きファスナーのレールが設けられ、このファスナーの一対のスライダーに取り付けられている引手には、これらの引手を繋ぐ第一の紐が設けられており、前記ファスナーの閉じ側の辺とこの辺と対向する辺には、前記ファスナーの閉じ側の辺とこの辺と対向する辺を繋ぐ第二の紐が設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたペット収納ボックスであって、前記切り込み部は、当該壁面部の対角線上に延びるスリット形状に形成されたことを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、6つの壁面部によって直方体形状に形成され、隣接する前記壁面部間の稜線部に沿って折り曲げ可能に形成されていると共に、一対の対向する前記壁面部の対角線上に位置する稜線部に切り込み部をそれぞれ設け、この一対の切り込み部は、当該壁面部の1つの稜線部に沿い、かつ、当該壁面部に隣接する前記壁面部間の両側の稜線部の途中まで延設されることによって略コ字状を有し、略コ字形状の前記開口部によって当該壁面部を隣接する前記壁面部に対して内側に折り込み、折り込んだ一対の前記壁面部を互いに突き合わせる方向に押圧力を加えて折り畳み可能に構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1の発明によれば、切り込み部を有する両側の壁面部を押し潰すようにして変形させることによって折り畳むことができ、かつ、押し潰す2つの壁面部にのみ切り込み部を設ければ良い。このため、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【0018】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、ペット出入口を別途設ける必要がないため、構成の簡略化になる。
【0019】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、運搬の際に、ペットの出入りを規制できるため、安心して運搬できる。
【0020】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、開口部の開閉を容易に行うことができる。
【0021】
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、複数の方向から押し潰すことができるため、押し潰す方向に自由度が出る。
【0022】
請求項6の発明によれば、請求項4又は請求項5の発明の効果に加え、開口部の開閉を片手で容易に行うことができる。
【0023】
請求項7の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、切り込み部を最小限の大きさにできる。
【0024】
請求項8の発明によれば、切り込み部を有する両側の当該壁面部を隣接する壁面部の内側にそれぞれ折り込み、折り込んだ両側の壁面部を互いに付き合わせる方向に押圧することによって折り畳むことができ、かつ、両側の壁面部に対しその各稜線部に沿って所定の切り込み部を設ければ良い。このため、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
(第1実施形態)
図1(a)〜(c)は本発明の第1実施形態を示し、図1(a)はペット収納ボックス1Aの使用状態の斜視図、図1(b)はペット収納ボックス1Aの使用状態から収納状態に移行する途中の斜視図、図1(c)はペット収納ボックス1Aの収納状態の斜視図である。
【0027】
図1(a)に示すように、本実施の形態に係るペット収納ボックス1Aは、壁面部である底面壁2と天面部3と2つの側面壁4,5と前面壁6と後面壁7の6面によって直方体形状に形成され、内部にペット収納室が形成されている。各壁面部2〜7は、通気性が良く、ある程度の伸縮性があり、かつ、衝撃吸収性能の高い材質、例えば細かい網目のポリエステルメッシュ体(不図示)と、このポリエステルメッシュ体の直方体形状を保持するフレーム体(不図示)とを有する。フレーム体は、底面壁2と天面部3と前面壁6と後面壁7の直方体形状を押し潰す方向の押圧力Fが作用すると、各稜線部において各稜線に沿って容易に折り曲がるようになっている。
【0028】
また、互いに対向する側面壁4,5には、この壁面部4,5の3つの稜線に沿ってコ字形状を有する切り込み部10がそれぞれ形成されている。そして、各切り込み部10によって方形状のペット出入口11がそれぞれ形成されている。ペット出入口11は、ポリエステルメッシュにて形成された蓋体12によって開閉自在に設けられている。蓋体12の周縁とペット出入口11の周縁にはファスナー(不図示)が設けられており、このファスナーの開いたり、締めたりすることによってペット出入口11を開閉できる。
【0029】
上記構成において、使用状態にあるペット収納ボックス1Aを収納状態とするには、図1(a)に示すように、両側の蓋体12のファスナーを開き、両側の蓋体12を底面壁2の内面に載置する。次に、図1(b)に示すように、天面部3と前面壁6のほぼ稜線位置を押圧ポイントとし、このポイントを斜め下方に押圧する。この際、この押圧力Fによって、底面壁2と天面部3と前面壁6と後面壁7の各間の各稜線部が各稜線に沿って折り曲げられると共に、両側の側面壁4,5が互いに対向する稜線部同士を合わせる方向に変形する。ここで、両側の側面壁4,5には切り込み部10が形成されているため、上記した変形が許容される。最終的に、図1(c)に示すように、底面壁2と天面部3と前面壁6と後面壁7の互いの壁面同士が突き合わさるように折り畳まれた状態、つまり、収納状態となる。また、収納状態にあるペット収納ボックス1Aを使用状態とするには、ペット収納ボックス1Aへの押圧力Fを解除すれば、フレーム体(不図示)の復帰力によって直方体形状、つまり、使用状態に戻る。
【0030】
このように、このペット収納ボックス1Aでは、切り込み部10を有する両側の壁面部4,5を押し潰すようにして変形させることによって折り畳むことができ、かつ、押し潰す2つの壁面部4,5にのみ切り込み部10を設ければ良い。このため、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【0031】
以上示したように、本実施の形態に係るペット収納ボックスでは、切り込み部10によってペット出入口11が設けられているため、ペット出入口11を別途設ける必要がなく、構成の簡略化になる。また、ペット出入口11は蓋体12で開閉可能に設けられているため、運搬の際にペットの出入りを規制でき、安心して運搬できる。さらに、ペット出入口11はファスナーで開閉可能に設けられているため、ペット出入口11の開閉を容易に行うことができる。また、各切り込み部10は側面壁4,5の3つの稜線部に沿ってコ字形状に形成されているため、複数の方向から押し潰すことができ、押し潰す方向に自由度が出る。さらに、両側にペット出入口11を設けているため、2方向からペットの出入りを行うことができる。また、切り込み部10が側面壁4,5に設けられているため、ペットの排泄物が切り込み部10より漏れて車両シート等を汚すことがない。
【0032】
なお、図1(c)において、壁面部4,5が正方形の場合には、ペット収納ボックス1Aを更に折り畳むことが可能となる。
【0033】
(第2実施形態)
図2は本発明の第2実施形態を示し、ペット収納ボックス1Bの斜視図である。この実施の形態に係るペット収納ボックス1Bでは、一方の側面壁4に設けられる切り込み部10が当該側面壁4の3つの稜線に沿ってコ字形状に形成されているが、他方の側面壁5に設けられる切り込み部20がこの側面壁5の対角線上に延びるスリット形状に形成されている。切り込み部10は、上記第1実施形態と同様に、ペット出入口11として形成されている。スリット状の切り込み部20は、ファスナー(不図示)によって開閉可能に設けられている。なお、他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、重複説明を回避すると共に、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
【0034】
この第2実施形態においても、ペット収納ボックス1Bを使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。また、他方の側面壁5の切り込み部20は、側面壁5の対角線上に延びるスリット形状に形成されているので、切り込み部20を最小限の大きさにできる。
【0035】
(第3実施形態)
図3は本発明の第3実施形態を示し、ペット収納ボックス1Cの斜視図である。この第3実施形態のペット収納ボックス1Cでは、天面部3と底面壁2に、第1実施形態と同様な構成の切り込み部10がそれぞれ形成されている。なお、他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、重複説明を回避すると共に、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
【0036】
この第3実施形態においても、ペット収納ボックス1Cを使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【0037】
(第4実施形態)
図4は本発明の第4実施形態を示し、ペット収納ボックス1Dの斜視図である。この第4実施形態のペット収納ボックス1Dでは、天面部3と底面壁2に、第2実施形態と同様な構成の切り込み部10,20がそれぞれ形成されている。なお、他の構成は上記第2実施形態と同様であるため、重複説明を回避すると共に、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
【0038】
この第4実施形態においても、ペット収納ボックス1Dを使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【0039】
なお、第1〜第4実施形態では、切り込み部10,20を側面壁4,5や底面壁2及び天面部3に設けているが、前面壁6及び後面壁7に設けても良いことはもちろんである。また、第1〜第4実施形態では、切り込み部10,20はコ字形状やスリット形状に形成されているが、壁面部の互いに対向する稜線部同士を合わせる状態に変形可能にできる形状であれば、その形状を問わない。
【0040】
(第5実施形態)
図5は本発明の第5実施形態を示し、図5(a)はペット収納ボックス1Eの斜視図、図5(b)はペット収納ボックス1Eの第二の紐を引っ張っている途中の斜視図である。この実施の形態に係るペット収納ボックス1Eでは、天面部3に設けられる切り込み部10が形成されている。そして、切り込み部10によって方形状のペット出入口11が形成されている。このペット出入口11には、蓋体12が開閉自在に設けられている。蓋体12の周縁とペット出入口11の周縁にはファスナーのレール13が設けられている。そして、ファスナーの2個のスライダー14の頭が向かい合わせの両開きファスナーとなっている。各スライダー14に取り付けられている引手15には、各引手15を繋ぐ第一の紐16が設けられている。また、ファスナーの閉じ側の辺の略中央部の天面固着部17aと、この辺と対向する辺の略中央部の他端固着部17bには、ファスナーの閉じ側の辺とこの辺と対向する辺を繋ぐ第二の紐17が設けられている。なお、他の構成は上記第2実施形態と同様であるため、重複説明を回避すると共に、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
【0041】
上記第一の紐16及び第二の紐17を設けた場合には、ファスナーを閉じる場合には、第一の紐16を片手で引くことにより容易に閉じることができる。また、蓋体12を開口させるときには、図5(b)に示す矢印方向に第二の紐17を引くことにより、ファスナーの閉じ側の辺が天面固着部17aより他端側に引き寄せられてファスナーが開き、蓋体12が上部に向かってめくられる。このように、片手で容易に蓋体12を開口させることができる。
【0042】
以上示したように、第一及び第二の紐を設けることにより、蓋体をの開閉の際に、ファスナーの引手をそれぞれ手でつまんで蓋体を開閉させるという面倒な操作をしなくても蓋体の開閉が可能となる。
【0043】
(第6実施形態)
図6及び図7は本発明の第6実施形態を示し、図6はペット収納ボックス1Fの使用状態の斜視図、図7はペット収納ボックス1Fの収納状態の平面図である。
【0044】
この第6実施形態のペット収納ボックス1Fでは、第1実施形態と異なり、両側の側面壁4,5の対角線上に位置する稜線部に黒線で示す切り込み部21をそれぞれ設けられている。各切り込み部21は、この側面壁4,5に隣接する天面部3、前面壁6及び底面壁2間の上下両側の稜線部の途中まで延設されることによって略コ字状を有する。各切り込み部21にはファスナー(不図示)が設けられており、ファスナーを閉めることにより切り込み部21を閉じ、ファスナーを開けることにより切り込み部21を開くことができるようになっている。なお、他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、重複説明を回避すると共に、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
【0045】
上記構成において、図6の使用状態にあるペット収納ボックス1Fにあって、両側の切り込み部21のファスナー(不図示)をそれぞれ開き、各切り込み部21を利用して各側面壁4,5を前面壁6及び後面壁7の内側にそれぞれ折り込む。そして、折り込んだ一対の側面壁4,5を互いに突き合わせる方向に押圧力を加えて折り畳むことによって、図7に示す収納状態にできる。
【0046】
以上示したように、このペット収納ボックス1Fでは、切り込み部21によって側面壁4,5を隣接する前面壁6及び後面壁7の内側にそれぞれ折り込み、折り込んだ一対の側面壁4,5を互いに付き合わせる方向に押圧することによって折り畳むことができ、かつ、2つの側面壁4,5の対角線上に位置する各稜線部に沿って所定の切り込み部21を設ければ良い。このため、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単である。
【0047】
このように本実施の形態に係るペット収納ボックス1Fでは、切り込み部21が両側の側面壁4,5の稜線部に設けられているが、切り込み部を底面壁2及び天面部3の稜線部に設けても良い。ただし、本実施形態のように側面壁4,5に設ければ、ペットの排泄物が切り込み部21より漏れて車両シート等を汚すことを極力防止できる。
【0048】
なお、本実施の形態において、切り込み部21は、ペット収納ボックス1Fの側面壁4,5に隣接する天面部3、前面壁6及び底面壁2間の上下両側の稜線部の途中まで延設されているが、この切り込み部21を側面壁4,5の間に設けても良い。つまり、天面部3の略中央部から前面壁6又は後面壁7そして底面壁2の略中央部にかけて切り込み部21を設けた場合にも、使用状態と収納状態に簡単に変更でき、しかも、構成が簡単なペット収納ボックスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(a)はペット収納ボックスの使用状態の斜視図、(b)はペット収納ボックスの使用状態から収納状態に移行する途中の斜視図、(c)はペット収納ボックスの収納状態の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示し、ペット収納ボックスの使用状態の斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示し、ペット収納ボックスの使用状態の斜視図である。
【図4】本発明の第4実施形態を示し、ペット収納ボックスの使用状態の斜視図である。
【図5】本発明の第5実施形態を示し、(a)はペット収納ボックスの斜視図、(b)はペット収納ボックスの第二の紐を引っ張っている途中の斜視図である。
【図6】本発明の第6実施形態を示し、ペット収納ボックスの使用状態の斜視図である。
【図7】本発明の第6実施形態を示し、ペット収納ボックスの収納状態の平面図である。
【図8】従来例を示し、ペット収納ボックスの使用状態の斜視図である。
【図9】従来例を示し、ペット収納ボックスの使用状態から収納状態への移行過程の斜視図である。
【図10】従来例を示し、ペット収納ボックスの収納状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0050】
1A〜1F ペット収納ボックス
2 底面壁(側面部)
3 天面部(側面部)
4,5 側面壁(側面部)
6 前面壁(側面部)
7 後面壁(側面部)
10 切り込み部
11 ペット出入口
12 蓋体
13 レール
14 スライダー
15 引手
16 第一の紐
17 第二の紐
17a 天面固着部
17b 他端固着部
20 切り込み部
21 切り込み部
【出願人】 【識別番号】503027160
【氏名又は名称】シーケー販売株式会社
【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号
【出願日】 平成16年6月14日(2004.6.14)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和

【識別番号】100100712
【弁理士】
【氏名又は名称】岩▲崎▼ 幸邦

【識別番号】100087365
【弁理士】
【氏名又は名称】栗原 彰

【識別番号】100100929
【弁理士】
【氏名又は名称】川又 澄雄

【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和

【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一

【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄

【公開番号】 特開2005−348701(P2005−348701A)
【公開日】 平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願番号】 特願2004−176078(P2004−176078)