| 【発明の名称】 |
釣竿保持具 |
| 【発明者】 |
【氏名】中川原 秀己
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| 【要約】 |
【課題】持ち運びや設置が簡単で、従来よりも安定して釣竿を保持でき、釣竿の角度調節も容易で、各種の魚釣に適応して使用することができる釣竿保持具を提供する。
【解決手段】バケツ2、把手3、および把手3をバケツ2に対して所望の傾斜角度に維持する角度調節機構4を備えており、把手3には左右のアーム10上端を連結する竿掛11が螺旋状に形成されている。また、把手3の各アーム10上端には螺旋状に形成された補助竿掛6がそれぞれ左右に張り出すように揺動自在に設けられるとともに、補助竿掛6を略水平状態に保持する保持機構7を備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バケツ、把手、および把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、この竿掛が螺旋状に形成されており、さらにこの把手の各アーム上端には螺旋状に形成された補助竿掛がそれぞれ左右外方に張り出すように揺動自在に設けられるとともに、上記補助竿掛を略水平状態に保持する保持機構を備えることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項2】 請求項1記載の釣竿保持具において、上記保持機構は、把手の各アーム上端から左右外方に円筒状の突出部が突出され、この突出部の下部に上記補助竿掛嵌入用の切欠部が形成されるとともに、上記突出部に外嵌される摘まみカバーを備えることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項3】 バケツ、前後2つの把手、および各把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、これら前後の竿掛の内、竿先側の竿掛は螺旋状に形成され、竿尻側の竿掛は波形に形成されていることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項4】 バケツ、前後2つの把手、および各把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、これら前後の竿掛の内、竿先側の竿掛は螺旋状に形成され、竿尻側の竿掛は平板状に形成されており、この平板状の竿掛に竿受けが着脱可能に取り付けられていることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項5】 請求項4記載の釣竿保持具において、上記平板状の竿掛には長手方向に沿って上記竿受けを取付ネジで取り付けるための複数の取付穴が形成されていることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項6】 請求項5記載の釣竿保持具において、上記竿受けは、上記平板状の竿掛に取り付けられるベース、リールが載置されるリール置き、および両者間に介在される中間部材が互いに揺動可能に連結されるとともに、上記ベースの底部の前記竿掛に当接される両側部は角度調整用として円弧状に形成されていることを特徴とする。 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の釣竿保持具において、上記把手のアームを所定の長さに調節保持する長さ調節機構を有することを特徴とする釣竿保持具。 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の釣竿保持具において、上記螺旋状の竿掛は、左右の各アームから中央に向けて螺旋状の巻方向が互いに逆向きとなるように形成されていることを特徴とする釣竿保持具。 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の釣竿保持具において、上記螺旋状の竿掛は、その表面に滑止用のラバーが固着されていることを特徴とする釣竿保持具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、投げ釣り、ファミリーフッシング、イカダ釣り、フカセ釣り、紀州釣り、あるいは海の釣り堀りなどの各種の魚釣を行う場合において、釣竿を保持するのに好適に使用される釣竿保持具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 一般に、投げ釣り、ファミリーフッシング、イカダ釣りなどの各種の釣りを行う場合、魚が釣れるまでの間、釣竿をそのまま手で保持しておくのは大変に疲れるので、魚信を監視する上でも有利なように、従来より釣竿を保持するための竿掛け治具が広く使用されている。 【0003】 このような竿掛け治具を使用する場合において、大物の魚を釣った際には竿掛け治具が引き倒されてしまう恐れがあるため、従来、例えば、竿掛け治具が三脚のようなものでは、手近にある石ころや専用の砂袋などを補助的に重りとして竿掛け治具に取り付けている。 【0004】 しかしながら、釣り場によっては重りとなる適当な石ころが周りに存在しない場合があり、また、専用の砂袋などを常時準備して釣り場まで運び込むのは余分な労力を要する。 【0005】 また、従来、竿掛け治具に万力を設け、この万力によって竿掛け治具を構造物に固定するようにしたものも提供されているが、釣り場では万力で挟むのに適した構造物が周りに存在しない場合も多く、その場合には不便をきたす。 【0006】 そこで、従来技術では、バケツに竿掛け治具を取り付け、釣り場においてバケツに水を満たすことで竿掛け治具の重りとして利用できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2等参照)。 【0007】 このような特許文献1,2に記載されている従来技術のものは、持ち運びが容易であり、しかも釣竿を安定して簡単に設置、保持することができる利点がある。 【0008】 【特許文献1】実開平4−33368号公報 【特許文献2】実開平7−1771号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 しかしながら、特許文献1に記載される従来のものにおいては、釣竿の竿尻を竿掛け治具に差し込んで装着する構成になっているため、釣竿の支持スパンが短くならざるを得なかった。このため、釣竿が横風などを受けた際に竿掛け治具に過剰な力が加わり、このためバケツに竿受け治具を支持する支柱を設けた場合であっても、竿掛け治具がバケツと共に簡単に横倒れしてしまうという不具合を生じる。 【0010】 また、投げ釣りやイカダ釣りを行う場合には、糸の振りだし距離に応じて釣竿の水面に対する傾斜角度が変化する。しかし、特許文献2に記載されている従来技術のものは、釣竿が常に一定の傾斜角度で保持される構造になっているため、釣竿の水面に対する傾斜角度を自由に調節することが難しい。 【0011】 さらに、投げ釣りなどでは、複数の釣り位置(ポイント)で同時に釣りが行えるように、複数の釣竿を互いに設置角度をずらせた状態で配置することが通常行われているが、特許文献1,2のものでは、複数の釣竿を角度を変えた状態で配置して釣竿を保持することが難しい。 【0012】 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、持ち運びや設置が簡単で、また、従来よりも一層安定して釣竿を保持することができ、しかも、釣竿の角度調節も容易で、さらに、投げ釣り、ファミリーフッシング、イカダ釣り、フカセ釣り、紀州釣り、あるいは海の釣り堀りなどの各種の魚釣に適応して使用することができる釣竿保持具を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0013】 上記の目的を達成するために、本発明の釣竿保持具にあっては、次の構成を採用している。 すなわち、請求項1記載の発明における釣竿保持具は、バケツ、把手、および把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、この竿掛が螺旋状に形成されており、さらにこの把手の各アーム上端には螺旋状に形成された補助竿掛がそれぞれ左右外方に張り出すように揺動自在に設けられるとともに、上記補助竿掛を略水平状態に保持する保持機構を備えることを特徴とする。 【0014】 請求項2記載の発明における釣竿保持具は、請求項1記載の発明の構成において、上記保持機構は、把手の各アーム上端から左右外方に円筒状の突出部が突出され、この突出部の下部に上記補助竿掛嵌入用の切欠部が形成されるとともに、上記突出部に外嵌される摘まみカバーを備えることを特徴とする。 【0015】 請求項3記載の発明における釣竿保持具は、バケツ、前後2つの把手、および各把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、これら前後の竿掛の内、竿先側の竿掛は螺旋状に形成され、竿尻側の竿掛は波形に形成されていることを特徴とする。 【0016】 請求項4記載の発明における釣竿保持具は、バケツ、前後2つの把手、および各把手を上記バケツに対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構を備え、上記把手は左右のアーム上端が竿掛により連結され、これら前後の竿掛の内、竿先側の竿掛は螺旋状に形成され、竿尻側の竿掛は平板状に形成されており、この平板状の竿掛に竿受けが着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。 【0017】 請求項5記載の発明における釣竿保持具は、請求項4記載の発明の構成において、上記平板状の竿掛には長手方向に沿って上記竿受けを取付ネジで取り付けるための複数の取付穴が形成されていることを特徴とする。 【0018】 請求項6記載の発明における釣竿保持具は、請求項5記載の発明の構成において、上記竿受けは、上記平板状の竿掛に取り付けられるベース、リールが載置されるリール置き、および両者間に介在される中間部材が互いに揺動可能に連結されるとともに、上記ベースの底部の前記竿掛に当接する両側部は角度調整用として円弧状に形成されていることを特徴とする。 【0019】 請求項7記載の発明における釣竿保持具は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発明の構成において、上記把手のアームを所定の長さに調節保持する長さ調節機構を有することを特徴とする。 【0020】 請求項8記載の発明における釣竿保持具は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の釣竿保持具において、上記螺旋状の竿掛は、左右の各アームから中央に向けて螺旋状の巻方向が互いに逆向きとなるように形成されていることを特徴とする。 【0021】 請求項9記載の発明における釣竿保持具は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の発明の構成において、上記螺旋状の竿掛は、その表面に滑止用のラバーが固着されていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0022】 請求項1記載の発明の釣竿保持具は、基本的にはバケツと把手の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツに水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿は、竿尻が地面で支持され、中間は螺旋状の竿掛あるいは補助竿掛で支持されるので、釣竿の支点間の距離を十分大きくとることができる。しかも、把手の竿掛は螺旋状に形成されているので、把手の傾斜角度の大小に影響されることなく釣竿を竿掛の幅内であればどの箇所にも常に安定して載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿が横風などを受けた場合でも一層安定して釣竿を保持することができる。 【0023】 また、角度調節機構によって把手の傾斜角度を変化させることで釣竿の角度調節を容易に行えるため、糸の振りだし距離に応じて釣竿の水面に対する傾斜角度を自由に設定することができる。さらに、補助竿掛を把手の左右から張り出すことで、複数の釣竿を互いに角度をずらせた状態で配置して釣竿を保持することができる。したがって、複数の釣り位置(ポイント)を設定できるので、特に投げ釣り用として好適に使用することができる。また、保持機構により、補助竿掛を簡単に把手の左右から張り出したり、折り畳んだりできるので、釣竿保持具の持ち運びも容易である。 【0024】 請求項2記載の発明の釣竿保持具は、請求項1記載の発明の効果に加えて、保持機構により、補助竿掛をそれぞれ把手の左右のアーム上端から張り出したり、折り畳んだりすることができるため、持ち運びを容易に行うことができる。 【0025】 請求項3記載の発明の釣竿保持具は、基本的にはバケツと把手の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツに水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿は、竿尻側が一方の把手の凹凸形状の竿掛により、中間部分は他方の把手の螺旋状の竿掛によりそれぞれ支持されるので、釣竿の支点間の距離を十分大きくとることができる。しかも、片側の把手の竿掛は螺旋状に形成されているので、把手の傾斜角度の大小に影響されることなく竿掛の幅内であればどの箇所でも常に安定して釣竿を載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿が横風などを受けた場合でも一層安定して釣竿を保持することができる。 【0026】 また、前後の把手は、角度調節機構によって各竿掛が略同じ高さになるようにアームの角度を調節することで釣竿を水面に対して略平行に保持できるので、特にファミリーフッシングに好適に使用することができる。 【0027】 請求項4記載の発明の釣竿保持具は、基本的にはバケツと把手の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツに水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿は、竿尻側が竿受けにより、竿中間部分は螺旋状の竿掛でそれぞれ支持されるので、釣竿の支点間の距離を十分大きくとることができる。しかも、片側の把手の竿掛は螺旋状に形成されているので、把手の傾斜角度の大小に影響されることなく竿掛の幅内であればどの箇所でも常に安定して釣竿を載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿が横風などを受けた場合でも一層安定して釣竿を保持することができる。 【0028】 また、前後の把手は、角度調節機構によってアームの角度を調節することで釣竿を水面に対して任意な角度に設定できるので、特にイカダ釣りに好適に使用することができる。 【0029】 請求項5記載の発明の釣竿保持具は、請求項4記載の発明の効果に加えて、取付穴の位置を選択することで、竿受けを利き手に応じて竿掛の適切な位置に取付ネジで取り付けることができる。このため、使い勝手がよくなり便利である。 【0030】 請求項6記載の発明の釣竿保持具は、請求項5記載の発明の効果に加えて、前後の把手の角度変化や釣竿の把手への載置角度に対応させて竿受けの角度を任意に調整することができる。このため、使い勝手が一層よくなり利便性が高まる。 【0031】 請求項7記載の発明の釣竿保持具は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、長さ調節機構によって把手のアームの長さを任意に調節できるため、把手の角度を変えて釣竿の傾斜角度を調整したい場合や、釣竿を把手に載置する際の安定度を高めたい場合に適応することができる。このため、さらに一層使い勝手がよくなり利便性が高まる。 【0032】 請求項8記載の発明の釣竿保持具は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、螺旋状の竿掛は、左右の各アームから中央に向けて螺旋状の巻方向が互いに逆向きとなるように形成されているので、竿掛中央から左方向と右方向の形状が面対称形となる。このため、竿掛を左右のアームに容易に一体的に連設することができる。 【0033】 請求項9記載の発明の釣竿保持具は、螺旋状の竿掛はその表面に滑止用のラバーが固着されているので、その上に釣竿を載置した場合でも滑りにくくなる。このため、魚を釣ったときや風を受けた場合でも、釣竿が把手から滑って釣竿保持具から外れてしまうといった不都合が生じるのを防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0034】 実施の形態1. 図1は本発明の実施の形態1における釣竿保持具に釣竿を載置した使用状態を示す斜視図、図2は同釣竿保持具の正面図、図3は同釣竿保持具が備える角度調節機構を拡大して示す正面図、図4は同角度調節機能の分解斜視図、図5は同釣竿保持具が備える長さ調節機構および補助竿掛を水平状態に保持する保持機構を拡大して示す正面図である。 【0035】 この実施の形態1の釣竿保持具1は、バケツ2、把手3、この把手3をバケツ2に対して所望の傾斜角度に調節保持する角度調節機構4、把手3を所望の長さに調節保持する長さ調節機構5、および把手3の上端から左右外方にそれぞれ張り出すように揺動可能に設けられた補助竿掛6、および各補助竿掛6を略水平状態に保持する保持機構7を備えている。 【0036】 バケツ2は、合成樹脂製のものであって、開口上縁の手前部分には釣竿Fを仮置きするなどの利便性のために断面V字形の切れ込み2aが形成され、また、上端部の左右壁には角度調節機構4を構成するための菊座部2bが形成され、各菊座部2bの中央には角度調節ネジ14が螺合される雌ネジ部2cが設けられている。 【0037】 把手3は、合成樹脂製のもので、バケツ2に取り付けられる左右のアーム10と、各アーム10の上端を連結する竿掛11とを有する。 【0038】 左右の各アーム10は、円筒状の支持部材12内に中実の支え棒13が軸方向に摺動自在に嵌入されて構成されている。そして、支持部材12の上部にはその周壁を貫通するネジ穴12aが形成され、また、支持部材12の基端部の片側に菊座部12bが形成されるとともに、この菊座部12b中央を貫通して角度調節ネジ14の差込穴12cが設けられている。一方、支え棒13にはその周側部の一部に鋸歯波状の係止部13bが形成されている。 【0039】 前述の竿掛11は、左右のアーム10から一体的に延設されており、各支え棒13から中央に向けて巻方向が互いに逆向きとなるように螺旋状に形成されている。このように、竿掛11において左右の各支え棒13から延びる巻方向を逆にすることにより、竿掛11中央から左方向と右方向の形状が面対称形となるので、竿掛11を左右の支え棒13に容易に一体的に連設することができる。さらに、この竿掛11の表面には釣竿滑止用のラバー74が固着されている。このように竿掛11の表面にラバー74を固着すると、その上に釣竿Fを載置した場合でも滑りにくくなる。このため、魚を釣ったときや風を受けた場合でも、釣竿Fが把手3から滑って釣竿保持具1から外れてしまうといった不都合が生じるのを防止することができて都合がよい。 【0040】 角度調節機構4は、バケツ2の菊座部2bと支持部材12の菊座部12bとを噛み合わせた状態で、角度調節ネジ14を支持部材12の差込穴12cを通してバケツ2の雌ネジ部2cに螺合することにより構成されている。すなわち、角度調節ネジ14を緩めてバケツ2と把手3の両菊座部2b,12bの噛み合わせ位置を変えてから、角度調節ネジ14を締め付けることで左右のアーム10の傾斜角度が調節される。なお、14aは角度調節ネジ14の抜け止め用として角度調節ネジ14の端部に嵌合されるキャップである。 【0041】 長さ調節機構5は、長さ調節ネジ17を支持部材12のネジ穴12aに螺合するとともに、支持部材12の上端に押さえバネ18をネジ19で固定し、この押さえバネ18を支え棒13の係止部13bに係合することにより構成されている。すなわち、長さ調節ネジ17を緩めて支え棒13を上下に摺動して支持部材12からの突出長さを調節した後、長さ調節ネジ17を締め付けることで支え棒13が支持部材12に固定される。この場合、押さえバネ18が係止部13bに係合することで、長さ調節ネジ17を緩めた際に支え棒13が支持部材12内に不意に落下するのが防止される。 【0042】 さらに、各アーム10を構成する支え棒13の上端からは外方に円筒状の突出部21が一体的に突出されている。そして、各突出部21には、補助竿掛6が左右外方に張り出すように揺動可能に取り付けられるとともに、補助竿掛6を略水平状態に保持する保持機構7が設けられている。 【0043】 補助竿掛6は、円柱状の基端部6aと、この基端部6aの先端から延びる螺旋状の竿掛部6bとを有する。そして、基端部6aは支軸22によって突出部21に揺動可能に取り付けられている。また、竿掛部6bは、竿掛11の巻方向と連続した巻方向となるように左巻あるいは右巻に螺旋状に形成されている。なお、この補助竿掛6についてもその表面にラバーを被覆した構成とすることも可能である。 【0044】 図6は保持機構の詳細を示す分解斜視図、図7は同保持機構の縦断面図、図8は同保持機構の斜視図、図9および図10は補助竿掛の基端部を保持機構で保持する場合の操作手順の説明に供する横断面図である。なお、図9および図10において、(a)は後述のフック25を含む部分の横断面図を、(b)は後述の制止片26を含む部分の横断面図をそれぞれ示している。 【0045】 保持機構7は、上記の突出部21、この突出部21に外嵌される摘まみカバー24、補助竿掛の基端部6aを係止するフック25、摘まみカバー24を突出部21に制止するための制止片26、およびネジ27,28を備えて構成されている。 【0046】 すなわち、突出部21の先端部分には、軸方向に沿って周壁の上部二カ所にフック25差し込み用の切り込み21aが、また、下部には補助竿掛6の基端部6a嵌入用の切欠部21bがそれぞれ形成されている。また、突出部21には周方向に沿って円弧状に長穴21cが形成されている。 【0047】 摘まみカバー24は略紡錘形状をしており、その周壁の一部は軸方向に沿って切り欠いて切欠部24aが、また、周壁の一部にはネジ孔24bがそれぞれ形成されている。そして、このネジ孔24bにネジ27が螺合されてそのネジ27の先端が突出部21の長穴21c内に突出している。 【0048】 フック25は板バネ等を成形加工することにより断面が左右対称形に形成されており、補助竿掛6の基端部6aを係止する左右の抱き込み部25a、および左右の抱き込み部25aを連結する円弧状の差込部25bを有し、この差込部25bが突出部21の切り込み21aに差し込まれている。 【0049】 係止片26は板バネ等を成形加工することによりフック部26aと取付部26bとが一体成形されており、フック部26aが突出部21の長穴21cに臨むようにして配置された状態で取付部26bがネジ28で突出部21の周壁に固定されている。 【0050】 上記構成において、例えば、投げ釣りを行うために釣竿保持具1を用いて釣竿Fを保持するには、バケツ2に水を満たして重りとした後、角度調節機構4により把手3の傾斜角度を調節し、また、長さ調節機構5により把手3の左右のアーム10の長さを調節する。 【0051】 さらに、フック25を突出部21の切り込み21aに挿着した後、図10に示すように、摘まみカバー24を突出部21に外嵌し、次にネジ27をネジ孔24bに螺合して突出部21の長穴21c内に突出させるとともに、切欠部24aを突出部21の切欠部21bに合わせるようにする。この状態で補助竿掛6を支軸22を中心に回動して把手の左右のアーム10外方に張り出すようにし、上記の各切欠部24a,21bを通して基端部6aをフック25の抱き込み部25aに係止する。次いで、図9に示すように、摘まみカバー24を例えば図中反時計方向に回してネジ27を係止片26のフック部26aに係止する。これにより、補助竿掛6の基端部6aが略水平状態に保持される。 【0052】 このように、補助竿掛6を把手3の左右のアーム10から外方に張り出し保持することで、竿掛11および補助竿掛6によって複数の釣竿Fを互いに角度をずらせた状態で配置することができる。これにより、複数の釣り位置(ポイント)を設定できるので、特に投げ釣り用として好適に使用することができる。 【0053】 以上のように、この実施の形態1の釣竿保持具1は、基本的にはバケツ2と把手3の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツ2内にはエサや汚れ物を入れて持ち運びできるので便利である。また、バケツ2に水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿Fは、竿尻が地面で支持され、中間は螺旋状の竿掛11あるいは補助竿掛6で支持されるので、釣竿Fの支点間の距離を十分大きくとることができる。また、保持機構7により、各補助竿掛6を簡単に把手3のアーム10上端から張り出したり折り畳んだりできるので、釣竿保持具1の持ち運びが容易になる。 【0054】 しかも、把手3の竿掛11は螺旋状に形成されているので、把手3の傾斜角度の大小にかかわらず竿掛11は略同じ形状を維持することができ、釣竿Fを竿掛11の幅内であればどの箇所にも常に安定して載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿Fが横風などを受けた場合でも一層安定して保持することができる。 【0055】 また、角度調節機構4によって把手3の角度を変化させることで釣竿Fの角度調節を容易に行えるため、糸の振りだし距離に応じて釣竿Fの水面に対する傾斜角度を自由に設定することができる。 【0056】 さらに、長さ調節機構5によって把手3のアーム10の長さを任意に調節できるため、把手3の角度を変えて釣竿Fの傾斜角度を調整したい場合や、釣竿Fを把手3に載置する際の安定度を高めたい場合に適応することができる。このため、さらに一層使い勝手がよくなり利便性が高まる。 【0057】 実施の形態2. 図11は本発明の実施の形態2における釣竿保持具に釣竿を載置した使用状態を示す斜視図、図12は同釣竿保持具が備える角度調節機構を拡大して示す正面図、図13は同釣竿保持具の竿先側の把手の竿掛部分を拡大して示す平面図である。 【0058】 この実施の形態2の釣竿保持具31は、バケツ32、前後2つの把手33,34、および各把手33,34をバケツ32に対して所望の傾斜角度に調節保持る角度調節機構35を備えている。 【0059】 バケツ32は、合成樹脂製のものであって、開口上縁の手前部分には釣竿Fを仮置きするなどの利便性のために断面V字形の切れ込み32aが形成され、また、上端部の左右壁には角度調節機構35を構成するための菊座部32bが形成され、この菊座部32bの中央には角度調節ネジ36が螺合される雌ネジ部32cが設けられている。 【0060】 竿先側の把手33は、中実の合成樹脂製のもので、バケツ32に取り付けられる左右のアーム39と、これらのアーム39の上端を連結する竿掛40とを有する。そして、この場合も、実施の形態1と同様、竿掛40は左右のアーム39から一体的に延設されており、各アーム39から中央に向けて螺旋状の巻方向が互いに逆向きとなるように形成されている。また、この竿掛40の表面には釣竿滑止用のラバー74が固着されている。さらに、各アーム39は、その根元部分の周面両側に菊座部39aが形成されるとともに、この菊座部39a中央を貫通して角度調節ネジ36の差込穴39bが設けられている。 【0061】 一方、竿尻側の把手34は、中実の合成樹脂製のもので、バケツ32に取り付けられる左右のアーム41と、このアーム41の上端を連結する竿掛42とを有する。そして、竿掛42は、単純な波形に形成されていて各アーム41から一体的に延設されている。また、この竿掛42の表面には釣竿滑止用のラバー74が固着されている。さらに、各アーム41は、その根元部分の内側に菊座部41aが形成されるとともに、この菊座部41a中央を貫通して角度調節ネジ36の差込穴41bが設けられている。 なお、竿先側の把手33の竿掛40の螺旋状のピッチと、竿尻側の把手34の波状の竿掛42のピッチとは互いに略一致するように形成されていて釣竿Fを前後の把手33,34の上に容易に載置できるようにしている。 【0062】 角度調節機構35は、バケツ32の菊座部32bと前後の把手33,34の各菊座部39a,41aとを噛み合わせた状態で、角度調節ネジ36を差込穴39b,41bを通してバケツ32の雌ネジ部32bに螺合することにより構成されている。すなわち、角度調節ネジ36を緩めてバケツ32と把手33,34の菊座部39a,41aの噛み合わせ位置を変えてから、再度角度調節ネジ36を締め付けることで把手33,34の左右のアーム39,41の傾斜角度が調節される。なお、36aは角度調節ネジ36の抜け止め用として角度調節ネジ36の端部に嵌合されるキャップである。 【0063】 上記構成において、例えば、ファミリーフッシングを行うためにこの釣竿保持具31を用いて釣竿Fを保持するには、バケツ32に水を満たして重りとした後、角度調節機構35により前後の把手33,34の傾斜角度をそれぞれ調節する。特にファミリーフッシングの場合には、図14(a)に示すように、角度調節機構35によって前後の把手33,34の各竿掛40,42が略同じ高さになるように角度を調節する。そして、前後の把手33,34の竿掛40,42に橋渡しするように釣竿Fを載置することで釣竿Fを水面に対して略平行に保持する。 【0064】 なお、図14(b)に示すように、竿尻側の把手34をバケツ32の上面より下方に下げてリールGがバケツ32の縁の側面に当接した状態にしておけば、釣れた魚によって釣竿Fが不意に引きずられてしまうといったことを防止することができる。 【0065】 このように、この実施の形態2の釣竿保持具31は、基本的にはバケツ32と前後2つの把手33,34の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツ32に水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿Fは、前後の把手33,34の竿掛40,42でそれぞれ支持されるので、釣竿Fの支点間の距離を十分大きくとることができる。しかも、竿先側の把手33の竿掛40は螺旋状に形成されているので、把手33の傾斜角度の大小にかかわらず竿掛40は略同じ形状を維持することができ、釣竿Fを竿掛40の幅内であればどの箇所でも常に安定して載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿Fが横風などを受けた場合でも一層安定して保持することができる。 【0066】 実施の形態3. 図15は本発明の実施の形態3における釣竿保持具を示す斜視図、図16は同釣竿保持具の側面図である。また、図17は同釣竿保持具が備える竿受けを示すもので、同図(a)は一部を切欠して示す正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は底面図である。 【0067】 この実施の形態3の釣竿保持具は、バケツ52、前後2つの把手53,54、および各把手53,54をバケツ52に対して所望の傾斜角度に調節する角度調節機構55、および竿尻側の把手54に着脱自在に取り付けられる竿受け56を備えている。 【0068】 竿先側の把手53は中実の合成樹脂製のもので、左右のアーム59と、両アーム59の上端から一体的に延設されてこれらを連結する竿掛60とを有する。そして、この場合の竿掛60は、実施の形態1と同様、左右のアーム59から一体的に延設されており、各アーム59から中央に向けて螺旋状の巻方向が互いに逆向きとなるように形成されている。また、この竿掛60の表面には釣竿滑止用のラバー74が固着されている。 【0069】 一方、竿尻側の把手54は中実の合成樹脂製のもので、左右の各アーム61と、両アーム61の上端を連結する竿掛62とを有する。そして、竿掛62は平板状のものでアームから一体的に延設されて形成されており、この竿掛62には長手方向に沿って複数の取付穴62aが形成されている。そして、これらの取付穴62aの内の一つを通した取付ネジ63によって竿受け56が竿掛62に固定されている。 【0070】 上記の竿受け56は、竿掛62に取り付けられるベース66、釣竿FのリールGが載置される上部が円弧状のリール置き67、および両者66,67間に介在される中間部材68が角度調整ネジ69,70を介して互いに揺動可能に連結されている。さらに、竿掛62に当接するベース66底部の両側面66aは円弧状に形成されており、これによって取付ネジ63を緩めて竿掛62に対する竿受け56全体の取付角度を調整できるようにしている。 【0071】 なお、この実施の形態3において、バケツ52、および角度調節機構55の構成は、実施の形態2で示した場合の構成と基本的に同じであるから、ここでは詳しい説明は省略する。 【0072】 上記構成において、例えば、イカダ釣りを行うために釣竿保持具51を用いて釣竿Fを保持するには、バケツ52に水を満たして重りとした後、角度調節機構55により前後の把手53,54の傾斜角度を調節する。 【0073】 また、釣り人の利き手に応じて竿尻側の把手54の竿掛62に形成されている取付穴62aの位置を選択し、選択した取付穴62aに取付ネジ63を通して竿受け56を取り付ける。このように、利き手に応じて竿受け56を竿掛62の適切な位置に取り付けることができるため、使い勝手が良くて便利である。 【0074】 そして、竿受け56のネジ69,70を緩めてリール置き67や中間部材68が前後の把手53,54の傾斜角度に合わせて適切な角度となるように調節する。そして、竿先側の把手53の竿掛60に釣竿Fを載置し、また竿尻側の把手54に設けた竿受け56のリール置き67の上にリールGを載置する。 【0075】 このように、この実施の形態3の釣竿保持具51は、基本的にはバケツ52と前後2つの把手53,54の組み合わせで構成されているので、持ち運びや設置が簡単である。また、バケツ52に水を満たすことでこれが重りになる。そして、釣竿Fは、竿先側の把手53の竿掛60と竿尻側の把手54に取り付けた竿受け56で支持されるので、釣竿Fの支点間の距離を十分大きくとることができる。 【0076】 しかも、竿先側の把手53の竿掛60は螺旋状に形成されているので、把手53の傾斜角度の大小にかかわらず竿掛60は略同じ形状を維持することができ、釣竿Fを竿掛60の幅内であればどの箇所にも常に安定して載置することができる。これにより、従来に比べて釣竿Fが横風などを受けた場合でも一層安定して釣竿を保持することができる。 【0077】 また、前後の把手53,54は、角度調節機構55によってアーム59,61の角度を調節することで釣竿Fを水面に対して任意な角度に設定できる。また、竿受け56は、前後の把手53,54の角度変化や釣竿Fの把手への載置角度に対応させて角度を任意に調整することができる。このため、使い勝手が良くて特にイカダ釣りに好適に使用することができる。 【0078】 上記の実施の形態1〜3では、釣竿の中間部分が載置される把手3,33,53の竿掛11,40,60の形状を螺旋状としているが、本発明はこのような螺旋状に限定されるものではなく、波形のものや、凹凸形状に成形したものを使用することも可能である。 【0079】 また、実施の形態2,3では、各把手33,34,53,54の左右のアーム39,41,59,61には特に長さ調節機構を設けていないが、長さ調節機構を備えた構成とすることも可能である。 【0080】 上記の実施の形態2,3では、前後2つに把手33,34、53,54がある場合において、左右の各一カ所に設けた角度調節機構35,55によって前後の把手33,34および53,54の傾斜角度を変化できるようにしている。しかし、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、図18に示すように、前後の各把手33,34および53,54ごとに別々に角度調節機構72,73を設けた構成とすることも可能である。この場合の各々の角度調節機構72,73は、例えば実施の形態1に示した角度調節機構4の構成を採用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0081】 【図1】本発明の実施の形態1における釣竿保持具に釣竿を載置した使用状態を示す斜視図である。 【図2】同釣竿保持具の正面図である。 【図3】同釣竿保持具が備える角度調節機構を示す正面図である。 【図4】同釣竿保持具が備える角度調節機構を拡大して示す分解斜視図である。 【図5】同釣竿保持具が備える長さ調節機構および補助竿掛を水平状態に保持する保持機構を拡大して示す正面図である。 【図6】同釣竿保持具が備える保持機構の詳細を示す分解斜視図である。 【図7】同保持機構の縦断面図である。 【図8】同保持機構の斜視図である。 【図9】補助竿掛の基端部を保持機構で保持する場合の操作手順の説明に供する横断面図で、同図(a)はフックを含む部分を、同図(b)は制止片を含む部分をそれぞれ示している。 【図10】補助竿掛の基端部を保持機構で保持する場合の操作手順の説明に供する横断面図で、同図(a)はフックを含む部分を、同図(b)は制止片を含む部分をそれぞれ示している。 【図11】本発明の実施の形態2における釣竿保持具に釣竿を載置した使用状態を示す斜視図である。 【図12】同釣竿保持具が備える角度調節機構を拡大して示す正面断面図である。 【図13】同釣竿保持具の竿先側の把手の竿掛部分を拡大して示す平面図である。 【図14】同釣竿保持具の使用態様の一例を示す側面図である。 【図15】本発明の実施の形態3における釣竿保持具を示す斜視図である。 【図16】同釣竿保持具の側面図である。 【図17】同釣竿保持具が備える竿受けを示すもので、同図(a)は一部を切欠して示す正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は底面図である。 【図18】実施の形態2,3の変形例を示す側面図である。 【符号の説明】 【0082】 1 釣竿保持具、2 バケツ、3 把手、4 角度調節機構、5 長さ調節機構、6 補助竿掛、7 保持機構、10 アーム、11 竿掛、21 突出部、 21a 切欠部、24 摘まみカバー、31 釣竿保持具、32 バケツ、 33,34 把手、35 角度調節機構、39 アーム、40 竿掛、 41 アーム、42 竿掛、51 釣竿保持具、52 バケツ、53,54 把手、55 角度調節機構、56 竿受け、59 アーム、60 竿掛、61 アーム、 62 竿掛、62a 取付穴、66 ベース、66a 側部、67 リール置き、 68 中間部材、74 ラバー。
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| 【出願人】 |
【識別番号】504154894 【氏名又は名称】中川原 秀己
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| 【出願日】 |
平成16年4月19日(2004.4.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094916 【弁理士】 【氏名又は名称】村上 啓吾
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| 【公開番号】 |
特開2005−304318(P2005−304318A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−122372(P2004−122372) |
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