| 【発明の名称】 |
浮き型植物栽培装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】北田 靖智
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、基盤全体を常時水面から浮かせて、土の代わりに給水材を使って底面給水により植物を育成し、水上や陸上で簡易な植物栽培装置を提供するものである。
【解決手段】本発明は、基盤5に浮力材10を取り付け、常時水面から離れて水に浮かぶ構造とし、基盤5上に、通気・通水口11と、植物苗20を入れる鉢受け12を設け、鉢受け12に給水材25を取り付けて水中に入れ、水を吸い上げて基盤上の植物苗20の生育を可能にした。さらに、基盤の周囲に壁30を設けて波かぶりを防ぎ、水中部の水流を和らげると共に、連結具31を設けて基盤全体を連結できる構造とする。また、基盤5を容器40内に浮かべ排水口41を設けて水位を安定させ、簡易に植物を栽培できる構造とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本発明は、基盤5に浮力材10等を取り付けて、常時水面から離れて水に浮かぶ構造とし、基盤5上に、通気・通水口11と、植物苗20を入れる鉢受け12を設け、鉢受け12に給水材25を取り付けて水中に入れ、水を吸い上げて基盤上の植物苗20を栽培することを特徴とした、浮き型植物栽培装置である。 【請求項2】 請求項1の基盤の周囲に、壁30を設けて水上部の波かぶりを防ぐと共に、水中部の水流を和らげる構造とし、さらに連結具31を設けて基盤5同士を連結できる構造とした、浮き型植物栽培装置である。 【請求項3】 請求項1の基盤を、水を溜める容器40を設けて水に浮かべる構造とし、容器40に排水口41を設けて水位を安定させる構造とした、浮き型植物栽培装置である。
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【発明の詳細な説明】【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、常時水面から離れて水に浮かぶ基盤に、給水材を取り付けて水を吸い上げ、底面給水により基盤上の植物を栽培する浮き型植物栽培装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来は、水面に浮かぶ基盤に土を乗せて植物を栽培するものや、基盤の一部を直接水に浸けるものであり、この方法では植生基盤が過湿になるため、水生植物などの一部の植物しか栽培できなかった。また、植付けや管理・移動が困難な為、環境保全を目的とした放任型のものが多く、用途が狭かった。 また、このような装置を容器内に浮かべて水位をコントロールし、給水材により底面給水で栽培する方式がなかった。 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明は、基盤全体を常時水面から浮かせて根に空気を与え、土の代わりに給水材を使って底面給水により植物を栽培し、水上において野生植物から園芸植物、農業生産物まで幅広い植物の栽培を可能にし、環境効果、鑑賞効果と生産性を高めるものである。さらに、それらを連結させて、作業性がよくメンテナンスの容易な浮き型の植物栽培装置を提供するものである。また、本栽培装置を容器に浮かべて実施することにより、陸上において同様の植物栽培環境を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明は、基盤5に浮力材10等を取り付けて、常時水面から離れて水に浮かぶ構造とし、基盤5上に、通気・通水口11と、植物苗20を入れる鉢受け12を設け、鉢受け12に給水材25を取り付けて水中に入れ、水を吸い上げて基盤上の植物苗20の栽培を可能にする。さらに、水上で使用する場合には、基盤5の周囲に壁30を設けて波かぶりを防ぎ、水中部の水流を和らげると共に、連結具31を設けて基盤5同士を連結できる構造とする。陸上で使用する場合には、請求項1の栽培装置を、水を溜める容器40を設けて水に浮かべ、容器40に排水口41を設けて、オーバーフローにより水位を安定させる構造とし、あらゆる植物の栽培を可能にした、浮き型植物栽培装置である。 【実施例】 【0005】 請求項1の実施例を図1にもとづいて説明する。 本発明は、樹脂等で出来た基盤5の下にペットボトルなどの浮力材10等を取り付けて、常時水面から離れて水に浮かぶ構造とし、基盤5上に、通気性を上げると共に雨水等を下に排水する通気・通水口11を設けると共に、植物苗20を入れる鉢受け12を設けて、植物苗20を入れるだけで植付けが完了するようにする。鉢受け12に給水材25を取り付けて、植物苗20の土壌と接地するようにし、給水材25を水中に入れて水を吸い上げることにより、基盤上の植物苗20の栽培を可能にする。 【0006】 請求項2の実施例を図1にもとづいて説明する 請求項1の基盤の周囲に、壁30を設けて水上での波水かぶりを防ぐと共に、水中部は水流を和らげて根を保護し、生物との共存を図る。さらに柔軟性のある連結具31等を設けて基盤5同士を連結できる構造とし、波や水流に対する緩衝力を高めると共に、移動効率を上げて作業性を高める。 【0007】 請求項3の実施例を図2にもとづいて説明する 請求項1の基盤を、水を溜める容器40を設けて容器内に浮かべる構造とし、容器40に排水口41を設けて、オーバーフローにより水位を安定させ、陸上で簡易に植物を栽培できる構造とする。 【発明の効果】 【0008】 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏する。本発明の浮き型植物栽培装置は、池やダム、湖などに浮かべて潅水を必要とせずに植物を栽培し、水面を有効利用することができる。効果の範囲が広く、アシなどの水生植物を利用した水の浄化や、ビオトープなどの環境効果が期待でき、草花などの観賞用植物を植えれば、水上花壇になり造園用にも利用できる。さらに、水稲や野菜などの農作物を栽培すれば、水上農園が可能になる。また、本発明は、基盤に設けた鉢受けに植物苗を入れるだけで植え付けが完成し、作業が簡単で効率がよく、専門技術も必要としない。植物苗は市販の物をそのまま利用でき、ポットに土を入れて種を蒔いて使用する事もできる。 【0009】 また、請求項1記載の植物栽培装置の周囲に壁を設ける事により、水上部は波かぶり等による植物への被害を防止し、水中部は水流等から植物の根を保護すると共に、水中生物等の生息環境を整える。さらに、本発明の植物栽培装置に、柔軟性のある連結具を設けて基盤同士を連結する事により、波や水流に対する緩衝力を高めると共に、植え付けや収穫、メンテナンスの効率を上げて作業性を高める。 【0010】 また、請求項1の基盤を、水を溜める容器40を設けて容器内に浮かべる構造とし、容器40に排水口41を設けて、オーバーフローによって水位を安定させることにより、陸上で簡易に植物の栽培ができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】請求項1、2記載の浮き型植物栽培装置の分解斜視図である。 【図2】請求項3記載の浮き型植物栽培装置の断面図である。 【符号の説明】 5 基盤 10 浮力材 11 通気・通水口 12 鉢受け 20 植物苗 25 給水材 30 壁 31 連結具 40 容器 41 排水口
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| 【出願人】 |
【識別番号】501307527 【氏名又は名称】北田 靖智
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| 【出願日】 |
平成16年4月5日(2004.4.5) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−287491(P2005−287491A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月20日(2005.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−137901(P2004−137901) |
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