| 【発明の名称】 |
横転防止枠付植栽容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】小橋川 健吉
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 円筒形の密封容器を縦に二分しその片方部分を、曲面が底面部になるような形で横に成すことにより、曲面で連続した側面部と底面部、更に、相対する平面の側面部を有する植栽容器、更に側面下部に幾つかの排水口を設けた植栽容器と成し、その植栽容器の側面部に幾つかの止め具を取り付け固定し、加えて、二個の横転防止枠をそれらの止め具に脱着できるよう取り付け、更に数個の安定棒で、植栽容器を囲むように横転防止枠と横転防止枠とを脱着できるように取り付けることで、平常時は安定した植栽容器と成り、台風等の非常時には、安定棒を取り外し、横転防止枠を取り外すことに依り、植栽容器の曲面側部の曲面を利用して植栽容器と共に植栽花木を容易に横転させ、植栽花木等を強烈な風から保護せしめることができ、平常時になれば、曲面側部の曲面を利用して植栽容器と共に植栽花木を容易に立ち起こし元の形に戻せ、横転防止枠と安全棒を取り付け固定することで安定した植栽容器と成せることを特徴とした横転防止枠付植栽容器。 【請求項2】 円球形の容器を二分しその片方部分を、球面が底面部に成るような形で置いた植栽容器と成し、上記のように、横転防止枠と安全棒を取り付けた植栽容器と成したことで、平常時には安定した植樹容器に成り、台風等の非常時には全方向に植栽容器と共に植栽花木を横転させ、植栽花木を強烈な風から保護せしめることができることを特徴とした請求項1に記載した横転防止枠付植栽容器。 【請求項3】 上記植栽容器の底面部を、曲面や球面から平面にすることに依り、底部にかかる重量を分散せしめ、植栽容器を安定せしめることができることを特徴とした請求項1又は2に記載した横転防止枠付植栽容器。 【請求項4】 上記植栽容器に、横転防止枠と安全棒を取り付け固定することに依り、植栽容器上部の植栽面積より、広い加重底部面積を得ることができることを特徴とした請求項1、2又は3に記載した横転防止枠付植栽容器。 【請求項5】 上記植栽容器の横転防止枠や安全棒等に化粧板等を取り付けることに依り、植栽容器を周辺の景観と合致せしめ、植栽容器に日光が直接当たるのを防止せしめることを特徴とした請求項1、2、3又は4に記載した横転防止枠付植栽容器。 【請求項6】 上記植栽容器の植土表面部に植土保護カバーを取り付ける事に依り、植栽容器横転時に植栽容器の植土がこぼれ落ちるのを防ぐことを特徴とした請求項1、2、3、4又は5に記載した横転防止枠付植栽容器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、横転防止枠を取り付けた植栽容器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、植栽容器に植栽された植栽花木を、台風等の強烈な風等から保護せしめるためには、植栽容器を風の当たらない場所へ移動させ(例えば、実用新案文献1参照。)風を避けせしめたり、或いは植栽花木に風防ネット等を被せ、強烈な風から葉ずれ等を防止せしめること等で、植栽花木を保護せしめることがほとんどであった。又、植栽容器を周辺景観と合致させたり、或いは日光等から断熱するためには、断熱作用のある化粧板を植栽容器に直接貼り付け(例えば、特許文献2参照。)、その効果をせしめるのがほとんどであった。 【0003】 【特許文献1】実開平05−039246号公報 【特許文献2】特開平11−313550号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 従来の技術で述べたもののうち、前者においては、ほとんどが植栽容器を人力で移動させるため、人が持てる大きさ、或いは人が持てる重さでなければならないという植栽容器の容量、或いは植栽花木の大きさに制限があった。しかし地域緑化、或いは地球環境問題等で植栽環境が多様化された現在、例えば、コンクリートやアスファルト等で覆われたビルの屋上や、催し物会場、駐車場等の場所等で、高さが背丈を越え、木の葉がたくさん繁れる花木、例えば、びわやグァバ・バナナ・パパイヤ・桜の木等々を植栽容器に植栽するとなると、それらに合わせた大きい植栽容器が必要となり、それに伴い土の量や重さで植栽容器が大きくなり、植栽容器を人力で移動させることが困難になり、台風等の非常時に容易に植栽容器を移動させ、強烈な風から植栽花木を保護せしめることが難しいという問題がある。 【0005】 又、風防ネット等を植栽花木に覆い被せることにより、強烈な風に依る植栽花木の葉ずれ等を保護することができる反面、背丈が高い木の葉が繁れる植栽花木においては、風防ネットを掛けると風圧が増し幹や枝が折れたり、或いは高所で風防ネットを掛ける作業をするため、人命が危険になる等の問題がある。 【0006】 後者においては、植栽容器に断熱作用がある化粧板等を直接貼り付け、断熱しながら周辺景観と合致する植栽容器と成している反面、断熱化粧板を植栽容器に直接貼り付けているため、植栽容器内の植土等が日光から受けた熱気温を放熱するのに、或いは真夜中に受けた冷気温を放冷するのに時間がかかり、植栽容器内の温度と、植栽容器を取り巻く外気温とに温度差が発生し、植栽花木の生育に強い影響を及ぼす等の問題がある。 【0007】 更に、年間10数回もの台風等による強烈な風の被害を受ける沖縄県や九州地方においては、農家等は台風の接近に伴い、露地植えした果樹類の樹木や果実を守るために、木の葉を切り落としたり、或いは補強材等で木の幹等を補強するが、果実の落下、或いは幹が折れたり倒木したりで、強烈な風に対抗するこれという手段がない等の問題がある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は、従来の技術の有するこの様な問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、円筒形の密封容器を縦に二分しその片方部分を曲面が底面部になるような形で横に成すことにより、曲面で連続した側面部と底面部、更に、相対する平面の側面部を有する植栽容器、更に側面下部に幾つかの排水口を設けた植栽容器と成し、その植栽容器の側面部に幾つかの止め具を取り付け固定し、加えて、二個の横転防止枠をそれらの止め具に脱着できるよう取り付け、更に数個の安定棒で、植栽容器を囲むように横転防止枠と横転防止枠とを脱着できるように取り付けることで、平常時は安定した植栽容器と成り、台風等の非常時には、安定棒を取り外し、横転防止枠を取り外すことに依り、植栽容器の曲面側部の曲面を利用して植栽容器と共に植栽花木を容易に横転させ、植栽花木等を強烈な風から保護せしめることができ、平常時になれば、曲面側部の曲面を利用して植栽容器と共に植栽花木を容易に立ち起こし元の形に戻せ、横転防止枠と安全棒を取り付け固定することで安定した植栽容器と成すことができる。 【0009】 更に、植栽容器を半球形に成す事で側部を球面と成し、その球面側部を利用する事で植栽容器を全方向に横転せしめることができ、全方向に立ち起こす事ができると共に、球面側部を利用して、転がしながら移動せしめることができる植栽容器と成すことができる。 【0010】 更に、植栽容器底部を曲面や球面から平面にすることに依り、重量を分散せしめ、安定した植栽容器と成すことができる。 【0011】 更に、横転防止枠と安全棒を取り付けることに依り、植栽面積より加重底部面積が大きい安定した植栽容器と成すことができる。 【0012】 更に、横転防止枠や安全棒に、周辺景観に合致した模様の化粧板等を取り付けることに依り、周辺景観に配慮した植栽容器と成すことができ、植栽容器に日光が直接当たるのを防止せしめ、環境と同じ温度をせしめる植栽容器と成すことができる。 【0013】 更に、植栽容器に植栽花木を植栽した後、植土の表面に、植土保護カバーを取り付け被せることに依り、植栽容器の横転時に、植栽容器の植土がこぼれ落ちるのを防止することができる植栽容器と成すことができる。 【0014】 更に、露地植えでしかその育成方法がなかった果樹類や観葉樹類を、上記植栽容器に植栽し育成することで、台風等の非常時には、植栽容器を横転させることに依り、強烈な風からその果実や木の葉、幹等を保護せしめることができると共に、平常時においても、植栽容器を横転させることに依り、脚立や梯子等を使用しなくても果実の収穫ができ、木の葉や幹の剪定をすることができる植栽容器と成すことができる。 【発明の効果】 【0015】 以上述べてきた如く本発明は、次に記載する効果を奏する。 【0016】 本発明は、植栽容器上部の植栽部の面積は大きく、底部に至れば至るほど、その面積は小さくなるという極めて不安定な形の、それでいて花木の植栽や管理する作業においては、利便性が極めて大きいという二つの特徴を持つ植栽容器に、横転防止枠を取り付け安定棒でそれらを固定することにより、植栽容器の上部面積より大きい加重底部面積を得ることができる。これに依り本植栽容器が持つ極めて不安定という悪い特徴を排除し、植栽容器の利便機能を保持しながら、極めて安定した植栽容器と成すことができる効果がある。 【0017】 本発明は、植栽容器に取り付けた横転防止枠と安定棒を取り外すことに依り、不安定になった植栽容器の、曲面側部の曲面を利用して植栽容器と植栽花木を、容易に横転させたり、立ち起こして元の形にすることができるため、台風等の非常時には、植栽容器を横転させる事に依り植栽花木を横転させ、植栽花木を強烈な風から保護せしめ、平常時に成れば植栽容器と植栽花木を立ち起こし、容易に元の形に戻す事ができる等の効果がある。 【0018】 本発明は、植栽容器の球面側部を利用することで、植栽容器と植栽花木を全方面に横転させ、全方面に立ち起こすことができ、又、横転させた植栽容器の球面を利用して転がすことで、容易に植栽容器を移動せしめることができる等の効果がある。 【0019】 本発明は、車輪の付いた運搬用具を準備し、植栽容器を横転させ立ち起こす際、植栽容器底部に運搬用具をあてがい、曲面側部と地面との隙間を利用することで、植栽容器を容易に運搬用具に乗せ、植栽容器と植栽花木を容易に移動せしめることができるため、この働きを利用することに依り、背丈の大きい植栽花木を植栽できる大きい植栽容器であっても、運搬用具を使用することで、人の力で容易に移動せしめることができる等の効果がある。 【0020】 本発明は、従来、露地植えでしか育成できなかった大きめの果樹類や様々な形の観葉樹等を、本植栽容器に植栽し育成することで、台風等の非常時の強烈な風等からその果実や木の葉、幹等を保護せしめることができると共に、平常時においても、植栽容器を横転させることに依り、脚立や梯子等を使用することなく果実の収穫ができ、木の葉や幹等の剪定をすることができる等の効果がある。 【0021】 本発明は、植栽容器に取り付けた横転防止枠や安全棒に、様々にデザインした化粧板等を取り付けることで、植栽花木の見栄えを良くしたり、植栽容器を周辺環境や景色と合致させることができる効果があると共に、植栽容器に直射日光が当たるのを防止せしめることにより、植栽容器の急激な温度上昇を防止せしめ、更に植栽容器を、植栽容器と化粧板との隙間にあるの空気にさらさせることにより、放熱・放冷を速やかにせしめ、常に周辺温度と準じた温度にせしめる等の効果がある。 【0022】 本発明は、植栽容器の植土表面を植土保護カバーで覆うことに依り、植栽容器を横転させても、植土がこぼれ落ちることを防止することができる等の効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 発明を実施するための最良の形態を、その実施例について図面を参照して説明する。 図1に示すのは、本発明の一実施例を示す化粧板を取り外した斜視図であり、排水口(5)(5)’(5)''…を設けた平面側部と曲面側部を有する植栽容器(1)の曲面側部に、止め具(4)(4)’(4)''…を固定し、横転防止枠(2)と(2)’をそれらにはめ込み、安定棒(3)(3)'(3)''…により横転防止枠(2)と(2)'とを、植栽容器を囲むようにそれぞれ取り付け固定したものである。 【0024】 図2に示すのは、本発明の一実施例を示す化粧板を取り外した平面図であり、曲面側部下辺部に排水口(5)''''(5)'''''(5)''''''…を設けた植栽容器(1)の曲面側部に固定した止め具(4)(4)'(4)''…に、横転防止枠(2)と(2)'をそれぞれはめ込み、植栽容器(1)を囲むように、安定棒(3)(3)'(3)''…で、横転防止枠(2)と(2)'とをそれぞれ取り付け固定したものである。 【0025】 図3に示すのは、本発明の一実施例を示す化粧板を取り外した正面図であり、植栽容器(1)の曲面側部に固定した止め具(4)と(4)'に、横転防止枠(2)を取り付けたものである。 【0026】 図4に示すのは、本発明の一実施例を示す化粧板を取り外した側面図であり、排水口(5)(5)'(5)''…を設けた植栽容器(1)の曲面側部に取り付けた止め具(4)'と(4)'''に、横転防止枠(2)と(2)'を差込み、安定棒(3)と(3)'を取り付け固定したものである。 【0027】 図5に示すのは、本発明の一実施例を示す横転防止枠と安定棒を取り外した変化斜視図であり、植栽容器(1)の曲面側部に取り付けた止め具(4)(4)'(4)''…と排水口(5)(5)'(5)''を設けた平面側部を示し、平面底部に依り安定した状態を表したものである。 【0028】 図6に示すのは、本発明の一実施例を示す化粧板を取り外した円球形植栽容器の斜視図であり、植栽容器(1)の側部が一つの球面になっており、植栽容器(1)の上辺部に止め具(4)(4)'(4)''…が取り付けてあり、下辺部に排水口(5)(5)'(5)''…が設けてあり、止め具(4)(4)'(4)''…に半円形の横転防止枠(2)と(2)'をはめ込み、安定棒(3)と(3)'を取り付け固定したものである。 【0029】 図7に示すのは、本発明の一実施例を示す応用作品の植栽実施斜視図であり、平常時における植栽の状況を示しており、植栽容器(1)に植土Dを入れ、植栽花木Aを植え込み、止め具(4)(4)'(4)''…を介して横転防止枠(2)と(2)'とを、安定棒(3)(3)'(3)''…を取り付け固定することで、安定した植栽容器と成している。 【0030】 図8に示すのは、本発明の一実施例を示す応用作品の植栽実施横転側面図であり、植栽容器(1)と共に植栽花木Aを横転させた側面図である。植栽花木Aの幹は横になり、葉は地面Bに這う事により台風時の強烈な風を避けている。尚、横転せしめた植栽容器(1)を安定させるため、固定材Cを植栽容器(1)の下辺部にあて固定せしめている。 【0031】 図9に示すのは、本発明の一実施例を示す植栽実施応用作品の斜視図であり、植栽容器(1)に植栽花木Aを植樹し、植土表面を植土保護カバー(7)と(7)'で覆い、植栽容器(1)横転時において植土がこぼれ落ちるのを防止せしめる。横転防止枠(2)(2)'と安全棒(3)(3)'(3)''…に化粧板(6)(6)'(6)''…を取り付けることで植栽容器(1)の見栄えをよくし周辺環境と合致させると共に、直射日光に当たるのを遮断せしめる事により、植栽容器の温度が上昇するのを防止せしめている。 【図面の簡単な説明】 【0032】 【図1】横転防止枠付植栽容器の化粧板を取り外した斜視図である。 【図2】横転防止枠付植栽容器の化粧板を取り外した平面図である。 【図3】横転防止枠付植栽容器の化粧板を取り外した正面図である。 【図4】横転防止枠付植栽容器の化粧板を取り外した側面図である。 【図5】横転防止枠付植栽容器の横転防止枠と安定棒を取り外した斜視図である。 【図6】横転防止枠付植栽容器の円球形容器の化粧板を取り外した斜視図である。 【図7】横転防止枠付植栽容器の平常時における化粧板を取り外した植栽実施応用作品の斜視図である。 【図8】横転防止枠付植栽容器の非常時における植栽実施応用作品の横転側面図である。 【図9】横転防止枠付植栽容器の平常時における植栽実施応用作品の斜視図である。 【符号の説明】 【0033】 1、植栽容器 2、横転防止枠 3、安定棒 4、止め具 5、排水口 6、化粧板 7、植土保護カバー A、植栽花木 B、地面 C、固定材 D、植土
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| 【出願人】 |
【識別番号】000184274 【氏名又は名称】小橋川 健吉
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| 【出願日】 |
平成16年5月27日(2004.5.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−333884(P2005−333884A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月8日(2005.12.8) |
| 【出願番号】 |
特願2004−157524(P2004−157524) |
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