| 【発明の名称】 |
印字表示の耳標の電子耳標化方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】矢野 智司 【住所又は居所】東京都文京区本郷6丁目11番6号富士平工業株式会社内
【氏名】中村 雄有 【住所又は居所】東京都文京区本郷6丁目11番6号富士平工業株式会社内
【氏名】麻生 尚 【住所又は居所】東京都文京区本郷6丁目11番6号富士平工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 動物に既装されている印字表示により個体を識別する耳標を、無線通信により個体を識別する電子耳標にするための方法であって、それぞれ偏平形状のICおよびループ状のコイルを内装した可撓性を有する偏平タグを形成し、そのタグを適宜の取付手段によって前記耳標に付加することを特徴とする印字表示の耳標の電子耳標化方法 【請求項2】 前記取付手段が、押え板から立設したシャフトの先端に、突端を分離可能とし且つ抜止めが形成された穿孔実行頭部を設けてなる留め具であって、その留め具の穿孔実行頭部を前記タグおよび前記耳標の札部に強制的に通過させることにより、前記タグを前記耳標の札部に取り付けることを特徴とする請求項1の印字表示の耳標の電子耳標化方法 【請求項3】 前記取付手段が、押え板から立設するシャフトの先端に、天部を平滑状とし且つ抜止めが形成された頭部を設けてなる留め具であって、また、前記タグおよび前記耳標の札部のそれぞれにその表裏に貫通して留め具のシャフト径とほぼ等しい孔を穿孔し、その孔に留め具の頭部を強制的に通過させることにより、前記タグを前記耳標の札部に取り付けることを特徴とする請求項1の印字表示の耳標の電子耳標化方法 【請求項4】 前記留め具が、頭部の天部を開口としてそれに続く孔が頭部からシャフトにかけて形成され、且つその開口および孔に接続して頭部からシャフトにかけて適数の割り溝が形成されていることを特徴とする請求項3の印字表示の耳標の電子耳標化方法
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、家畜等の動物の耳に装着する耳標に関し、特に無線通信によって動物の個体を識別できる電子耳標に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、耳標は家畜の個体を識別するための手段として広く用いられており、その耳標を大きく別けると、個体を識別するための番号等が印字等によってプレート部に表示されている耳標と、耳標に内装されたIC(ICチップ)に個体の識別情報が記録され、その記録された識別情報が無線通信によって読み出されることによって個体が識別される電子耳標がある。 【0003】 電子耳標は、図12の(a)に示すように、メス部17は、個体の識別情報を記録するIC18と識別情報の送信または受信用のアンテナとなるコイル19が内装されているプレート20とからなっており、そのメス部17は、家畜の耳殻を貫通したオス部21がメス部17に係着されることによって耳殻に取り付けられる。 また、他の形態としては、図12の(b)に示すように、メス部22は、プレート23と、個体の識別情報を記録するICと識別情報の送信または受信用のアンテナとなるコイルが内装されている硬質の円盤形状の電子プレート24からなっており、そのメス部22は、家畜の耳殻を貫通したオス部26のシャフト27が電子プレート24の通孔25を貫通してメス部17に係着されることによって耳殻に取り付けられる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 近年、家畜の管理にパソコンが用いられていることから、家畜に装着する耳標も、個体データを無線通信によって直接パソコンと遣り取りできる電子耳標への移行が盛んに行われている。その中で、既に家畜に装着されている耳標に電子耳標の機能を持たせようとする場合は、上述のような電子耳標を、新たに家畜の耳殻に装着しなければならないのである。 従って、事業者には経済的な負担が掛かると共に、家畜にも装着による負担が掛かるのである。 【0005】 そして、家畜の耳殻には二つの耳標が装着される結果となり、家畜は、煩わしさと供に活動中における耳標接触による怪我の危険が増してしまうのである。また、これを防ぐために耳標の一つを取り外そうとする場合も、家畜に負担が掛かってしまうのである。 何れにしても、新たな電子耳標の装着また既装の耳標の取り外しに際しては、耳殻の皮膚が炎症を起こす危険性を孕んでおり、従って、電子耳標化には家畜の飼育で特に重要となる健康へのリスクが伴なっていた。 【0006】 本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、新たに電子耳標を装着することなく、既に装着されている印字表示による耳標に無線通信機能を付加可能にし、且つ付加後もその耳標が有する柔軟性を損なうことがない耳標の電子耳標化方法を提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明の要旨とするところは、動物に既装されている印字表示により個体を識別する耳標を、無線通信により個体を識別する電子耳標にするための方法であって、それぞれ偏平形状のICおよびループ状のコイルを内装した可撓性を有する偏平タグを形成し、そのタグを適宜の取付手段によって前記耳標に付加することを特徴とする印字表示の耳標の電子耳標化方法である。 【0008】 本発明の印字表示の耳標の電子耳標化方法を詳しく説明すると、動物とは、家畜をはじめとする人間を含むあらゆる生物を意味する。 ICとは、所定の動作を行う回路が凝縮された電子部品であり、勿論、ICチップあるいはマイクロチップ等の電子部品も含むものである。そのICには家畜の個体情報、例えば、家畜番号また身体情報等が記録可能である。 そして、ICは家畜の個体情報を記録できる共に、後述のコイルと組み合せ可能なものであれば何でもよく、特に限定するものではない。 【0009】 コイルとは、金属線等の導電性の部材が所定の形状に巻回された電子部品であり、電磁誘導によって導電性の部材に誘導電流が生じるものである。 そして、前述のICと組み合わされて、コイルによって生じた誘導電流がICの駆動電力となって無電源型の電子回路を形成することができ、そのICに記録された家畜の個体情報を外部から無線通信によって読み出すことができる。 また、読み取りだけでなく書き込み可能になっているものもある。勿論、トランスポンダ等も含まれる。 【0010】 コイルは、誘導電流を生じさせることができればどのような形状のものでもよいが、望ましくは、コイルをICと同一面に配置した際、そのICとほぼ同じ厚さとなる偏平形状のものを用いるのがよい。 そのコイルも適宜好適なものを用いればよく、また、コイルのループ形状も円形状また角形状であってもよく、特に限定するものではない。 【0011】 そして、そのコイルの具体的形状としては、ループ上であり、その内側すなわちコイル部材に囲まれるスペースを有する。通常、円形状コイルの一つである線材が渦巻状に巻回されている偏平形状のコイルである。 それは、既に偏平形状になっている市販のコイルを用いてもよいが、普通の渦巻状コイルを所定の機具によって圧潰して偏平形状にしたり、また、線材を渦巻状に配設してそれを所定の機具によって圧潰して偏平形状にしてもよい。 【0012】 そして、偏平形状のコイルとICが同一面上に配置され、更にそれらが適宜の軟質素材によって平滑状に囲繞されて可撓性を有する偏平タグが形成される。すなわち、タグ内にコイルとICが内装され全体が可撓性を有する形態となる。内装とは、コイルとICがタグ内に位置する状態を指すもので、被覆によって覆われた状態も含むものである。 軟質素材も特に限定するものではないが、望ましくは、曲りに追従しまた元の板状の形状に戻るものがよい。例えば、ポリウレタン等の樹脂素材が上げられる。また、既装する耳標と同素材を用いてもよい。 【0013】 タグは、既装の耳標の札部、すなわち個体を識別するための番号等を印字等によってプ表示する部位に適宜の取付手段によって取り付ければよい。 その取付手段、すなわち取付方法また取付用の部材も特に限定するものではないが、長期間に渡りタグを保持できるものでなければならない。具体的な手段としては、耳標を家畜の耳殻に装着する際に使用される留め具を用いてもよい。また、留め具と共に接着剤等を併用してもよい。この場合、接着剤による固定範囲は中央に近くなるべく狭い範囲とするのが望ましい。 【0014】 その留め具は、押え板から立設したシャフトの先端に、突端を分離可能とし且つ抜止めが形成された穿孔実行頭部を設けてなるものであって、留め具の穿孔実行頭部をタグおよび耳標の札部に強制的に通過させ、タグを耳標の札部に取り付けるようにしてもよい。分離可能な突端部を除いて押え板/シャフト/頭部は一体成型により形成してもよい。頭部の形状は略台形状がよい。 この留め具は専用の鉗子を用いて装着しなければならない。すなわち、鉗子によって穿孔実行頭部がタグおよび耳標の札部の部材を穿孔且つ貫通すると共に、その穿孔実行頭部の貫通後、更に鉗子によって鋭利な突端が留め具の頭部から押し出されて外される。 【0015】 また、他の具体的な手段としては、上述した留め具の鋭利な突端がない形態の留め具を用いてもよい。すなわち、押え板から立設するシャフトの先端に、天部を平滑状とし且つ抜止めが形成された頭部を設けてなるものである。 また、天部を平滑状とあるが、これは天部に突起等の出っ張りがないことを指すことであり、従って、天部面が平面または中央が多少盛り上がった湾曲面や球面であってもよい。 この留め具を用いる場合、タグおよび耳標の札部のそれぞれにその表裏に貫通して留め具のシャフト径とほぼ等しい孔を穿孔しておかなければならない。これにより、留め具は鉗子等の工具を使用することなく手によって強制的に嵌入することが可能となる。押え板/シャフト/頭部は一体成型により形成してもよい。頭部の形状は略台形状がよい。 【0016】 あるいは、上述した留め具、すなわち押え板から立設するシャフトの先端に、天部を平滑状とし且つ抜止めが形成された頭部を設けてなる留め具に、頭部の天部を開口としてそれに続く孔を頭部からシャフトにかけて形成し、また、その開口および孔に接続して頭部からシャフトにかけて適数の割り溝を形成するようにしてもよい。 孔の径と割り溝の溝幅は互いに関連するものであり、それらの関係によって留め具を装着する時の押圧力が変化するので、それらの寸法は適宜に選定し且つ決定すればよい。 【0017】 孔の形状は特に限定するものではなく、下方まで同一の径で形成したり、あるいは、下方に行く従い径が小さくなる下窄まりの形状としてもよい。 割り溝も、その形状を特に限定するものではなく、下方まで同一の幅で形成したり、あるいは、下方に行く従い幅が狭くなる下窄まりの形状としてもよい。 そして、孔や割り溝の深さも特に限定するものではないが、留め具の高さの半分以上に渡って形成するのがよい。 また、割り溝の数も特に限定するものではない。例えば、1箇所あるいは2箇所/3箇所としてもよいが、強度等のバランスを考慮すると4箇所に形成するのがよい。勿論、5箇所以上に形成してもよい。 【0018】 従って、本発明の印字表示の耳標の電子耳標化方法は、ICとコイルの高さはほぼ同一となるので、それらを軟質素材で囲繞してタグを形成する際もそのタグの表面から突出する部分もなく、タグを偏平且つ平滑に、さらに薄く柔軟に形成することができる。 そして、そのタグの既設の耳標への取り付けにおいても、その耳標の偏平且つ平滑な札部の表面にほぼ密接状態に取り付けることができるので、札部の厚みの増加も極めて少なく、また、その札部に追従して適宜に変形することができる。さらに、家畜の耳殻とタグ面が摺れ合った場合でも、タグ面が平滑であるために耳殻を引掛けることなくスムースに摺動することができる。 【0019】 また、留め具による装着において、突端を分離可能とし且つ抜止めが形成された穿孔実行頭部を設けてなる留め具による装着は、専用の鉗子にタグおよび耳標と留め具をセットし、その鉗子の操作により、留め具の穿孔実行頭部がタグおよび耳標の札部を強制的に貫通する。さらに、穿孔実行頭部の鋭利な突端部のみが穿孔実行頭部から押し外される。 そして、押え板によってタグの留め具からの抜けが阻止され、穿孔実行頭部によって留め具の耳標の札部からの抜けが阻止される。 【0020】 天部を平滑状とし且つ抜止めが形成された頭部を設けてなる留め具による装着は、先ず、タグおよび耳標の札部のそれぞれにその表裏に貫通して留め具のシャフト径とほぼ等しい孔を穿孔し、この孔に留め具の頭部を合わると共に留め具を手によって押すことにより、頭部がタグおよび耳標の札部の孔を強制的に貫通する。 そして、押え板によってタグの留め具からの抜けが阻止され、頭部によって留め具の耳標の札部からの抜けが阻止される。 【0021】 また、上述の留め具、すなわち押え板から立設するシャフトの先端に、天部を滑状とし且つ抜止めが形成された頭部を設けてなる留め具に、頭部の天部を開口としてそれに続く孔を頭部からシャフトにかけて形成し、また、その開口および孔に接続して頭部からシャフトにかけて適数の割り溝を形成してなる留め具による装着は、先ず、タグおよび耳標の札部のそれぞれにその表裏に貫通して留め具のシャフト径とほぼ等しい孔を穿孔し、この孔に留め具の頭部を合わせると共に留め具を手によって押すことにより、割り溝によって分割された各頭部が孔の周縁部との接触によって各頭部が内方に集まり、且つ頭部がタグおよび耳標の札部の孔を強制的に貫通する。 そして、押え板によってタグの留め具からの抜けが阻止され、頭部によって留め具の耳標の札部からの抜けが阻止される。 【発明の効果】 【0022】 本発明の印字表示の耳標の電子耳標化方法は以上のように構成されているので、既に家畜の耳殻に装着されている印字表示による耳標に無線通信機能を付加することができ、その既装の耳標を電子耳標にすることができる。従って、新たに電子耳標を装着する場合に比べて安価に済み、また、家畜への負担も極めて少なくそして何といっても家畜の健康に関わるリスクが皆無に等しい。 また、電子耳標化のために装着するタグも、既設の耳標と同じように柔軟性を有しているので、耳標を何かに接触させた場合も、既設の耳標と共に本タグも適宜に変形することができ、また、タグの外方の表面も偏平且つ平滑なので、家畜の耳殻に接触した場合もその耳殻を傷付けることがない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 本発明の印字表示の耳標の電子耳標化方法を以下図面に従って説明すると、図1は、本発明に使用するタグの透視平面図であり、1aはタグ、2はIC、3はコイルであり、IC2とコイル3をタグ1a内の同一面上に配置している。4は軟質樹脂で、IC2とコイル3を囲繞してタグ1aの本体を形成するものである。 右図は、タグ1aの断面を示すものである。 【0024】 図2は、本発明に使用する他の形態のタグの透視平面図であり、1bはタグ、2はIC、3はコイルであり、IC2とコイル3をタグ1b内の同一面上に配置している。4は軟質樹脂で、IC2とコイル3を囲繞してタグ1bの本体を形成するものである。5は通孔で、タグ1bのほぼ中央に形成している。 右図は、タグ1bの断面を示すものである。 【0025】 タグ1a/タグ1b内のIC2内に記録されているID番号(10進15桁)を含む読み取り専用の64ビットの情報は、コイル3を通じて読取機(携帯型リーダ/据置型リーダ)に伝送される。その情報のコード体系は動物用電子識別用規格ISO11784(1996)に準拠し、また、通信方式は同じ動物用電子識別用規格ISO11785(1996)に準拠している。 携帯型リーダによるタグ1a/タグ1bのID番号の読み取り可能距離は約300mmであり、また、据置型のパネルアンテナでの読み取りは距離は焼く800mmである。 タグ1a/タグ1bの厚さは0.7mm以下である。 【0026】 図3は、留め具の断面図であり、6aは留め具で、タグ1aを装着する際に使用するものである。7は押え板、8はシャフト、9は頭部、91はタグ1aおよび耳標13の札部14を穿孔するための穿孔頭部、10は穿孔後に頭部9から穿孔頭部91を押し外す部材が通過するための孔である。 そして、タグ1aが装着された後、押え板7によってタグ1aの留め具6aからの抜けが阻止され、頭部9によって留め具6aの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。 【0027】 図4は、留め具の断面図であり、6bは留め具で、タグ1bを装着する際に使用するものである。7は押え板、8はシャフト、11は頭部である。 そして、タグ1bが装着された後、押え板7によってタグ1bの留め具6bからの抜けが阻止され、頭部11によって留め具6bの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。 また、本留め具6bの使用に際し、耳標13の札部14にその表裏に貫通して留め具6bのシャフト8径とほぼ等しい孔を穿孔しておく。 【0028】 図5は、留め具の断面図であり、6cは留め具で、タグ1bを装着する際に使用するものである。7は押え板、8はシャフト、12は割り溝頭部、121は割り溝頭部12およびシャフト8に形成された孔122の開口、123は孔122に接続して割り溝頭部12およびシャフト8に形成された割り溝である。右図は、留め具6cの斜視図である。 そして、タグ1bが装着された後、押え板7によってタグ1bの留め具6cからの抜けが阻止され、割り溝頭部12によって留め具6cの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。 また、本留め具6bの使用に際し、耳標13の札部14にその表裏に貫通して留め具6bのシャフト8径とほぼ等しい孔を穿孔しておく。 【0029】 図6は、図5の留め具の平面図であり、通常、割り溝頭部12は左図のように割り溝123によって割り溝頭部12が分割された状態にあるが、タグ1bの通孔5および耳標13の札部14に形成された孔を通過する際は、中図のように分割された割り溝頭部12が窄まり、また、その通過後に左図の形態に戻る。右図は、留め具6cの側面図である。 【0030】 図7は、鉗子の一部側面図であり、留め具6aを用いて取り付ける際に使用される鉗子のヘッド部分を示すものである。また、この鉗子は、本出願人考案のものである。タグ1aは、装着する耳標13の札部14上におかれて鉗子16の一方のアーム161にセットされ、また、鉗子16の他方のアーム162に留め具6aがセットされて、鉗子16の操作によって留め具6aの穿孔頭部91がタグ1aおよび耳標13の札部14を穿孔且つ貫通する。そして、その貫通後に穿孔頭部91は頭部9から押し外される。 【0031】 図8は、タグの装着状態の側面図であり、本図は、留め具6aでタグ1aを耳標13の札部14に装着したところの図である。 鉗子16の操作により、留め具6aの穿孔頭部91がタグ1aおよび耳標13の札部14を強制的に穿孔且つ貫通されてタグ1aが耳標13の札部14に装着される。また、その後に鋭利な穿孔頭部91のみが頭部9から押し外される。 そして、押え板7によってタグ1aの留め具6aからの抜けが阻止され、頭部9によって留め具6aの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。15は耳標13に形成されている穿孔突起と係合するオス部である。 【0032】 図9は、タグの装着状態の側面図であり、本図は、留め具6bでタグ1bを耳標13の札部14に装着したところの図である。 手によって留め具6bが押され、留め具6bの頭部11がタグ1bの通孔5および耳標13の札部14に開く孔に強制的に貫通されてタグ1bが耳標13の札部14に装着される。 そして、押え板7によってタグ1bの留め具6bからの抜けが阻止され、頭部11によって留め具6bの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。15は耳標13に形成されている穿孔突起と係合するオス部である。 【0033】 図10は、タグの装着状態の側面図であり、本図は、留め具6cでタグ1bを耳標13の札部14に装着したところの図である。 手によって留め具6cが押されると、留め具6cの割り溝によって分割された割り溝頭部12の各頭部が、タグ1bの通孔5および耳標13の札部14に開く孔の周縁部との接触によって内方に集められる(窄まる)と共にタグ1bの通孔5と札部14の孔を通過し、その通過後に割り溝頭部12の各頭部が元の状態に戻って(広がる)タグ1bが耳標13の札部14に装着される。 そして、押え板7によってタグ1bの留め具6cからの抜けが阻止され、割り溝頭部12によって留め具6cの耳標13の札部14からの抜けが阻止される。15は耳標13に形成されている穿孔突起と係合するオス部である。 【0034】 図11は、タグが装着された耳標の平面図であり、本図は、タグ1aが留め具6aによって耳標13の札部14上に装着されているものである。 また、留め具6bまたは6cによるタグ1bの装着後の形態もこの図と同じになる。 【図面の簡単な説明】 【0035】 【図1】本発明に使用するタグの透視平面図 【図2】本発明に使用する他の形態のタグの透視平面図 【図3】留め具の断面図 【図4】留め具の断面図 【図5】留め具の断面図 【図6】図5の留め具の平面図 【図7】鉗子の一部側面図 【図8】タグの装着状態の側面図 【図9】タグの装着状態の側面図 【図10】タグの装着状態の側面図 【図11】タグが装着された耳標の平面図 【図12】従来の耳標を示す斜視図 【符号の説明】 【0036】 1a/1b−タグ,2−IC,3−コイル,4−軟質樹脂,5−通孔,6a/6b/6c−留め具,7−押え板,8−シャフト,9−頭部,91−穿孔頭部,10−孔,11−頭部,12−割り溝頭部,121−開口,122−孔,123−割り溝,13−耳標,14−札部,15−オス部,16−鉗子,17−メス部,18−IC,19−コイル,20−プレート,21−オス部,22−メス部,23−プレート,24−電子プレート,25−通孔,26−オス部,27−シャフト
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| 【出願人】 |
【識別番号】000237824 【氏名又は名称】富士平工業株式会社 【住所又は居所】東京都文京区本郷6丁目11番6号
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| 【出願日】 |
平成15年8月8日(2003.8.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071238 【弁理士】 【氏名又は名称】加藤 恒久
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| 【公開番号】 |
特開2005−58052(P2005−58052A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月10日(2005.3.10) |
| 【出願番号】 |
特願2003−290547(P2003−290547) |
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